とーちゃんにメール、クロノと艦長さん、なのはちゃん、後フェレットと帰りますと。

なのはちゃん達は予定通りだけど二人追加だし。

「おし、いいぞ黒助」

「……すまない、その黒助ってなんだ?」

「あだ名」




          HOME_REHOME 07話





何を聞いているんだ? こいつは。

こんなの直ぐ分かるだろ?

「分かるか!? 君は知り合ってすぐの人間にあだ名をつけるのか!?」

えー。

「もうダチだろ黒助」

「どうして!?」

「黒助いいやつだから」

エッヘンと胸を張ってどーだと。

対して黒助はまだ不満があるらしい。

全く……









「何処がどうしてそうなるんだよ!!」

「もしもだが、俺が線路に落ちそうです、黒助はどうしますか?」

「黒助言うな!! 助けるに決まってるだろ!!」

「ほら、黒助良い奴」

ああ、あんまり頭を掻くと禿げるぞ?

「はー雪児さん、お友達作るの上手ですねー」

そうか? よくわからんが褒められて悪い気はしないな。

なのはちゃんは作る時どーすんだろ。

そんな事を話していると足元が光った、そう思ったら、目の前にあるのは。

「おお、一瞬!!」

「わ、わ、わ!? 急に場所が変わりましたよ!!」

あっという間に見慣れた寮に、キョロキョロと久遠となのはちゃんと一緒に周囲をみてしまう。

「転送魔法って言うの、機械で動く魔法技術よ」

急に声が増えた、その主は気がついたら後ろに立っている。

映像では対面したが、生身となると感じが違う。

ストールを羽織った出で立ちは露出こそ少ないが大人の女性と言うしかない。

ピンと背筋を伸ばしているのに厳しさより柔らかさを感じる。

薫さんにかーちゃんの雰囲気を足したという感じだろうか?

十六夜さんが一番近いような気もする。

「初めまして、リンディ・ハラオウンです」

同級生には無い、正に大人って感じの人だ。

ちょっとドキドキする。

「おい、人の母さんに見とれるな」









……はい?

「はい?」

「くん?」

まてまてまて、ちょっと落ち着こう、何て言った今。

「え? え? え? く、クロノ君とリンディさん、えっと、姉弟じゃなくて」

「親子!?」

うそーん!?

「あら、本当よ、みなさんうちの息子と仲良くしてね」

「母さん!!」

開いた口が塞がらないとは正にこの事。

庭先で俺と久遠、なのはちゃんは、アホみたいにぼーっとしていた。

「何時までやっているんだなのは」

そこに響く、低いながらも温かさも感じる声。

鍛える、その行程を繰り返す事でしか得られない一種の自信がそこにあった。

「え? え? えー!? お兄ちゃん!!」

黒いシャツに青いジャケットを羽織った鋭い目をした年上の男、高町恭也さん。

「私もいるよー」

それと美由希さんだった。











△△△△△△△△







「あれ? ひょっとして秘密だった?」

あっけらかんとそういう雪児さん。

リビングに移動してから、何故お兄ちゃんにお姉ちゃんがいるのかを聞くと、

さも当たり前のように話し合いに呼んだって。

「ゆ、雪児さんはどーして」

「オレ拾った当日にとーちゃん達に話したし」

……あれー?

「ユ、ユーノ君?」

説明をお願いします、もう色々いっぱいいっぱいです。

「すみません、僕が頼んだんです、実は……」

ユーノ君がしてくれたのは私と出会う前から私が手伝うようになった理由。

取りあえず話す前に。

「ユーノが喋った!! って今更驚くような事じゃないねー」

「ああ、別に珍しくも無い」

……わたくし、高町なのは。

何だか色々な意味で兄と姉にカルチャーショック……






やっくでかるちゃー。






「どったのなのはちゃん?」

「いえ、雪児さんはお気になさらずに……」

雪児さんは環境自体が私の想像範囲外ですので。



















現在私のお家並に大きい寮のリビングにいるのは。

私、ユーノ君、雪児さん、久遠ちゃん、リンディさん、クロノ君に

おにーちゃんおねーちゃんと寮の薫さん那美さん雪児さんのおとーさん。

これにリスティって綺麗なお姉さんが集まってます。

ほとんどがこの街の人間ですが……




何だか雪児さんのアレの元凶が分かった気がします。

「あ、そーだユーノ」

「はい?」

「化けないの?」

はい? 雪児さん、何ですか化けないって?

「あそうですね、スッカリ忘れてました」

はい?

今日も絶賛雪児さん世界に付いて行けません、ユーノくーんそっち行かないでー。




ユーノ君が魔法を使って……使って……




金色の男の子にしては長い髪をした……同い年くらいの……





「なのはにこの姿を見せるのは久し振りかな」

「エエエエエエ!?」

ちょちょちょ、男の子? 男の子なの?

「何で何も言わなかったのー!?」

「……言って無かったっけ……変だとは思ってたけど……」

「あー、私ユーノお風呂入れちゃった」

「迂闊だな美由希、鍛練を三倍に増やすか?」

それどころかどーどーとお着替えしちゃったんですがー!?

