第六話 灯火、より大きな篝火とするためなの(前編)
 部屋の明かりを落とし、代わりにモニターに映し出されたのは五つの映像であった。
 中心に闇の書を置き、四方にそれぞれ四人の騎士の姿を映し出す。
 鉄槌の騎士ヴィータ、剣の騎士シグナム、湖の騎士シャマル、盾の守護獣ザフィーラ。
 闇の書とその主を守る守護騎士たち。
 だがあかねにとっては、はやての家族としか、友達の家族としてしか映らなかった。
 そしてその友達の家族と敵対せねばならない現状に、あかねは思わず苦みばしった表情を浮かべてしまった。
 はやての命を救う為に、それが悪いことだと知りながら蒐集を続ける四人を、戦ってでも止めなければならない。
 あかねは両手を強く握り締めながら、目の前に立つクロノの説明に耳を傾けた。
「守護者たちは、闇の書に内蔵されたプログラムが人の形をとったもの。闇の書は転生と再生を繰り返すけど、この四人はずっと闇の書と共に様々な主のもとを渡り歩いている」
「意思疎通の為の対話能力は、過去の事件でも確認されているんだけどね。感情を見せた例は、今までにないの」
 エイミィが引き継いだ説明の裏づけをリンディが呟く。
「闇の書の蒐集と主の護衛、彼らの役目はそれだけですものね」
「でもあの帽子の子、ヴィータちゃんは怒ったり悲しんだりしてたし」
「犬の人は怖いし、剣士の人はすぐにフェイト苛めるし、帽子の子はチビって言ったから嫌い。チビじゃないもん」
「アリシア、好き嫌いはあまり関係ないよ」
「チビって言ったもん」
 それを一番気にしているのか、フェイトの胸元で揺れるアリシアがしつこく口にしていた。
「私も、シグナムからはっきりと人格を感じました。成すべきことがあるって。仲間と主の為だって」
 これまでの例と裏づけに対して、なのはとフェイトの口から全く正反対の言葉が話された。
 今までの闇の書とは明らかに違うと言う困惑が広がるが、あかねだけはそれが何なのか知っていた、解っていた。
 はやてと言う、およそイレギュラーとしか思えないような、心優しい少女が闇の書の主となったこと。
 だからあの四人は変わることができ、皮肉にも闇の書の主となったことで不自由を強いられたはやての為に、禁じられたはずの蒐集を行ってきた。
 だがまだ四人が変わりきれていないと、あかねは思った。
 何故なら彼らは闇の書からの侵食を止められないと諦め、人を傷つける行為だと知りながら目を伏せ蒐集へと走った。
 もちろん闇の書そのものを変えられる根拠なんて、何一つあかねにはない。
 ないのだが、四人の行いが間違っていると言い切ることは出来た。
「主の為、か」
 フェイトの言葉に対して呟いたクロノの力ない言葉に、意識を戻され首を傾げる。
 自分の知っているクロノならば、自分と同じように、例え仲間や主の為とは言えやっていることは犯罪だと言い切るはずなのに。
 なのはやフェイトも何かを感じたのか、クロノへとどうしたのかと言う視線を向けていた。
「まあ、それについては、捜査にあたっている局員からの情報を待ちましょうか」
「転移頻度からみても、主はこの付近にいるのは確実ですし、案外主が先に捕まるかもしれません」
 フォローのようなリンディの言葉の後に、直ぐに思考を切り替えたクロノが普段の眼差しを取り戻して呟いた。
 先ほど見せたクロノの表情は気にはなったが、あかねはそれこそが一番恐れていることだと視線を沈み込ませた。
 例え蒐集を完了しはやてが闇の書の真の主となったとしても、管理局から、クロノからは逃げられない。
 いつか必ず罪を犯した報いはめぐり、何も知らないはずのはやてへと向かってしまう。
「ああ、それ解りやすくて良いねえ」
「だね。闇の書の完成前なら、持ち主も普通の魔導師だろうし」
「うん」
 アルフが単純明快さを歓迎して嬉しそうに言うと、エイミィとクロノもその方が危険が少ないと頷いていた。
 四人の騎士を捕縛するよりも先に、はやてを捕縛する。
