魔法少女リリカルなのは gdgd剣士の奮闘記 第7話 転入したけど変わらない


とある月村の屋敷にて

「これは・・・」
「ああ、ホントに一体何があったんだ?」

どこをどうすれば家がここまでボロボロになるのか?
それほどまでにこの屋敷はボロボロにされていた。
実際、聞き込みなどではかなり立派な屋敷だったらしく、何をしたのか周りの住人も理解ができないらしい。

「しかも逮捕の前日はいつも通りだったから、1日でこうしたんだろ? 何があったんだろうな」
「爆弾とかですかね?」
「爆発物の痕跡一つ見つからんとさ。その線は極めて薄い」
「・・・手段がわからないけど、犯人の動機は? そっちの線から当たりましょうか」
「こっちは逆にありすぎて困る。他者からの評判は最悪に近いな」

脱税の容疑で書類送検されたが、それ以外に出るわ出るわ。
自身の親戚にも何らかの工作を行っているという話まで出てきている。
プラスして第三者には、それ以上に色々とやっているらしい。

「こんな訳わからん事件は調べるだけ調べて丸投げするぞ」
「しょうがないですよね」

こうして、超常現象に近いとされ、とある捜査官にその件は移された。



というわけで、すずかが復活してくれたので良かったです。
ただ、復活しすぎて最近すずかに思考が読まれているような気がしてなりません。

「修くん。セクハラは本当にいけないんだよ」
「ふっ。そんなこと言われてもすずかに抱きついてセクハラするのは読者の方だって・・・プベラッ!?」
「ムリヤリはいけません」

ハリセンはいいのだろうか?
と疑問を感じなくもない。

「ムリヤリじゃなくてね」

そう言って、すずかが何故か飛びついてきて、受け止めた。

「え? え?」
「こんな風に抱きついたらいいんだよ?」
「よ・・・」
「あ、これ以上は厳禁ね」

そう言って、すずかが離れた。
・・・せ、千載一遇のチャンスを逃した?

「修くんってさ。自分から攻めるのは強いけど、防御力は弱いよね」
「ち、ちが」

俺が何か言う前にとっとと退散してしまった。



・・・俺って年下の幼女に手玉に取られてる?



ま、まぁそれはともかく・・・俺こと行長 修はというと、今日も楽しく仕事して、ゲームして、料理してを繰り返してます。
比率で言うと『1:4:5』です。
全く関係ないけど、この世界のゲーム機は凄いです。
初期のポケモンのくせにダウンロードで色々と追加出来て、飽きないように出来ています。
そんな俺は先日、イーブイを10匹目をGETしました。
つまりは10週目です。



月村家の不満な点は和食よりも洋食作ってるところです。

「今日の晩ご飯は山菜の天ぷらと鯛飯でよろしいですね」
「いいわよ」

俺は和食の料理人です。
そのところはお忘れなく。

「和食になんか拘りでもあるの?」
「ありますよ。まぁ、ホント言うと最初は刃物の扱いになれるために、刺身にして練習してましたし」
「・・・あんた、ホントに剣士だったの?」
「いや、まだ使う機会がないだけで、ホントに剣士なんですって」
「北斗神拳使うのに?」
「あくまでも似たものですって」

そこのところはハッキリさせておこう。



パチモンですのであしからず



「警察も何も言ってこないし・・・」
「髪の毛とか証拠は一切出ないと思いますよ」
「あんた今さりげなく認めたわね」
「俺以外に誰がそんなこと出来ると言うんですか?」
「・・・もしかして、私はとんでもない化物をこの家に雇ってしまった?」

と忍さんが呟いているが、他の人って本当にそんなことできないのだろうか?
確かに屋敷をぶっ壊すようなことを恭也さんとかでも無理っぽいけど・・・

「でも、恭也さんだったら、忍び込んで脅すぐらいはできそうですけど」
「・・・私、恭也のこと教えたっけ?」
「歩き方で推察しました。獲物は短いから小太刀・・・しかも二刀流だと推察しています」

忍さんが本気で驚いていた。



というわけでついに転入することになりました。
なのはとアリサにも報告だぜ。

「一緒のクラスになったらよろしくね」
「どうなるのかしらね。クラスのみんなに感染しないといいけど」
「そうだね。自重っていう言葉がないもんね」
「だ、だいじょうぶだよ・・・ところで感染てなに?」
「「「今のなのは(ちゃん)の状態のこと」」」
「なんでハモるの!? わ、わたしは修くんの影響なんて受けてません!」

