魔法少女リリカルなのは Crossing of the Fate
EXTRA Stage04「アリサクッキング」

side―Emiya Shirou
それは唐突に始まったと思う。
平穏っぽい日常を過ごしていたのだ。
まぁ、先日のすずかとの一件以来、妙にすずかが甲斐甲斐しく世話をしてくれたりするので、今まで以上に男子の嫉妬の視線が凄いんだがな。
・・・なのはたちが居ないときに強引に膝枕を強要されたのはここだけの秘密だったりする。
とにかく。

「士郎。料理を教えなさい」

我が校屈指のツンデレ娘が唐突に切り出したのだ。
数瞬、呆けてしまう。
そして

「だ、だめだよ!? アリサちゃんだときっと爆発とかが起きちゃうよ!?」
「そうだよ!? アリサちゃんの中の人が担当するキャラって大抵料理に別の才能が混じっちゃう人なんだよ!?」
「あんたら士郎の影響受けすぎよ」

アリサよ。額に青筋を浮かべないように。

「お父さんに手料理を作ってあげたいんだけど、ね」
「爆発起こしちゃったの!?」
「その話題から離れなさい!」

・・・ごめんアリサ。俺のせいで二人がこんな風になってしまうなんて・・・
二人にそんなことをさせないためにも、俺がもっと遊んでやろう。

「あんたは黙れ」
「いや、喋ってないぞ?」
「あんたから不穏な気配を感じたわ」

ふむ・・・なんでだろう? とってもやばい予感が漂うなぁ。今の台詞

「話を戻すわよ。あたしに料理を教えなさい」
「それはいいけど・・・なんでだ?」
「もうすぐお父さんの誕生日だから、料理作ってあげたいのよ」

一人娘の手料理か・・・そのお父さんも喜ぶに違いない。
だから、二つ返事で了承した。

「いいぞ。いつから始めたいんだ?」
「早速、今日からお願い」

というわけで、俺の予定はしばらく決まったようだ。
なんか、知らないけどなのはとすずかが

「二人っきり!? だ、ダメだよ!?」
「そうだよ! あっという間にフラグ立っちゃうよ!」
「無いから安心しなさい!」
というやり取りがあったのだが、どういう意味だろうか?




確かに引き受けた。
最初だし、アリサの腕前でも確認するか。

「で、実際どの程度できるんだ? アリサの料理の腕を全く知らないぞ」
「・・・・・・包丁を握ったこともないわ」

・・・試すことさえしてないのか。
ならば、現実的な話を言うと、家庭料理を数種が精々かな。
二つ返事で了承しちゃったから、細部全然聞いてなかったけど、今のうちに確認するべきだな。

「で、そんなアリサはどんな料理を食べさせたいんだ?」
「食べた瞬間に『うまいぞぉーーー』って叫ばせるぐらいには」
「よし。料理人全員に喧嘩売ってるんだな?」
「ごめんなさい。お願いだから拳を震わせないでください」

『あの』アリサがすぐさま謝った。
・・・あれ? そんなに怖かった?

「・・・最初の一日は料理テストということで。今の状態じゃ、何を教えていいかもわからん」
「了解」

というわけでアリサのテストが始まったのだった。
題材は野菜炒めである。




数秒後・・・

「アリサ・・・」
「なによ?」
「包丁で切ろうとしている時なのに、なんで目を瞑るんだ」
「だって、怖いじゃない!」
「目を瞑りながら切る方が怖いだろう!?」

とか

「なんで炒め物の最初に『フランベ』をしようとする!?」
「その方が火力が出るでしょ?」
「『フランベ』は料理のアルコールを飛ばして香り付けするためだから、最初にするな! て、天井が!?」

とか

「うーん・・・味が薄いわね。醤油、醤油・・・あ」
「ちょっ!? 今、見間違いじゃなければ、ラー油じゃなかった!? しかも、全体の半分位使ってないか!?」
「う、うるさいわね・・・唐辛子の代わりよ。次はパプリカでも・・・」
「そうだな・・・!? それはハバ――!? 」

とか

「修正しないと・・・醤油と」
「もう修正どころじゃないと思うぞ・・・」
「ま、まだ大丈夫よ・・・あれ? なんか、透明・・・」
「それサラダ油!?」

という感じで・・・・・・まぁ、察してくれ。
爆発こそ起きなかったが火災は起きそうだ・・・うん。前途は多難だな。
とりあえず、基礎の基礎から着実に教えていくことにしよう。
そう考えないとやってけない。
できた料理は――まぁ、ある程度は予想はしてたんだけど――真っ黒焦げだ。

「あ、あはは・・・た、食べるまでもない・・・よね?」

そう言って・・・やっぱり悔しそうにしていて・・・
くそ!