 そう聞こえてしまったあかねは、今ここで頼まなければタイミングを逃してしまうと、最も古い約束を持ち出した。
「あの、クロノさん。お願いがあります」
「なんだ、改まって?」
「以前にお願いしていた、クロノさんの師匠を紹介してください。僕にはなのはやフェイトさんに比べて、半年のブランクがあります。それを出来るだけ早く埋めたいんです」
 本来ならば埋めるだけでは足りないことは承知していたが、今この場ではそれ以上口にすることはできなかった。
 今の自分には、一番身近で助けてくれていたゴールデンサンがいない。
 ゴールデンサンの名を受け継いだアリシアもいるし、アリシアとのユニゾンは魔力と言う意味では以前の自分を遥かに越えているだろうが、アレはあくまでアリシアが手に入れたもの。
 足りない力を友達と補い合うことは否定しないが、今の自分では誰かに寄りかかるだけで支えるだけの力がない。
 初代ゴールデンサンを失ったことで、さらに他者の力を借りるのではなく、失くしたもの以上の力を自分の手で生み出したいのだ。
「そうだな。ブランクを抱えたまま、君をいきなり現場に出すのも不安が残る。なのはやフェイトは、この半年間で魔導師としてのレベルを上げてきた。君はもともと特殊な魔力体質とはいえ、純然たる技術はたいしたことがなかった。本格的に誰かの師事を仰いだ方が君の為にもなる」
 念のためにとクロノがリンディへと視線で確認を取ると、良いでしょうと頷いていた。
「後悔しないと誓うならば、僕の師匠を紹介しよう。それにどうせ、明日には会いに行こうと思っていたところだ」
「ありがとうございます、クロノさん」
「ユーノ、悪いが君にも、その時には同席していてもらいたい」
「良いけど、何で僕が?」
 訓練に自分が必要なのだろうかと首を傾げたユーノへと、クロノは簡略化した説明をするに終えた。
「闇の書についてもう少し詳しいデータが欲しいんだ。詳細は、明日にでも話す」
 もうすでに時刻が夜遅くなり始めていたからだ。
 それに今日はなのはもフェイトも午前中から神経を張り詰めることが多く、疲労は限界に達し始めていた。
 まだ事件は終わってない以上、無理は禁物だとここらでクロノから解散の言葉が放たれた。





 駐屯所になっているマンションを出たなのはとあかねは、互いの家を目指して連れ立って歩いていた。
 もともと駐屯所から眺めることの出来る距離にあるため、もうあと五分もかからないぐらいだろうか。
 だがあかねもなのはも、もう直ぐさよならだからと慌てて言葉を交わすようなことはなかった。
 何故ならあかねが記憶を失くしていた間も、魔法に関することは抜きのまま、学校から放課後までと行動を共にしていたのだ。
 取り立てて半年分を取り戻そうと躍起になることもなく、二人で並んで歩くと言う心地良い空間を楽しんでいた。
「久しぶりだね、こうして夜遅くに二人で歩くのって。ジュエルシードを探してた時は結構、頻繁だったけど。お帰りなさい、あかね君」
 少し小走りになったなのはが振り返り、笑顔と共にあかねへと呟いた。
「はい、戻ったのは少し前ですが。ただいま」
 迷いに迷った末に、言葉通り返すことしか選べなかったあかねに、なのはは十分過ぎるほど笑ってくれた。
 惹かれるままに自然と自分も笑顔になるのを自覚したあかねであったが、何かが脳裏に現れ無理やりにでも表情を押し留めていた。
 それが何であったのかは解らなかったが、今自分がなのはの笑顔に答えて笑ってもよいものなのか、迷ってしまったのだ。
 胸に手を当てると、数時間前にシグナムによって貫かれた感触が蘇る。
 リンカーコアを半分差し出す代わりに、一週間は行動を控える約束を取り付け、逆に管理局へと何も喋るなと言う約束を逆に取り付けられた。
 そして一週間後には、地球ですらない別次元の世界での決闘が待っている。
「あかね君、どうしたの?」