嘘つけ。現実に・・・

「この前『猫耳』プレゼントしたら、つけて「にゃぁ〜、にゃぁ〜」鳴いてたじゃないか」
「クッキーを差し出したら「あーん」って言って食べるくらいに餌付けされてるじゃない」
「最近、ポケモンの対戦で『かげぶんしん』とか『どくどく』とか搦め手を使うようにもなったよね」
「・・・あれ? そんなことあったっけ?」
「「「誤魔化し方までそっくり」」」
「にゃぁぁぁっー!?」

なんで叫ぶんだろうか?
俺の影響を受けるのがそんなに嫌か? ・・・なのはだから許されるんだな。
他のヤツだったら、普通に嫌だ。

「大丈夫だ。なのはがやると普通に可愛いから」
「え? ・・・ふ、ふーんだ。う、嬉しくなんてないもん」

だけど、妙なことに尻尾を振って喜んでいるビジョンが見えるんだが・・・

「不思議だよね。言ってることはフラグっぽいのに、恋愛物とかに全然見えないなんて」
「どっちかというと主人とペット?」

すずかとアリサが失礼なことを言う。
特にアリサ。おまえの毒舌は何気に進化してるんだから気をつけなさい。

「そういえばさ。すずかの家って大丈夫なの?」
「え?」
「ほら・・・確か、脱税がどうとか・・・」
「困ったよ・・・叔父さんがそんなことしてるなんて」
「し、親戚の人だったの!?」

まぁ、あのメタボ親父を友達に教えるようなことはないだろう。
誰だって、あんなヤツを紹介したくはないはずだ。

「元々、評判が良くなかったから、あまり知らないんだよね」
「そうなんだ」

実際は家に押しかけるようなバカ親父だったのだが・・・
まぁ、気にしないことにしよう。
そうして、結局俺の転入の話しに戻り・・・

「とにかく! あんたは普通に来なさいよ! ふ・つ・う・に!」
「任せろ。俺にだって常識があるんだ」

そう言って、アリサに笑いながら

「初日に『涼宮ハルヒ』やるだけだ」
「だからやめなさい! あんたがネタに走るだけで色々とまずいのよ!」
「安心しろ。アレンジを加えるつもりだ。当日を楽しみにするのだな」
「やめるっていう選択肢はないの!?」
「バカな。ネタが無くなればこのSSは崩壊するのみだ!」

シリアス回でもネタに走る時があるというのに、日常パートはネタで出来ているのだよ。

「そんな作りにするな!」
「作者はSS界の『木〇 康昭』になりたいと抜かしながら、結局安易なアニメとかに行き着くチキンなんだぞ!」
「それは末期なんじゃ・・・」
「それに比べれば実に健全だろう!?」

作者であるiseizinは『喧〇商売』を愛読しております。
連載を再開することを心の底から望んでいます。

「宮崎の知事がネタになったり、他誌の作者ッポイ人を出演させたりするなど、実に見習いたいものだ」
「SS界の平和のためにもあんたの存在は消去した方が良い気がしてきたわ」
「だ、ダメだよ!? いくらなんでも主人公が消えたら、成り立たないよ!?」
「え、えっと・・・な、なのはが頑張るから! 頑張ってリリカルなのはにするから!?」
「「「頑張らなくていいよ。そのままのなのはでいないと」」」
「あ、あれ? なんでみんなの眼が優しいの?」

このままのなのはでこのSSは疾走しようと心に決めているのだ。
なのはを除く三人の心が何故か一つになった。

「なんでなの?」
「ここにいる全員が笑って生きる。それがここにいる全員の普通にしたいってことだ」
「そうそう。ムチャなこともみんなで協力すればムチャじゃなくなるのよ」

なのはを除く三人は脳裏に怖い笑顔を浮かべる『大人なのは』が浮かんだので、それを回避しようと心に誓った。



なのはとアリサが帰ったら、一人のお客さんがやってきた。
警察の関係者を名乗っているので、門前払いはダメと判断して俺が直接前に出向きました。
とても美人だったので、心の中で何度も拝みました。

「ボクはリスティ。リスティ槙原だ」
「すみません。ここは月村のお屋敷なのですが」
「いや・・・君に用があったんだ」

そう言って、なんか妙な感じを受けるが気にせずに会話する。

「あれ? ほとんど読めるんだけど・・・」
「どうしました?」
「ああ。月村 安次郎宅について、聞きたい事があってね」
「それなら、もっと詳しい方をお呼びしますが」
「いや、君に話があるんだ」

