第13話「俺の後輩がこんなに腐ってるわけがない」



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TV未放映の分岐ルートを2週間無料配信!
2011年4月12日12:30まで無料で、ニコニコ動画で公開されています。
早速見ましたので、久しぶりに俺妹の感想を書きたいと思います。



〜前半〜



妹はアメリカへ旅立ち、黒猫はというと京介と同じ高校に入学。兄貴の後輩となりました。
驚かせたかったのか内緒にしていた黒猫は、校門の前で悪戯っぽい笑みを浮かべて挨拶。
突然の事実に驚いたものの、黒猫の入学に喜ぶ兄貴。
素直に喜ばれて、むしろ黒猫さんが戸惑っておりました。うむうむ、可愛い。
黒猫の事を知らない兄貴の幼馴染は、自己紹介。
彼女に名前を尋ねられて、兄貴は初めて黒猫の本名を知らない事に気付きました。遅いよ!?

彼女の本名は五更瑠璃、綺麗な名前ですね。いずれ兄貴が本名で呼ぶ展開を大期待しております(キリッ)

そして始まる、新しい学校生活。ところが、黒猫はクラスに馴染めず一人ぼっちに。
虐められているのではなくむしろクラスメートに誘われているのですが、
兄貴やバジーナさんとの交流を優先してしまい、友達一人も出来ずにいました。
反面兄貴達との交流は深まっていき、兄貴の部屋に入り浸る日々。
いつもなら嫉妬に狂うのですが、兄貴はマジでカッコイイお人なので素直に応援。
兄貴も何とか黒猫の力になろうとするのですが、お節介と言われる始末。
お節介の理由も妹が居なくなった寂しさの穴埋めだと指摘されて、兄貴もショックを受けます。

仲が良くても踏み込めない領域――二人の間に立っていた妹は、もういません。



〜後半〜



バジーナさんの提案で、新入部員勧誘の部活動を見て回る二人。
その中でゲーム同好会の催しがあり、部活見学に行くことに。
催しで展示されていた超難易度を誇るシューティングゲームの製作者は部長であり、
何と以前秋葉原で自転車を貸してくれた男でした。あの後朝まで道端でエロゲーをしたのかな、この人)ぇー
部長の他には苦労人の後輩と、双子のビザ男。モブ過ぎて吹いたw
同好会の面々はむさい男だらけですが、ゲーム制作の機材や資料はいいものが揃っていたので、
黒猫さんも一応入部。兄貴もなるべく一緒に参加することになりました。

そのゲーム同好会の、新入部員歓迎会。黒猫さんはもちろんの事ですが、兄貴も参加。

新入部員の中に黒猫以外に、一人の女の子が。
赤城という苗字だけで誰なのか分かりましたが、お兄さんにも実によく似ています。
とはいえ不細工ではなく、可愛い部類のメガネっ子。黒猫さんには及びませんがね(首振り)
彼女はゲームデザイナー志望で、黒猫と同じく同好会の機材類に興味がある様子。
宴の場で生真面目にオタクに関する自分の説を延々と語りますが、
ホモゲーについて兄貴に聞かれると大興奮。腐ってやがる!?
黒猫も面白がってからかうと、テンションが暴走して周囲はドン引き。
我に返った瞬間自己嫌悪に沈み、半泣きで無実を主張。手遅れです)ぇー

その帰り道、兄貴は黒猫さんに謝罪する。彼は決して、自分の弱さから目をそらしません。
妹が居なくなり、寂しく思っていたのは事実。穴埋めだと言われたら、否定も出来ない。

けれど、それでも――独りぼっちの黒猫は、放っておけない。

お節介だと言われても、助けるのだと力強く兄貴は自分の真心を伝えます。
勝手にしなさいと言いながらも、黒猫の口元は喜びと照れでほんの少し緩んで――


二人は今日も、一緒に帰りました。


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