第九話 主と従者



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・アインツベルン家


セイバーと切嗣。
平和を願う意思は同じなれど、その手段は明らかに異なっています。
今回の一件はセイバーの高潔さには敬意を払えど、
戦争である以上切嗣の言い分に納得させられます。
万が一にもありえないかもしれませんが、
ランサーが切嗣を襲っていれば、その時点で聖杯戦争は終了していましたしね。
令呪とか使われていたら、危なかったでしょう。

話し合うことさえせず、両者はただ孤立していきます。


・遠坂家


アサシンと綺礼、ギルガメッシュと時臣。
主従関係は成立していますが、その間柄に感情は一切ありません。
戦争で会っても優雅を求める彼の戦い方に、弟子やサーヴァントは不満な様子。
戦略としては正しいかもしれませんが、サーヴァントに選んだ相手は悪かったかもしれません。

この陣営も不穏な気配が漂っています。


・間桐家


バーサーカーとおじさん、一切の意思疎通もなく、ただ戦うのみ。
この陣営はただ哀れです(´・ω・`)


・ケイネスさん


ケイネス先生は脱落、魔術師として殺されてしまいました。
命があっただけでも不幸中の幸い、という訳でもなく、
婚約者はサーヴァントに夢中。忠節を求めるランサーは苦悩するばかり。
この陣営はサーヴァントこそ忠義が高いのですが、
肝心のマスターやその婚約者が自分本位で、彼の忠義も汚されていくばかり。

巡り合わせが悪かったというほかはありません。


・ウェイバー君


イスカンダルとウェイバー君、他の陣営とは群を抜く仲良しぶりw
征服王の気ままさに振り回されてはおりますが、
ウェイバーも彼も見上げも見下ろしもせず、当たり前のように接しています。
ライダーもマスターを小僧扱いはしていますが、
自分の主としてウェイバーをきちんと認めており、
地道ながらも確かな成果を出したマスターを褒め称え、彼の成果に報いるべく行動しました。

キャスターの工房を破壊、恐ろしくも哀しい光景を見せつけられてしまいましたが、
二人はキャスターの打倒を誓い、共に戦っていきます。

前半のドロドロぶりがあってか、後半のこの二人の話は癒しとなりましたねw
このエピソードは大好きです。

・キャスターコンビ


キャスターとマスター、いいコンビですが最悪です。


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