某月某日

 昨晩…

 「良介さん…

 僕は貴方の事が好きです!!

 愛してます!!」

 「まて!まて!!ユーノ!お前男だろ!!!

 幾ら日本の文化っていっても俺にはお稚児趣味は無いぞ!!」

 「僕の話を聞いてください!!

 実は秘密にしていたんですけど…

 発掘現場の指揮は年齢が低くても能力さえあれば大丈夫なんです…

 でも…女の子だと舐められるみたいで…

 それで性別を偽ってたんです!!」

 「なんだって!!!???」

 って感じにユーノに告白され、実は『女』って事実に叫んだ所で目が覚めた…

 確かに小さい頃は女の子にしか見えなかった…

 てか今でも男に見えないか…

 そこで無性に気になった俺は、無限書庫での重労働の慰安として銭湯に誘った…

 とりあえず男だった…

某月某日

 「今度の非番…

 俺と一緒に過ごさないか?」

 と小細工せず、真っ向勝負でギンガを誘ってみた!

 なんか真っ赤な顔で俯いて

 コクン…

 ってうなずいてたけど気にしない!!!

 で、お決まりのあるビデオを見せた!!

 そして次の日

 「ギガ!ドリル!!!」

 てな事を叫びつつ、左手をドリルにして突っ込むギンガが居た…

 ただ突っ込む相手は俺だったけどな…

某月某日

 シャリオがまた新しいデバイスを作った…

 見た目銃口の替わりに画面とキーボードがくっついた変な拳銃形のパソコンだった…

 シャリオ曰く

 「師匠の法術の力である絆の力を利用し、それを手繰り寄せる事で相手を召喚すんです!

 その召喚を補助するのがコノデバイス!

 その名も『GUMP(ガンプ)』!

 登録すればボタン一つで召喚も出来るんですよ!!

 ちなみに既に何名か登録しておきました!!」

 だそうだ…

 とりあえず登録メンバーの確認だ…

 種族    名前

 魔王   高町 なのは (ルシファー?)

 死神   フェイト・T・ハラオウン (まぁあざなもそうだしな…)

 地母神  八神 はやて (言いえて妙だな…)

 妖虫   ミヤ (そのまんま…)

 妖精   アリサ (メイド=シルキーってか?)

 妖獣   久遠 (コレもそのまんまだなぁ…)
 
 魔獣   アルフ (まぁコイツは使い魔だしなぁ…あってるのか?)

 英雄   シグナム (似合ってるな…ジャンヌとかの女騎士とかぶりそうだし…)

 破壊神  ヴィータ (ハンマーか?ゴルディオンハンマーか!!??)

 女神   シャマル (泉つながり?)

 etc.etc

 なんか知合いで埋め尽くされていた…

 てか種族ってなんだよ!!

 はまり過ぎで笑えたがな!!

某月某日

 目が覚めた。自宅のベッドの上だった。

 俺、寝る前に何してたんだっけ?思い出せないがまあいいや。

 それにしても俺、電気つけたまま寝てたかな?とおもいつつ時計を探す。だが、時計がない。

 あたりを見回すと時計が一つもないことに気付く。おまけにアリサの気配もしない。出かけたのか?

 そういえば窓が閉ざされている。あたりは真っ暗、夜?
 開けてみようとするが、開かない……

 窓が開かないので玄関にいく。しかし、玄関の扉が開かない。鍵がかかってないにも関らず、開かない。

 玄関が壊れたのか?とおもった。

 しばらく経つと、なんか部屋さっきよりも明るくなった気がした。おまけに巨大なプレッシャーを感じる……

 気になって上を見上げたら……そこにいたのは俺よりも巨大な数の子たちだった。しかも全員が妙にニヤニヤしていた。

 「うわあぁぁ!!!」

 俺は悲鳴をあげてしりもちをついた。
 お、俺は、どういうわけか小さくなってしまいコイツらのペットになったってことか……?!

 俺はさらに頭を抱えながら大きな悲鳴をあげた……

 そこで目が覚めた。俺はここが本当の自宅なのかを確かめるべく玄関へ急いだ。

 開いた!あ、日の出だ!!よかった……

 その後、アリサがやってきてちょっと怒られた。
 それ以後、俺は本能的に数子たちも避けるようになった……

某月某日

 ここ最近、俺は悪夢を見続けている。

 おとといは怪獣の神経と同化した俺を時空管理局が気付かずに倒す夢。

 昨日は小さくなった俺を数子たちがペットにしていた夢。

 そしていつかのは俺の寿命が30歳と言われた夢。

 ……こんなたちの悪い悪夢を見ると俺の頭がどうにかなっちまいそうだ……

 ……病院にいこうかとおもうが、神経科と精神科のどっちに見てもらったらいいのか分からない……

 ま、病院にいくことだけはしようとおもう……うん……

(日記を閉じる)

某月某日

懐かしい物が高町家のビデオから発掘された。

早速六課に行って洗の、げふんげふん、布教してこよう。

某月某日

 とりあえずスバルとギンガを捕まえた。

 スバルはとりあえずターゲットだったがギンガは偶然だ。

 「あなたが変な物をスバルに教えないよう監督します」

 ち、この部長め、いいだろう。

 このビデオのカオスフィールドに飲み込まれるがよい。

 
某月某日

 あれを見せてから一週間、俺は結果を確認しに六課を訪れた。

 スバルは

 「必ぃぃぃ殺!! シャァーイニ●グゥフィンガァァァァ!!!」

 ギンガは

 「ダァァク●スフィンガァァァア!!!」

 しっかり順応したようだ。うむうむ。

 でもどっちかっていうとギンガって兄さんポジションだよな。

 「へえ、じゃあ師匠さんは誰になるのかな」

 そりゃもちろんなのはに決ま………

 「変な物持ち込まないでって言ったじゃないですかぁぁ」

 折檻されました。

某月某日

 六課とあったら恐ろしく怖かったとセインが泣きついてきました。

 「何したの?なんだかすっごい互いをけん制してたんだけど」

 何って、折檻後行ってません。

 ま、まさか?

 数子たちに捕まる→何かのコア→宇宙一の告白

 逃走しました。

 後日、俺がコアになりました。

某月某日

 唐突だが何故かなのはと対峙していた。

 「兄さん……、昨日街で、女の人と歩いてましたよね?」

 なのはの言葉に『ああ。けど、道案内をしてただけだ』と、

 そう言おうとしたが、何故か口が動かない事に気付く。なんでさ?

 驚いていると、いきなり通信回線が開かれた。相手は……はやて?

 『良介……月は出てるんか?』

 ――なんかキャラ違う!?

 いや、月ってそりゃ出てるに決まって……ってあれ? なんだあの光は、

 なんか光の線が降りてきて、なのはの持つレイジングハートに……。
 
 あれ、なんでお前こっちに向けて……――

 ――というところで目が覚めた。

某月某日

 唐突だが何故かフェイトと対峙していた。

 「良介……、昨日は女の人とどこへ行ってたの?」

 ……なぜだろう、こんなことが前にもあった気がするんだが……。

 とりあえずフェイトに『あれは管理局の奴で、前の事件の事情聴取に行ってた』と、

 そう言おうとして、何故か口が動かない事に気付く。なにゆえ?

 俺が慌てていると、いきなり赤い犬が現れた。あれは……アルフ?

 「フェイト、今が駆け抜ける時!」

 「応ッ!」

 ――あれーっ!? なにやってんのー!?

 なんかフェイトの奴が、いきなりアルフに跨って……ってあれ?

 なんでバルディッシュをザンバーフォームに……、何かこっちに向かって来て……。

 あれ、何で振りかぶって……――

 ――というところでまた目が覚めた。

某月某日

 唐突だが何故かはやてと対峙していた。

 「良介……、昨日街で手ぇ握られとった綺麗な女性は誰なん?」

 ……なぜだろう、この状況にものすごく既視感を覚えるんだが……、

 言い方を変えると……デジャビュ?

 とりあえずはやてに『落し物を渡してあげたら大事な物だったらしく手を握られて感謝された』と、

 そう言おうとして、何故か口が動かない事に気付く。……やっぱり?

 俺がさすがに諦めていると、銀色の虫っぽいのが現れた。あれは……ミヤ?

 「行くで、ミヤ!」

 「はいです!」

 ミヤは銀色の光となって飛び、はやての頭上から急降下、ユニゾンした。

 ――あれ、どこかで見た覚えがあるんだが……んーとゾ●ド?

 はやての奴はそのまま手をこっちに向け、なにか呪文を……ってあれ?

 なんかかなり魔力溜めて……、氷結は終焉? せめて刹那にて砕けよ? なんのことです?

 あれ、頭上から大きな氷が俺を……――

 ――というところでまたまた目が覚めた。

某月某日

 機動六課でビンゴゲームをやるから参加しないか。と、

 はやてに誘われ参加してみると

 一等の景品が「良介を一日自由にできる券」だった。

 参加者の大半の後ろに黒いオーラを感じた。

 「ちょっと待て、おかしいだろうこの景品はっ!」

 とはやてに抗議をしたら。

 「良介が一等だったらメロン食べ放題や」

 「俺の強運をみせてやるぜ」

 結局、当たったのは巨大なぬいぐるみだのでヴィヴィオにくれたやった。

 因みに「良介を一日自由にできる券」を手にしたしたのは六課の寮母のアイナだった。

 いったい何に使用されるのだろうか。

某月某日

 昨日は久しぶりに家に帰った。

 昼、出勤すとき息子に

 「パパ、今度はいつ泊まりに来るの?」

 と客(ゲスト)扱いされた。

 入れ違いで遊びに来た良介に娘が

 「良介、お帰り、遊んで」

 と家族扱いをしていた。

 むしょうに酒を飲みたくなった。

 クロノ・ハラオウンの日記より抜粋


某月某日

 ドクターからゲームを渡された。

 『シスタープ●ンセス』

 もしかしてナンバーズの奴らの元案はコレか?

