ずっと、スタンド・バイ・ミー



***

「フルメタル・パニック」を初めて読んだのは、高校生の頃だと思います。
カバーイラストが気に入って購入、第一巻を読んで完全にハマってしまい、今日まで全ての巻を揃えて読み耽っていました。
昔からのお気に入り作品も、今年発売された上下最終巻で完結。
人間関係の精算に設定の消化、全てをキチンと消化した上で、
相良宗介と千鳥かなめの物語は無事完結いたしました。
戦争の傷跡は深く、これから先も平穏無事とは言いがたいのでしょうが、
二人が一緒にいる限りどんな困難でも乗り越えていけるのではないかと思います。

――彼の生死については、私は概ね受け入れています。
何より彼の仲間達が読者の気持ちを代弁してくれていますからねw

深いネタバレは避けますが、大団円を迎えられて爽快感だけが残されています。
自分の思いを綴るままに、日記を書いたのは久しぶりかもしれません。


少しの寂しさと大きな満足感――これを求めて、これから死ぬまで本を読み続けるのでしょう。


先生の新シリーズを楽しみに、本を閉じたいと思います。



レビューへ戻る