第八話 ままならない気持ちなの(後編)
 次元間航行船アースラのブリッジでは、メインスクリーンにとある映像が映し出されていた。
 執務官であるクロノ、そしてメインオペレーターであるエイミー。
 アースラの中で三大トップに数えられる三人のうちの二人であり、歳は違えど訓練校時代からの同期である。
 彼らが今見ている映像は、先ほど行われたなのはやあかねたちによるジュエルシードの憑依体との戦闘である。
 今映っているのは丁度なのはが暴れまわる大樹 にディバインバスターを打ち込む瞬間であった。
「すごいやこの子もしかするとAAAクラスの魔導師になれる素質があるよ」
「ああ」
 エイミーの嬉しそうな声に対し、クロノの返事は生返事に近い覇気のないものであった。
 クロノの心中を察したのか、少し声のトーンを上げてエイミーはイタズラっぽく言った。
「それにこの子はクロノ君好みの可愛い子だし」
「エイミー、そんな事は」
「あ、残念残念。なのはちゃんはすでに予約済みだもんね、このど派手なバリアジャケットのあかね君の。もっとも片思いだけど」
「どうしてもう知ってるんだ。あの場には僕と母さんしか……さては覗いてたな?」
 腕を組んでたしなめるクロノに対し、エイミーは悪びれた様子もなく言ってのけた。
「だって魔法文明のない世界にいる凄腕の魔導師って気になるじゃない。他のメンバーも気にしてたから、艦長の許可はちゃんと取りました」
「と言う事は、今や彼の片思い相手はアースラ全体に広まっているわけか。かわいそうに」
「こう隔絶された空間で生活してる身としては、最高のゴシップだからね。休憩室はもうそのお話でもちきり。本命からは敵対してるフェイトちゃんに恋してるって勘違いされて、面白すぎ。で、これが噂のあかね君。うん、ピッカピカだね」
 何処からどう見ても黄金色にしか見えないバリアジャケットを見て、面白そうに笑うエイミーとは違い、どういうセンスだとクロノは苦みばしった顔をしていた。
 二人がどういう感想を漏らそうと目の前の映像は動き、大樹の根による攻撃をフェイトの代わりに防御魔法でさばいたあかねが映し出された。
 そして次にはなのはに砲撃魔法を使わせる時間を作るために、防御魔法を可能な限り大きく広げた光景が映し出される。
 一端バリアジャケットの事は頭の隅にでも放り投げ、二人は何故あかねが攻撃魔法を使わず防御魔法に拘ったのかと言うことを疑問に思った。
 さらに次のエイミーの言葉からあかねに対する疑問は増えていく。
「さっき見せた金髪の子、フェイトちゃんもなのはちゃんもAAAクラスなのに対して、あかね君はAマイナー。九歳としては十分凄いけど……明らかに二人に見劣るね」
「いくら防御魔法が得意と言っても、AAAクラスの魔導師たちと一緒に戦ってこられたとは考えにくい。何かカラクリがありそうだ」
「話を戻して、魔力の平均値を見たときになのはちゃんは、百二十七万。フェイトちゃんは、体調不良を考慮してあるから予測になるけれど百四十万台。あかね君は八十万。最大発揮値を観測できたのはなのはちゃんだけだけれど、さらにその三倍以上。これは魔力だけならクロノ君を上回っちゃってるね」
「魔法は魔力値の大きさだけじゃない。状況に合わせた応用力と、的確に使用できる判断力だろ」
 少しムキになった節も見られたが、それはクロノが普段から口にしている台詞なので特にエイミーは突っ込まなかった。
「それはもちろん。だって、なのはちゃんや体調が完璧なフェイトちゃんを前にしてもクロノ君は負けないでしょ?」
「確かに多少は苦戦するだろうが、僕は負けない。ただ戦いたくないと言う意味では彼、あかねが一番になる」
 思っても見ないクロノの台詞に、初めてエイミーの表情に本当の意味での驚きが表れた。
 負けないと聞いた時に、最初からあかねは番外だと思ってその名を口にしなかったのに、その名をクロノが挙げたからだ。
 もう一度あかねが映っている映像を何度か再生し、防御しか行わない彼を何度も瞳におさめるが、わからなかった。
 クロノが戦いたくないと遠回りな表現をした理由が。
「僕に突っかかってきた時は、頭に血が上っていたせいで楽に抑えることが出来た。だがこうして映像を見ていると、彼の怖さが本当に良く解る。彼は攻撃を受け止めることに躊躇がない。恐らくはこれまでの戦闘経験で培われたことなんだろうが、相手の攻撃を恐れず受け止める」
「確かに、この映像でもフェイトちゃんを守る為に躊躇わず攻撃を受け止めてるね。こんな風に目の前で庇われたら、惚れちゃうかもね」
 その映像はフェイトに襲い掛かる大樹の根の前に飛び出したときのものであった。
