前回 部隊長に蹂躙されました。

教会に行きました。

また蹂躙されました。

俺の自由はどこ?


               ケイスケの機動六課の日々 その20


唐突だが一言。

「で、何故俺がここにいる?」

現在地六課演習場ど真ん中。

「まあまあ、気にせんと、説明は彼女からしてもらってな」

部隊長から呼び出し、

前線組もいるが、一体なんだ? つか彼女って?

ぱっと開く通信窓、映ったのは

「え、えっと……こ、これからする私のお願いに゛はい゛か゛イエス゛で答えてください」

こないだ知り合った金髪騎士さん

つか何言ってんの?

ぶっちゃけ誰も返事しない、どうしたらいいか……








「は、はやてー本当にこれでいいの?」

「「「「「「あんたかー!!」」」」」

笑って誤魔化すな部隊長!! 















しばしたって

「実は変な紅茶が手に入りまして」

で、それの効能からまたロストロギアの関係物ではないかと。

「みんなにレリック以外の物も見てもらおうと思って六課で受けたんや」

へーなるほど、でもじゃあ何で俺?

「ちなみにこれや」

そういって部隊長が取り出した缶は







変わるお茶 下がるお茶







よし逃げる。

「ケイスケ、急にどこ行くの?」

「放せスバル、何か知らんがあれには関わるなって気がする!!」

「ダメよケイスケ、仕事なんだから」

姉さんも放してくれ、つか俺には関係無いだろ!!

「実は、取扱説明書があったんですが」

随分親切なロストロギアだなおい。

「不幸体質の方にのみ有効ですとありまして」

へーやたらと限定的ですね。

何? 何でみんなでなるほどって顔をする?

「それで効果確認を取りたかったのですが、私も含めて教会の関係者には利かないで」

「私がそれならうってつけの人間がおるってな」

……まさか……

「さーまずは下がる方からやろか」

いやー!!














ううう、何という予想通りの結果。

「わーケイスケ懐かしい」

「本当、こう頭撫でたくなるわね」

スバル、姉さん、喜ぶなちくしょう。

「ケイスケ僕より小さいや」

「なんだか新鮮」

うう、制服がダボダボ。

体が熱くなり骨が溶けるような感触とともに背が縮んだ……

つーか質量保存の法則はどこいったんでしょう?

俺の身長〜〜

「ひどいよぶたいちょー」

うわ、舌足らずになってるし

「……ごくり」















まてなんだ今の音……

「お、お、おもち、違うの、そうじゃないの!! 信じて!!」

ランスター……お前まで……

「……えい」

突然脇に手を入れられ持ち上げられる。

ってフェイト隊長?

「わー丁度いい身長」

抱き抱えるな、つか押さえるな!

首筋に胸が〜〜

「あ、フェイト隊長、私も〜〜」

スバルてめえ!!





一通り全員回されました……





やたらとランスターが怖かった……

「あのー大丈夫ですか?」

カリム理事、あなただけです心配してくれるの





























「さー本番、変わるお茶いってみよか〜〜」

空気読まないな部隊長あんた!!

もー諦めた

素直に飲む、これ以上は悪くはなるまい……

「いきます!!」

腰に手を当て斜め45℃で一気に飲む。

作法なぞしるか、悪意しか感じねえよこの茶は!

「ぐ、」

再び来た骨が溶けるような感触、しかし今度はさっさと違い伸びていく。

まさか元に戻るのか?

徐々に体か伸び始め、全身が熱を出し始める。

さっきまでダボダボだった制服は中から風船を膨らませるように押し上げられる。

苦しいが元に戻るのなら全然構わない。








そしてゆっくりと熱が引いた。

袖も裾も靴もしっかり履いている。

よし!! 「復活!!」

あれ? 何か声が変わったような……

改めて周りを見るとみんな唖然としている。

はてー何か手に違和感がある、そう俺の手はもうちょっとゴツいはず。

何んか細いんだ指とか

よく見ると靴も少し合っていない。

「何、何があった!?」





「ケイスケ、これ」

フリーズから解凍されたギン姉さんが寄越したのは鏡。

「誰これ……」

顔が変わってる……

まさか!?

