『前回の反省をしましょう』

『やはり、予め我々の存在がばれていたからでは』

『何故ばれた』

『会場準備は誰だったかしら』

『やはりバックアップが必要だ』

『それなら僕が』

『宮元へのお仕置きに賛同しそうな支援系か』

『誰かいたかしら?』

『あのだから僕』

『いたぞ!オールマイティなのが』

『そうか彼ね』

『確かにあの既婚者なら』

『よし、早速勧誘しよう』

『そうだな、幸い今寄航中だ』

『じゃあこれで』

『乙』

『ノ』

『orz』

以上、ある閉鎖チャット内の会話


外伝:こうして黒いのは落ちたw


「以上が今回の報告書です」

「確かに受領した、この件はこれで終了だな」

新造艦クラウディア艦長、この僕クロノ・ハラオウンは疲れていた

宮元や六課が騒ぎになるのはある意味いつものことだが

今回の件はかなり頭が痛い


宮元に恨みを持った面子がそろって集会、襲撃を予定していたのだ

個人的に同意したいとか、いつものことと終わらせてもよかった気もするが

さすがにSSSランクの魔術師がでてきている

他にもランク認定なしとはいえ推定AAA+の守護獣

単体対人戦闘においては最強の民間人

才能に関してはうなぎ上りのBランク

他にも多くの局員、民間人問わずの人間

ある意味六課以上の戦力が集中していたのだ

このメンバーが市街地戦(避けるだけの判断力があったと信じたいが)

でも始めたら本当に宮元争奪戦以上の被害が出たかもしれない


それを事前に阻止した地上108部隊と機動六課の優秀さは今回で浮き彫りといえる


絶対に表に出ない件ではあるが…


「ふー」

思わずため息が出る、宮本良介

管理外世界に生まれた伝説クラスのレアスキル法術の使い手

しかし管理局ランクでは最低のFクラス

なんでも他人の願いを叶えるという特異な力のため地力というのもに欠ける

エイミイ曰く「ドラゴ●ボール」「幻●殺し」

だがそれ以上に有名なのは

「フラグマスター」「エロゲー体質」「騒動の特異点」「10才以下対象のロリ●ン」

要するにいつもいつも女性がらみのトラブルを引き込みそれを拡大させる人間である


彼の引き起こした騒動はここ十年ですでに数え切れない

その解決に尽力したこともだ…

彼も苦労しているはずなのに何故か同情する気になれない

いっそ成功していれば…

だめだ、僕は何を考えている

自分の立場を思い出せ、時空管理局提督にして新造艦クラウディア艦長、執務官資格所持

魔道士クラスSクラス所持者

法の守護者としての自分の立場を

確かに彼には苦労させられた、しかし彼は

自分と周りのためにいつも戦っている…

法に縛られず、法律では戦えないものに対しても

彼は言った「お前たちの背中を守らせろ」と

事実彼はいつもボロボロになりながら、自分より強いはずの僕たちのために

戦って勝利してきたのだ


「失礼します、荷物が届いています」

ドアが開閉し現在の補佐官が入ってくる、本来ならエイミィの仕事だが

現在海鳴にて休養中だ

補佐官の子を下がらせて荷物に向き合う。

管理局の検閲を通して持ってこられた品だ、中身が爆弾とか生物とかそういった心配はない

「何だこれは……」

思わず独り言をつぶやいてしまう

中身は、NO96と印刷された三角頭巾、例の連中の物だった

何故僕に?96って何で?というか検閲で弾いてくれ


捨てよう…

捜査とか色々しなくてはいけない筈だが疲れた頭は見なかったことにしろと指令を出している

ふらふらとしながらゴミ箱に(この時点で混乱しているな)