「ちょ!? た、食べちゃダメ!」
「うるさい。目の端に涙溜めてるヤツが意見するんじゃありません」
「う・・・」

俺も困ったものだ。
はっきり言って、異臭もしているというのにそれに構わず流し込むのだから。
あれ? なんか・・・意識が・・・いや、まだ大丈夫だ。

「ぐ・・・ま、まぁ、食べられるし・・・その・・・期限までになんとかするぞ」

砂利を食ってるような気がしたし・・・というか、辛いだけじゃなくて、酸味とか苦味とかが多分に混じっている。
それだけじゃな・・・あれ?

「あれ? なんで目の前に地面が? ・・・あ、眠い・・・おやすみ・・・」
「ね、寝るなぁーーっ!? あ、あたしが悪かったから! 本当に起きろぉぉっ!!?」

・・・その後、何故か高町家に戻っていて、俺は布団に寝転がっていた。気付いたら明日になっていたのだが・・・
そして、その日は1日トイレを占領することになったのだった。




ちなみに学校では・・・

「アリサちゃん・・・士郎くんが半日位目を覚まさなかったんだけど、何をしたの?」
「・・・・・・・・・」
「ごめんなさい」

怒気を発しながらアリサを詰問するなのはと無言で威圧するすずかがいたというが・・・気にする必要もない余談である。




初日で確認出来たので、本当の基礎から始めることになった。
作る料理は家庭的な物にすることにした。
アリサのお父さんもその系統が好きみたいだし、何よりも俺の得意分野である。(これなら桃子さんにも負けない)
ただし、包丁を扱わせるのはまた後日にすることにした。
アリサ未だに包丁持つと目を瞑っちゃうけどね!
ちなみにその時の様子は下記の通りである。

「目を瞑るなって・・・」
「そ、そんなこと言ったって怖いのよ!」
「じゃぁ、そのまま立ってて。俺がアリサを後ろから支えながら包丁使うから」
「ちょ!? 待っ!?」
「む、アリサの方が背高いからやりにくいな」
「そ、そう」
「手はここで、包丁はこう握・・・アリサ肩の力・・・いや体の力を抜け」(この時アリサと体を密着させて、包丁の動きを教えてます)
「う、く・・・」
「・・・できてないけど、まぁいいか。そして、こう動かす」(この時・・・以下省略)
「く・・・う・・・で、できるかぁっ!」

と言って、何故か頬を真っ赤にしたアリサに頭をはたかれた。
なんでさ?
まぁ、そんな感じなので、包丁関連は俺がやって、味付けとかはアリサに教えながら任せることにした。
ただ、アリサが。

「あのさ・・・誕生日っぽい手料理ってないかな?」
「うーむ」

現在作っているのは和洋折衷の家庭料理である。
とはいえ、和食が中心なので、それで出来そうで豪華となると刺身や天ぷらになるのだろう。
だが、アリサに包丁を使わせるわけにはいかないし、簡単そうに見えて、天ぷらはかなり火加減が難しい。
なら、妥協してもらおう。

「鶏肉の焼き物を加えよう。味付けは和風? 洋風?」
「それはこれから考えるの。あんたが考え付く味付け作ってみてよ」

というわけで、一品追加。
最初の日の野菜炒めという前例があるため、不安は拭えないけど考えて見ますか。




1週間が経って、なんとか形にはなってきたかなぁと思ってみる。
追加である鶏の焼き物はホワイトソースで加えることにしたのだった。
あとは、煮物とか味噌汁とかを加えて、俺が刻んだ野菜を加えた五目飯を加えることにした。
はっきり言って節操なしである。
ちなみにアリサは意外というか・・・集中力がある方なので、教え甲斐があるのは確かである。
・・・・・・時々、短気を起こしてとんでもないことをしかけるけどね!
「な、なんとかいけそうね」
「ああ」