「いや、あんましかわんねーだろ」

雪児さん人の心読んでませんかー!?

「いやいや雪児も実は小学五ね「そのネタ禁止ー!!」」

「あら、うちのクロノはもう早いうちから一緒に入ってくれなくて、寂しかったから羨ましいです」

「母さん!?」

「あー、段々大きくなるのをコッソリ「止めろグレるぞコラァ!!」」

うわーん、何で雪児さんが関わるとこーなるのー。

何故か雪児さんのおとーさんの御飯、甘口カレーを食べてからやっとお話しに。















「モグモグ、とまあ、大変危険なので然るべき管理をしないと行けないのです」

私が集めてたのってそんなに大変な物だったんだ……

てっきり何とかカード集めくらいの規模の話かと……

「なのは、知っていたのか?」

「え、えとー難しいからとにかく手伝うってやっちゃったよーな」

き、聞けばよかったかも……でもお兄ちゃん達がここまでトンでもな世界とは思ってなかったし……

聞いてても結局話さなかったような気もします。

今だったら間違いなく相談するんですが……




「なあなあ、ダイヤとかおっきく出来ない?」

「雪児!!」

「そうだな、牛や鮪の解体包丁が欲しかったんだ、何せ人が多いから」

「だいふくー」

「恭ちゃんに一泡ー」

「話が進まないから雑談は後にしてくれ……」

クロノくんはこうなってくると本当に希望の星のように輝いています。

どうかそっちの世界に行かないで下さい……













「ジュエルシードに関しては、出来ればこちらに引き渡して欲しい、最低でも保管方法の確認だけはお願いしたい」

クロノ君はそう言って、

私の場合はユーノ君に決定権が有りまして、ユーノ君は初めから管理局に持ち込む予定だから構わないそーです。

ただ雪児さん側は、もう警察とか、薫さんの御実家にも話が行ってるようでして。

「ロストロギアは大変危険です、特に今回のものは最悪次元振動で」

「すまんもっと分りやすく……」

……雪児さあん……









何でこー空気読まないんですかー。

クロノ君は一瞬顔をしかめて、それでも熟考して。














「このままじゃ世界が大ピンチだぁぁぁぁ!!」

「うおお、何てこったい!!」









……案外相性いい二人なのかもしれません。

「……すまない、封印の詳しい部分は教えられん、渡す事もできん」

凛とした薫さんからの返事は拒否でした、すかさずリンディさんも。

「訳を聞いてもよろしいですか?」

凛とした、ここはしっかりするという意思が感じられる言葉。

いざというときのお母さんに通じるものがあります。

「うちらの術は一応秘伝で、おいそれとは教えられんよ」

「オカルト風なんですね、科学発達世界の魔法によくあります」

ユーノ君は解説さん、地味に私空気です。

雪児さんもそーですが。

「では渡せない理由は?」

「その……言いにくいんやけど……」

何で詰まるんでしょう?

こちらは事情は分からないんですが、こういうのはしっかりと分かってる方に頼んだほうがいいと思うんです。






「んと、ここに無いんです、そーゆーのが出来る人のとこで、そこが遠くて」

「いや、雪児それは関係無いんよ……その」

その?

「あんまり強い力があったんで特別な封印頼んでしまって、解けるのが400年くらい先で……」










………

「あ、久遠のだー」

無駄に壮大でした、というか久遠ちゃんのって何なんでしょう……











取りあえず、渡せませんだそうです。

「つーことはオレ達の集めた五個が渡せないって感じ?」

「あーソーリー、十個だ」

「へ?」

銀のお姉さん、黒い手袋が熱くないのか気になります。

リスティさんでしたっけ?

でも何で十個?

「私が五つ集めた」

ほえ!?

「はあ?聞いて無い!!」

「話して無いからな」

……あーなんでしょうか……ちょっと雪児さんに親近感。

いえ、真剣さとか諸々がアレなんですが……

ちょっと仲間はずれ? なところにですね、でも私と違って寂しさを感じてないというか……

フェイトちゃんとは何かが激しく違うというか、なんというか。

そんな話し合いを最後にまとめるのはリンディさんでした。






「……ではこれから見つかるジュエルシードに関する捜査の権限、それと私達の監督……まあ見張りみたいな人を用意して「はいはい、オレやるオレ」」

「じゃあ雪児の監督を私が」

これからの方針としてはミッドの人達が主導になる。

私達地球側から何人か……見張りといいますか、そういった人を。

真っ先に主張した雪児さん、頭にのって一緒に手を上げてる久遠ちゃん。

でも、実際はリスティさんが、ですね。

そして私達は……







(なのは、いいの?)

ユーノ君からの念話にも返事が出来ない。

だって……







『なのは、お前のそれをリンディさん達に渡せ』







あれは、もう関わるなって、危ないからって……

お兄ちゃんの言うことは。

「あれ? なのはちゃんとユーノやんねーの?」

「はい?」

突然声をかけて来たのはいつの間にか胸元に久遠ちゃんを移した雪児さん。

「僕はせめて最後まで関わらせてください、一族に報告もあります」

ユーノ君……

「あの、いいんですか?」

恐る恐ると質問を、私も関わってもいいのだろうか?