はらりと何かが落ちたのが目に入る写真だ

それは、エイミィと宮元が写っている写真だ

いや落ち着け、よく見れば今の二人より幾分若い、確か二人は同棲経験があった

だが自分もそれを承知している、現在の二人は互いに親友だと言っている

だが、この内から来るムカムカは何なんだろうか……

帰ろう、まだ色々とやらなくてはいけないことがあったが

さすがに精神的に疲れが来ている、家に帰って妻と子供達に癒してもらおう


転送ゲートを利用して海鳴の自宅へ転移する

ここは良い町だ、自然も多くあり何より住人が暖か


…少々特殊という気もするが…


魔法を使わない自動人形とか

幽霊退治をする人とか

母さんみたいな羽を出す人とか

猫に変身する人とか

SSSいくんじゃないかって狐とか

魔法を使わないのに僕でも勝てない人たちとか


いけない本格的に思考がおかしい早く休もう…

「お前らオレで遊ぶなむしろ何故オレ!?」

「おいリョウスケ、ちびども泣かすなよ」

「いやー、気に入られてるね良介は」

「あらあら、やっぱり良介君がお気に入りなのね」


…休みたい…


数日後

仕事が終わった僕はヴェロッサに連れられて地球の東京に来ていた

電車のレールの下の屋台の飲み屋

何でこんなところと聞くと

「こういうのが乙なんだよ」

誰から聞いたかと聞くと

「それはリョウスケに決まってるだろ」

予想通りの答えをありがとう

「おじさん、若鳥とつくね、それと皮とタン、5本っつね」

ヴェロッサ、恐ろしく慣れてる気がするのは気のせいか・・・
ちなみにその後の記憶は僕にはなかった。


「おーいおいおい」

ガード下の屋台にある意味お約束な泣き声があがっている

ヴェロッサ・アーコス

古代ベルカ式魔法を操る管理局査察官

彼がが97管理外世界にいるのは最近お疲れな親友クロノ・ハラオウンを労うためだった

下戸な彼が飲みについてくる時点で最近の疲労度が分かるという物だろう

そして飲んだ後は口が軽くなる

聞いていると

最近なんだか自分の家が自分の家じゃないみたいだとか

なんで毎度帰ると宮元が飯を食ってるんだとか

子供が宮元に懐きすぎだろとか

子供に今度いつ帰ってくるの?と言われたとか

寝ていると何故か泊まった宮元の部屋からフェイトの声が聞こえるとか


はっきりいって仕事の話じゃなくってリョウスケの話になってしまった

まあ、彼らも大変だ。なにせ彼絡みの事件を見ているとほとんど何もしなくても

死にそうな状況を作りすぎだ

そんな彼の尻拭いをするのがクロノだし

ちなみに僕は監査をするだけなので事後のことなんて知りません

見てる分には面白いけど下手をするとトリプルブレイカーなんて目に会いかねないし

しかし彼もたいした物である、僕で言えばシャッハは十人以上いるような物…

思わず想像だけで天に召されかけた……

そんなことでちょっとあっちに逝ってるうちに親友は

「そうだ全部宮元が悪い」

すさまじく命知らずな言葉を吐いている親友を見てしまった

天に向かって拳を突き上げ何か悟ったような雰囲気だ

顔は真っ赤だし目はとろんとしているが

「お、落ち着けクロノ」

頼むから落ち着いて、この場なら誰にも聞こえないだろうが

もしも何かしてみろ、あの軍団に勝てるわけないだろ

六課だけでもまずいのに海鳴のメンバーも混じって見ろ


本気で地獄だ……


すでに脳内には本局が轟沈する映像が流れている

妙に雷攻撃が多いのは気のせいだろうか?


「良くぞ言った同士!!!」

背後からやたらとテンションの高い声

ここまで近づかれて気がつかなかったのは騎士として不覚!

よっぽどの実力者か?

振り向くと、三角頭巾でした


彼らかーーーー!!


「あいつの行動は許しがたし」

「具体的には女の子とか女の子とか」

「でもさ、決して同じ立場にはなりたくないんだよね」

「いや普通に死ねるし」

「ハーレム物って必ず男がぶっ飛ばされるけど、よくすぐ直るよね」

「きっとDG細胞とかARMSとか移植されてんだぜ」

「M★A★Z★I★D★E」

「じゃあ、あいつもいずれお前が欲しいーーーとかやるの?超見てー」

「落ち着け、そうなったら誰かがあいつの彼女になるんだぞ」

「うおーーーなんてこったー」


後ろのほうにいる数人が何か言っているがウザいので放置

むしろ問題は前に出てきてる

犬と黒ずくめである

「やっと気づいてくれたかクロノ君」

「そうだ、奴のおかげで我らは散々な目に会ってきたはずだ」

うん、誰か丸分かりだ、日本って銃刀法とかあったはずなんだが

思いっきり持ってるし


「そうだな、これは正しいことだなよ」

おいおい親友落ち着こう

「世界はこんなことはずじゃなかったばっかりだ」

いや、今カッコいいこと言われても


黒ずくめが黙ってあるものを差し出す

96と刻印された白い三角頭巾

クロノは少し躊躇った様子を見せながらそれをかぶった


「おめでとー」

「ここは歓迎パーティだべ」

「お、俺肉持ってくる」

「うっしゃ、これから耐久カラオケGO-----」


頭巾軍団は変なテンションで去っていった

親父さんに残った焼き鳥を包んでもらい代金を払う

大変だねといった顔が大変痛かった……

姉さん、がんばったよね、もう終わらせていいよね


懐から携帯電話を取り出し

「もしもし、アリサさんですか」


その後


さる世界にて六課と頭巾軍団の大戦争が起こったのは言うまでもない


あとがき
まずったーーーーー
クロノの子供おっきかったよ
最初は赤ん坊で良介が無駄に育児スキルが高かったりしたシーンがあったんだが
それが理由でカット
良介動かしやすいね、TRPGするときも不良少年が一番プレイしやすいし
今の時代男もツンデレか?出番ないけどw
こげな駄文の続きを所望してくれた皆さんありがとうございました







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