 自分の体と変わらない太さを持つ根が振り下ろされたにも関わらず、あかねはフェイトの前に飛び出し防御魔法で受け止めた。
 防御が間に合わなかったら、受け止め切れなかったらどうなるかなど考えていては決して出来ない行動である。
「もしも彼と戦う場合。フェイントや牽制は無意味だ。恐らく彼はその全てを正面から受け止める。駆け引きなんて存在しない、彼を撃ち負かすには正面から力でなぎ倒すしかない」
「確かにそう言う意味ではクロノ君の苦手な相手だね。でも結局は負けないでしょ、アースラの切り札であるクロノ君は」
 エイミーの持ち上げにまともに答えられず、照れくさそうにそっぽをむくのがクロノの精一杯であった。
 どこか微笑ましい光景を二人が展開していると、ブリッジのドアが音を立ててスライドした。
 そこに立っていたのは征服ではなく、私服姿のリンディであった。
 今休憩中であるはずのリンディは、なのはやあかねが映し出されているスクリーンの目の前に歩いてきた。
「艦長、今休憩中では?」
「あの子達の事が気になってね、多分彼らの決断は私の予想した通りの事になると思うし」
 そう言ってリンディは目の前に映し出されてる映像をみやった。
 幼い少年少女の戦闘風景が映し出され、眼差しを厳しくし、エイミィが座っている椅子の背もたれを強く握り締める。
「これが大人であれば、直ぐにでも管理局にスカウトしたいぐらいの子たちね」
「少し言動、行動共に幼さが抜けていませんが、能力だけを見れば母さんがそう言いたくなるのも無理はありません。だがそんな彼らだからこそ、不用意にジュエルシードに近付き危うく次元震を引き起こす所だった」
「確かにね、でも危険なものを集めなおそうと思うなのはちゃんやあかね君、ユーノ君の気持ちは、管理局の理念にも近いものがあります。けれど、彼女。フェイトと言う名の彼女の目的は。それにこの名前……まさかとは思うけれど」
 聞き覚えがあるようにリンディは顎に手をかけ考え込み、クロノとエイミィはそんなリンディを見ながら首を傾げるしか出来なかった。





 あかねは今、家のリビングで母と正面に向き合ってソファーに座っていた。
 すでにユーノからジュエルシードを追うには、フェイトを追うには時空管理局に協力した方が近道だと提案された。
 そのユーノがリンディに協力を申し出て、許可は出ていた。
 後は目の前にいる母からしばらく家を空けることの許可を貰うだけであった。
 食後と言うこともあり母と自分の前には緑茶が置かれ、少し母はリラックスムードである。
 ただあかねが事前に話があると切り出していただけあって、だらけたりふざけたりする兆候はない。
 あかねがこんな事を言い出した事は初めてであるし、何か感じ取る所があったのだろう。
 熱い緑茶をすすり、大きく息をついた母が、なかなか言い出さないあかねに業を煮やして切り出した。
「それで大切な話って何?」
「少しの間、家を空けることになるかもしれません」
「そう、理由は? 話せる範囲でいいから、言ってみなさい」
 冗談と取っている節も、怒っている節もなく母は淡々とあかねに尋ねてきていた。
 嵐の前の静けさとでも言おうか、大人しすぎる母に注意を向けながら話せる範囲であかねは話し出した。
「一ヶ月ぐらい前から、友達の大切な物を探していたんです。最初は本当にそれだけでした」
 母は頷くだけで、相槌すらない状態であかねは続けた。
「でもそれを探す間に、ある子に出会ったんです。辛い思いを一杯しているはずなのに、自分を押さえ込んで無理をしている子です。僕は約束しました。彼女を助けるって。約束だけじゃない、僕自身が彼女を助けたいんです。彼女が今何処にいるかは解りませんが、ある人たちに協力してもらい探そうと思っています」
 喋りながら熱くなったあかねを見ても、母はなにも言わなかった。
 ただ黙ってあかねの言葉に耳を傾け聞いていた。
 何一つ詳しいことを言えないままで、概要だけを話し終わりもうこれ以上はいえないとあかねの口が止まる。
 二人しかいないリビングは静まり返り、時を刻む時計の針の音だけが耳に届いていた。
 間を持たすために一度お茶をと手を伸ばした所で、母があかねの目を真正面から覗き込んできた。
「一ヶ月前と言えば、貴方が怪我をすることが多くなった頃ね」
「あ……はい、これから僕がしようとしている事はお世辞にも安全とはいえません。むしろ危険です」
 まさか気付いているとは思っていなかった為に少し思考が止まったが、嘘はつかず正直に答えた。
 一ヶ月前のジュエルシードを集め始めた当初は、目だった怪我はした事がなかったはずである。
 なのに母が気付いていたという事を踏まえ、嘘はつくべきではないと思った。