 少し深く考え込んでしまったせいか、心配そうになのはが伺うように見上げてきていた。
 なのはの瞳を正面からのぞき、視線が交わりあうことで心が揺れる。
 自分はまた一人で行動すると言う悪い癖を出し、なのはに何も語らないまま決着をつけようとしていた。
 これまでにも何度なのはに相談もなしに行動を起こし、怒らせる結果となったことか。
 だが管理局には何も言わないと約束してしまったのだと拳を握りながらも、あかねは何かを伝えようと口を開いていた。
「なのは、僕は」
「うん?」
「僕は……」
 決して口にすることは出来ない、出来ないがなのはだけにはどうしても伝えておかなければならない。
 想いと声を振り絞り言葉にしようとするが、出てきたのは全く別の言葉であった。
「約束のこと、なんですが」
「約束、あ。ふ、二人きり?!」
 逃げるように別のことを口にしてしまったあかねであったが、違う意味でなのはに動揺を与えていた。
 半年前ならばこの場にユーノがいてもおかしくなかったのだが、駐屯地のマンションに部屋を持っているためこの場にはいない。
 ペットとして高町家に住むことをアリサに大反対された結果である。
 後この場にいてもおかしくないアリシアは、破損のこともある為に、今はフェイトに預かってもらっている。
 先ほど自分で二人きりと言いながら今さら意識したなのはが、意図せずしてサイドポニーをふりふりと揺らし慌て始めていた。
「そ、そうだ。その前にフェイトちゃんのリボンを、アリシアちゃんはフェイトちゃんが持ってるんだった。今さら取りに戻るのも」
「違うんです、そうじゃなくて」
「え、違うんだ」
 急にしょんぼりとされてしまっては、否定の言葉をさらに否定するしかなかった。
「それも違います。そちらの約束は直ぐには無理ですが、必ず果たします!」
 誤魔化そうとした自分も悪いが、そうではないとあかねはなのはの両肩を掴み引き寄せた。
 これ以上自分が逃げないように、互いの額同士がくっ付きそうなほどの距離でなのはを見つめた。
「聞いてください、なのは」
「き、聞いてるよ」
「ある意味で、僕はクロノさんやなのはたちを裏切るようなことをしようとしています。最善は、クロノさんに全て打ち明けることかもしれません。ですがそれでは僕も、あの人たちも、納得できないんです」
 あかねの言葉は、なのはにとっては支離滅裂に聞こえながらも、かろうじてあの人たちが誰を指すのか解ってしまった。
「あかね君、ヴィータちゃんたちのこと知ってるの?」
「言えません、何も言えませんが。何かをすることを伝えておきたかったんです。何もかもを黙って行くことは、なのはを怒らせることになることを知っていますから」
「それを知ってるのは私だけ? アリシアちゃんやフェイトちゃんにも?」
「なのはだけです」
 あかねの断言を聞くや否や、なのはは感極まって抱きついていた。
 あかねがなかなか口に出すことができなかった胸に抱える秘密、それ程大事なものを自分にだけはと伝えてくれたのが嬉しかったのだ。
 もちろんあかねが抱えている秘密にヴィータたちが関係していると言うのは、不安が残る。
 止めた方が良いのではとささやきかける心もあったが、なのははあかねを信じることを優先させた。
「教えてくれてありがとう、あかね君。でも、気をつけてね」
「ありがとうございます。僕の全ての力を賭けて止めます、彼女たちを」
 いつの間にか羞恥心も吹き飛び、なのはが抱きついている状況でさえ平常心を保っていたあかねは、さらに距離を縮めようとなのはの背中へと手を伸ばした。
 だが伸ばした手がなのはを抱き寄せることはなかった。
 抱える問題のほんのわずか一端とはいえ、なのはに話したのに、妙なためらいが腕を掴んで動かさせなかった。
 意味がわからず混乱するあかねは、自分の胸の中でなのはの温もりを感じながらも、頭の何処か隅で別の人の顔を浮かべている自分に気がついた。
(はやてさん?)