某月某日

 薄暗い夜口…

 俺とシャリオは遥か上空で戦い続けるなのはを見守っていた…

 そんな時…

 なのはのBJが弾け飛び、フェイトのソニックフォームのように身軽になっていったのだ…

 「どうしたんだなのはのやつ?」

 「なのはさんが拘束具の呪縛から解放されていく…」

 「拘束具?」

 「はい…

 アレは防御を目的としたBJではなく、なのはさんの凶悪な魔砲を抑制するための拘束具…

 いまその拘束が解かれていく…

 なのはさんは魔王から冥王になってしまう…」

 その後は戦いなどと呼べる物ではなく…

 一方的な虐殺だった…

 ってな夢を見た…

 やっぱり劇場版を見たのが原因だろうか…

 てかゲ●ドウ役がプレシアで、レ●役がフェイトって狙いすぎだろ俺!!

某月某日

 俺はプレシアと共に、汽車の旅に出ている…

 レトロなSL型ロストギアにのって銀河の海を渡り…

 遥か銀河の果て、アルハザードに…

 其処へ行けば…

 生きている物には機械人の体を…

 死せる者には新たな命をタダでくれるという…


 ってな夢を見た…

 てかメー●ルの役がプレシアかよ!!!

 微妙に似合ってる事に驚きだった!!

 しかも車掌さんがぶかぶかな制服を着たリンディだったのは驚いたがな!!

某月某日

 今日は、自宅でじっとしているのも嫌なので事務所で一日を過ごすことにした。

 だが、依頼はまったくと言っていいほどこなかったのがすごく悲しかったが、なぜか間違い電話だけはいつも以上に多くかかってきた……(例:ラーメンの出前・ピザの宅配・宅急便・法律相談所・カウンセリングセンター…その他多数)

某月某日

 今日は、自分の稼いだ小遣いを使って秋葉原へ行った。

 だが、俺はここに到着して3分経ったころ来たことを激しく後悔した……

 妙にオタクたちの熱気が凄いは、アニメグッズやフィギュアがてんこ盛りとかオタクたちが喜びそうなイベントや店が大量に展開されていて、正直気分が悪かった……

 まぁ、それを少々回避するために電気屋に行って電化製品を見て回りダッシュで帰ってきた。

 もう、二度とあそこには行きたくない……
 (戦利品:ノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオテープ)

某月某日

 突然だが俺の前に7つのボールがある。

 あれか?あれなのか?

 ちょっとドキドキしながら呪文を言ってみた。

 「いでよドラゴン、そして願いを叶えたまえ」

 色々省くがホントにでてきた。

 ちょっとパンティおくれと言ってみたかったがこんなチャンスは二度とない。

 自重した、変わりに。

 「もう少し俺の周りを静かにしてくれ」

 結果として

 無 理 だ っ た。

 あいつらはサイヤ人並みなのかよ!!!

某月某日

 あれがあったってことは他の物もあるかもしれない。

 まずはカリンのところだ。

 見つかった。登ってみた。

 途中で動けなくなった。

 たーすけてーーーーーーーー!!!

某月某日

 知り合い連中に助けてもらった。

 ついでに上まで運んでもらって豆をもらってきた。

 これで怪我知らずだぜ!!

 と喜んでたらシャマルが落ち込んだ。

 「いいんです、最近影が薄いは、出番が無いは、これで役立たずになるわ」

 やばい、ちょっと可哀そうになった。

 「これはもう良介さんのお嫁さんになるしか!!」

 結局その落ちかよ、全力で逃げた。

 「待って下さい、そこで『じゃあ結婚すっか』って言ってください」

 それだけは拒否する。

某月某日

 なんか最近シグナムを見ない。

 おかしいこの流れでは修行で1〜2年拘束される気がしていたのに。

 バインドだらけで発見された。

 みんな恐ろしい子!?

某月某日

 なんだかシャーリーが忙しいらしい。

 「なんでも一年以内にレーダーを作って欲しいそうです」

 オ チ が 読 め た

 一年後に向けて修行することにした。

某月某日

 どうも最近体が訛ってきているようなので武者修行に出ることにした。

 毎回のように捜索本部や救出本部が結成され、修行の中断がされてはかなわないので書置きを残しておいた。

 「(自分の強さに納得のいく)答えが出たら報告する」

某月某日 

 先日の宮本良介氏の書置きにより一部の隊員並びに隊長陣の暴動が起こった。

 巷の噂では宮本氏は自分の番の相手を決めるために一人旅に出たらしい。

 機動六課内での緊張が高まる中、宮本氏の選ぶ相手は誰であるかと言うトトカルチョが実施されている。

 過去に宮本氏が起こした事件の際のものとは比べられない金額が動くと予想され、主催者側は中間報告は行わず、結果報告のみと発表しております。

 宮本氏帰還までの数日間、緊張の時が続きそうです。

 機動六課通信特別号より一部抜粋

某月某日

 AM06:00

 もの凄い爆発音で目が覚めた。

 ふむ、今日も一日頑張るか。

 クロノ・ハラオウンの日記より抜粋

某月某日

 兄さんの早朝トレーニングに付き合おうと思って、朝六時に公園に行きました。

 2人っきりでのトレーニングを夢見ていたら、なんと、ナンバーズの……誰だか分からないけど、いちゃいちゃしていた。

 兄さんにお灸をすえ……もといナンバーズを退治するため、SLBを発射。

 発射した瞬間、兄さん達に雷が落ちた。

 フェイトちゃんもいたんだ……

 とりあえず、今日は兄さんと一緒に、2人っきり、でのトレーニングは諦める。
 
 兄さんの事だ。今日のことに懲りて、明日は、一時間早くトレーニングするだろう。明日は五時起きで公園に行こう。

 明日はきっと2人っきりです。

 高町なのはの日記より抜粋

某月某日

 リョウスケと一緒にトレーニングしようと思い、朝六時に公園に行ったら、ナンバーズの……誰だろう?とりあえず、青髪の女といちゃいちゃしていた。

 酷いよ、リョウスケ……

 リョウスケには反省して……じゃなくてナンバーズを退治しなきゃ。

 と言うわけでサンダーフォールを落とす。

 当たった瞬間、リョウスケがピンク色の光線に飲み込まれた。

 なのはもいたんだ……

 リョウスケの事だ、明日は、トレーニング時間を一時間早めるはず。

 明日なら、2人っきりで……なのはごめんね。

 フェイト・ハラオウンの日記より抜粋

某月某日

 なのはちゃんとフェイトちゃんから、早朝公園でナンバーズと、戦闘したと報告が入った。

 でも、わたしの感が告げる。二人は抜け駆けしようとしたんや。

 時間帯は朝の六時って、良介がいつもトレーニングしてる時間やないか!

 二人がそんな考えなら、私にも考えがある。

 さっき良介の見舞いに行ったけど、あの怪我なら明日もきっとトレーニングするはずや。

 それに、今日の事で痛いめ見たから、明日はきっと一時間早くやるはずや!

 明日は良介と2人っきりでトレーニングかぁ〜

 なんや、自分で書いてて恥ずかしくなってきたわ。

 明日に備えて寝よ寝よ。

 八神はやての日記より抜粋

某月某日

 ローゼンが早朝からトレーニングしてるって言うから、見に行った。

 朝霧のなか、体を鍛えるローゼンはなんとなく格好よかった。

 見ているだけでは駄目だと思い、勇気を振り絞り話しかけてみた。

 ローゼンの驚いた顔が印象的だった。

 っていきなり地中から出て来たら誰だって驚くか♪

 一緒にトレーニングしていい?と聞くと、

 良介「別に構わねーけど邪魔すんなよモグラ娘」

 モグラ言うな!

 まったく、ローゼンの口が悪いのは知っているけど、いくら何でもモグラは酷い。

 まぁチンク姉に比べればましだけど……

 でも、口ではいくら悪く言っても、なんだかんだで、ローゼンはいきなり乱入してきた私をちゃんと面倒見てくれた。

 良介「ポカリならベンチに置いてあるから、のど乾いたら好きに飲めよ。でも全部は飲むなよ」

 とか
 
 良介「おい!ちゃんと準備体操しないと体痛めるぞ!」

 ローゼンはツンデレだと思った。

 あたしは、

 「わかったよ〜ならローゼン少し柔軟体操手伝って〜」

 スキンシップを決行。割れながら大胆な行動にうって出たと思った。

 少し肌寒い早朝にローゼンの体温が温かい。

 うん、良いかも。

 と思ったのもつかの間、機動六課の連中、しかも隊長クラスが二人も来た。

 私は急いで地中に逃げたけど、急な事でローゼンを地中に引っ張り込められなかった。

 ローゼンの安否が気になる。

 でもローゼンの事だからきっと大丈夫だろう。

 明日もトレーニングしてるに決まってる。

 ただローゼンの事だから、一時間くらい早くしてやるはずだ。

 よし、明日は五時に公園だ♪

 2人っきりでローゼンとトレーニングかぁ〜

 セインの日記より抜粋

某月某日

 今日は朝からついてない、公園でトレーニングしていたら、地面からモグラ娘が出て来やがった。

 まぁ一緒にトレーニングしたいって言うから許可したんだが……思えばこれが間違いだったのかもしれん。

 何を勘違いしたのか、なのはとフェイトにぶっ飛ばされて、朝から空に舞った。

 朝日が綺麗だった。

 しかし、モグラ娘、暖かったな。

 それだけが救いか……でもな、

 空を舞う
 ↓
 六課送検
 ↓
 シャマルの治療と尋問
 ↓
 はやて登場、闇に沈む
 ↓
 ギンガ登場、カツ丼を奢ってもらう
 ↓
 牢屋で日記を書く

 ……黒字どころか大赤字だ。

 しかし、あいつらあの調子なら明日も来るな……

 よし、明日はトレーニングの開始時間を一時間早めて、五時からにするか。

 くくくっあいつらが誰も居ない公園に来る姿が目に浮かぶわ!

