page.10「きみについて」



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神様のメモ帳、私がこのライトノベルを手に取ったのは古本屋でした。
その時はアニメ化どころか、第一巻が発売されて間もない頃で、
物語の紹介文に何となく興味を惹かれて、読んだのが始まりです。

あの時、彼女が自殺したのは本当に驚かされました。

アニメでは本当に突然でしたが、原作では積み重ねもあって余計に衝撃を感じました。
目を離せない展開となり夢中で読んで、最後の頁を読み終えた時やるせない気持ちになったのを覚えています。
当時、このライトノベルが続くとは夢にも思っていませんでした。
それほどまでに一巻で完成されていて、続編が蛇足に感じたのです。
結局それは杞憂に終わり、このシリーズは毎回楽しめる内容となっていて、
一巻一巻の物語の厚みとキャラの躍動感に感動させられたものです。

アニメがこの章をどう終えるのか、見届けたいと思います。


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