視線を下に送ると有ってはならない物で視界が遮られた。

……茂みに退避、確認……

「無いー!!」


























「つまり、下がる方で若返って、変わる方で性転換なんだな」

取説によれば一日限りの効果らしい。

このアイテムは限り無く悪意を感じるぞ。

「つまり今日一日はこのままな訳か……」

隊舎に移動、カリム理事からは近いうちに謝礼をするとのこと。

勿論現ナマを要求したがギン姉さんに阻止された。

お金は大事なのに……

「で、どうや、一日女の子の気分は」

部隊長、楽しいか、楽しいのかおい!!

聞くまでも無いな、その百万$並の笑顔が語ってる。

「最悪、力でねえし、重いし、痛いし」

「だから下着貸すって言ってるのに……」

姉さん……それは断固断る。というか平気なの? 平気なんだね、照れが無いし……

「でも大きいと大変だよ」

「うんうん」

そう、肥大化した胸部はようするにデカい、姉さん、フェイト隊長並である。

純粋に心配してくれるのは姉さん、スバル、フェイト隊長……

反対に






「悔しくない悔しくない悔しくない……憎しみで人が殺せたら……」

「男の子に負けた、男の子に負けた……」

怖いんだよ、砲撃師弟コンビは……

「何で怒ってるのかな? なのはさんにティアナさんも」

キャロ、君は純粋なままでいて、頼むから、

そしてヴィヴィオを導いてくれ……

「取りあえず服はこのまま、これ絶対」

「えー、シャマルに色々用意して貰っとるのに」

断固として断るからな!!






























事務室にて今日のお仕事。

なんつーか、やりにくい……

最初は女性陣が助けてくれたが

「下が見えにくい……」

「ケイスケ君……嫌味?」

アルトさん離脱






「その、ケイスケ君、揺れるの何とかならない?」

「補佐官……何がかなしゅうてブラ着けないかんのです」

「だけど、その……」

「じとー」

ルキノさん、離脱。













「ケイスケ君……是非どうなってるかデータを」

逃げる。

シャーリーさん、おれ嫌です。

後輩達もなんだかんだと離脱……

悲しい。



















机の前に停止した人がいる。

なんて言うか、そう一本指でビクビクしながら打っている。

何時もキリっとしたイメージが今はなんと言うか……フニャフニャ? って感じ。

「何してんすかシグナム副隊長……」

「??」

「ケイスケです、ケイスケ・マツダ」

「……お前、そういう趣味が……」

「ねーよ!!」

そうか、と流してモニターに向かう、何悩んでんだ?  と思い覗くと

……普通の報告書?

「見るな!!」

まさか副隊長……

「お、シグナム、まーだかかってるのかよ」

ヴィータ副隊長?

「へーふーんほー」

「く、屈辱だ!!」

何、なんなん?

思いっきり右見て左見て





揺れた、痛い……

「……ふん!!」

バンと音を立ててヴィータ副隊長が叩いた。

でも痛くない。

「嫌味か? 嫌味かちくしょー!!」

ダッシュでエコー付で消えていくヴィータ副隊長……

トラウマだったか?

「ふ、このような物を羨ましがるとは」

いやいや、シグさんや、まさにざまあみろ的顔して言っても、ねえ?















「つか、苦手だったんですか?」

書類関係。

「いや、その、書く内容は問題無いのだが……」

無いが?

「……機械が苦手で……」

……何処のおじさんですかあなたは。







代打ち。

後ろから内容を言って貰い、タイピング。

内容指示には一度も変更もよどみも無い。

……終わった。十分かからなかった。

「すまんな、マツダ」

「いや、このくらいなら全然かまわんのですが」

この人今までこれで作ってきたのか。

魔導師組とはいえよく、

あ、だから明け日いつも眠そうなのね、納得。

「正直、機械は苦手でな、主に時代劇のでーぶいでーを買って頂いた時も大変ご迷惑を」

まてや、まさかと思うが

「副隊長、録画とかは」

「ミッド式は音声入力だからなんとか……」

マジかよ、古い古い言うがここまで古い人だったとは……

? 古い?