 そろそろ、釈放されるし、帰って寝るか。明日は早いぞ。

 宮本良介の日記より抜粋

某月某日

 AM05:00

 もの凄い爆発音で目が覚める。

 何時もより音がでかいので窓の外を見ると、公園がある方から、キノコ雲が立ち上がっていた。

 ふむ、今日も一日頑張るか。

 クロノ・ハラオウンの日記より抜粋

某月某日

 

 

 

 

 


 かゆ……うま……


 宮本良介の日記より抜粋。

某月某日 朝

 いつものように鍛錬に出かける彼を見送る。

 お昼ころまでは本でも読んで過ごそう、と思っていたら公園の方角から爆発音や破砕音。

 昼からの予定はこれで埋まったわね。

某月某日 昼

 掃除洗濯を終わらせてお昼。

 いつものように六課に行く。

 事務で手続き。

 いつも大変ですねと言ってくれる事務の人の優しい気遣い。

 フェレットのミイラが休みを申請して却下されているの脇目に彼のいる地下室に迎えに行く。

某月某日 夜

 久しぶりに夕食を一緒に取る。

 お昼はカツ丼を奢ってもらったらしい。

 明日は一時間早く起きるから、とさっさと寝てしまった。

 ……多分いつもより一時間早く鍛錬をはじめようと思ってるんだろうけど、無駄よね。

某月某日

 AM04:30

 いつもより一時間早く起きて朝食の準備。

 寝ぼけ眼の彼に多めに食事を取らせる。

 お昼食べれるか判らないんだから……(断定)

 鍛錬に行く彼を見送っていっときしたあと爆発音破砕音衝撃波もろもろが家を揺らす。

 公園の方角からキノコ雲が立ち上っていた。

 さて、今日も一日がんばろう!

 アリサの日記より抜粋

某月某日

 アノ人が早朝からマタやってくれた…

 罪状は犯罪組織との内通…

 なのはさんとフェイトさんが現場に居合わせ組織の人間を捕縛しようとしたが取り逃がしたそうである。

 とりあえずシャマル先生の所での治療後、はやて隊長のお仕置きを受けぐったりしている宮本良介連行する。

 話を聞く限り今回は証拠不十分のため(悪くないと思われるので)器物破損の現行犯として留置…

 朝から何も食べてないという事なので昔

 「取調べといえばカツ丼だろ!!」

 と言ってたのでわざわざ"作って"あげました…

 美味しそうに食べる姿に(鉛筆で黒く塗りつぶされています)てしまったのは秘密である。

某月某日

 宮本良介の行動原理を調査し、研究した結果から導き出した答えから、早朝より現場の張り込みをしている…

 昔アノ人に

 「張り込みといえば『アンパン』と『ビン牛乳』だろ!」

 といわれたのでソレを食べつつ張り込みをしている…

 案の定、敵組織との密会を目撃!

 怒りと憎しみを込めて宮本良介を無力化した後、護送しました…

 今回の宮本良介の無力化に六課隊長陣営の協力があった事をココに記す。

 ギンガの宮本良介更正日記より抜粋

某月某日

 最近、自宅より長く居る留置場だ。

 取り調べごとにギンガに食べたい物をリクエストしいるが、悔しい事に美味い。

 食ってる時に独り言を言っちまったらしいが、何か取り調べより何が食べたいか聞かれるのが先になってきた。

某月某日

 流石に留置場は寒いし話し相手も居ねーなーと考える、が……

 毎日の様にモグラ娘が来るので不自由しない。

 案外と暮らしやすくなってきた。

某月某日

 機動六課で留置場を職場の真ん中にする案が出ているそうだ。

 留置場の意味ねぇだろ!?

某月某日

 今日もいつものように留置場にいる。

 ふと、

 「どこかに行きたいなぁ」

 と言ってしまった。

 「ふ〜ふ〜ふ〜。今どこかに行きたいと言ったね」

 「その声はしゃりえモン!!」

 「そんな良太君にはこれだ!!どこで○ドア〜」

 しゃりえモンが出したのはまさに、どこで○ドアだった!

 「おお!それがあればどこにでも行けるぜ!!では早速…しゃりえモ〜ン僕どこかに行きたいよ〜」

 「ふ〜ふ〜ふ〜。しょうがないなぁ良太君は。ハイ、どこで○ドア〜」

 「よっしゃ!!これがあればどこでも行けるぜ!!じゃあ早速行ってくる!!」

 「ああ、良太君それは…」

 しゃりえモンが何か言っていたが俺はもうドアをくぐった後だった。

 「さむ!!ここどこだよ!?」

 たどり着いたのは、吹雪と一面氷の場所だった……あっ白熊だ。

 「……帰ろ…。あれ?開かない!?」

 何回か開けようとしてみるが開く気配はしない。

 「おいおい!?どうなってんだ!?」

 その時携帯が鳴った…シャーリーだった。

 「師匠、やっぱり壊れましたか。それは試作品で、一回しか使えないんですよ」

 「そんなもん使わすな!!如何すりゃいいんだよこの状況!!」

 「とりあえず救助隊を要請しましたから頑張ってください。……生きてくださいね」
 
 プツッ。

 「おい!?最後の何だよ!?ちっ、とりあえず吹雪をやり過ごすための日本の伝統、かまくらを作るか」

 そう言い、雪をかき集める。

 ちょんちょん。

 「なんだよ、今忙しいんだ後にしてくれ」

 ちょんちょん

 「だから後にしろって……うん?ここって俺以外誰か居たっけ?」

 振り向いてみると…、

 「ガアアアァァァァァァァァァ!!」

 白熊さんが居ました。

 全速力でダッシュ!!

 結果

 その後、白熊と一戦交えて友人?になり奴の巣で一晩明かした。次の日、機動六課全員で向かいに来てくれて何とか戻れた。……白熊お前の拳は忘れないぜ。

某月某日

 ふと、

 「なんか色んな物ふっ飛ばしたいなぁ」

 と言ってしまった。

 「ふ〜ふ〜ふ〜。今色んな物ふっ飛ばしたい、と言ったね」

 「その声はしゃりえモン!!」

 「そんな君にはこれだ!地球破○爆弾〜」

 取り出したのは地球破○爆弾だった。

 「おお!なんかヤバそうな物だが、くれるのか!?」

 「あれをやったらいいよ〜」

 「よし!!コホン…しゃりえモ〜ン僕色んな物ふっ飛ばしたいよ〜」

 「しょうがないな〜良太君は。ハイ、地球破○爆弾〜」

 「よっしゃ!!これがあれば!!」

 結果

 使う前に六課全員に止められ使えなかった。残念な様な、よかった様な複雑な気分だ。

某月某日

 アリサは有能なメイドだと思う。

 いや有能なメイドだ!

 でも、たまには、別のメイドにかしづかれてみたい。

 それが男心と言うものです。

 と言うわけで、メイド喫茶に行ってみる。

 「お帰りなさいませ♪ご主人様♪」

 うむうむ。

某月某日

 久遠は有能な部下、ペットだと思う。

 いや有能なペットだ!

 でもたまには、別のペットに甘えられてみたい。

 それが漢心です。

 と言うわけで、動物娘喫茶に行ってみた。

 「お帰りなさいませにゃ〜♪ご主人様♪」

 猫娘……うむ!

某月某日

 ギンガは有能な婦警?だと思う。

 いや、有能な婦警だ!

 でも、たまには別の婦警に逮捕されてみたい。

 それがOTOKO心です。

 と言うわけで、婦警喫茶に行ってみた。

 「逮捕しちゃうぞ♪」

 こっ小早川〜!!

 ……はっ!いかんいかん。

 しかし、ギンガにこれくらい愛嬌があればな〜あいつの場合、銭形のと○つぁん だからな〜

某月某日

 ティアナは優秀なツンデレだと思う。

 いや、優秀なツンデレだ!

 でも、たまには別のツンデレを味わってみたい。

 それが、MAN心です。

 と言うわけでツンデレ喫茶に行ってみた。

 「なっなんでいきなり帰って来るのよ!そっそのお帰りなさい……」

 ティアナもこれぐらいのツンデレならな〜

 あいつのツンデレ比は9対1で上級者向けだからな〜

某月某日

 朝起きて、アリサが作った朝飯を食べた。そして、急激な眠気に襲われた。

 あの時なぜ、不信に思わなかったのか……

 アリサが終始ニコニコしていたこと。

 でも目がまったく笑っていなかったことに……

 目が覚めたら、第二の我が家とも言えるべき留置場でした。

 また、笑っていない笑顔が素敵な、アリサ、久遠、ギンガ、ティアナがいました。

 長い、長い1日の始まりでした。

 ………………
 ……………
 …………
 ………
 ……
 …

 アリサは有能なメイドで、

 久遠は有能なペットで、

 ギンガは有能な婦警で、

 ティアナは優秀なツンデレというか、ツン100%だということを改めて強制認識させられました。

某月某日

 今現在、俺は留置場の中にいる。

 ここ最近おもうことだが、留置場に入れられる回数が増加している感じがする。

 っつーか俺なんでこんなところにいなくちゃいけないんだ……

 俺、そんなに悪いことしてるかなぁ〜?