さっきの、フェイトちゃんと会ったときの気力が今では何故か出てこない……

「駄目だ、極力民間「いいだろ? フェイトちゃんと友達だろなのはちゃん」槇……雪児!! お前!!」

クロノ君と雪児さんは喧嘩を始めそう。

でも……いいの? 私の目線は一気にお兄ちゃんを探す。

壁を背にしているお兄ちゃんは、何も言わずに私の目をジッと。

私は……私は……












△△△△△












「おい黒助ー暇ー」

畳の上に寝転がりPSP。

「にゃあああ、死んだー」

「初期装備でGとかなんというマゾプレイ」

「くん」

「むーだって縛り無しはもう全部倒しちゃったんですよー」

スゲー、オレサポーター無し無理だわ。










「暇なら学校に行ったらどうだ?」

リンディさんの部屋に何故かある畳。

頭にのぼった久遠と見つめる手元の画面。

アースラに来て三日、ジュエルシードは……


















「だってみつかんねーじゃん」

一個も見つかっていなかった。















「と、言うより全部見つかってるんじゃない?」

そうなの? とユーノに聞き返す、何でも総数21個、内10は東北、五個はなのはちゃんが。

残り六個中少なくとも四つはフェイトちゃんとやらが。

「フリー二個かよ」

「分からないよ、最低って言ったでしょ、残り」

「いっこだよ」

久遠?

オレの頭から降りてから変身、いつもの巫女服を纏った幼女姿に。

この船の中でも久遠は人気、何とか撫でようと艦長までお菓子を持ち出す始末だった。

とはいえ、人見知りが激しい久遠はオレかねーちゃんの傍を離れようとはしない。

オレ経由でお菓子を上げてる状態で、当然のごとくご相伴になのはちゃん、ユーノ、クロノで預かっていた。

で、何の話だっけ?

「ジュエルシードの総数ですよ」

そうだったそうだった、ごめんねなのはちゃん。








「で、どうしたんだ久遠」

「いっこ、あかいこがもってった」

「き、聞いて無いぞ!?」

落ち着けクロノ!? 久遠に怒鳴るな!!

外には響かないだろうがかなりの大音量、もちろん怒ったわけではない、無いが……

あーあー、って視線を向けるユーノ。

今更しまったと思ったようだがもう遅い。

三百歳とはいえ普段はキツネ、たまに幼女。

ようするに。

「ふあ……」

涙目な久遠、そして。

「クーローノーくーん……」

じとーっとしたなのはちゃんの視線、クロノ乙。




















「つーかお前も慣れろよ」

「うるさい、キミみたいに頭がお花畑で執務官ができるか」

固ったいなあ黒助は、非難の視線に晒されてかなり疲労困憊のくせに。

ユーノと一緒に逃亡したオレに言えた義理は無いが

アースラの久遠人気は異常、気持ちは分かるが。

さっきの通り久遠の人見知りも激しい、ほとんどの人から逃げ出してるのに。

それがまた良いと元気に高感度イベントを狙うのがリンディさんとエイミィさんと。

「くーちゃん、大丈夫?」

「……」

今日も頑張るなのはちゃんだ。
















リスティねーちゃんは色々と異世界の人が関わるに当たっての調整が主。

対してオレは、難しい事が分からん。

そっちは全然関わってないが、船の食べ物とか衣服とか空気や水の補給、お金のやり取りとかを都合してるらしい。

香港のおじさんまで話が行ってるとか行ってないとか、まあようするにオレは。








「タダめし食らい、学校行け」

「ほっとけ、エン○ェルシードが見つからないのが悪い」

「ジュエルシードね、いい加減覚えてよ……」

……で、今後どうする? という話を年少組で固まって会議中、

進まなくて暇なのでゲームを始めて、なのはちゃんを巻き込むのがオレの行動パターン。

ジュエルシードが見つからないとフェイトちゃんも出てこないとなると。

「? どうしたんですか?」





フェイトちゃん目当てのなのはちゃんも帰れない訳だ。

恭也さんにどうするかと聞かれた時、なのはちゃんの中でどんな葛藤があったのか分からない。

たっぷりと時間をかけて、「お兄ちゃん、私も最後まで頑張りたい」そうしっかりと恭也さんに伝えた。

それはオレよりずっと小さいのに、随分と大人びた感じがする瞳だった。









「そう言えば雪児さんは何で船に乗ったんですか?」

「ん? だって途中で投げ出したらいけないだろ?」

……な、なんだあ? 何でこう「はぁ」って空気になるんだよ!!

「いや、間違ってはいないんだが……なあ?」

「何というか、ずれてるよね」

ひ、酷い……

あ、ゲームにモブ敵が沢山だ。

「なのはちゃーん、ちょっと目標釣ってー」

「え、はーい」

おーきたきた、後はフルボッコ。

うら死ね、死ね、死ね。

「ナチュラルにゲームに戻るな!!」

「……釣りか……」

クロノが文句を、ユーノが何かを呟いた。





が、強敵狩り中なので聞いていなかった。

















△△△△△










ジュエルシードが見つからない。

時空管理局が来てから慎重に探してるっていうのもあるけど、気配一つ見つからない。

「……無いねー」

「うん」

アルフも退屈そうだ。

最近は特に一日一個ペースだったし。

管理局に先を越されてる訳でもなさそう。

いくらなんでも発動すら無いというのはおかしい。

アルフと別れて探索を再開した。








振り返る湖には神殿みたいな柱が突き刺さってる。

この国の遺跡って木造なのに何でだろ?