「シグナム副隊長、ちょっと……」


















凄まじい早さで書類が上がっていく。

山を機械で削るように

「ふ、容易い」

いや、いや間違ってる、俺がマシンでやるより早いとか……

シグナム副隊長に渡した物、万年筆と下線引いた書類。

打つより書く人な気はしたが、まさかここまで極端だったなんて……

しかもやたら達筆だし、

「何で今まで手書きをしないで」

「うむ、読めんと言われてな」

……確かに、綺麗なんだが所々の単語が古い……

「それで今風に治すと修正が凄いことになって」

お疲れ様です。

「何、これからは平気だろう、いいライターが見つかった」

「まてや」

無論冗談、と言ったが当てになら無い。

だって部隊長の身内だもん。





「ところでマツダ、それ、邪魔ならサラシはどうだ?」

「採用」

訂正、やっぱいい人だ。


























「はい、これが今日の書類、急ぎは別にしときます」

部隊長室にまるで似合わないダンボール箱、

そこにはこうあった。

至急しんでもやれ、一日前出来れば、二日前猶予あり

言うまでもなく作製俺。

部隊長があれば在るだけやる人と判明してから止め時判定のために置いている。

「私としてはその箱の貧乏臭さを何とかしたいんやけど」

「分かりやすいでしょ?」

リイン曹長にも好評ですよ、知り合いの萌え絵プリントしてから。

「ところでちっこい上司は?」

「今はシャーリーのところでメンテナンスや」

ふーん、そういや見ないね今日。









キンコンカンコーンと響く放送。

終業だ、俺は今日は残作業無いし、

帰るか、ヴィヴィオ達に捕まる前に。

「にぃもママ?」なんて言われたら落ち込むこと間違い無いからな。

「んじゃお疲れ様でーす」

……返事が無い、部隊長?

なんだか前髪で目が隠れて、ちょ怖いよ?

ガチャ、って音が背後から、え?

「ふふ、我慢した、我慢したで……」

部隊……長?

「そんなサラシを巻くなんて悪い子や、形が崩れたらどうするんや」

へ? へ? へ?

何、なんなの?

「ここは私自ら健全な胸部マッサージをしてやらないかんな」

はーー!?

「ちょ、何がどういう理屈でそうなるんだよ!!」

「決まっとる、そこに山(乳)があるからや!!」

「あんたズーレーかよ!?」

「失礼な、ノーマルや!! ただちょっと胸も好きなだけで」

それはノーマルとは言わん!! 逃げる。

ダッシュで少しでも距離を!!







「え」

コケた、それはもう見事に。

今時漫画のどじっ子しかしねえようなコケ方だった。

何かに引っ掛かったわけじゃないし部隊長が何かした形跡もない。

まさか!? 男の体と重心が変わったから?

「逃げんのか?」

逃げるんだよ。

いやいやいや、怖いよ、怖いから。

「いただきます」

ちょ、ちょっと!!

「ルパーンダーイブ」

女としてそれでいいのかーー!!





アーーーー!!






暫くお待ちください。


























ううう、何か男として大切なものを無くした気がする。

タバコを吹すポーズを取る部隊長。

ちくしょう、死んでしまえ。

「……やっぱり……」




















フェイト視点

部隊長室にて目にしたのは、

胸部をはだけて、たそがれているケイスケと

「ぷふぁー」

何処かで見たポーズをとるはやて。

……何かが激しく間違ってるけど、えっと、一目瞭然?

「うう、決して知りたく無いものを知ってしまった」

「うん、うん、分かったから、元気だそ、ね」

多分分かる、痛いほど気持ちが。

だって何時もの被害は私とシグナムだし。

変に上手いんだよね、はやて。

「うーん、柔らかさはフェイトちゃんとシグナムの間、サイズは二人より二センチほど小降り、

いわゆるナイスバスト!!」

「うるせぇ、男がんなもん褒められて嬉しいと思うかー!!」

そもそも男の人に胸なんかないしね。

……そしてごめん、






本当は一目見た時からこの結果は読んでたんだ。

だけどほら、邪魔したら私にも来そうだったし

……ごめんね。

「うう、フェイト隊長〜」

涙ぐんで下から私を見上げるケイスケ。






ちょっと可愛いかも。

は!! 違う、違うよ!?