 記憶を失くす以前も、記憶を取り戻した今もなのはを好きなことに代わりはなかった。
 だが記憶を失くしていた間、その思いは完全にリセットされていた。
 なのはに対して友達としての好意しかなかった半年の間に、いつの間にかはやての存在が自分の中に住み着き始めていた。
 失くした記憶に振り回され苦しんでいる間、それに触れずにただの大空あかねとして接してくれたはやて。
 周りにいるなのはを含めた友達を傷つけ、苦しんでいた自分を慰めてくれたはやて。
 これは裏切りなのだろうかと思いながらも、あかねは今目の前にいるなのはを手放すことはできないでいた。





 カーテン越しに部屋へと入ってくる太陽の光を、さらに瞼越しに感じることではやての意識は眠りの底から浮かび上がっていった。
 しぱしぱと目を瞬かせながら腕を使い、体を起こしていく。
 寝ぼけ眼でありながら何かおかしいと首をひねり、自分の隣に視線を落とした。
 同じベッドの中にある、自分とは違う温もり。
 ヴィータが何時もの様に、うさぎのヌイグルミを抱き枕にして寝ていた。
 何も変わらない、何時もと同じ様にはだけかけた布団を、深くヴィータに掛けてやることで唐突にはやては思い出した。
「私、何時の間にベッドに。と言うか、昨日はスーパーの帰りにシャマルと別れて、あかね君と家に帰ってから……」
 スーパーを出てからシャマルと別れ、その後で寂しさから泣いてしまった自分を慰めてくれたあかねに、迎えに行こうと誘われた。
 そこから良く覚えておらず、どうしたのかと思い出そうとしたはやての脳裏に、白と黄金の閃光が映し出された。
 視界一杯が白に染められる閃光の中で、自分を庇うように立っていたあかね。
 荒唐無稽と思わざるを得ないが、金色の光を持った天使があかねに何かを渡し、あかねもまた金色の光に包まれ始めた。
 自分の記憶の中で光を纏い輝いていくあかねに意識が吸い寄せられる。
 目が覚めたばかりだと言うのに、ぼうっとしてしまう。
「あかん、なんやこれ思い切り夢やんか。天使ってなんやの。違うんよ、あかね君は……」
 ハッと我に返り激しく首を振って、夢と現実を混同しているのかと振り払おうとするが、そうすればする程何故か胸が高鳴っていく。
 今までに感じたことのない鼓動を胸が発し、気味が悪いと思う以上に心地良くなってしまう。
 その心地良さに少しでも身を委ねようとすると、すぐにあかねの顔が浮かび、自分の名を呼ぶ声が頭の中で再生されてしまう。
「ちょっと待ってや。あかね君はお友達やし。それに病院の屋上でも私の膝を貸して、あげて……弟が、い、たら……」
 友達との大切な約束を破り、傷つけたと泣きじゃくるあかね。
 そのあかねの頭を撫でつけながら、姉、妹、兄がそろっている家族環境で、唯一いない弟がいたらこんな感じなのだろうかと思っていたはずだ。
 なのに両手で触れた自分の頬は熱く、鏡を見なくても赤くなっているのが丸分かりであった。
 意識すればする程その火照りは大きくなり、真冬だと言うのに体温が熱いぐらいであった。
「ん〜……はやて?」
 知らず声が大きくなっていたのか、隣にいたヴィータが目を擦りながら呟いたことではやては慌てた。
 つい夢中になって考え込んでしまったが、すぐそばにはヴィータがいたのだ。
 どうか葛藤の声や様子が聞かれたり、見られていたりしていませんようにと願いながら、布団のふくらみをぽんぽんと叩く。
