第二話「ビーター」



〜前半〜


デスゲーム開始から、一ヶ月。既に二千人以上のプレイヤーがゲームオーバーとなっていた。
主人公キリトはβテストでの経験を活かして、順調に攻略。
ただソロプレイを続けていたので、第一層のボスを攻略できずにいた。
そんな彼が第一層のボス部屋を発見したディアベルという男の招きで、初のチームプレイに参戦。
ボス攻略会議が行われ、彼はそこで同じく参戦していたアスナとパーティを組みました。
見た感じ他は全員男ばかりだったので、アスナがフードを着ていたのも頷ける事実。女性プレイヤーは少ないようです。
しかもデスゲームゆえに戦いに積極的ではないプレイヤーも多く、怖がって戦えなくなるのが嫌でアスナは戦いに臨んだ様子。
命懸けのゲームとなれば、私も躊躇するかも。単独プレイは怖くて出来ないですね。

アスナのそんな勇気を賞賛し、キリトは共に協力し合う事を約束しました。


〜後半〜


第一層ボス、事前情報はあれどやはり強敵。
なまじ情報があっただけに、実際の戦闘での食い違いが読めずにディアベルが戦死。
彼の目的はチームを利用したボス戦勝利報酬の独り占めが目当てだったのですが、
それでも閉塞的な状況の打破を望んでいたのは事実。
キリトは奮起してボスへと果敢に攻撃、パートナーのアスナやチームメンバーのエギルの協力もあって、
何とか倒すことに成功。ただ、他ならぬリーダーの戦死が重くメンバーの一人がキリトに八つ当たり。
責任の所在なんぞ追求しても仕方ないのですが、他のβテストメンバーへの責任追求が来ることを阻止すべく、
キリトが自ら一人悪役を買って出て事なきを得ました。ゼ、ゼロレクイエム)ぇー
結局仲間は出来ず、アスナが呼び止めるもののキリトは自らパーティを出て行きました。

男一匹ソロプレイ、カッコイイですがRPGだと寂しいものです。


レビューへ戻る