そんな趣味は無いよ。

そう、私は普通に男の人が好きだよ、うん。

ほら、初恋とか……したっけ?





ええっと、ええっと……

「フェイト隊長?」

「フェイトちゃん?」

「ち……」

「「ち?」」

「違うのー!!」

そうだよ、何時かの本のバックナンバーみたいに女の子が好きとか

十歳までが守備範囲とかそんな事無い、そんなこと無いんだー!!

「何がどうしてどうなったんだ……」

「わからんわ」



























ケイスケ視点

何はともかく逃走である。

これ以上部隊長に弄られてたまるか。

さっさと帰って今日はもう寝る、絶対寝る。

「あ、ケイスケみっけ」

「ん、スバルか何だよ俺は忙しいんだ」

いつも通り無駄に元気だな、俺はもう今日は気絶したいくらいなのに。

「ん〜ほら、今ケイスケ女の子でしょ?」

「今も昔も女じゃねえ!!」

「だから今日は部屋に入れても平気だなって」

「聞けよ人の話!!」

「ケイスケが遊びに来るの初めてだね」

「お前、俺が男と意識してないな、してないだろ、スルー禁止ーー!!」












「で、連れて来られたと」

「はい」

正座中です。

勿論やらせてるのはランスター。

いやー、分かってたんだよ。

ランスターが承認してるはずが無いと。

おのれスバル、お菓子集めてくるとか言って逃げおって。

「ま、いいんじゃない、朝まではこうなんでしょ」







はい?

承認されましたよ、何故に。

「あんた、最近隊長達とばっかり一緒でしょ、スバル、ちょっと不機嫌だったんだから」

え、……そうかも、ヴィヴィオが来てからなのは隊長とフェイト隊長。

二人と面倒見る事増えたし。

部隊長とは相変わらずだし……

「つか、スバルが不機嫌? マジに?」

「まあ、と言っても多分仲がいい友達が構ってくれないレベルだろうけど」

あはは、だよなー、スバルだもんなー。

んな色っぽい展開なんか無いよな〜。

「ま、相部屋に誘う時点で無いと認識なさい」

はーい。











「……ここ出たらチャンスあるかもよ」

「へ?」

「……これ以上は黙秘します」

っておい!!

「ただいまー、ギンねえ連れてきたよ」

「お邪魔します」

ぐ、何というタイミング、袖で出を待ってる疑惑を発議する。


























「パクパクパクパク」

「モグモグモグモグ」

あのー、今日って一応もう夜九時超えてるんだが、

「気にしたら負けよ」

ランスターからの忠告、姉さんにスバルは絵に書いたようにパクついている。

普通気にするんじゃねえの? 時間を。

情報ソースのなのは隊長がずれてるのか二人が例外なのか……

謎だ。







三人寄れば昔話、あんな事あった、こうだった、ああだったと語り合う。

よくもまあ八年も前の事を覚えてるもんだよ。

そんだけ楽しかったんだな、俺達。

やれ、俺が無茶しただのスバルが泣いただの姉さんが珍しくテストの点が悪い時は隠しただの。




……別にさ、施設行った後がツマらんとか、

後悔があるとかは無い。

その時代も含めて今の俺だよ。

けど、考えちまう。

オフクロもオバサンも生きてたら、俺達どうなったかかなって……

「ちょっとジュース買ってくる」

ランスター? あ。

「わりぃ、内輪のネタだけで」

「あ、ごめんティア」

「ごめんなさい」

「いえ、退屈はして無いです」

そう言って人数分の飲み物を聞いて買いに行ってくれるランスター。

うーん、俺としたことが、何という失態。















「ねえ、ケイスケ今日はここに泊まろ」

はいー!!

「ちょっとスバル!!」

「えー、ギンねえもいるから昔みたいに、ほら今こうだし」

「だめ」

「却下」

お前分かってる?

俺今日限定よ、明日は男よ?