これは・・・来てしまったか?
目の前の女性は息を吸い

「そう。あの家を直接襲った君にね」

決定的な言葉を口にした。

「なんのことかわかりませんが」
「・・・事前に知らなかったら、みんな騙されるな」
「騙すだなんて人聞きの悪い。本当に知りませんから」

普通に笑顔を浮かべているつもりだが、内心はちょっと焦っている。
なんでバレたのだろうか?
警備員もいたが、頭を3日程クルクルパーにして、その間の記憶も飛ばしてやったはずだ。

「君は一体何をしたんだ!?」
「心を・・・あれ?」

俺、口に出してないよね?

「あの・・・今の」
「何でもない」
「いや、心読んだじゃ」
「何でもない」
「睨まれてもあなただとむしろ眼福なので、意味ないです」

この町美人率高すぎ。
やはり長期滞在するべきだな。

「まぁ、良いですけど・・・知りませんからね。月村 安次郎さんのことについては」
「そうなのかい? でも、嘘だろう?」
「ならさっきの『なんでもない』はなんですかね?」
「・・・」
「証拠は一切ないと思いますよ?」

リスティさんが悔しげにしている。
だって、ホントに証拠はない。
そもそも物的証拠を残すようなことはしてないし、それ以外の証拠は正規には認められないだろう。



そう・・・ここに事情聴取で来たのではない以上、通常の捜査以外の方法で割り出したということだ。



「まぁ・・・正直、今回の件はうやむやになる公算が高いんだ」
「ふむ?」

どうも俺に直接関係ありそうなので、用意してもらった携帯を操作して録音する。
やっぱり言質は必要だよね。

「だが、この町は色々と問題があって、知らない『関係者』がいると色々と厄介なことになるんだ」
「はぁ」
「そういうことだ。返答はしないでいい。そういうことだから、妙なことはしないでくれ」

心の中で頷いて、今度はリスティさんは頷いた。
この人は今回の件の後始末をしていると思っていいのだろう。

「あ、あと詳しいことを聞きたいから、今度空いた時にここに来てくれ」

と、メモ帳を渡された。
書いてあるのは地図と住所、そして住んでいる場所の名・・・!?

(じょ、女子寮!? ・・・なんという甘美な響き!?)

そうして、リスティさんは帰っていった。
俺も屋敷に戻る。
それにしても・・・

「(ついている! 女子寮に行くことが出来て、ボクっ娘ktkr・・・)ってぎゃぉ!?」
「綺麗な女の人を見ると、だらしなくなるんですね」
「す、すいませんでした!? ついつい本音を!?」

こうして最後にロケットパンチで締めることになりました。



転入初日

「初対面のツッコミに興味はありません。この中にいるツンデレ、猫っ娘、ご主人様がいたら俺にツッコミをぉぉぉっ!?」

言ったら、ツンデレことアリサ、ご主人様ことすずかが俺に定規とハリセンを投げつけてきた。
なのはが『猫っ娘って・・・あたしのこと!?』と一拍遅かった。
やっぱりなのはに関してはこのままが正解な気がした。



後書き
遅れる、遅れる・・・本当に申し訳ないです。
とりあえず、冬休みは比較的長めっぽいので、家族孝行しながらSS書きます。
次は、1月の中頃までになんとかしたいなぁ・・・
では、拍手の返信です。


※iseizinさんへ ちょwwwアリサへのコスプレアイテムに素敵な共通点がある件についてwww
やっぱり重要ですよね。その部分。この主人公はヒロイン全員をコスプレさせるつもりで頑張ってます。

※iseizinさんへ この作品が好きになりました! 頑張って下さい!
ありがとうございます。かなり変態チックな主人公ですが、色々と頑張ってます。

※iseizinさん 夜の一族バレがきましたね。ここからデレてくれると嬉しいのですが、この主人公だと(笑)
一応、今回はちょっとだけデレあり。もっとデレてくれると私も嬉しいのですが、この主人公だとなぁ・・・

※iseizin様へ 久しぶりの復活、嬉しいっす!完結までお願いします。
かなり期間が空いてしまい、申し訳ないです。鈍行すぎますが、しっかりと進めて行きたいと思います。

感想ありがとうございます。毎度毎度のことですが、本当に感想はありがたいので励みになります。
これからも頑張りますので、よろしくお願いします。




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