 最近そんなに事件を起こしていない気がするんだけどなぁ〜。

 あ〜、早くこっから出してくれよ……つ〜か腹減ったからなんか食べたい。一週間以上はもう何も食べてない気がする……おまけに寒くて眠い……早く誰か出してよ……俺、凍え死んじゃうよ…… 

某月某日

 ……眠い……すごく眠い……

 だが、眠ってはいけない……眠ったら……死んじゃう……

 最近、俺は立て続けに見る悪夢のせいで眠るのが怖くなりここ数週間眠っていない。そのせいで、毎日が寝不足である。

 おかげで身体がだるいし、食事が喉を通らないし、力もでない。おまけに眠い。

 アリサから、

 「あんたすこしは寝なさいよ!もう何日寝てないと思ってるの。目のクマがすごく濃くなってるわよ。いいかげん寝なさい!!!」

 と怒られている。

 病院に行こうと思うのだが、寝不足のせいで行く気がしない。

 ……あぁ、今こうして日記を書いてるときでも睡魔が襲ってくる……眠ってはいけない……眠ってはいけない……眠っていk(省略)

某月某日

 昼休み、管理局内の知り合いたちと麻雀をやった。以前金をかけていたのがギンガにばれて酷い目にあったので、今回は金はかけてないクリーンな大人の遊びだ。

 何度か勝ちと負けを味わいながら昼休みが終わる。そして、俺一人になったところで、少し遅れた昼休みのなのはとフェイトがやってきた。

 「兄さん、これって麻雀ですよね」

 「おう、なんだお前ら知ってるのか?」

 「うん、少し前にナカジマさんがしてるのをみたことがあって……。やりかたも少しだけど覚えたし、ね」

 「ふ〜ん、なら少しやっていくか?」

 「え、いいんですか?」
 
 かまわん。どうせこれから暇になるところだったしな。俺の誘いに乗ってきて椅子に座るなのはとフェイト。二人はいかにも素人くさい手つきで牌をきっていく。

 そして―――――
 
 「あ、フェイトちゃんのそれロン」

 「しまった。う〜ん、すこし恥ずかしいけど、しかたないよね……」

 「待て待て待て待て! 仕方ないといいながらなぜ服を脱ぐ!!?」

 「「え、なんでって―――――――――――脱衣麻雀だからに決まってるじゃない(ですか)」」

 その瞬間、俺は自分がはめられたことを理解した。この部屋にやってきた時間、話の振り方、俺の言動、すべてがこの二人の計算の内だった。

 「(は、はめられた!!?)」

 「(ここからが!)」

 「(本当の勝負だよ!)」

 「(兄さん!!)」「(良介!!)」

 二人とも先ほどとは違い、恐ろしく洗礼された手つきで牌をきっていく。今ここに、次元世界一熱い勝負の幕が切って落とされた。

某月某日

 あのなのは・フェイト・俺の麻雀はなのは達が上着を脱ぎ、次に一枚脱ぐと下着が見える状況となった所で恭也・クロノの乱入でお流れになった…

 で、今日はといえば…

 「良介…

 なのはちゃんやフェイトちゃんと脱衣麻雀したそうやなぁ…

 なんで私も呼んでくれなかったんや!!!

 私も良介を剥きたかったわ!!!」

 シグナムに拉致られ、はやての前に座らされている…

 正確に言えば…

 「だから今回は私達と麻雀するんや!!」

 雀卓を挟んだはやての前だがな…

 「でも家にはイカサマ(旅の鏡による牌のすりかえ)する悪い子がいるさかい…

 何の牌か見えるようにする八神麻雀のルール用の牌を使うさかい…」

 しかも牌の大半が透明で何の牌か見える牌で、山は無く、真ん中の穴から取り、手触りから牌を解らないように手袋すると言う不思議な麻雀だった…

 はやて・俺・シグナム・シャマルの熱い戦いが始まる…

 しかし、なぜだろ…

   ザワ…
    
    ザワ…

 って音が聞こえるのは…

某月某日

 卓の真ん中の穴から牌を取る時に『妙にさらさらした髪の毛の感触』とか『手で掴むと人形サイズの感触』がしやがる。

 ふむ。日本の伝統の体現者としてはこれを処理するには……

 ○山良子さんの「さとうきび畑」を歌ってやる。

 穴の中からすすり泣きが聞えてきやがった。
 
 ざわわ♪ ざわわ♪ ざわわ〜♪

某月某日

 まだ戦いは続いている。

 俺は最初の一局負けてしまった。

 何故か望んでいる牌がこなかったからだ。

 代わりにはやてが清老頭を決めやがった。

 仕方なく靴下を片方脱ぐ。

 奴等はズルイとかぬかしやがったが軽くスルー。

 今度は俺が勝つ!!

 数分後

 この北は通るのか?……いや、止めておこう、危険だ。

 俺は別の牌を捨てる。

 次はシグナムだ。

 北を捨てた。

 何だ、通るのか…。

 シャマルが東を捨てる。
 
 「それポンや!」

 何だかこいつ、さっきからそんなんばっかじゃねぇか?

 はやてが牌を捨て俺の番。

 北を捨てるか。……うん?何だ、捨ててはいけない様な気がする…別のを捨てるか……。

 ちっ。

 ん?今、舌打ちのような音が聞こえたが…気のせいか?

 シグナムの番。

 シグナムが捨てたのは安全牌だった。

 恐らくシグナムは堅い手で攻めてくるんだろう。

 シャマルは…分らない、だが、油断ならねぇ。

 はやてはデカい手狙いだろうな……。

 にしても、もうこの局は終わりか……誰もあがれなくて流局かな………。

 シャマルが北を捨てた。

 「ロン!大三元!W役満や!!」

 何だと!?土壇場でこんな手を?

 ニヤッ…。

 (っ!?……今の笑みは…はめられた!?まさかはやてが?いや、こいつは自分の部隊を設立し、上の連中とも渡り合っているような奴だ。

こんなの訳ないか…。だが、今ので分かった事がある、それはこいつ等ははやてに牌を流してるって事だ。つまりは俺対八神家の勝負!

 ……ふふふ…おもしれぇ、絶対勝ってやろうじゃねぇか!!手の内をバラした事を公開させてやる……とりあえず)

 靴下を脱ぐ。

 ……足が冷えるぜ。

 …………何で俺が脱ぐんだ?

某月某日

 南場、親は俺。

 そして俺は一枚目、ある牌を引いたところで固まっている。

 天和、字一色、大三元のトリプル役満……

 ありえない引きだ……

 左席に座るシャマルだけがやけにニコニコしている、というかニヤニヤといったほうが適切か

 ツモで上がった場合今ドベのシャマルは飛んでしまう──!?

 まさか、自分が脱ぐために、俺の牌を積み込みやがったのか!

 適当な牌を切るために一つ適当に牌を掴んで切ろうとすると、対面に座るはやてが笑った気がした。

 透明な部分は一と九と字牌だけで構成されて──国士無双か!?

 そうすると俺が持っている牌は全部危険牌。

 ここであがってシャマルを脱がすか、はやてにあがられて俺が脱ぐか──

 そこで気づく、勝ったらこいつらが脱いで、負けたら俺が脱ぐ──いい事なんて一つも無いじゃねえか!

某月某日

 昨日はヤバかった…

 門前のはやて、後門のシャマル…

 確実に摘み確定の状況…

 だが良く考えてみろ…

 今回のゲームは八神麻雀!

 全ての牌は中央の穴から取り出してる!

 この状況で積み込み等と言う芸は不可能!

 穴が旅の鏡って落ちもありうるだろうが一般の牌と違い特注…

 同じ物を用意するのも難しいはず!!

 ならば最初に感じた違和感…

 『妙にさらさらした髪の毛の感触』

 『手で掴むと人形サイズの感触』

 この二つ!

 さらに!狭い穴の中で動き回れるヤツは一人しか居ない!!

 「ミヤ…」

 俺のコノ一言に顔が微妙に変化するはやて達…

 コレで確証は取れた…

 ならばミヤを穴から引きずり出せばはやて達のイカサマで勝負は無効だ!!!

 既に引きずり出す方法は考えてある!!

 「はやて達のイカサマの手伝いかぁ…

 そんなヤツよりアギトと契約した方がいいかもなぁ…」

 そんな事を言ってやった!

 「そんなのダメですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

 そしたら予想通り、穴から飛び出し俺にミヤキックをかましてきた…

 そのキックを受けつつ…

 「あれぇ?何でミヤがこんな所から出てくるんだろうなぁ〜?」

 と良い顔で問いかけてやった…

 後は誤魔化すはやてとシャマル、シグナム…

 最後ははやてが

 「イカサマして何が悪い!!!ばれなきゃ合法や!!」

 って逆切れしてきた…

 その後は口論になり…

 寝ていたヴィータが

 「うるさい!!!」

 の一言の元、ハンマーを振り回してきた!!

 俺はわざと吹っ飛ばされ、逃げ延びたと言うわけだ!!!

 俺の策士能力の高さが怖いぜ!!