普段着に着替えて街を歩く、空を飛んだりしたら確実に管理局に補足されてしまう。

母さんの望みだけど、最初は管理外世界に撒かれてるからって事も理由だった。

それにあの子、なのはがあんまりにも弱かった。

魔力は凄い、だけど魔力運用も魔法の使い方も余りに下手くそで。

使い魔はいたけど、きっとあんまり訓練して無かったんだろう。

だけど次からは変わった、その次はもっと強く……

……ま、まあ変な人と久遠が混じるようになってから戦って無いんだけど……







とにかく、あの子が頑張るようになって私のジュエルシードを集める理由は、母さんだけになった。

だからだろうか、少し……気が抜けたような気がする。














『見つけたよフェイト!!』

アルフからの連絡、七個目のジュエルシード発見の。

行こう、母さんのために。




















「えっと、アルフ……あれは?」

「ジュエルシードじゃないかフェイト」

いや、そうなんだけど……

前の時の海岸公園、ここは結構大きくて見晴らしがいい。

特に海岸からは丸見えだ。

広場も当然ある、噴水の水気は近くならきっと気持ちいい。

その噴水の近くにジュエルシードはあった。










……何故かパイプ机の上に。










うん、罠だよね、100%もうこれでもかって言うくらい……

「どうしようかフェイト」

うん、よかったアルフも罠だって分かってる、問題はあれにどんな罠が仕掛けてあるか。

いつもだったら、ひょっとしたら突撃しちゃったかもしれないけど、

あそこまでされると逆に冷静になる。

海岸に魔法で隠れている可能性、机の回りに設置型のバインドがある可能性……

調査魔法を使おうにも下手に使うとバレるし……うーん。








こうなったら一か八か砲撃で遠距離封印を

ワンセコンドで発動する魔法を使う決意を固める。

何も無ければ一気に

「フェイト!! あの子が!!」

!? なのはって子、ジュエルシードに近付いて!!




あの子の罠? それとも管理局の? もしくは管理局とあの子の協同の?

「く!!」

どっちにしろ、最初のプランしかない!!

一気に回収して即脱出、いくよアルフ!!

「フェイトちゃんポコペン」

「キャーー!!」











背中を突然触れた手のひら。

久遠を連れた男の人、ポコペンって何ですか!?

「おーい、なのはちゃん、フェイトちゃん沸いたぞー」

「沸いた!?」

ボウフラとかと同じ扱いですか!?

「ちょっとアンタ!!」

アルフ怒っちゃだめ、不思議な力があっても魔法の世界の人じゃない。

でもそんな扱いは私でも嫌。






「フェイトみたいな可愛い子がそんなヒョイヒョイ沸く訳ないだろ!!」

「じゃあ咲いた」

「ならよし!!」

よくないよ!?

「えっと、ある程度無視したほうがいいよ」

なのはからの助言は、うん、そうする。

さっきまでの決意が何処に行ったのか少し考えたい。

この間から思っていたけどこの人と関わるとどうもペースが崩れる





「あのさ、フェイトちゃんさ、何個集めた? ジュエルシール」

「シードです……えっと六個」

は、しまったつい本当の事を!?

これは罠? なのはも机のシードを杖に封印してるし、くっ









「あ、やっぱりー? いや一個も見つからないからさ、やっぱ21個全部でて「雪児ぃぃぃぃぃ!!」」

叫び声をあげたのはこの間の管理局員だった。

飛行魔法まで使っての飛び膝蹴りが雪児? の頭部に。

「な、何をするんだ黒助?」

「何をーじゃなくて、何でアッサリこっちの手札を晒すんだ!? 何を考えてるんだ君は!!」

「え!? 教えちゃいけなかったのか!?」

「当たりまえだ、大体……






……えっと……どうしたらいいんだろう?

と、取りあえずジュエルシードがこれ以上は手に入らないって事は分かったから。

よし!!

「……なのは、貴女のジュエルシードを渡して」

「うんいいよ」







え!? 予想外の答にびっくりした。

「い、一個じゃないよ? 残り十五個全部だよ?」

思わず心配になってしまう、こんな子だったっけ?

「それは、その……色々あるんだけど、変わりにフェイトちゃんの集める理由を聞かせて」

困ったような顔をして何かあるのかな?

……でも、これ以上は奪わないと手に入らないんだし……

……仕方が無い、少しくらいなら。

「……母さん、プレシア母さんが集めて欲しいって……」

「お母さん? お母さんは何でジュエルシードを集めてるの?」

それは……知らない。

だけど母さんだから、きっと酷い事じゃない、大魔導師の母さんが必要としてるんだから何か凄い大切な実験とか。








「……知らないんだ、でもきっと酷い事じゃ!!」

「そんな訳ないだろ!! じゃあ何で話さないのさ!!」

「アルフ!!」

だめ、母さんなんだから、優しい母さんがあんなに、焦らないといけないくらいの……

「じゃあさ、聞いたら?」

……無視するんだっけ?