ここは素直に思ったことを伝えておこう。
初日に比べると格段の進化である。
「そういえば」
「なに?」
「なんで、アリサのお父さんに手料理を作りたいと思ったんだ?」

俺もよく知るわけではないのだが・・・こういう場合、父親用にネクタイとか時計とかのプレゼントが主流のような気がする。
男の勝手な理論なんだけどさ
わざわざ、手料理を選択したのには理由があるのではないかと思う。

「・・・」
「言いたくないならいいけど」

アリサが考え込むようにしているので、俺は断りをいれるが。

「えっとね・・・お父さんってさ。仕事が忙しいから、よく家を空けちゃうのよ」
「そうか」
「でも、仕事の合間を縫って戻ってきてくれるのよ」

アリサのお父さんは世界的な企業を営んでいると聞いている。
ほとんど休む間もなく働いているのは、容易に予想が出来る。

「でも・・・これだけ戻ってくるって事はきっと心配してるってことだと思うの」
「・・・・・・」
「不満はないんだけどね。子供なのは事実だし。だから、お父さんも安心できるように頑張ろうと思った」
「アリサ」
「今年は誕生日に戻ってくるから、その時に頑張った成果と大丈夫だっていう証。それを一番に見てもらいたい。だから、今までしたこともなかったことに挑戦したの」

ふむ。アリサは強いな。
目的に向かう強さとかは見てて快い。

「だったら大丈夫だ。アリサが頑張ったのは俺が一番知ってる。これだけ頑張ったんだから、きっとお父さんに伝わる。俺が保障する」
「そうだと・・・嬉しいな」

そう言って、アリサは微笑んだのだった。




アリサは現在、台所で一生懸命調理を始めた。
今日はお父さんの内輪での誕生会だ。
アリサが作るものを事前に知っていたため、俺はアリサの執事である鮫島さんに頼んで材料をお願いしておいた。
そして、下拵えも含めて終わらせ、アリサの味付けに入った。
いつも以上に集中したアリサは瞬く間・・・とまではいかなかったが、小学生ということを考えれば十分以上の早さで調理を進めていったのだった。
そうして、お父さんの前に出来た料理を並べていった。
炊き立てのご飯と温かい味噌汁、しっかりと味を吸わせた煮物が並び、追加した焼き物も並んだのであった。
ちなみにお父さんはと言うと頬が緩みまくっている。
愛娘の手料理が余程恋しいと見える。

「アリサが作ってくれたのだ。存分に味わわないとな」

と嬉しそうに言うのだった。

「お父さん。この料理を教えてくれた『先生?』も紹介します」

・・・アリサよ。なんで最後に疑問符がつくんだ?

「細かいことは気にしないの」
「・・・」

俺、喋ってないよね?
もうすでにアリサには色々とバレているんだろうか?
幼女に把握される俺って・・・
気にしないことにする。また一人俺のことを把握できてしまう人間が一人増えただけだ。
そう思うことにしよう。
・・・・・・悲しいけどね

「ほら来なさい。お父さん。あたしに料理を教えてくれた『衛宮 士郎』よ」
「はじめまして」

と会釈したのだが・・・なんか、視線が怖い?

「こ、こいつは・・・わ、わた・・・な娘・・・奪っていく・・・対に!

え? なんか言ってる?

「アリサ。こっちに来なさい」
「お父さん?」
「で、鮫島君。今から台を作りなさい」

なんだ? なにかが噛み合ってない気がする。

「で、そこのクソガ・・・じゃない、お友達くん」
「なんでしょう?」

おーい。せめて、オブラートに包むことはできないんですか?
言ったら余計にこじれそうだから、言わないけど。

「え〜、打ち首。とりあえず一ヶ月は晒すから、そのつもりで台を作っておきなさい」
「ちょ!? 旦那様!?」
「お父さん!?」

あはは・・・アリサ。君の予想はとても正しいよ。
ただ、どうも愛情のメーターは常に振り切れているみたいだぞ。
つか、その台詞はどこぞのゼロのメイジのお父様の迷台詞です。

「おーい、お父「だれがお義父さんだ!」・・・小父さん落ち着いてください」

聞いちゃくれねぇ。
しかも勝手に脳内変換されているよ。このおっさん。

「さ、アリサ。私のために料理を作ってくれたのは嬉しい。ありがとう。だが、あいつよりももっと良い教師をつけよう」

流石にカチンときた。
そりゃ、プロに比べれば料理の腕はイマイチなのは分かっている。
それでも食べもせずに、いきなり俺よりも良い教師などと言われて、納得できるだろうか?