某月某日 ナンバーズ編

 最近六課で麻雀が流行り始めた。理由はもちろん例の脱衣麻雀のせいだ。

 近頃、六課(お子様のヴィータやキャロ、エリオ。そして、(そっち方面に鈍そうな)スバルは除く)の俺を見る目が少し怖い。

 俺の裸を見ようなんてのはシャマルだけだったのに、なんでこうなったんだか……。

 そして、今日は家でのんびりしてたらモグラ娘に拉致されて、(強制的に)雀卓にすわらされる。

 「さ、ローゼンも一緒に麻雀やろ」

 「……やる、やらないのはこのさいいいとしても、いきなり拉致るのはやめろ。心臓にわりぃから」

 「あはは、ごめんごめん」

 全然悪びれたようすのないモグラ娘を殴り飛ばしたくなる衝動にかられたが、グッとこらえる。

 相手はモグラ娘、ウェンディ、そしてクアットロだ。前者の二人は問題ないとしても、最後の一人には要注意だ。

 ジャラジャラと牌の音が響き、勝負は始まった。そして数分ほどなんの変化もなく時間が流れて、ウェンディの捨て牌で俺の役が完成した。
 
 「ロン、タンヤオ」

 とりあえず様子見の途中なので軽い役で上がっておく。ウェンディはあちゃーという顔をしながらもどこか嬉しそうに――――――

 「う〜ん、やられちゃったからには仕方ないっすね」

 ――――――――あのボディスーツを脱ぎ始めた。まて! なんでいきなり脱ぎ始めるんだ!? っていうかそれ一枚しかないだろ!!

 「え、だって麻雀で負けたら脱ぐのが決まりだって……」

 そういって視線をある人物に向ける。そこにはメガネを光らせながらニヤリと笑うクアットロの姿が――――――は、謀ったなシャ●!!

 「ローゼンちゃん。私のあなたへの愛は無限だけど、ためておける量には限界があるの」

 そういいながら、涙を流すクアットロ。芝居じみた言動だが、さっき隠した目薬がさらにその芝居臭さを強調させる。

 ここは数子たちのアジト。六課の助けはないし、モグラ娘に連れてこられたから脱出ルートも分からない。くっ、なんで俺はいつもいつもこうピンチになってしまうんだ!?

 ……だが、俺も男だ。無駄死にはしない! せめて、この勝負に完勝して戦死してやる! あ、でも途中でウーノかトーレがきて流局になって欲しいかも……。

某月某日

 日記はインクの染みが酷くて書けなくなってしまったから、今度はパソコンに書くことにする。

 しかもブログでだ。

 これで皆が僕に気付いてくれるだろう。

某月某日

 宮本さんがはやて達に拉致され、麻雀をやっているらしい。

 何やらミヤがイカサマの手伝いをしているって話だ。

 呼んでくれたら僕が手伝うのに…。

 僕は、何時呼ばれても大丈夫な様に、麻雀のイカサマテクを勉強する事にした。

 早く誘われないかなぁ。

某月某日

 まだ誘いはない。

 しかもブログを見に来てくれた人も居ない。

 寂しい……。

某月某日

 誘いはない、廻覧者も居ない。

 誰か助けて………。

 %ー●・<クラ@¥のパソコンをハッキングし抜粋。(一部文字化けにより解読不能)

某月某日

 八神家地獄麻雀から数日、珍しく海鳴総合病院に入院中だ。

 何度も食らったグラーフアイゼンだったが入り所が悪かったらしく、左右の下2本の肋骨骨折(アイゼン)と両足の骨のひび(着地時の失敗)だ。

 病院といえばこいつだし

 「良介さん! どうしてあなたはいつもいつも!!」

 「だーっ! 今度ばかしは俺が被害者だぞ!」

 「信じられません。また何かいじわるでもしたんでしょう!」

 ってな感じで俺の訴えも聞きやしねぇ orz

 アリサとチビは日ごろの行いなんて言いやがるし、チビはアギトの話ですねてやがる。

 で、地獄の整体マッサージが終わったところ何だが……

 「すー……すー……」

 思い切り居眠りしやがるしなっ!

 ……そういや、こいつも疲れるんだよなー……見た目は小柄なのにあの力だし

 黙ってれば美人なんだがな……!? いやいやいや、気を許すといつまでも入院させられちまう!

 うん。俺もマッサージ直後で動きたくねぇし子守り歌でも歌ってやるか(邪笑

 良い夢見れる様に前歌った「さとうきび畑」をチョイス

 結果:起きたフィリスに泣きながら抱きつかれて放して貰えず

某月某日

 今度は野郎だけで麻雀大会をする。

 何だかとても癒された気がする。煙草の煙で汚染された空気が心地よく感じた。

 ここ最近状況を思い出し、不覚にも少し涙がでた……。


外伝1 巨大怪獣編

某月某日

 魔法はクリーンだと聞いて本当か疑問に思った。

 思えばこれがいけなかったのかもしれない。

某月某日

 六課でだべっていたところ緊急配備がかかった。

 俺は関係ないはずだが一応司令室に行った。

 「ミッドに謎の巨大生物が」

 シャーリーの台詞を聞き何のギャグかと思った俺だったがモニターに出たのは

 某怪獣王だった。

 「「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」

 さすがに元地球在住組は全員ガン引きである。

 いかんさすがに全員でも勝てる気がしねえ

某月某日

 怪獣王を知らない方々からたおせと命令が来た。

 無理言うな。

 「とりあえずなのはちゃんの全力非殺傷で気絶させてみよか」

 と、はやての作戦で攻撃した。

 マガジン10個分くらい打ち込んでからSLBを打ち込んだ。

 さすがに倒れてくれた。よかったよかった。

 で?どうやって片付けるんだ?

 この疑問に答えてくれる人はいなかった。

 後日どころか2時間後
 
 もちろん蘇った。

某月某日

 蘇った怪獣王を見上げる俺。

 「どうすっかな。せめて話が通じる相手ならなぁ」

 「ふ〜ふ〜ふ〜。今話が通じる相手と言ったねぇ」

 「その声はしゃりえモン!!」

 「こんな事もあろうかと開発した…ハイ!ほんや○コンニャク〜」

 「おお!それがあれば話ができるぜ!では早速…しゃりえモ〜ン僕怪獣と話がしたいよ〜」

 「しょうがないな〜良太君は…えい!!」

 シャリオは俺の口にほんや○コンニャクを入れた。

 「まっず!何だこれ!?」

 「性能を高めたらそんな味になってしまったんです。師匠ここは我慢です!」

 「っんく。はーはーはー、不味過ぎて死ぬかと思ったぜ」

 「でもこれで話が出来る様になりましたよ。さあ、これで話しかて下さい」

 渡されたのはメガホンだった。

 「いや普通拡声器だろ。何でメガホン何だ?」

 「それ作ったら予算無くなっちゃいまして…でも師匠の肺活量なら大丈夫です!」

 「まあ、とりあえずやってみるか…」

 怪獣王に視線を向けメガホンを構える。

 「…おい!!ゴ○ラ!!何で暴れてるんだ!?」

 「俺の映画を作れー!」

 「それは無理だ!!もう完結してしまったろ!!」

 「作れー!!」

 ゴ○ラはしっぽを振り回し暴れる。

 「ちっ、言葉が分かっても話が通じなきゃ意味がねぇ」

 「師匠!怪獣には怪獣です。彼を呼びましょう」

 「彼って…あいつか?でもそんな事…「こんな事もあろうかと作りました!」…どこからそんなモン出したんだ?」

 シャリオの後ろには、ドでかいどこで○ドアがあった。

 ノブは下にあって誰でも開けられるようになっている。

 「これで彼をここに呼び出すんです」

 ガチャッ。

 開けるとそこから…、

 「おお!本当にガ○ラが出てきた!」

 ガ○ラは雄たけびを上げ、ゴ○ラに向かい体当たりをした。

 今ここに!大怪獣大決戦が幕を開けたのだ!!

 「…つーかさぁ。それであいつを誰もいない所に送ればよかったんじゃないか?」

 「あっ…忘れてました。アハハハ…どうしましょう、これ」

 大怪獣同士の決戦は続き、どんどん街を破壊している。

 「でもよかったな。夢の対決が見れて」

 「そうですね。絶対あり得ないですから」

 俺達は戦いを見守った。


外伝2 ブリーチ編U

某月某日

 ミッドでの復興作業が思ったより長期間になったので、海鳴町に退避。

 ついでに、以前チビ達を作った3剣を美由希に自慢に行く。

 珍しく恭也もおとなしかったので、刀談義に花が咲いた。


某月某日

 高町家の刀コレクションを見て、1つ閃いた。

 これにはミヤとアギトの協力が不可欠だ。

 「出来上がったら何でも1つ言う事を聞く」を条件にするとあっさり承諾したがな!

某月某日

 もう1つの材料を調達に六課に行く。

 シャーリーに預けておいた『アルテミス』と、鍛冶道具を渡して貰ったのだが……

 ミヤ「良介の浮気者ーーーーー!!」
 アギト「ローゼンのたらしーーーー!!」

 あの時ほどトランスポーターへの道が長いと思った時はねぇ。

 P.S. ミッドの復興が遅れたのは俺のせいじゃねぇ!?

某月某日

 なんとか虫どもの機嫌も直り、4刀を1つに打ち直す。

 俺は日本の伝統の体現者なので、鍛冶中は塩と水のみ。アギトの炎で熱し、ミヤの氷で冷やす。刀身の魔力を通す線が途切れたら、アルテミスのカートリッジで無理やり繋げる荒行だ。

 結果、七日七番かかったが完成した!