唐突に口を出してくる雪児って人は。

それは母さんに聞けばいいんだけど……

「取りあえず聞いてみます」

おかしいな……何でか知らないけど、この人達とはもっと敵対するはずのような……

「母さん? 母さん?……」

返事……してくれないかな?

何回もコールして、繰り返しても母さんからの応答がない。

みんなが無言で待ってくれているから、出来れば早く。

『クロノ君!! 次元間魔法!!』

答えてくれたのは、雷撃魔法だった……






●●●●●●












久遠が懐で騒ぐ、襟首の毛が急にザワザワする。

理屈なんかない、ただ上から何かくると思った。

手首のリミッターを外して、地面に落ちるのが合図だったのか。

紫の光それが地面を白く変える。

クソ!! バリア、間に合え!!







全身から足元ぬ貫かれたみたいな感じ、右手の爪が割れたような気がする。

「おい、生きてんよな!?」

「雪児? 君かこのバリアは?」

クロノがいた、なのはちゃんにアルフ、ユーノも、久遠は懐だ。

「フェイトちゃん、大丈夫?」

ペタンと膝を付いて自分を抱き締める彼女をなのはちゃんが。

「おい、またくるぞ!!」

耳がパリパリする、再度バリアを張るけど手足に痺れが残って。

そりゃ身長一番高いのオレだから一番当たりやすいけどさ。

「槇原さん、僕も張ります!!」

ユーノから展開される緑色の膜、クロノも黙って張ってくれて。

三発目で完全に防げた。









「はっはっは……」

「槇原さん、手が」

ユーノ触るな痛いんだから、爪が五本ほど剥けて先が真っ赤。

髪の毛もかなり縮れた気がする、視界がちょっと赤い。

「母さん、母さん、母さん……」

フェイトちゃんはとてもじゃないけど混乱から抜けられそうも無い、クロノが全員での撤退を提案してくれた。

ユーノが魔法で船に戻る用意を。

「う゛〜〜〜」

? 久遠?

普段じゃ考えられないくらいの怒気が彼女から伝わって。

ピョンと飛び出て。

「……ゆきじ、ふぇいと、なのは……みんな、苛めたな……」














怒る犬は怖い、そんな犬なんか比べ物にならない。

本来、捕食で生きる生き物の怒りはオレ達と迫力が段違いで。

「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!」

「久遠!!」

普段の子供じゃない、完全な大人状態への変身。

成長した身体はオレより少し年上くらいに感じる、巫女服に身を包む金髪の女性が目の前にいた。

「ヤバ!? バリア解け!!」

ユーノとクロノが解除したと同時だろうか、ふっさりとした五本の黄金色の尻尾。

それが威嚇のためにいきり立つ。

それは、大きく、力強い。

子供の時とは比べ物にならない力、それが降り注ぐ雷を。

「らぁぁぁぁぁい!!」

力ずくで押し返した。

















「は、半端ねー」

久遠が強いっていうのは知っていたがここまで天井知らずとは。

「ま、魔法だからって雷を雷で押し返す? そんな馬鹿な……」

「ちょっと凄すぎるよ、守護神級じゃないの」

その守護神ってなんだよとユーノに聞くと、魔法部族とかで崇めてるやつとからしい。

まあ久遠って神様っちゃあ神様? 神社奉られてたらしいし。









「はあはあはあ」

久遠の方は肩で息をしてる、さっきの雷撃は今まで見たのとは比べ物にならない。

それだけ疲れたのか、子供の姿に戻って

「ゆきじおなかすいたー」

「「「まずそれかい!?」」」

思わず男三人揃ったツッコミが炸裂した。

「フェイトちゃん? フェイトちゃん? フェイトちゃん!?」

虚脱状態なフェイトちゃんに声をかけるなのはちゃん。

とりあえず、移動するしかないな、ここは公園のど真ん中だし。






「おーいアルフ、一旦船来いよ」

「ふん、付いてったら捕まえるってんだろ!!」

「ん? 何でそんな話なんだ?」

はて? こいつら捕まるよーな事したのか?

「……雪児、聞いて無かったのか? 管理外世界、ようするに地球で魔法を使っちゃいけないんだ」

呆れながら発言してくれるのは黒助、頭を抱えて頭痛のポーズだ。

「何で? なのはちゃん達だって使ってたじゃん」

「二人は理由がハッキリして、且つ逃げて無いだろ!!」

「かーちゃんの診療所ぶっこわして逃げたじゃん」

「「ぐさぁ」」

まあ、クロノ達が修理費払ったけど。







ふっと出会ってからの彼女達について考える。

久遠捕まえててくれて、人気のないビル街で一緒にお化けから逃げて、こないだ鯛焼きたべて。

「別に石をどっちが集めるかって喧嘩しただけだろ? 何で逃げんの?」

「いや、アタシ達はクソババアに集めろって言われて」

「なのはちゃんはユーノから集めろって言われたらしい」

同じじゃないのか?