「な、なんでもあらへん。まだ早いから、ヴィータはもうちょい寝とり」
「わかった」
 素直に再び瞳を閉じたヴィータを見てほっと息をついたはやては、無理やりにでも自分を落ち着けることにした。
 胸の高鳴りも、赤く火照った顔も全て頭の隅っこに置いてくる。
 今は早朝、一家の食事供給者として成さねばならないことがあるのだ。
 もっともらしい理由で心に区切りをつけると、ベッドの隣に置いてある車椅子へと腕を駆使して乗り移る。
 部屋は二階にあるのだが、階段の手間に設置されたホームレベーターにて一階へと降りていく。
 朝食は何にしようかと考えながら車椅子を滑らせ居間へと入ると、先客がソファーに身を沈め新聞を開いていた。
「シグナム、おはよう。今日はやけに早いな」
「おはようございます。少し、寝付けなかったもので」
「そっか、ならいっそ眠気吹き飛ばすためにホットミルクでも作ろうか?」
 今から寝ては余計に夜眠れないと、はやては冷蔵庫から牛乳を取り出して火に掛ける。
 温まるまでのわずかな時間は、朝食のメニューを考えるのに丁度良い時間であった。
 お米と味噌汁に添えるべきおかずを何にするべきか、作るおかずが決まるにつれて、そう言えばと昨晩のことが疑問に浮かぶ。
「シグナム、あのな。昨日は結局どうしたんかな? あんまり覚えてなくて……」
「申し訳ありません。余りにも我らの帰りが遅く、待ちくたびれて寝てしまわれたようです。あかねは、帰って来た我らにそれを伝えてから帰りました」
「待ちくたびれて。あれ、迎えに行ったんじゃ。あかね君がいるのに、寝てた。じゃあ、ベッドに私を寝かせたのは」
 自分の覚えている範囲の行動と、シグナムの言った自分の行動にある矛盾は明らかであったが、追求することは叶わなかった。
 あかねがいたのに寝てしまったと言う情報により、折角頭の隅へと仕舞いこんだ想いが、その大きさに耐え切れず飛び出してきた。
 想像してしまう、眠ってしまった自分をベッドに寝かせる為に、車椅子から自分を抱き上げ様とするあかねの姿を。
 俗に言うお姫様抱っこである。
 それはいつもシグナムやシャマルにしてもらっていることで、ザフィーラにしてもらったことだってある。
 その時は抱っこと表現するはずが、あかねが絡むとその言葉の前にお姫様が付いてしまう。
 もの凄く恥ずかしく、頬が火照りを取り戻し、心臓が鼓動の音色を変えていく。
「主はやて、どうされました?」
「な、なんでもあらへん。そっかあかね君には悪いことしてもた。今度の週末にはあかね君のお母さんも遊びに来る予定やし、盛大におもてなしせんとあかんな」
 誤魔化すように早口でまくし立てたはやてであったが、思いも寄らぬ言葉をシグナムから伝えられた。
「その件なんですが、彼から一つ伝言が。週末に急用が入った為、伸ばしてくれと。すまないと伝えてくれと言われました」
「え?」
 耳を疑い、尋ね返したはやてへと、伝言の言葉に違いはないとシグナムが頷き返してきていた。
 急用ならば仕方がない、昨日までなら残念そうにしながらも笑いながら言えたはずであった。
 昨日と今日の違い、ただ一言仕方がないと言えなかったはやては自覚するしかなかった。
 いつの間にか知らぬうちに抱くことになったあかねへの感情を。


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