 補足:出来た直後にぶっ倒れてフィリスに捕まったがな!

某月某日

 何とか体調も復帰(虫2匹も元気だ)。

 高町家に刀を取りに行くが、珍しくあの兄弟が刀を出し渋る。

 完成品をちゃんと見ずに倒れたので、失敗したのかと思ったが、出来は最高に良かった。

 ……マニア魂は恐ろしいもんだ……。

某月某日

 さて、刀が出来上がった所でやりたかった事をする。

 月村に電話して例の桜の私有地をリザーブ。

 理由も聞かずに承知してくれる奴は本当にいい奴である。

某月某日

 既に使用権利を貰ってたので、夜に進入したが……

 理由を聞かなかったのは同席する為だったと判明。まぁ、こいつらにも見せたかったのでとりあえず黙らせておく。

 ミヤとアギトにも見てろとユニゾンは禁止。

 さて、最後に残った俺謹製のカートリッジ1本。出来てくれよ、南無参!

 『○解!!!』

 輝く虹色の逆刃刀に変化したアルテミス。そして……虹色の桜が並び、その花弁が舞う『あの時の場所』。

 自分達の価値を求めていた彼女達と出合って、もう数年が経つ。俺にも色々とあった。そんな彼女達を忘れていない事・俺が出来る様になった事で再び逢いたかっただけかもしれない。

 俺は疲れ果てて、花見の桜にもたれて座る。

 ミヤは何も言わずに目に涙をためていやがる。

 アギトは桜に見とれてやがった。

 月村は……ノエルに日本酒とタオルケットを持ってこさせ、静かに俺の隣に座る。

 疲れてはいたが、無言で差し出される杯の酒は美味かった。

 そんな、ある日の出来事。

 『アルテミス』使っていただいてありがとうございます。

 試験が一段楽したので書かせてもらいます。

某月某日

 強化されたアルテミスフルドライブも発動可能になった。

 虹色の刃を持った逆刃刀とは………。

 大刀形態から、随分と細身の日本刀になったものだ。

 しかも、フルドライブモードの力を『速さ』に凝縮した事でフェイトのソニックムーブ並のスピードを手に入れた。

 合体剣技も次のレベルの技が可能とは!!

 素晴らしい。

 俺が浮かれていると、突然アルテミスが語りかけてきた。

 『第2段階リミッター解除。次の段階に移行する事を推奨します』

 そう言えば、シャーリーがアルテミスがリミッター解除の権限を持ってるって言ってたな。

 だが、フルドライブを開放したのにまだリミッターがあるだと?

 「今の形がフルドライブモードなんだろ?これ以上の形態があるのか?」

 『はい。この力を使いこなせば、マスターの力はこの10倍は上がるでしょう』

 10倍だと!?

 確かに俺の魔力値は他の奴らと比べても信じられないくらい低い。

 だが10倍になれば、まだまだ最低ランクだが、出来る事が増え、それだけ戦いの戦略性が増す。

 『しかし、勧めておいてなんですが、このシステムは使いこなすのにはかなり時間がかかると思います』

 使いこなせなきゃ使えるようになればいいんだよ。

 俺の答えは決まった。

 「アルテミス、リミッターを解除してくれ」

 『了解。リミッター解除。システムリンク、接合。ヴァイザード¢1開放』

 アルテミスがリミッター解除を行った瞬間、

 「ぐ!?がああああああああああああああああああああ!!」

 身体をどうしようもない激痛を襲った。

 同時に顔を白い何かが覆っていく。

 『大丈夫です。ヴァイザードシステムをマスターの身体情報と魔力波形のパターンを適合しているだけです。すぐに終わります』

 アルテミスの言葉の通り、傷みはすぐに引いた………
  
 そしてそれから俺は

 「ミヤ!!行くぞッ!!」

 「ハイですっ!!」

 (ユニゾン・イン!!)

 ミヤが融合を完了した。そしてもう1人の相棒に声を掛ける。

 「アルテミス!!」

 『了解、フルドライブスタンバイ。解除コードをお願いします』

 「フルドライブ、イグニッション!!」

 アルテミスが虹色の輝きを帯びた逆刃刀に変化する。

 『姉上、ヴァイザードシステムの補助をお願いします』

 (了解です。前回は3秒58でした。このデータを送るのでシステムの調整をお願いしますです)

 『データ受信完了。前回の最長記録3秒58時のデータパターンを適合します。調整完了。ヴァイザードシステム発動』

 すると俺の顔を、白い仮面が覆った。

 そして一気に空へと飛び立った。

 身体が軽い。

 (どうですか。リョウスケ?)

 『前回の計測時のデータを踏まえ、出力を30%上げてみました』

 「ああ、いい感じだ」

 そんな感じでヴァイザードシステムを使いこなす訓練を続けている。

 最初はアルテミスを嫌っていたミヤだが、アルテミスの性格が礼儀正しく真面目な所とミヤを『お姉さま』と呼んだ事を気に入ったようだ。
 
 これから3人で連携を取らないとな。

 『アルテミス』

 待機状態:5角形のレリーフ

 大刀型のアームドデバイス。インテリジェントデバイスと同等のAIを持つ。

 礼儀正しく、目上の者にも目下の者にも敬語で話す。

某月某日

 例によって例の如く巨大ミミズどもとの依頼が来た。

 ふっふっふ……先日までの俺ならいざ知らず、新しい武器を手に入れた俺を見よ! って事で今回は助っ人は無し

 「リョウスケー、何ブツブツ言ってるですか」

 「そうだぜローゼン。とっととやろうぜー」

 『マスター。敵反応増大中です』

 ……ま、まぁデバイスって事で。

 そ の 後

 奴だ! 毎年逃してる大物を遂に発見した。

 しかし、しかしだ、なんで今回に限っていつもの10倍いやがるんだ!?

 ダブルユニゾンにアルテミスリミッター解除でも、もはや俺達はボロボロに近い。

 「ぜーっ。ぜーっ。お前ら、調子はどうだ?」

 『へぅ〜、もう残り魔力も少ないですぅ〜』

 『ぅ〜、ローゼンの馬鹿野郎〜、何処が簡単な仕事だよ』

 『破損率79%に達しました。カートリッジシステム残り2発です』

 全く厄介ごとだけには好かれてやがるな、俺は!!

 「おーし、アレを倒せば仕事は終わりだ! 派っ手にやるぞ」

 『『『おう・はい(ですぅ〜)』』』

 「おらぁぁ! 往生せいやぁ!!」

某月某日

 事務所で凹でる。アルテミス……折れちまった。

 まさかあの巨大ミミズが子持ちのメスだったとはなぁ。

某月某日

 アルテミスが折れたことでかなり凹んだ。

 そしたらシャーリーがターン凾使ってくださいと言ってきた……

 言われた通りにしたらアルテミスとターン凾ェくっ付いた!

 びっくりして起動させたら背中に逆三角がついた状態で柄が赤色の装飾がついた……

 シャーリーによるとアルテミスに凾ニ同じ魔力吸収能力が付いたらしい……色々と問い詰めたいがミヤとアギトが喜んでいるので良しとしとこう……

 宮本良介の日記49ページより……

某月某日

 俺の使い方が荒いのか俺のデバイスはよく壊れてしまう。

 そこで!さる世界の気合で硬くなる合金で作ってみた

 ディマリウム系ガンダリ○ム合金だ!!

 初めての素材のなのでちょっとドキドキ。

某月某日

 なんだか最近俺のスキルが剣士とは関係ない方向に進歩している気がするが

 そこはあえてスルー。

 完成したぜ新アルテミス!!

 今度は一ヶ月篭ってしまった、すでに髭ボーボー、体もかなり臭い。

 ウェンディが「ワイルドなローゼンもすてきっす」

 などと言っていたがお前ちょっとメンテされてこい。

 早速テストにいくぜ!!

某月某日

 新素材は最高だ。

 なんせ周囲の気温などに合わせて最適の状態に組成を変化させてくれる。

 世界を跨る仕事の俺には最適だった。

 だが最近変な頭が生えたりする気がする。
 
 疲れたのだろうか?

某月某日

 なのはが新アルテミスを見せてくれと頼みにきた。

 断ったがしつこいので貸してやった……刀身からなのはの頭が生えてきやがった。

 面白いので放っておいた……あの時止めていれば、こんな事には……。

某月某日

 なのはの魔力に耐えれなかったアルテミスは暴走し、なのはと共に街を破壊している。

 そして緊急会議が開かれ作戦会議が行われた。

 「今のなのはちゃんの呼称が決定しました。その名は…"デビルなのは"や!!」

 「「「デビルなのは!?」」」

 その言葉に全員の心がシンクロした。

 (((い、違和感がない!!)))

 デビルなのはは街を破壊し続けている。

 止めれる 奴はいるのだろうか?

