前回:フォワード組と知り合いになりました。

そのうち一人は昔馴染みのスバル・ナカジマでした

事務室でいきなり噂の人になりました。

部隊長がいきなり面倒なことを押し付けてくれました。

ふぁっきん





   ケイスケの機動六課の日々その2





初日五時、定時である。

しかしながら新人の奴らはまだ仕事が終わらなかった。

仕方が無いの補助を始める。

五時半、めんどくせえ費用計算が残りやがった。

しかたがないので新人を帰してやった。

いきなり残業かよorz

俺の分は終わってるので仕方無しにタイムカードを切る

この先はサービスタイム発動。

絶望した。

しかし新人達はまだ俺のようにスレていなかった。

おそらく翌日から馬車馬のように勉強して俺の手伝いをしてくれるだろう。

何日かかるか判らんが遊んですごせるその日を夢見て作業を続けた。

終電逃した。絶望した。




いきなり泊まり発動、家には誰もいないからいいが泊まるとこに困る。

隊舎はあるが俺の部屋なんか無いし同期もいねえ

スバル?いきなり女性宿舎に突撃する馬鹿がいたら見て見たい。

初日だから基地作ってるやつもいないし仕方ない、ロビーのソファーを占拠するか。

いきなり人間辞めますかコースの前兆を感じて機動六課の一日が終わった。





「おーきーてーくだーさいー」

翌日鼻っ柱を叩く感触で目が覚めた。

やめろ、俺の腹時計によると今は7時05分のはず

六課の飯の用意が6時半から、開始が7時半

そんな時間に起こすとは何事だ。

無視してヒュノプスの導きに任せて夢の世界にレッツゴーする。

「むーきこえないんですかー」

今度は鼻の穴を引っ張り出した。馬鹿めその程度事務の訓練校で同期にやられたわ

無視してより深い導きに25分だけ身を任せる。

「リイン、そういうときは……ごにょごにょ」

誰かは知らんが説得してくれたらしい、安心して僅かなまどろみ時間を再開する。

この時間の至福は邪魔させん。






カチャカチャと音が下からした!!

ヘイゴッド冷静に状況を把握しようぜ。

朝、下 、金属音 = ベルト





なにさらしとるんじゃあ!

確実に犯人を把握し今後近寄らないようにしなくては

決意も新たに目を覚ました俺の前にいたのはえっらい、ちっさい、ちみっこと八神部隊長。

なんということだ。まさか一番偉い方がいきなり逆セクハラとは

糸色 望 し た オー人事はどこだ。





さてこのちみっこはどちらさまでしょう?

「覚えてないですか?昨日も会ったと思ったのですが」

ふむ、記憶にない、さてはちっさくて視界に入らなかったな。

「あーすいませんおそらく視界に入らなかったのかと」

キックを貰ったフォローしたのに。

「どこがやねん」

部隊長、地の文に突っ込み禁止!!






さてこのリインフォース曹長、この図体で俺の上司とは!?

まあ驚くほどちっさいがミッドに暮らしてればそれ程の変わり種でもない。

改めて朝の挨拶。

「なんちゅうか、今更やけどな」

部隊長かなり呆れ顔。昨日はおちょくられた為あんまし話さなかったかが

部隊長もかなりちっさい、俺これでも平均まで伸びてるから見下ろす形。

抱き心地よさそうなサイズ?

とりあえず何故ここに?何してた?な質問に回答。

「1仕事で終電終わってしまいました。2他に寝れそうなとこが無かったので」

「またえらい分かりやすいなケイスケ君」

そちらこそと逆質問。

「まだ何かとな、仕事貯まってるんや」

「リインははやてちゃんのお手伝いです」

あーそういえば昨日もいそがしそうでした

その前の俺×スバル疑惑を率先して流してやがった印象しかありませんでしたよ。



「で、ほんまはどーゆー感じ?」

しつこいわ!!

とりあえず部隊長が愉快な方ということ判明

俺みたいな野郎でも気にせず話してくれました。

男隊舎でシャワーもらってきますと話して8時半までさいなら





シャワーを貰って食堂に移動、なぜか納豆というのが俺のお気に入り。

しっかり混ぜてからネギと醤油とカラシを投入、白飯に混ぜていただきます。

至福の時をすごしていると隣に誰かが座った。

スバル達フォワード組だった。

「おっはよう、ケイスケ、隣いい?」

隣いいかってもう座ってるじゃん。

つかメシいろいろ多!!

パスタとかサラダとかエベレスト盛りですよ?!



「でね、なのはさんがね……」

なが、話なが、コイツ

すでに十分くらい延々と話してるぞ、しかもメシも早いし。

ちみっこ達唖然としてら。あランスターさんにチョップ貰った。

「あんた、少しは黙りなさい!」

「ふえー」


な ん だ この漫才コンビ


仕切り直し、なんでも朝練してきたそうな。頑張るね皆さん。

「あんた、寮じゃないでしょ。なんでいるのよ」

さっき部隊長にされたのと同じ質問回答も同じ。

スバルは

「あたしんとこ来ればよかったのに」








  馬鹿だ馬鹿がいた!!