「……何か逃げなくていい気がしてきた……」

そーだろーそーだろー? 何の問題もない。

早速とばかりにユーノの集団ジャンプでアースラに帰った。
















アースラの三日間。





まず最初に通されたのは、艦長室……らしき場所。

盆栽がある、獅子落しがある、畳がある、しかも赤い布を引いている、更には炭火でお湯を沸かしている!!



(ねーちゃん!? これがいわゆる勘違いした外国人!?)

(雪児、黙ってろ、間違って無いから)

思わずテレパシーでの会話をリスティねーちゃんとするくらいにびっくりだ。

だって戦艦だよ? 戦艦。

なのはちゃんと久遠と一緒にびっくりして、ガン○ム無いか探しに行くくらいだよ?

そこでまさかのびっくり和室、流石のオレも驚くって、ひょっとして銭湯あるのか銭湯。








「さて、これからの事ですが、基本的に局の協力者、という形を取って貰います」

「ああ、構わない、ガシガシこき使ってやってくれ、学校さぼってるし」

ねーちゃんからの人売りみたいな発言、組織だっての話は七面倒だから全部ねーちゃん任せだから分からない。

取りあえずそんな事より……








ポチャンポチャンと茶筅で点てた抹茶に投下される白くて四角い物体、脇にあるのはコーヒーに付くあの……

(ねーちゃん、ねーちゃん、異次元人ってみんなこんな味覚なのか!?)

(落ち着け、フィリスも似たようなものだろ、気になったら聞けばいいじゃないか)

確かにフィリスねーちゃんのココアも80%糖分的味だが……

まさか本人に聞くのもなー。







この部屋にいるのは、オレ、ねーちゃん、なのはちゃん、久遠、リンディさん、ユーノ、クロノか。

よしクロノに決めた、頭の中で会話文書を決めて。

あはは、びっくりしてるびっくりしてる、頭で考えたら読むよ〜と送る。

(念話は通じないのか……何だか理不尽だな君も)

(? 何も投げて来なかったじゃん、で、お前もアレ好きなの?)

一瞬だけチラッとリンディさんの手元を見て視線を明後日の方向に。

よく分かった、リンディさんがレアケースなんだな。






(止めないと糖尿になるぞ? アレ? 異次元人って糖尿あるのか?)

(きちんと艦長の説明を聞け!! 全く、何のためにここにいるんだ)

(だってよく分かんねーよ専門用語多くて)

(君、学校の成績悪いだろ……)

(うっせームッツリ野郎、ベッドの下に真雪ねーちゃんのヤオイ本置くぞ!!)

(ふん、君と違って僕は直ぐにいたずらだって思われるさ、君の方の風評が傷付くだけだね)

「は、今更傷付く風評なんかあるか!!」

「自慢する事じゃないだろ!!」








……アレ?

オレ達、テレパシーで……

リスティねーちゃん? 何アポートでバケツを?

リンディさん、目が怖いです、はい。

使って無い部屋の雑巾かけを二人でこなした。

部屋多過ぎだこの船、ちなみに格納庫らしき場所にコスモ○イガーもバル○リーも無かった。



















「なーなのはちゃんは学校どう誤魔化してんだ?」

食堂のご飯中にする雑談、何となく気になったので聞いてみる。

等のなのはちゃんは、久遠にご飯をあげようと真剣に間合いを測っていた。

オレから久遠を落すアドバイスとして言えるのは、突撃厳禁だけだな。

「おにーちゃんが上手い事言っておいてやるって」

へー恭也さんねー。









高町家




大学という環境は授業選択が存在する。

コマとして何時から何て教室でこんな授業があるという形だ。

卒業や進級のためには必要な授業が決まっており、それ以外の時間は自由。

加えて高校までとは違い、明確に何日迄休んでもよしという学校もある。

よって、高町恭也が真っ昼間から家にいることは何の問題もない。






「ふう」

鋭い目と鍛えられたことで細くなっている輪郭、細身に見える身体はその実しなやかな筋肉に覆われている。

だが、決定的に鍛えただけとは違う、検査をすれば彼の体重の変動が極く僅かなのがその証拠。

美形だが冷たそう、そう評するのにピッタリだった高校時代に比べて愛嬌が出てきたと最近言われている。

しかし、彼の本質は変わってはいない、御神流より正確には御神不破流の師範代として、かつて憧れた父に少しでも近付きたい。

今この現代において、スポーツでも武術でも、ましてや武道とも言えない。

明確な殺人術を納めようとする彼の身体は実戦用というのにふさわしい。

恋人である月村忍に付き合うという理由で始め、

知り合い全員に奇跡とまで言われた大学合格を頑張れたのは自由な時間が多いからというのも理由だった。









そんな自由な時間、剣術、家業手伝い以外に何をしているかというと。

「美しい枝振りだ……」

盆栽の手入れだった。




末? かどうかは今後の両親によるが、妹のなのはが事件に巻き込まれながら、現在何も出来ないのが彼の現状。

不破流は暗殺術だが、その対象はあくまで対人用。

一切が通じないということは無いだろうが、巨大生物、異世界の魔法には六割の技が通じればいい方だろう。

戦えば勝つのが御神流の流儀、それを支えるのは、必殺の意思と、徹底した現実主義。

攻め手に回れば負けはしないが、受け手に回れば危険というのが今回の事件についての彼の評価だ。

(とはいえ、このままで済ますつもりはないがな)








