第8話 「空に響く天使達の声」



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※今回はイケメン智樹や覚醒アストレア、
一期最終話以来の本気イカロスなど見所満載なシリアス回でしたね。
ギャグばかりじゃなくシリアスもきちんとやれるのがそらおとの良いところ。
まああれだけ圧倒的だったカオスがたった二話で退場というのは物足りない気もしますが。
あと肝心の戦闘シーン……ト○ンザムライ○ー?
デンド○ビ○ム?ラフ○シア?コ○ニーレー○ー!?
いやガンダムネタ多すぎwww
そしてもう一人(?)の功労者、
無言で主を引き上げ沈んでいったウラヌスシステムのズ○ックアームさんに黙祷。

※今週のそらおと、間違いなく主要メンバー全員が輝いていた話でしたね。
苦悩するニンフへの智樹の励まし、アストレアの真の自立、
イカロスの心からの叫びと名シーン満載の原作カオス編を見事に再現したスタッフ流石です。
まあデンドロvsノイエの怪獣大決戦は流石にやり過ぎと思いましたがw
そして最後、原作ニンフの重大イベント二つをあえてカットしたのは最終話の為だと信じましょうか。
さて次回ヨーヨー釣り(ばいんばいん)回、
シリアスからギャグへの揺り返しに期待ですなwww

※「エンジェロイドは、夢を見ちゃダメか?―俺は、いいと思う」
「自分で決めろ!お前が何をしたいのか!」
――「あいつなんか、あいつなんか――私も好きになっちゃったわよっ!!」――
「驚いた、自分で鎖を切るなんて。ねぇ、お姉さま、それは愛なの?」
「わかんないわよ!わたしバカだもん!でもこれは……自分で決めたことだわ!!」
「……わからない。私も、愛が何なのか分からない。
でもマスターの事を考えると動力炉が痛くて……どうして!?
私、マスターの事を考えると動力炉が痛い!
これが愛なの!?分からないっ!!?」
羅列しただけでも名台詞名シーン満載でした、
まぁまた次回からギャグに戻るようで安心)ぇ-

※アストレア、本当に強かったんですね。



〜イカロス〜



彼女は一貫している。智樹を主として、智樹を第一とする。
そこに順序が加わったのは、智樹の存在があってこそ。ゆえにニンフを逃がし、カオスの為に涙した。
最初こそ智樹を模したカオスの命令に従ったが、今度は明確に反逆。
冷徹な戦闘兵器ではなく、守る力を持った天使として皆を守り抜く事ができた。

その気持ちの源泉は本能なのか、感情なのか――今もまだ、彼女は自分に問い続ける。



〜ニンフ〜



エンジェロイドとしての本能と、人間としての感情を持つ彼女。
優れた電子頭脳はその二つに明確な区別をつけられるが、
一度廃棄された過去が優秀な脳が生み出す心を傷付けている。
戦う力もなく皆に命を拾われた結果となったが、智樹や仲間達の優しさに心は少し癒された。

いずれ羽を取り戻した時、カオスの問いかけに答えられるのかもしれない。



〜アストレア〜



悩み迷って、見事に答えを出した彼女。
本能とか感情とか難しい事は分からずとも、アストレアは正答に辿り着いた。
迷いを断った彼女は最強のエンジェロイド、カオスを辛くも追い詰める事が出来た。

鎖を自ら断ち切ったその時、彼女は人間となったのかもしれない。



〜カオス〜



マスターの命令を全く聞かず、自分の求めるままに戦った天使。
生れ落ちたその時から誰にも愛を与えられず、マスターからは義務的な命令のみ。
エンジェロイドならば命令に従うのみだが、
命令に従わないエンジェロイド達を知り、主より姉の下へ赴いた。
イカロスの涙、ニンフの求める心、アストレアの抗う姿を見て、彼女は何を感じたのか――

水中深くに沈んでいった天使の心を知る者はいない。





智樹→今回、出番なし。登場したのは、偽者のイケメン

そはら→シリアスだと出番のないヒロイン

先輩→ニンフに忘れられた

会長→偽者と本物の区別がつかなかった、恐るべき人


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