く、コイツ、普段はエッチなのはダメとか言うくせに……

「でもエリオの部屋は無理でしょ?」

まあ、エリオは微妙な年頃だしな。

流石にこの体だと、なあ。

「ただいま」

とランスター、いい所に。

「なあ、お前からも言ってくれ」

説明、ランスターならきっと反対、

「いいんじゃない、別に」

「なにー!!」

「ティア話せるー」

「ティアナさん、ちょっと」

「別に何もしないでしょ、アンタ」

いや、うんしないけど。

ならいい、とはランスター。

信頼と見るべきか、ヘタレと思われてるのか両方なのか。

朝、早く起きよ……













翌日

スバルより早く起きるのは無理でした。

というか揉まれて起きました。

ブルー、じゃなくてスバル、お前もか……

「ランスター、てめえ知ってたな」

起き抜けのランスター、髪下ろしてると印象変わるがそんなことより、

「ねえ、ケイスケ、私達友達よね、友達なら分かち合うべきじゃない?」

ニヤリとされた。コイツも苦労してんだな……































結局ピッタリ24時間で元に戻った。

勿論最初に確認した部位は言うまでも無い。

「で、ケイスケ君感想は?」

うんなのは隊長

「二度とやらねえ」



































オマケ

なのは視点

はやてちゃんと食後のお茶中。

特に出動も無く、ギンガが入ってみんなの訓練密度も上がっていい感じ。

私は平和です。

「ヴィヴィオー何処だー」

ふっと響く声

「ヴィヴィオー何処ー」

ケイスケ君とフェイトちゃんがヴィヴィオを探しているようだ。

「うん、平和や」

同感、穏やかな午後の始まり。

こんな毎日が続くといいと本心から思う。

「ヴィヴィオーもう休み終わりだから帰っちゃうぞー」

「だめー」

あらら

「やっぱりまだまだ子供やな」

うん、声のした所に行く二人。

「ありゃ、ザフィーラや」

日陰で横になっているザフィーラさん。

ザフィーラさんは局には所属しないで自由に動けるようになっている。

いざって時の切り札だね。

普段は課全体のガードをしてくれて、

ヴィヴィオの、こういうとおかしいけど監視もしている。

ヴィヴィオには何かある。

作る以上目的があって、それが人の手なら尚更。

ヴィヴィオも何時かはそれに向き合うんだ。

ケイスケ君と一度大論争をしたことがある。

私達はそれから守ろうと。

彼はそれに向き合える強さをあの子に与えるべきと。




「ヴィヴィオの人生はヴィヴィオのもんだ。

手は貸してやる、必要なら引いてもやる。

だけど、戦えるのはヴィヴィオだけだ」





ケイスケ君は結構厳しい、私はもう少し待つべきだと思うんだよね。

視線を二人に戻すと二人ともとぼけながらザフィーラさんに近付いている。

そして謝りながらザフィーラさんを持ち上げた。

……あれ、いない。

「あれ?」

「何で?」

慌てて周りを確認する二人。

「むむ、どこ隠れたんや?」

……あれ、ザフィーラさんさっきから何も話して無い。

無口な人? だけど……

「……まさか……」

え? ケイスケ君が突然ザフィーラさんの口に手を

そして口から










「エヘヘ見つかっちゃった」

ブー

な、な、なんて所に!! 思わずはやてちゃんと噴いた。

「ザフィーラさん!? ザフィーラさん!?」

「……ケイスケ、主に…伝えて…くれ……先に逝くと……」

「ヴィヴィオ、汚れちゃうでしょ、め!」

「そーじゃねーだろ!!」

「ザフィーラ!! だいじょぶかーーーー」

平和って、儚いんだな……



後書き

元々小ネタのつもりが膨れ上がってこの結果

いや、7、8月は小ネタで行こうと思ってたんで。

こんなことして怒られないだろうか?



拍手レス


>家族関係で鬱なのはガンダムではデフォでしょ。


例外ってジュドーとトビアですかね。


>名作アニメと言えば、
>失くした体を取り戻す錬金術師の兄弟の話を忘れちゃいけん

最終回で孔雀王を思い出したのは私だけではないはず。


>良作アニメと言ったら、青いネコ型の彼しかいまい、
>キャロと一緒に見て欲しい

よし、そこで地底王国をだなw


>酔ってるのに家に行ってベットの上で脱ぐとは確実に誘ってるなw
>普通なら自宅直行だしw

完全に無意識です。
脱いだのも寝苦しいだけだったりw


>事後疑惑の時も欠片も嫌がらないで
>段階をとか考えてる辺りフラグ完遂で収穫待ちではないですかw

ふふふ、さて最後のピースははまるでしょうか?