すかさずランスターさんチョップ。俺振り上げたチョップに行き場がない。

そのまま説教スタート。少しは考えろとか、あたしも部屋にいるでしょうとか、

なんか、ギンガ姉ちゃんとの掛け合いを思い出す。

あん時はスバルの天然ボケに注意するだけだったが…・・・

お説教長くなりそうだから気になってたこと。

「悪かったな、モンティアル、ル・ルシエ」

そう全く話にはいれなかった2人だ。退屈しただろ

「いいえ、そんなことありません」

「はい、その、楽しそうでしたし」


なんだこいつら子供らしくねー反応。

「あの、できたら名前で呼んでもらえますか」

「あたしも、できれば名前で」

むむ、さてはコミュニケーションに飢えておるなこやつ等。

俺がこれ位の頃って仲間とそこらでイタズラしたりしたもんだが。

ここはお兄さんぶるシーンと判断する。

「ふむ、タメ語で話したらそう呼んでやろう」

少し間

「そんなこと出来ませんよ」

返事までガキらしくない、決めた、絶対タメ語で話させる

「タメ語しないと名前で呼ばない。」

あーだこーだあったが結局タメ語で話させた。

敬語て壁作るからな。こんなガキの頃から壁だらけの場所じゃああれだよ。

「じ、じゃあ…ケ、ケイスケ」

「ケイスケ……さん……」

むう、男女の差かキャロの方が話にくいようだ。まあ慣れればいいだろ。

「あいよ、エリオ、キャロ」

名前を呼ばれたのが嬉しいらしく顔を見合わせて笑ってら。

素直だねー。


大きいお姉さんはまだ説教中だよ。



後日、エリオ達からタメ語で話されてるのを執務官どのに見られ酷い目にあった




さてメシが終われば仕事である。

昨日で分かってたが新しいとこらしく、コーヒーとかの用意がない。

事務は雑用も業務のうちだ。

新人組にコーヒーメーカーとか紙コップてかを頼んでおいた。

来客用のカップも無かった。早いうちに決済貰って買ってこないと恥かいちまう。

こうしてみるとかなり駆け足で発足した感じ。

なんでこんなにないない尽くしで部隊設立したのか疑問。

とりあえず昨日の書類を提出して今日の分やろ。





はやて視点

まさか初日から泊まる人がおるとは。

ケイスケ・マツダ、仕事遅いんかと思ったら他のこの分をやってたらしい。

なんとまあ、確かにアルトやルキノ以外の中で一番年上やから面倒みたってやと

か言ったけどそこまでする子とは。

この部隊ほとんどがコネのある子やスカウトした子やから

実は人事から回されたのって少ないんよね。

今日はまず地上の挨拶周り、大変やけどあたしらの居場所のため、頑張らんと。

準備しているときに来たのはレティ提督の息子のグリフィス君

なんや恐ろしい量の紙束を持ってきた。何事?

「管理局各部署へのお礼状だそうです」

「お礼状?そらださなあかんけど普通データで定型文やろ?」

「封筒の手紙のほうが印象がいいそうです

また、各部署の隊長用の文を文末を書いてあるそうです」

これがそのソースですとスクラップされた管理局の広報誌

まさかと思って手紙の内容確認。

お礼の定型文と隊長あてに

お子さんが健やかに育ちやらご結婚おめでとうとか一枚一枚書き換えとる。

え〜とやな予感がするんやけど

「全て問題ないかチェックしてくれと提出者から言われております」

マジかい

「八神部隊長の名前で出すので間違ってたら部隊長の恥になると言えと言われています」

誰やそれいったい

「ケイスケ・マツダ二等陸士です」

何やこれ昨日の仕返しかい

いったい管理局が何部所あるとおもっとるんや

「それでこれがチェックシートとのことです」

なんという用意周到さ、恐ろしいまさか地上からわたしの過労死を狙った刺客

「とりあえず部隊長の想像していることはないです、実際受けが悪いんですからこういうのはやっておきましょう」

うわ、船の分まであるやん

評価修正、結構細かい人やわケイスケ君は

しかしこの量いつの間に調べて作ったのやら。




ケイスケ視点

ディスプレイに写ってるのはメール画面

各部隊長、艦長の個人情報ソースをくれた人事のダチに感謝メール送信っと

しかしおどれーた、まさか八神部隊長の個人的に関係ある部署までピックアップしてくるとは

おかげさまで作るのが楽チンでしたよ。あロウラン補佐官に元データ媒体渡すの忘れた





べっ別によくも昨日はからかってくれたなとか

朝の微睡みタイムをじゃましてくれたなとか考えてないぜ。

はい次、はい次。どうもフォワード組に新造デバイスを作るらしい。金あるね本当

予算とかどうなってるんだろ。

まあマジに考えればそれが最低必要な仕事になるということ、

人事のやつからのメール、

六課のバック、むしろ部隊長のバックについて書いてあった、

教会、現役、元提督そして三提督。確かに部隊作るくらいできるコネだよ、

だけどそれがあってなんで新しい部隊を作った?

しかも実験部隊。どっかの前からある部隊の頭になって人集めた方が楽だったのに。


探りたいけど藪を突くのはゴメンです。

……バックレる準備はしとくべきかもな。なんかヤバげだ。








後書き、ふ、いきなりタイトル誤字絶望した
そして今回は主人公の名前を間違えてしまった……
ありそうでかぶらない名前で考えたからいまいち印象薄いしね……

とりあえず友人関係は良好な主人公君、無駄スキルと変人性の高い友人多し
しかし名前はない!? 事務の新人ズもまだ無かったりするw
漫画では新人多いって言ってましたよ一応


友人その一、異常な情報処理能力持ち、つかハッカ、この男の前にプライベートなどありません
高町なのはファン、隠し撮りとか所持






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