既に香港の美沙斗、父士郎、妹の美由希と対魔法を想定した訓練を検討している。

たかが魔法が現われた程度で終わるくらいなら、とっくに剣術なぞ途絶えているのだ。

今はダメでも、次の機会には必ず……

恭也の父士郎も、叔母の美沙斗も、年甲斐もなく燃えている。

御神流を進化させる。

即ち、歴代最先端の存在になる。

事件については……残念だが現状彼等に頼るしかない。

しかし、恭也にはある種の確信があった、なのはの瞳。

強い意思を宿した彼女なら、必ず成し遂げる。

リアリストを気取りながら、ただの、言い切れば勘だけの判断だが、そう確信していた。








となれば自分にできる事は? となった時、それはなのはの日常へのフォローであろうと結論した。

ベランダに置いてある携帯電話からの呼び出しに着信先を確認してから、予想通りと僅かにほそく笑んでから通話ボタンを押した。

「あ、恭也さんですか」








恭也の恋人である忍の妹にして妹なのはの親友、月村すずか。

恋人からも出来ればまだ関わらせたくないだろうし、なのはも心配をかけたくないだろう。

こういうフォローが今の自分にできる事と考え、恭也は









「ああ、実はちょっと遠くに行っていてね」

『え? 何かあったんですか!?』








高町恭也、剣術馬鹿というにふさわしい人生を送っている彼。

しかし、性格と個人の生き方は







「……蛙だ」

『は?』








「先日踏んだ蛙が尻に張り付いてな、夜からゲコゲコゲコと」

普通、馬鹿じゃないか? という言葉を淡々と、さも悲しみを噛み締めるように語っていく。

ここで電話の相手がもう一人の親友アリサ・バニングスなら恭也もこんな事は言わない、が。







『そ、そんな事になっていたなんて……』

月村すずか、仮にもライブにリアルにオカルトな家の次女さん。

オバケだって倒せる夜の一族は伊達では無い。

この間、恭也は表情一つ変えていない、普段のように鋭い目に端整な顔色を一切動かしていなかった。







「安心してくれ、那美さんに連れられて熊本に行っている、だから……」

『はい、分かりました、アリサちゃんへの説明は任せて下さい!!』

電話越しというのに、可愛らしく気合いを入れたのが目に見えるような声が響く。

宜しく頼むと電話を切り、盆栽の世話を再開。

この間全てにおいて真顔で通していた。

高町恭也、御神不破流後継者にして師範代、趣味盆栽と釣り、苦手なものは甘いもの、好きな事








人をからかうこと。







「む、なのはちゃんが帰るとヒドい目に会うような気がする」

「嫌な事言わないで下さいよー、あーまた半分取られたー」

「雪児、本当に強いな、神経すいじゃく」












槇原雪児の学校の場合




「えー槇原くんはしばらく休むそーです」

スラリと伸びた肢体にバランスのいいスタイルと、そのラインが浮かぶジャージ姿。

これから正に完成していこうとする思春期の少女達にとって、

映像でしかない俳優以上にこうなってみたいと憧れと若干の嫉妬の視線を。

男子からは微妙な男心を刺激する対象として。

しかし、アンバランスと言っていいほど可愛いらしい顔と、一度聞いたら忘れられないと言われる特徴的な甘い声。

憧れよりも親しみ、嫉妬心より微笑ましさを人に与える。

鷹城唯子はそんな先生だった。






「センセ、あの馬鹿どーしたん?」

年相応、それより少しばかり発育が遅れているだろうか、ショートカットに関西弁、小さい身体を若干大きめの制服に包んでいる。

彼女の口の悪い親友は亀などというが、普通にみたら人形のような印象と、内から出る元気で付き合いやすさがある少女。

普通の友達からはレン、口の悪い親友からは緑亀、悪友からはフェイフェイと呼ばれる。







「えっと、町で一目惚れした人を追っかけて自転車で北海道行ったって」

嘘だった、誰が聞いても嘘だった。

しかも仕方ないでは無く完全な個人的理由だった。






「おし、いつ帰るか賭けようぜー」

「三日」

元気に茶化すのは竹下慶次、サラッと乗ったのは杉並仁。






「ウチ週明けー」

レンもアッサリ乗った、オレもオレも私もと同乗するクラスメイト。

ただ一人として心配する人は……







「心配だよねー」

一人、唯子だけだった。

「来週から中間なのに……」

訂正、身体の心配をするものなど、ただ一人もいなかった。

ドヤドヤとした教室は、一人くらいいない程度では何も変わらなかった。











「むう、なんか早く片付けないと凄いピンチな予感!!」

「くーーん」

「雪児さんの番ですよー」

「はいこれ」

「何でババ持って行ってくれないんですかー」

事態が動くまで、地球参加組は限り無く暇人だった。






後書き。

激しくシリアスになりません。

書いてる私が驚くくらいです、状況が原作アニメに対して1話くらいすっ飛ばした展開になっております。

元凶はむしろさざなみ寮、雪児はあんまり役に立ってない?