いや、ない!




だからこそ・・・俺はこんなことを大声で叫んでしまったのだった。






アリサは俺のだ!!






アリサが教えてくれと頼んだ以上、俺にとってちょっと手がかかるが弟子なのだから。
でも・・・あれ? なんか致命的な台詞を吐いてしまった気がする。
アリサは顔が真っ赤だなぁ。と場違いに思った。
そして

「ふぬぅぅぅっ! 半殺しでは生温いわぁ!!」

怒れる親父殿は怒髪天を突いた。
つーか、最初の時点ですでに全殺しだったよね?





かくして、戦いのゴングが何処かでなった。





interlude






「はぁ・・・まったく」

とりあえず、騒動が終了した。
結局、士郎はあの後、お父さんが最も信頼している護衛の人を叩きのめした。
その後、お父さんが怒りのままに士郎に襲い掛かった。
士郎曰く「隙だらけだったけど、凄い気迫だった」
士郎が傷つけないようにしていたのだが、お父さんが椅子とか机とかを投げたりしたので、その部屋は凄まじい惨状だった。
あの後、お母さんが来てお父さんを引き摺っていったけど・・・・・・あの時の笑顔はすごく恐いと思った。
・・・なんか士郎がガクプル状態で「も、桃子さんだ」って言ってたけど、どういう意味だろう?
でその士郎はガクプルから復活すると




「まったく・・・アリサは俺の弟子だ。って言っただけなのに、なんでそんなに怒るん・・・!?」




台詞の途中でこの天然に飛び蹴りをしたのだが、そこの辺りは許容してほしいと思う。
っていうか、あんたは本当に一度転生してほしいと心の底から思った。
でも・・・・・・

『アリサは俺のだ!』

・・・!? だ、ダメだってば・・・お、思い出すだけで顔が真っ赤になる・・・!?
あ、アイツが単に『弟子』っていう単語を言い忘れただけ・・・なんだから。
わ、忘れないと・・・でも・・・




わ、忘れ・・・たく・・・ないよぉ・・・・・・




翌日。あたしは士郎と再会して挨拶をしようとしたら・・・ 「おはよう」

ボンッ! 士郎の顔を見たらあの時の台詞を思い出した。
やばい。赤くなるな。こ、これ以上赤くなるな!

「お、おはよう」

な、なんで? なんで赤くなるの!?
そして・・・そのまま感情を制御することができなくなったあたしは・・・そのまま走り去ってしまった。

「ねぇ、士郎くん」
「アリサちゃんに・・・何かした?」
「え? ちょ!? な、なんでさ!?」

二人に詰め寄られている士郎がいるが、そんなことは気にならなかった。
すごく・・・やばい。
あの台詞思い出すだけで、心臓がドキドキして・・・何よりも嬉しいのだ。
あたしもどういう風に動くかはまだ決めてない。
だけど、後悔しない。それだけは決めておかないと。




「やっぱり、士郎くんには一度お仕置きが必要だよね? なのはちゃん」
「うん。私もそう思ってたんだ」
「ちょ、な、なんでさぁぁぁっーーーーーーーー!!?」

なんか士郎の悲痛(だけど喜劇的)な悲鳴が響き渡ったのだった。




interlude out

another stage04...END

後書き

申し訳ありません。
本来ならばもっと早く上げて、しかも文量も多くしたいのですが、中々上手く行きませんでした。
なんかスランプ状態になってます。
とりあえず、10月以降は仕事の忙しさは緩和される予定なので、ペースを少しづつ取り戻して生きたいと思います。
あと、混乱されている方もいるかもしれませんが、この外伝の話の時期は下記の通りとなります。


『3(なのは) → 2(すずか) → 4(アリサ) → 1(アリサ)』となっています。


そして外伝5は4の後(つまり今回の話の後)になる予定です。
そのようにご承知ください。
お話ですが、申し訳ありませんがリョウさんのHPにある『投稿感想掲示板』に雑談及び質問のみの書き込みはご遠慮ください。
あちらの掲示板は感想を書き込むための掲示板なので、上記のみの場合は今後は返信しないようにしています。
以前、その掲示板で通常掲示板のようにしてしまった経緯があるため、ご理解の程よろしくお願いします。
感想と一緒なら応えるかもしれませんが、そのような形式でも何度も書き込むのは遠慮していただけると幸いです。
あと、もう一つ長編増やそうかと思ってます。
現在PCに座る機会も少なくなっているので、それを増やすための措置です。
どうも私は書いてるSSよりも他のSSに興味を持ってしまうようなので、それを利用してみようかと考えてます。
まだ本決まりではなく、考えているという状況ですが。
では、拍手の返信です。