月某日

 「デビルなのはちゃんを止める方法は分かってんねや」

 「おい!! 方法分かってんなら直ぐ止めろよ!?」

 「いやーこれがな……」

 なんでも倒すには"誰かとラブラブになり、「石○ラブラブ天驚○」という技を使用する"との事らしい。

某月某日

 ミッドチルダがまた再復興事業で忙しそうになっているのを病院で見ている俺。

 まさか、あの技の片方が俺がデフォで相手での争奪戦にデビルなのはまで乱入してくるとはな。

 しかも、なのはの奴アルテミス吸収しやがったし!! orz


外伝3 きくたけワールド編

某月某日

 ミッドの復興がどんな具合か気になった俺は見物に出かけた。

 するとどうだ。変なオーラを出した奴らが通常の三倍で作業している。

 はやてに聞いてみた。

 なんでもよく崩壊する世界の人たちが手伝っているらしい。

 興味を持った俺はその世界を見に行って見ることにした。


某月某日

 いきなり魔王に襲われた。

 死ぬかと思った。


某月某日

 一緒に来たミヤと仲良く医者にかかった。

 ミヤが文句を言ってきたが俺の運に文句を言われても困る。

 しかしこの世界勇者とか平気でいるんだな。ちょっと感動


某月某日

 また別の魔王が出たらしく避難することになった。

 ミヤが張り切っていたが俺にそんな義理はないと突っぱねた。

 ミヤと言い合ってるうちに前とは別の勇者が倒したらしい。


某月某日

 あっという間に灰塵になった村が復興した。

 何でも慣れてるらしい。

 また魔王が出た。


某月某日

 「どーなってんだよこの世界!!!!!」

 なんでもまた出たらしい。

 話を聞くとこの世界は週に一度はピンチになるそうだ。

 ミヤが避難を勧めたがみんな慣れてるとのこと。

 さすがに俺の想像を超えていたぜ。

某月某日

 この週一で魔王が出る世界にまた来ている…

 そこで親友…

 いや心友と呼べるヤツとであった…

 「下がるんだよ…
  
 学年とかレベルとか色々と…

 しかも事件に何故か確実に巻き込まれるし…

 だれか俺に平穏をくれ!!!」

 「解る!解るぞ俺も!!!俺も平穏が欲しい!!

 飲め!!俺のおごりだ!!!」

 そいつの名は柊 蓮司…

 おれと同じで振り回され、何故か事件に巻き込まれるヤツだった…

 その日は徹夜で飲んだ!!

 泣いてない!泣いてないぞ!!コレは酒が目に沁みたんだ!

某月某日

 蓮司のヤツと愚痴っていたら…

 「またかぁぁぁぁぁ!!!」

 「俺を巻き込むなぁぁぁぁ!!」

 巨大なクレーンで蓮司のヤツと一緒に攫われた…

 何か解らないが蓮司の上司と思しきロリっ子に命令されて魔王退治に行かされた…

 俺は関係ないのに…

 ただ蓮司の不幸っぷりに共感して協力したがなぁ…

 あとこの理不尽に対しての怒りを蓮司と一緒に魔王にぶつけてやったがな!!

 魔王が泣くまでボコってやった!!

某月某日
 
 ゴスロリ服の偉そうな女――アンゼロットに仕事を依頼された。

 「柊さんが軟弱にも逃亡してしまいました。彼を探し出し、私の元に連れて来て下さい」

 心の友・蓮司の苦労を知る俺としてはそんな依頼呑める筈もない。

 「ざけん「なお、報酬とは別に高級メロンもお付けしますわね」……喜んでお引き受けいたします、アンゼロット様!」

 ……フッ。メロンの前には友情など儚いものなのさ。覚悟しろよ、柊蓮司!

 「……宮本良介……柊さんと同じくなかなかいじり甲斐のある人物ですわね」

 アンゼロットが何か独り言を言っていたが、とりあえず聞かなかったことにしておこう。

某月某日

 アンゼロットにより編成された『柊蓮司捜索部隊』と引き合わされた。

 エルフ耳だの巨大なライフルを持った女だの六課に匹敵する個性派メンバーが揃っている中、ふと隣の席に目をやって驚いた。いかにも殺し屋然とした男が手品よろしく薔薇を銃に、銃を薔薇に変えていたのだ。

 俺とミヤがその手元に魅入っていると、その隣に座っていた銀髪の少年が話しかけてきた。

 「アンタ等も依頼されて来た口かい?俺は上月司。こっちは兄貴の上月永斗だ」

 話を聞くに、上月兄弟も異世界からアンゼロットに呼び出された口らしい。

 しばらく話している内にミヤと上月弟は気があったらしく、会話が盛り上がっていた。何となく内容が気になり、上月兄と共に聞き耳を立ててみる。

 「―――でな、生活費のほとんどを薔薇代につぎ込みやがるんだ。あの馬鹿兄貴は!」

 「分かりますっ!良介もみんなに迷惑かけてお金を浪費するからアリサちゃんがいつも大変なんです!」

 ……気が合ってんな、二人とも。

 上月兄の方を向くと、凄まじくイイ笑顔を浮かべて……次の瞬間逃げ出しやがった!

 慌てて俺も逃げようとしたが、その瞬間ミヤと上月弟の声が響いた。

 「凍てつく足枷!」

 「俺の『領域』から逃げられると思ったか!」

 一瞬にして床は凍りつき、俺達は氷に捕えられてしまった。

 「「……さて、お説教の時間だ(です)」」

 結局、アンゼロットが現われるまで二人に延々と説教される事になった。


外伝4 遊戯王編3

某月某日

 ここだけの話、今俺は例の遊○王カードゲームをやり始めている。

 さすがにあのカード四枚をただ持っておくだけでは正直マズイなと思ったからだ。もちろん、このことは俺以外誰も知らないはずだ。

 といっても、俺はまだ初心者であるからよくカードショップの店長や常連の子供たちからレクチャーを受けている身なのだが……(年下に指導されているなんて言えない……)

 で、俺が使うデッキなのだが、『青眼の究極竜』を切り札にしたデッキにすることにした。だが、素材となるカードはいまだに揃っていないので、様々なパックを買いながら現在作成中である。完成し、それでプレイする日が楽しみだ。

 あと、神のカードって公式じゃ使えないんだってね……ちょっとガッカリ。(でも、相手の了承を得れば大丈夫だとか……)

某月某日

 例のデッキが完成した。さっそくこのデッキを試すべくカードショップへ行った。

 だが、カードショップへ行くと人が大量に集まっていた。何かイベントでもやっているのかと思い、人ごみの中に入ってみると、店内で決闘<デュエル>をやっていた。

 相手は、俺に遊○王のことをレクチャーしてくれた少年Aともう一人はスゲー意外な人物、俺のよく見知った顔……そう月村だ。
アイツ、ゲーセンだけじゃなく遊○王もやってたのか!?

 俺は観戦している一人の少年にたずねた。

 良介「なぁ、なんでこんなに人が集まってるんだ?」

 少年B「え〜、お兄さん知らないの?あのお姉さんね、この街じゃ一番強い相手なんだぜ!しかも全国大会に一度行ってるらしいって噂もあるくらいなんだぜ!」

 し、知らなかった。月村がゲーセンじゃ物凄く強いのは知っていたが遊○王もといカードゲームにも強い相手というのは初耳だ。しかも全国大会に行った!!俺、負けちゃうじゃん……

 俺が少年Bに話しかけてから数分後、少年Aと月村のデュエルが終わった。結果は月村の勝利。少年は残念そうな顔をしていたが、「お姉さんとデュエルできてよかったよ。」みたいな表情をしていた。

 俺は月村に気付かれないように、帰っていく人たちのどさくさにまぎれて逃げようとしたが、少年Aに気付かれると同時に月村にも気付かれてしまった。

 月村「あれ〜、侍君じゃない。ど〜してこんなところにいるの?」

 というと、隣にいた少年Aがいろいろ喋り始めた。

 俺が遊○王カードを始めたこと。自分がレクチャーしていること。

 そして最後に・・・

 少年A「このお兄ちゃん、『青眼の究極竜』なんてスゲーカード持ってるんだぜ!!」

 って言いやがった!!

 おまけに俺の左手にはデッキが握られていた。それを見て、さらに先ほどの話を聞いていた月村が……

 月村「ねぇ〜侍君、よかったらこの忍ちゃんとデュエルしない?」

 と言われた。

 俺は即座に断ろうとしたが、少年Aの熱い眼差しに耐え切れずに月村とデュエルすることにした……

 結果……敗北。

 さすが、全国レベル……マジで強い……だが、

 月村「侍君、初心者にしてはよくできてたほうだと思うよ。個人的には。あ、よかったら今度はアタシが教えてあげるよ。」

 と言われた。

 俺は「あ、あぁ、考えとくよ」と言っておいた。

某月某日

 月村とのデュエルから数日後…

 ノエルのヤツに拉致られて現在月村邸に居る…

 「良く来てくれたね侍君!」

 「アレは拉致って言わないか?」

 「侍君を呼んだのは他でもないんだよ!!!

 侍君と普通にデュエルしても面白くないからこんな物をつくっちゃった!!」

 俺の突っ込みを無視しつつ、取り出したのは

 「デュエルディスク!?」

 「そぉデュエルディスク!!

 なのはちゃん達のデバイス技術を利用して魔術的立体映像と機械的解析能力を取り入れる事で完成したんだよ!!

 名づけて!デュエルデバイス!!」

 その後は月村と試運転とばかりにデュエルデバイスを使用してのデュエルをした…

 まぁ勝敗は俺の惨敗だったが立体映像のド迫力の燃えてしまったがな!!

某月某日

 デュエルデバイスでのデュエルにハマった俺はココ最近月村邸に通いとうしている…

 まぁソレが原因なんだろぉ…

 なのは達がゴネだした…

 で、何をやってるのか聞かれた(脅された)からやましい事は無いので遊●王で遊んでるって言ったら…

 「「「私もソレはじめます!!!」」」

 って言い出して…

 六課で遊●王がはやってしまった…

 シャリオのヤツがなのは達のデバイスに追加機能でデュエルデバイスとしても使えるようにしたのは驚いたがな!!

