『女の子を泣かしちゃあ駄目です・・・ちゃんとあやまるです』


『うるさい・・・・・・コイツが勝手に泣いているだけだろう、知るか』


『それでもあやまるです』

『いやだ、あやまらん、絶対にだ!!!』


ミヤと良介が精神でやり取りしている中、逸早く、はやてが立ち直り、良介に通信を入れた。

「おつかれさん・・・良介さん・・・これで戦闘技術を見るのを終わりや、今から訓練室の元の設定に戻すから暫くまっていな」


これを聞いた良介は

「わかった・・・とっとと終わらせて免許をさっさと出せ」

「そうせかさんといて・・・良介の戦闘技術を見ただけで出せるわけにはいかないよ〜他にも知識面や儀式技術をみるために
必要な試験がのこっているんやさかい」



確かにはやての言う事も最もである。本来の嘱託試験は筆記試験、儀式魔法実践4種、戦闘試験(単体・使い魔との連携戦)などが
あるハズだか実際におこなわれた試験は今のところ戦闘試験のみである。



もっとも良介本人はたとえ他の試験が出来ると言われても本来のスキル【法術】のお陰で何一つ単体で魔法が使えない
事が在るためにこの試験はアリサ似の少女の発言と交渉で後回しにされていたが。

いま戦闘試験が終わったためにこの課題が浮上してきたのである。


管制室では砂と石のフェールドを元の無機室の訓練室に戻す準備に入っていた。


シャマルはリインに任せていた仕事に戻り、リインも自らの主の肩に止まり静にただ訓練の映像を見ていた。



「それにしても・・・・・良介さん・・・・・・姿・・・形変わりましたね・・・・・・何か【特別なデバイス】でも使っているですか?」



シャマルは管制室に残っているアリサ似の少女に質問をぶつけてみた。



「使っているといえば・・・・・使っているわね、ミヤという子だけど、貴方達、管理局の言葉を借りれば融合型自立デバイスの一種よ
もっとも・・・・・・」

そこでアリサは急にはやての方を見て言葉を濁した、

「なんでもないわ・・・・・・ただいえることは良介はミヤと融合しないと何一つ魔法が使え事だけよ」


このアリサの言葉には流石に誰もが驚いた。あそこまで強い、良介は何一つ魔法が使えないのだから
融合型デバイスと融合して初めて使えると聞かされて、驚くなという方がおかしい。


「それに良介は戦闘以外のことは何一つ出来ない人だから他の試験は無理よ・・・・・」

これにも驚いた、普通のデバイスでも儀式系魔法の一つは普通入っているものだ、特に嘱託試験の規定の一つに入っているのだから
嘱託免許を取るさいには殆ど入れている、だからこそはやてはこの問題に頭を抱えてしまった。



たしかに良介の能力は【第六課・または管理局】にとっても魅力的な能力だ、現在確認されている融合型デバイスを持つはやて以外に
使える駒が増えるのだから、それを考えて物事を差し引きしても、問題ないと考えたはやては再び訓練室に通信を開いた。



「良介さん・・・・・・待たせてごめんな・・・・・・【アリサちゃん】と良介の能力について少々聞いていたからな、それでな良介さん・・・・・・
本時刻を持って嘱託試験合格や・・・・・・ただ試験にはいる前に渡してもらった免許とは別に新に作るさかい時間がかかるけどえいか」


はやてからの通信は良介にとっても朗報だったが代わりにその通信を側で聞いていた試験官ティアナには納得がいかなかった。



「ちょっとまってください、はやて部隊長・・・・・・確かに戦闘試験では負けてしまいましたが、それを見ただけで試験は終わりですか? 
他の試験はどうするんですか?」


これには、はやてもティアナを説得する為に言葉を考えてしまう。


五分後・・・・・・・・・

ようやくはやてからの返信が届いた。


「そういうてもな・・・・・・・・・【アリサちゃん】から聞いた話じゃ・・・・・・良介さんのデバイスはうちと同じ融合型やし・・・・・・
単体では魔法つかわれんへらしいし〜実際にはティアナはどうしたらいいと思う、うちもこまってんねん〜」



この言葉にティアナは心から絶句した、あの扱いが大変危険なデバイスを使いこなせる【才能】にだからこそ
ティアナ自身も知らない、良介に言ってはいけない言葉をつい言ってしまった。