ちなみに私の中では1、2組がLV50 3組がLV30 リリカル、雪児組がLV10くらいのイメージで戦力配備しています。

なお久遠はステカンストしてますwwwww



拍手返信



>鬼丸さんへ。HOME_REHOMEの感想。
>感想というよりも質問なんですけど、ここのレンや晶ってとらハ3と同じく高町家に居候してるんですか?
>本編には関係なさそうだけどなんとなく気になったので。

二人はリリカルでは顔がでなかったので、単なるご近所さん状態として話を作っています。
ただフィアッセも出るかもしれませんwww
いえ寮とは接点ありますからwww


>鬼丸さんへおいおい、二人のドンパチ見えてなかったんかこの御三方はwww
>それにしてもみんな貧乏くじ引きすぎwww そして雪児死亡(>おせっきょうと読む)フラグかwww!?

見ていませんでしたwww
もう三人ハイテンションに逃げてますよ?
ユーノはそっち系には詳しいかもっていうのは独自設定です、ほら遺跡とか多そうだし。


>鬼丸さんへ久遠とフェイトの癒し系コンビ再臨! そして薫さん登場! とらハファンにはたまりませんなぁ

二人には大変仲良しになってもらいますよ?
薫は事件解決後もちょっとだけ留まるかも。

>「鬼丸さんへ HOME_REHOME 5話の感想」 雪児くんよ、そんなにPS3が欲しいのか…。
>360の方がいいよ〜と囁いてみるw
>後は、このイベントで取ったジュエルシードは誰の手に!?
>なのはとフェイトが取り合いして、「いい加減にせんね!!」から始まる大説教大会に違いないw

流石は薫、説教する事が前提の人、ええ間違ってませんが。
とりあえず、メタルギアやるにはPS3が必要ですよwww


>鬼丸さんへ「やめろ、スカリエッティ!!ぶっとばすぞー!!」みたいな感じに
>ケイスケが拉致されて改造人間になるという話が見てみたいです。

ノリダーですかwwwww
きっと微妙な装備なんですけど使うと酷いんですねwwww


>鬼丸さんへそういえば、ケイスケって名前のキャラがでるBL作品があったような?

ええ私もびっくりしました、検索したらそれのSSと勘違いしてる人も……
ちなみに教会編でネタにしてますよwww


>鬼丸さんへ
>最近なんだか4期が出るとか噂されていますが(私は知りませんよ♪)
>ケイスケの〜は4期に合せて短編や、(もし書くなら)続編を書かなくてもいいと思う。
>私は今のままのこの作品が大好きです!(今でもよく読み返しています)
>もし、4期をに沿って書くのなら短編にしてほしい。・・・
>すみません、なのはとユーノをくっつけたくないだけです。
>もし4期でなのはとユーノがくっついてしまっているかと思うと・・・(イライラメラメラ)・・・
>なのはも、ケイスケを少なからず意識させてほしいのですが。
>いや、本編でもかなり意識していた・・・かな?それもその場をユーノが見たらケイスケを睨みつけそうなくらいに。
>ケイスケの〜の続編、もし書く機会があるのならばぜひ応援します!というか、続編希望!

どっちだよ!?www
えっと、とりあえずvividにおいて、なのはさん未婚ですよ?
まあユーノが嫌いじゃないんですが……出ない方が目立つような……


>鬼丸さんへ
>ケイスケ〜最大のシキャクを、キャロやルー?だけでなく主要メンバー全員をやってほしい!
それぞれの反応をみたい!なんかみんなさまざまなデレ方を見せてくれそうや!「ケイスケ、デレにおぼれて溺死しろ」

うーんちょっと手が回らないかもです。
まあどうデレるかはご想像にお任せです。


>鬼丸さんへ『HOME_REHOME 06話の感想』
>雪児君のKYな登場と、我が道を行く行動にワラタ。
>そして、さらにその上を行く黒助のKYぶりに大爆笑。
>というか「失礼、魔法ってご存じで?」と小学生の女の子達に声をかける、全身真っ黒の少年→どう見ても不審者です。
>通報しときますね。

まあバトルしてないからストップだ!!はできませんね。
クロノごめんよ……そして君とユーノはもっと苦労するよww



>鬼丸さんへ はふぅ…、久遠可愛すぎぃぃぃwwwwお、お持ち帰りぃぃぃwwww

ゆ る さ んwwwww



>鬼丸さんへ、HOME新作の感想おもろです。

久遠の常識ぶりは異常です。
そりゃあ知らない人に付いてったらいけませんよねwww



>鬼丸さんへエアークラッシャー雪児つよしwww そして久遠はやはり主人公だったwww

……いまのところもう久遠主役でよくね?とか思ってたりもします。
雪児もっとがんばれ、これからもっと周りが濃くなるぞww












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