プレイレビューE







突如現れた幻獣、そして最高幹部が到来する結社――
次々と怒る不穏な動きにロイド達が翻弄される中、遂に獣達が牙を向きました。

通商会議後、特に何事も無く潜伏していた傭兵団。何かあるとは思いながらも、追求も出来ず監視するのみ。
罪状がない以上は仕方がないのですが、彼らの目論見を察知出来ず先手を許してしまったのが致命的になりました。
流石プロの傭兵団だけあって、動き出した途端に一つの村が瞬く間に占拠。
彼らの暴虐を知ってランディは片を付けるべく、ロイド達に手紙で別れを告げて単身挑みます。
元傭兵団の装備を手にしたランディは相当な強さを発揮しますが、ブランクが祟って血染めの従姉妹に押されてしまいます。

彼の窮地を救ったのが、置いて来たはずの仲間達――ギリギリで間に合った彼らはシャーリーを退け、ランディを救出します。

その後言い争いになってしまうのですが、ここでビシッと言ったロイドの一喝がカッコイイんですよね。
単に優しいだけじゃなくてリーダーとして、そして仲間として馬鹿げた真似をしたランディを叱り付けるのです。
本シリーズのロイドは主人公なりに色々悩みはするのですが、基本立ち止まらずに己の信念を持って突き進める強さがあるんですよね。
筋の通ったその強さが、仲間への絶大な信頼となるのでしょう。そりゃヒロインも落ちるってもんですよ)ぇー


とはいえランディは救えたものの、圧倒的な戦力を持った傭兵団は止められずに都市は炎上。
彼らの真価が、問われようとしています。


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