「・・・・・いいですね・・・・・・【才能】がある人は・・・・・・幾つもの試験を飛ばせて」


このティアナが放った【才能】という言葉に良介は完全に切れてしまった。


「・・・・・・才能ね・・・・・・どうせおれなんか・・・・・・才能無いよ〜〜ミヤ・・・【アクセス】いくぞ!!!」



良介は突如怒り出して、変な言葉を口走ったのをティアナは聞いてしまった。



『駄目です〜〜試験が終わった以上〜アクセスの使用はお勧めできませんそれに・・・・・・才能が無いのは本当の事ですよ、良介』



ミヤの言う事も最もな理由だが、あの良介である・・・・・


「知るか・・・・・・こういう餓鬼にはおしよきが必要なんだよ、強制アクセス・・・・・・シグナム」


「だめです〜にげてください・・・・・ティアナさん」


「だれなの、この声は」

ミヤの幼き声は確かにティアナには届いていたが、その言葉の真相を身をもって知ることに成る。


良介が唱えた言葉で、黒いジャケットの色が一度全て消えて真っ白に変わった次の瞬間

良介の魔力の質が突如変化した、これは元来ありえないことだ、魔力の質は人によって千差万別



本人の成長時期と後では多少の変化は出るものの、ここまで変化はない、

完全に別人のコアと入れ替わったという表現がここではただしい言葉だか、

ティアナもその様子を管制室から見ていたアリサも一緒に驚いた。


「今すぐに・・・あの子を訓練室から出しなさい・・・・・・大変な事が起きるわよ」



「一体なにが起こったん・・・ジャケットの色が消えたと思ったら、魔力の質が変化してるで〜」


「そうですよ、あれでもこの魔力の質の反応は確かどこかで見たような」


「そんな事より、早く逃がしなさい・・・・・・」


アリサの必死の言葉だったが、はやて達はただ魔力の質が替わったこと

程度で何故か慌てるアリサに冷静になってもらうために説得の言葉考えていた時にそれは起きた。



訓練室内では遂に良介のジャケットの色と髪の毛の色までもが変わっていた、

そのジャケットの色はシグナムのジャケットの色となり髪の毛も桃色に変わり、

腰のベルトに差してあった二刀小太刀の姿形は今は完全に長剣型アームドデバイス・炎の魔剣こと

【レヴァンティン】に替わっていた。

「うそ・・・ジャケットの色が替わるだけでなんで、ライトニング副隊長の武器が出てくるのよ」

確かにティアナの言う事も最もだ、本来、デバイスはどのような事があっても大抵の魔道師がそうで在るように魔道師一人に対して
デバイス一つが当たり前、《力量によっては二つ持っているがいい例が提督のクロノだろう》


だからこそ驚きこのような事を喋ったが時は既に遅し、


良介は静に【レヴァンティン】のカートリッジシステムを静に起動させた。

ガッコン


今一つのカートリッジが使用された、刀身の付け根にあるダクトパーツをスライドさせ、ロードと同時に排莢を行っている
その瞬間、途轍もないほどの魔力が【レヴァンティン】に集まっている。




この様子を見たなのはは直ぐに、自らの相棒。レイジングハートを緊急起動させる。

本来なら封印解除許可を得て起動させないといけないが今回はその時間がない事が分かりきっていた為に、
緊急処置として起動させた。

なのはがジュエルシード事件の時始めて生成した白いジャケットを着て、杖の状態に替わったレイジングハートを持ち
訓練室に転送魔法用の陣を描き飛んだ瞬間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



それは起きた【紫電一閃】シグナムが好んで使う業の一つだ、威力はAAAクラスの防御を軽く抜く事ができ

闇の書事件の際にもフェイトもこれを受けてバルディッシュを一度破壊されている例も在るように

危険極まりの技で、本来で危ないのにそれを良介が使ってしまった。



【紫電一閃】

本来ありえないほどの力が加わった魔力の力は途方もない破壊力を生んでしまうはずだったが・・・・・・・。

<ヌアァァァァァァァァァァァァァァァァ>


良介の奇声と共に振り下ろされたその一撃はティアナと良介の間に割って入るなのはが好んで着るジャケットの色と一緒であった
それを見た良介は直ぐにミヤと会話をした。


『何・・・・・・・・・・・・・間に合わない・・・・・・・頼むミヤ・・・・・・』

『無理です〜〜強制アクセスで命令系統が殆ど良介に盗られたお陰で殆ど力が発動できません』

『くっ外れろ〜〜』


元々良介が強制アクセスをしたお陰で逆にこの様な自体を招いてしまった。
だがここでも良介の想いが【再び奇跡】を再来させる。





『直ぐに横は入りしてきた人物に命中させないように』

ただこれだけを良介が強く思っていた時に【法術】は再び発動した。

それは虹色の光を放ち【紫電一閃】を纏っていた剣先から唾にかけてそのまま消滅してしまった。


「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」

ティアナと良介の間に割って入ったなのはに守られたティアナも融合している良介とミヤ
管制室で見ていた者達は驚いた、いきなり虹色の光が放たれた後に剣先から唾にかけて消えていたからだ




『危ないです〜〜この人が来てくれなかったら、確実に試験官に当たっていたです〜〜』


次の瞬間、ミヤと良介の融合が解けてしまった。

元々アクセスをしてかなりの時間が保てるシグナム化たが強制アクセスと【紫電一閃】で元来の魔力より
低くなっていために、【紫電一閃】を無理やり消滅させて外した後で融合が解けてしまった。


また解けたミヤの姿を見た殆どのメンバー達が一斉に言葉を発してしまった。

「「「「「「リインちゃん」」」」」」


このみんなの声に驚いたミヤは直ぐにミヤの専用席と化している良介のポケットに入ってしまった。

「怖いです〜〜」


この声を聞いた良介は直ぐに反論した。

「リイン・・・・・・誰だそれは」


「なに言っているんですが、貴方のポケットに隠れたリインちゃんの事ですよ!!!」

「リインさんと融合していたんですね・・・・・それにあの力はこれだから才能の在る人は」

「ふざけるなーーーー!!!」

今度は融合しないままジャケットも展開していない良介の拳はティアナに届きそうな時に
なのはが良介にバインドでその動きを完全に封じてしまった。

「はなせ〜〜馬鹿娘〜〜」

良介は今までの【エイミィと同じよう】に扱ってしまう為にどうしても言葉が雑になってしまった。

「それにティアナ、貴方も良介さんを煽らない、さっきのティアの言動で危なかったでしょう」


それを実際になのはに言われると、ティアナ自身も痛い事がありティアナはだまり込むしかなかった。


後書き〜

間違えました リーンの呼び名ではなく 【リイン】の呼び名が正しかったようです。 








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