>フェイトの完全ネタキャラ化とかなのは&はやてフラグとか
>小ネタとか面白過ぎます。次も期待しています

ついついフェイトは苛めてしまう、これが愛かw


>ケイスケはもう絶対事務員じゃなくて部隊長補佐だと思う・・・

誰がなんといっても事務員だと主張する、それがケイスケ


>やばいwはやてが同棲一歩前の彼女に見えなくも無いww
>お持ち帰り寸前で邪魔とか可哀想過ぎるwww

確かに!! しかし不幸だ。


>ポンコツフェイトそんがかわいすぎます!いいぞもっとやれww

ポンコツ度は磨きがかかっていきま(ピンポーン)


>・・・はやてかよい妻?

ご飯と掃除はしてくれない。
それでも通い妻か!!


>男の子の憧れ、かめはめ波が見られてしまったエリオはついに反抗期に…。

誰でも一度は通る道、ちなみに見たのはセルゲーム


>>きちんと手順を踏めば考えん事も無いのに……
>はやてフラグ絶賛成長中!!そして、新たな苦労人仲間ゲット。

手順、どんな手順でしょうw
はやては自分のことになると後手後手なイメージが


>ラディカル!! なんでケイスケは部隊長と絡むとイキイキするんでしょうか。
>手玉にとれない=好敵手だからでしょうか。とても面白くてしょうがないです。

何というか、ありますよね、一緒にいるとペースが狂う相手
ケイスケも内心では楽しんでいます。


>はやて、完全にメインヒロインだよなーと思う今日この頃……
>「手順を踏めば考えん事も無い」って……

何だと!! スバルイベントを強化しなくてはw


>ピンポイントで地雷を踏み抜くフェイト、さすがだw

フェイト、やはりうっかり気質かw


>ケイスケ君に幸あれ・・・・ムリ

無理!!


>ユーノとの出会いはやっぱり雑用で会うのがベストか?
>心臓に悪い始まり方だぜ……
>そして、勝手にライバル視される。コレしかない!!

しかし、相手にされないw


>セーブポイント、無くなったら作ればいいじゃないか(某王妃風
>アングラにコネ色々ありそうだしね。

少し一人の自由が欲しいのです。


>頼みます。とても次回が待ちどうし

お待たせしました。


>はやてが同じ部屋で一晩泊まるフラグを立てたか・・・
>スバルが本格参戦する頃にはケリがついてそうですねw

ということで今回お泊り、しかし……


>Vは名作だぁぁっ!! 
>ああでも、トラウマ持ちには危険ですねZと同じくらい死に増ますし・・・・あと、
>リクエストでヴィータにグレンラガン見せて欲しいです。
>はやてとキャロにはレンタル・マギカを(爆)

「ガントガントガント!!」



「グラーフアイゼン!!」

「俺のドリルは天を作るドリルだーーー!!」

「ちょ、グラーフ!?」

「ギガァ、ドリルゥ、ブゥレイク!!!」

「ちょーーーーーーー」

こんなんですか?


>ケイスケがバイクでヘリに飛び乗るなんて・・・!
>ここにもエースドライバーがいたのか!?

エースドライバーなら、ヘリを足場にしてジャンプするのですよw
まだまだ未熟w


>なんかはやてが最低ですね
>ギャグであれば全てが許されるというものでもないと思うのですが……

ごめんなさい、下品でした?


>自分より遥かに下の階級の部下にたかり、
>仕事を押し付け、プライベートまで侵食するのは酷すぎる

ノリがよすぎるのがケイスケの不幸ではやての幸運


>な、何だと!? ケイスケ、世界最速のハヤブサを所持していたのか〜!! 羨ましい・・・。

一人くらいが持ってるなら、ガソリンでも問題なし。
でもきっとミッドのスタンドにガソリンはない。


>V・・・ってなに?

