第7話「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」



***

〜前半〜


ある日、桐乃の家へ遊びに来た黒猫さん。
かねてより賛否を語り合っていたアニメを、一緒に観る事に。勿論兄貴も同席です(頷)
私も妹がいるので分かりますが、妹の友人とここまで仲良くなれるのは稀ですよね。
それほど兄貴の器の広さと、持ち前のカッコよさに起因しているのでしょうけど。
見た目ではなく、内面が男前な主人公は久しく見ていないので好きですね。あ、智樹さんは別格で)ぇー
そんな価値観の違う二人が今日、自分の創作物を見せ合う事になりました。

桐乃は現代っ子全開の語学力を駆使した、妹物の携帯小説。
黒猫さんはオタク知識全開の文学力を生かした、アニメの二次同人。

元々価値観が違うので、当然主義主張の違いで大喧嘩に。
根本的に問題のある二人なだけに、二人の創作物の内容に兄貴は目を覆わんばかり。
創作に関しては私も小説を書いているだけに、色々意見は言いたいですが明言は避けておきます。
この手の話は結局書き手と読み手側の好みや価値観があるので、難しいですね。
でも多くの人に愛される名作があるのも事実で、そういう創作物との出会いが楽しみで、
いい大人になっても私はまだこの世界で楽しんでおります。卒業は難しそうです。
同人も作るのも、出展するのも楽しいですし、まだまだやめられないですね。

ちなみに兄貴はひたすら頭を抱えていました、ドンマイ)ぇー


〜後半〜


そんな兄貴も一人前の男、妹のノートパソコンでエロサイトを見ていた事が発覚。
土下座祭り開催になるかと思いきや、お詫びにと桐乃の取材に付き合う事に。
桐乃の作った創作物が、投稿サイトで編集者の目にとまったようです。何という羨ましい展開!?
私なんて十年間も小説を書いていて、まだ内容は全然なのに……(えぐえぐ)
妥協を許さない桐乃は、新作を書くために積極的に町中へと出向きました。
新作はプロット段階で妹大好きな内容で兄貴が引きまくる中、兄妹は町中を歩き回ります。
プレゼントをねだられて購入したりと、相変わらずいい所を見せる兄貴。
妹の我が侭は今回も酷かったですが、最後まで付き合う彼はやはり男前です。
地味子さんは幼馴染分の年月がありますが、付き合いの短い黒猫さんも少しずつ心を寄せている様子。
来週は創作物に関する話のようなので、黒猫さんの出番が多いのではないかと今から期待しております。


……ここまで書いて、特に桐乃を褒める点がなかった事に絶望。
あ、プレゼント貰った時の嬉しそうな顔は可愛かったですよ。うーん、それくらいかな)ぇー



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