「私が気付いていないとでも思ってた顔ね。けれど母親は子供が思うよりもずっと子供の事を見ているものよ。ついでに言うなら、なのはちゃんにも関係することね」
「はい、探し物を始めたときから、彼女とは一緒でした」
「質問としてはコレが最後、あかね目を閉じなさい」
 言われるままに目を閉じると、まぶたが光を遮断し何も見えなくなった。
 だが暗闇が占める場所にはすぐ太陽を背負ったかの様な男の人の背中が見えた。
 何時も見てきた背中、父の背中である。
 普段から瞼を閉じると直ぐに思い浮かべるせいか、少々癖になっている様である。
「お父さんの背中が見える?」
「はい、はっきりと」
「なら目を開けなさい。そして許可を出す代わりに、母さんと約束して」
 目をあけたそこには、心配していますとはっきりわかる母の顔があった。
 いつも自分をからかったり、やり込めたりするお茶目な母の姿はそこにはなかった。
 あかねも初めて見る、心底自分を心配する母親としての母がそこにいた。
 一時も目が話せない母が約束を口にした。
「その探し物が見つかって、助けたい女の子を助けたら。もう二度とお父さんを思い出すのは止めなさい」
「ちょっと待ってください。そんな……」
「今までのように少しだけ困っている人を助けたり、動物を保護したりするぐらいしか出来ないあかねならまだよかったわ。でも今のあかねには何かを成し遂げられる力があるように見えるわ。だから心配なの」
 母の言葉が理解できないあかねへとさらに母は決定的な言葉を放ってきた。
「いつかあかねは、潰される。貴方が想うお父さんの姿によって。だから忘れなさい」
 人生の指針を捨てろと言う母の言葉は、余りに酷く辛いものであった。
 恐らくここで嫌だといえば、本当に家を空ける許可を出してくれないことだろう。
 そして今の母には恐らく嘘は通じない。
 自分を見つめる眼差しは強く厳しく、そして優しかった。
 普段は決して見せない母親と言う姿に、あかねは飲み込まれていた。
「僕は、フェイトさんを助けたい。でも父さんの背中を捨てることも出来ない」
「勘違いしないで、あかね。自分自身を捨てろと言ってるわけじゃないの。ただ貴方が追いかけているお父さんの背中を忘れるだけでいいの。いつかこの意味が解る時がきっとくる。そして貴方はいかに自分が愚かな事をしようとしていたか、知る事になるわ」
「わかり、ました。フェイトさんを助けたら、僕は父さんの背中を忘れます。だから家を空けることを許してください」
 何一つ母の気持ちは理解する事はできなかった。
 自分を心配してくれている事はわかる、だが父の背中を捨てろと言う言葉はわからなかった。
 今まで自分を形作ってきたものを捨てるのは、自分を捨てるも同然であるのに、それは捨てる必要がないという。
 母の想いが理解できず、ポタリと瞳が涙を零した。
「こらこら、男の子が泣かないの。フェイトちゃんって子を助けるんでしょ? 好きなんでしょ?」
「違います。どうしてこう、母さんはともかくなのはまで。僕が好きなのはなのは、あ」
「そう、なのはちゃんが好きなんだ。うん、あかねは見る目があるわ。アリサちゃんやすずかちゃんも捨てがたいけれど、あの子もとっても良い子よ」
 同じ日に同じ間違いを繰り返したあかねは、涙を拭い部屋へ荷物をまとめに向かおうとしたが手をつかまれた。
 そのままテーブルを迂回して引っ張られると、すっぽりと母の腕の中に納まってしまう。
 ただでさえこの歳になってくると気恥ずかしいのに、好きな子の名前をうっかり告げてしまった今はもっと恥ずかしかった。
 逃げようにも両腕でガッチリとホールドされ、身じろぎが精一杯である。
「な、なんですか?」
「しばらくお別れとなる母と子のスキンシップよ。あかね、その危険な事になのはちゃんも加わるならしっかり守ってあげなさい」
「父さんの背中を忘れろって言ったのに、守れと言うんですか?」
「お父さんの背中を思い出す事と、なのはちゃんを守る事は全く違うものだからよ。いつかきっと、解るわ」
 今はまだわからないあかねは、母の腕に抱かれながら今だけはその不可解な問いかけを胸の奥にしまいこんだ。





 あかねとなのはがそれぞれの母に決意を話している頃、フェイトは一人ベッドの上に寝かされていた。
 腕や体に包帯が巻かれ治療された跡がみられたが、すぐにはおさまらない痛みと熱が彼女の意識を無理やり起こしてしまった。
 うっすらと目を開けたフェイトは、最初自分がどこにいるか、どういう状況かさえ思い出せなかった。
 ついつい普段通り起き上がろうとしてしまい、体を起こし、腕に痛みが走りバランスを崩したままベッドから転げ落ちた。