某月某日

 なのは達に遊○王をやっていたことがバレてから一週間が過ぎた日、ティアナから決闘<デュエル>を申し込まれたので相手をしてやった。

 彼女は主に射撃を攻撃法としたモンスターを多様してきた。特に俺が目に焼きついたのは『リボルバー・ドラゴン』だった。

 あれにはかなり苦戦して負けそうになったが、ギリギリの展開で『青眼の白龍』を召喚して勝った……

 彼女は強敵だった……

某月某日

 ティアナにデュエルを挑まれた次の日に、今度はなのはが勝負を仕掛けてきた。

 なのはが使っていたデッキは主に魔法使い族で構成されてデッキだったみたいだ。証拠に、『ブラック・マジシャン』、『ブラック・マジシャン・ガール』などを召喚してきた。

 またもやピンチに追い込まれたが、魔法カードや罠カードを駆使し、ブルーアイズでトドメをさしてやった。

 彼女もまた強かった……

某月某日

 月村に遊○王のことを詳しく教えてもらうために月村邸へ出かけた。

 俺はそこで、あのカードショップで週に一回と月に一回の割合でデュエル大会が行われていることを知った。

 なお、そのデュエル大会で一位になればレアカードが入った特別パックが貰えるとのことである。

 なお、特別パックはやはり週に一回の大会と月に一回の大会ではレア度が違うとの事。

 月村は、一度その大会に出てみてはどうかと誘うような口調をしていたが、俺は正直自信ががなかったが、

 月村「私がいろいろ教えてあげるから。」

 と言ってくれた。

 俺は、月村の励ましに一度大会に出てみることにした。ちなみにその大会は月一の大会のため大勢の人が来るとのこと。今回の特別パックには『カオス・ソルジャー』と『カオスの儀式』が入っているとのことである。

 『カオス・ソルジャー』と聞いたとき、俺のデッキに入っていた『青眼の究極竜』が反応したような気がしたが・・・。

 ま、とにかく大会に出てみることにはした。そのため、今日も月村とデュエルで特訓した。

 結果は……やはりまだ勝てない……

 レベルが違いすぎる……

某月某日

 ……デュエル大会まであと数週間をきった今日この日、いつものように俺は月村邸で特訓と称したデュエルをやっていた。

 だが、結果は毎度のごとく惨敗。最近遊○王をはじめたなのは達なら勝てるのに月村には一度も勝てたことがないのだ。やはり全国大会に行った人のレベルは高い……

 俺はいつしか、大会よりもまず月村に勝ちたいという考えがよぎるようになった。

 大会にでるためには月村に勝つことが条件という(自分勝手な)ルールをいつしか頭の中でつけていた。

 だが、月村にはどうやったら勝てるのだ?

 一度デッキを作り変える必要があるのかな……?

 それとも……アレを使ってみようかな……

某月某日

 ……勝った……勝った!……勝ったんだ!!!

 俺は月村に勝ったんだ!!!?

 あ、どうやって勝ったかというと、実は神のカードの1枚である『オシリスの天空竜』を入れたデッキを使ったのだ。(もちろん、バレるのを防ぐために裏面が分からない仕様のカードスリープをデッキのカード全てにつけながら)

 最初は、いつもどおりに負けそうな展開だったが、いろいろあってオシリスを召喚して逆転の勝利を収めた。

 俺は、月村に勝ったときにスゲー気分がよかった。

 なにせ全国レベルの人に勝てたという嬉しさがこれほどまでに心地よいとは思わなかったからだ。

 で、帰るときに後ろで月村が

 「うぅぅ、侍君卑怯だよ……神のカードを使うなんて……ていうかそれ以前に持ってたなんて……」

 と恨み言に近いようなことを言っていた気がするが、俺はただ月村に勝てたという事実があればどうだっていいのだ。

 アーッハハハハハ。今日はいい日だ!

某月某日

 那美と久遠に会いに行くためにさざなみ寮に行った。

 本来ならこんな魔窟には絶対に行かないところだが、今日は那美以外の住人全員が留守にしているというまさにラッキーこのうえない条件が揃っていたために、行くことにしたのだ。

 俺もたまには久遠の顔が見たいし。

 で、そこで半日を過ごした。幸いにも誰も帰ってくる様子がなかったので少々長居してしまったが。

 だが、それがいけなかった……

 気がついたら、ヤツが、あの不良警官が帰ってきやがった……おまけに現場を見られた……

 リスティ「おや〜、こんなところでな〜にをしているのかな〜。(ニヤニヤ)」

 俺は、那美にさそわれてただ遊びに来たと説明したが、

 リスティ「ほぉ〜。そんなことを言いつつ、本当はこのまま那美をぺろりと食べようとしてたんじゃないのかい?」

 て、言いやがった!!!

 そのせいで那美に一時疑われたが……

 俺は必死に弁解したがなかなか信じてもらえない……

 だがリスティは突然こんなことを言い始めた。

 リスティ「そういえば、最近カードゲームにはまっているっていう噂があるんだけど、本当かい?しかも遊○王だそうじゃないか。」

 良介「な、何だよ突然。いいだろ別に。」

 リスティ「ふ〜ん、やってることは否定しないんだ。だったら、この私とデュエルしないか?もし勝てたら、君の行ったことを信じてやらんでもないが。」

 良介「何!?上等だ!!受けてたってやる!!」

 ここでなぜ俺がデッキを持っていたのかは聞かないで欲しい。

 そういう理由で俺とリスティはデュエルをした。

 結果……俺の惨敗。

 やつが使ってきたデッキは手札及びデッキ破壊系デッキ。要は効果モンスターなどを使用してデッキのカードの枚数を減らしそれを0にするデッキだ。ヤツはそれを使用してきた。

 俺がバリバリ攻撃タイプであることがバレてる……
 こ、この女は俺が遊○王を知っていたのか……?おまけにデッキの内容も……

 ヤツは終始ニヤニヤしていた。その顔が今でもムカツク。

 その後俺は何度もリスティに挑むも負けっぱなしに終わり、負け惜しみのセリフを吐いてさざなみ寮を後にした。

 その後、とある人物から電話がかかってきて、リスティは実は遊○王の世界大会に行ったことのある実力者であることを知った。

 全国レベルの次は、世界レベルですか……
 なんで俺の知人には必ずといっていいほど俺の上をいく存在がいるんだ……(ため息)

 そういえば俺の出るデュエル大会って、明日だったっけ。デッキの最終調整を行って、風呂入って寝るか……

 今度(リスティに)会ったときはどんなデッキで対抗してやろうか・・・。また神のカードでも入れてやろうか……?

 ま、対策は大会が終わってから練るとするか……

(日記を閉じる)


外伝4 宮本良介の珍しくなんでもない一日

 暇ができて、いや基本暇なんだが──恭也達と鍛錬しようと海鳴まで戻ってきた。

 シグナムはいい鍛錬相手だが魔法を一切使わない恭也達との鍛錬のほうが肌に合っている。

 シグナムとの鍛錬がいやだってわけじゃないけどな。

 だが、来てみたら高町家は留守だった。

 アポなしだったから仕方ねぇか。

 翠屋に行ってみれば行方も判るかと、寄ってみたが桃子も知らないらしい。

 「ったく、恭也も美由希も居ないんじゃ仕方ない、帰るか」

 「そんなに慌てなくてもいいじゃない

 せっかく帰ってきたんですもの、あっちでなのはがどう過ごしているのか桃子さんに聞かせてくれない?」

 と、コーヒーとシュークリームがカウンターに出された。

 ミッドチルダでの生活、機動六課という職場、新人達の活躍。

 話題なら事欠かない

 ギンガの尋問とも、六課のやつらの騒がしさとも違う、ゆったりとした聞き出し方は、俺が思っていた事や感じた事を吐き出せた。

 桃子も恭也や美由希、レンや晶、そしてフィアッセの近況を俺に教えてくれた。

 あいつらも元気にやっているらしい。

 「そうそう、うちの店が載ったのよ」

 カウンターに出されたのは観光マップ

 記事の片隅にシュークリームが美味しい店として店の正面から撮った写真と記事が小さく載っていた。

 翠屋の部分の記事を見終わって返そうとしたら

 「それは持って行っていいから、なのはにも見せてあげて」

 とのこと、今食べさせてもらったコーヒーとシュークリームの代金代わり、らしい。

 タダじゃないのかよ、ケチだな。

 だけどそれくらいならしてやるか。
 
 恭也と美由希には会えなかった。

 わざわざ、ミッドチルダから世界の移動までしてコーヒーとシュークリームくらいしか収穫が無かったけど

 悪くはないな──

 


後日
 
 なのはに翠屋の記事を持っていった。

 渡したら、本当にうれしそうに笑って

 「にいさん今度一緒に行きましょうね」

 行きましょうって実家だろうが。

 それとも翠屋以外に行きたい店でも見つけたんだろうか。

 「お前の休暇とこっちの時間があいてて、予定が合ったら連れて行ってやるよ」

 当たり障りのない事を言っておく。

 もし俺の予定が開いていても忙しいって突っぱねればいいしな。

 それと、フェイトとはやてが沈んだ顔してるが、何かあったのか?

 

 渡した物──海鳴『デートスポット』の載った記事

 黒幕──桃子

 敗因──流し読み

 

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1、誤字ではありませんが、「・・・」と「……」が混在していましたので、「……」に統一させていただきました。

2、誤表記の部分を一部訂正させて頂きました。



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