Vガンダムです。


>ピコーン ケイスケのステータスが更新されました 「不運:B+」

不幸スパイラルは止まらない。


>ケイスケ、六課にいては平穏は訪れん、いっそナンバーズサイドへ

むう、

>はやて部隊長、普通にパワハラになってますよ?!!
>というかあの状態で何もしないとはケイスケ、紳士だ

というより、酔っ払ってベッドの上で腹出すような状況で性欲は……


>やっぱりケイスケも種否定派なのか、さもありなん

あれはアスランに殺されて終わりなのですよw


>脱ぎだした所を撮影、は微妙に悪っぽいからやりそうにないけど、
>顔に落書きぐらいはやっていないのか??

疲れて寝ましたw


>キャロがたくましい!!!!????

野生児なのです、シビアな子ですよw


>引っかかった女性が数の子だったりしたら笑えるけど……流石にないかw

!! その発想はなかった!!


>次回の更新も楽しみにさせていただきます

うい遅くなって申し訳ない。


>やはりケイスケにははやてとくっついてもらえばいいような気がする。
>たとえそれが毎日漫才モドキを繰り広げるような感じでも。
>…まあ、次点でナカジマ姉妹かな?

現状第一候補なのは間違いないでしょう。
ナカジマ姉妹、ってギンガにろくな出番がw


>場合によってはケイスケハーレムになることもできるのか!?
>そんな甲斐性があるのかどうかは別として。

ええっと、私が書くと
ケイスケがより不幸にw>ハーレム


>>ちなみにバイクで「この世の理はすなわち早さだと思いませんか……」
>ストレイトですか?クーガーですか?ぜひともやってほしかった・・・w
>そして酸素をほしがるケイスケw

お前に足りないものそれは!!  魔力です、すいません……


>ケイスケの機動六課の日々のケイスケに愛の手を!!!

愛されてますよ、騒動の神にw


>ケイスケももう少し水無月すうさんのJUDASのユダみたいに
>自分勝手でいいんじゃないでしょうか

いやいやいや、あんなんになったら六課中はらみますってw


>IFでもいいのでケイスケでハーレムルートとか見てみたいです

そんなにハーレムが好きですかw


>むぅ、お持ち帰りを邪魔された元凶に殴られるとは・・・
>なんと理不尽なwお久しぶりのyoumaです
>ヘリに高速から飛び乗る>ますますDL○VEネタが強まる今日この頃w

うーん、不幸だ。
皆川作品大好きですw


>ふむぅ?微妙に部隊長フラグがたってるのだろうか?今後に期待wktk

こ、こんな展開で怒ってます?


>天元突破、幽白にDBか・・・鬼丸さんとはいい酒が飲めそうだ^^

ふふふ、飲みましょう、暇になったら……orz


>かめは○波は練習したな〜w
>練習していれば出来るそう思っていた時期が私にも(ry

日本アニメファンには共通の過去ですw


>ガンダムにあまり詳しくない自分から見ても二人にVはきついのでは?w

地雷にもほどがあります、あの絵であんな黒い話を書くなんて
さすがは黒富野全開

>この世の理は・・・>
>バイクは車と違って風除けがないから本家より恐怖感は凄いのかも・・・

少なくとも市街地で乗るものではありません。
しかもガリガリに攻めてます。


>ケイスケの機動六課の日々のケイスケが裏切るか
>さらわられるかしたらどうなりますかね????

1、むしろ叱るつもりでやられる

2、先に六課の書類が麻痺する

3、弱くてスカに捨てられる(ナンバーズ駆け落ちEND)

さあどれだw


>ケイスケ!!!コスモを燃やすんだ!
>きっと三割ぐらい聖剣が宿ってるだろう!!!!

腕がないほうですか!?


>最初から読んでみて気付いたんですけど・・・ザフィーラがどこにもいない・・・
>やっぱり淫獣2号だかr

出しました。
そして永久退場(嘘)

い、一応見せ場は用意してるんですよ、本当ですよ(アセアセ)






作者さんへの感想、指摘等ありましたらメ−ル投稿小説感想板
に下さると嬉しいです。