 何処から痛みがわいているのか解らないほどの激痛が全身を蝕んでいくが、決して彼女は誰かに助けを求めたりはしなかった。
「フェイト!」
 自力で立とうともがいている彼女のもとへ、物音に気付いたアルフが部屋に飛び込んできた。
 無理をしようとするフェイトを抱え、元いたベッドへと寝かしつける。
「まだ動いちゃ駄目だよ。まだここは安全だから、まずは傷を治すことを考えておくれ」
「アルフ、私……どうなったの?」
「管理局の奴に負けて捕まりそうになった所を、あの子達が助けてくれたんだ。嘘じゃなかった、助けるって言葉は嘘じゃなかった」
 わざと負けたという直接的な表現を行ったアルフの狙いは、フェイトを諦めさせることにあった。
 そしてなのはやあかねが助けてくれた事から、逃げ道がある事をフェイトに教えてあげたかったのだ。
 だがそれはフェイトにとって逆効果にしかならなかった。
 時の庭園で、プレシアからもたらされた言葉がフェイトを縛り付けていたからだ。
「母さんの娘に、不可能があっちゃいけない。だから諦めないよ、私。最後に勝てばいいんだ」
「どうしてそこまであの女につくそうとするのさ。あの女よりも、あの子達の方がよっぽど信用できる。ジュエルシードを奪い合って確かにやりあったけどさ、あの子達は無意味にフェイトを攻撃はしなかった。自分の都合だけでフェイトを傷つけなかった」
「母さんも無意味に私を」
「フェイト、事実から目を背けないで。いい加減に気付いてよ。あの女はフェイトの事を娘となんか、大切になんか思ってない!」
 薄々は気付いていたのか、フェイトが初めてアルフから視線をそらした。
 何も言い返せず、視線をそらすしかなかった。
「だからもう止めよう。時空管理局まで出てきたら、ここが見つかるのも時間の問題だし、あの男にも勝てない。同じ戦闘訓練を受けてたとしても、経験が圧倒的に違う。この場所だって何時まで見つからずにすむか。助けてもらおうよ、あの二人に」
「それはできない。確かに母さんが私の事を思ってくれてない事は感じてた。それでも私はあの人を母さんだと思ってるんだ。思い出の中にいる、微笑みかけてくれた母さんを捨てきれない。母さんを裏切って、あの誰もいない時の庭園で一人きりの寂しい思いなんてさせたくない」
「どうしてそうなるのさ。どう言えば、私はフェイトにこれ以上傷ついて欲しくないだけなのに。もっと笑って、楽しい思いを沢山して欲しいんだ。きっとあの二人なら、フェイトに一杯笑顔をくれる。楽しい思い出を一杯くれる」
 どうしても伝わらない思いを何度でも言葉にするが、決してフェイトが頷いてくれることはなかった。
 もっと早く言うべきだったと、アルフの胸に後悔が何度も何度も押し寄せる。
 フェイトが傷つくたびに、痛めつけられるたびに、欠けた心の隙間にプレシアの存在が入りこんでいた。
 傷つけられれば傷つけられるほど、フェイトはプレシアを求めようとしてしまう。
 主人の意に添うように造られた使い魔では主人を変えられないのかと、アルフはフェイトの体に顔をうずめて泣き始めた。
 そんなアルフの頭に手を置いたフェイトはゆっくりと撫で付け始めた。
「ごめんね、アルフ。アルフの言いたい事、解らないわけじゃないんだ。そういうの全く考えなかったわけじゃない」
 大きな体でしゃくりあげるアルフは答えられず、ベッドのシーツを握り締めるぐらいの反応しか見せなかった。
「でも今更、何度もあの子達を裏切ってきて。助けてなんて言えない。言っちゃいけない。だからアルフ、あの子達に助けを求めないで。私がんばるから、アルフが安心してみていられるぐらいに頑張るから」
「だったら、フェイトも約束して。あの女のために頑張るのと同じぐらい、自分の為に頑張って。フェイト自身が幸せになる為の努力を怠らないで。私が安心して見ていられるぐらいに幸せになっておくれよ」
 最後の方は約束ではなく、懇願であった。
 それほどまでに自分を思ってくれるアルフを安心させてあげたかった。
 だが正直に言ってしまうと幸せと言う言葉の中に、母の姿はどうしても外す事は出来なかった。
 母の事を持ち出せば、決してアルフは納得などしないだろう。
 だからフェイトはとても短い返事を、行うしかなかった。
「うん、約束するよ」
 アルフも、短すぎる言葉の中にプレシアの存在を感じ取っていたが、何も言わなかった。
 ただ熱すぎる程の熱を持つフェイトの体にいっそうの力を込めて顔をうずめるしかなかった。


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