※とりあえず一通り本編読みますた。語るのは苦手なのでA's編楽しみにしてます、とだけ〜♪
※A's待ってます!この話めっちゃ好きです!
A's編までもうちょっとかかりそうですが、なんとか書いてます。もう少しお待ちください。ご期待に添えるよう鋭意執筆させていただきます

※むしろ、エリオには士郎とフェイトの隠し子疑惑が持ち上がりそうですねw
赤毛なのがやはりネックか。顔たちは女性似だという話になってブルボッコですね。わかります。

※士郎とiseizinさんこれからも頑張れ!!そして目指せ!!(士郎)最強ハーレム!!
士郎は最強にはなれない。ただ、他者の目には強者に見えるというややこしい男なのです。絶対に宝具の存在のせいですが。

※デバイスたちからみた〜のところを見て、一言。マテやお前ら。特にクラールヴィント! ヤバいって! 目覚めちゃ駄目だって!!
デバイスたちにも悪影響(特にクラールヴィント)を与えている我が士郎。なんでなんでしょうね?

※他の魔法はわかりませんが、集束砲みたいな大気中の魔力を使用する魔法は固有結界内だと魔力が集められずに使えなさそうですよね。
士郎の世界内だから、多分無理だと思いますね。人の想いとは強力なのです

※シグナムやヴィータがカレイドステッキの被害にあったらおもしろそうですね。(主に士郎が)
まぁ、最大攻撃がくるのは確実ですね。ステッキの被害中でも終わった後でも・・・どっちでも士郎は不幸に

※今思えば、士郎って簡易ストレージデバイスくらいなら投影できるんじゃ?
できても、システム面が無理でしょうね。形だけならできると思います。

※士郎が何らかの剣型のロストロギアをUBWに登録して、戦力のレパートリーが増えたりはするのでしょうか?
うーん。種類によると思いますね。剣で宝具のように人の想いとかそんな感じの武装がなのは世界にあれば・・・できるかな? という感じかと

※いずれランサーがやってくるそうですが、彼にとっては非常にやりづらいでしょうね。ゲイボルク使ったら相手死んじゃいますし。
まぁ、なくても互角以上にやりあえるのは確実です。というかサーヴァントって普通にありえない力を持ってます

※どこかのクロスSSで洗礼詠唱を宝具を補助にして使用していましたけど、こちらの士郎は使いますか?でも効果がありそうなのってゼストの旦那ぐらい何ですよね〜。
その士郎は器用ですね。ただ洗礼詠唱は格好いいんですけど、誰に通用するのやら。ですね。問題は

※士郎の過去の話をするのも興味深いですが、未来(アーチャー)のことを知ったらリリカルの面々どんな反応をしますかね?
なのはは士郎を変えようと頑張っているので、より一層気合を入れてくれるでしょう。他はどのような結論をだすのかはまだ未定です。

※ランサーが出演予定のようですが、彼の楽園(釣り場)はまたも失われるのでしょうね、やっぱり。
こっちの世界では黒づくめもいるですし、まだ見ぬ強豪も・・・でてくるかもしれませぬ

※桃子さん・リンディさん同様にやはりクイントさんやレティさんにもこってりしぼられるんですかね、こちらの士郎くんは
こっちに来てから母親属性に弱くなってしまった我が主人公。遠坂さんもびっくりです。

※魔力の結合を妨害するAMFはどの程度士郎の魔術に効果があるんでしょうね?もし投影やUBWにしっかり効果があったら外伝でも小ネタでもどちらでもいいんで、士郎がエリオの指導をするようになる経緯と訓練当初の様子をみたいです。そういえばエリオの指導は士郎の提案それともフェイトから?
魔術回路について影響はあまりないと思います。投影にしても通常の投影だったら影響あるかもしれないけど、士郎の投影は異端なので
あとリクエストは時間が空いたらで。ちなみに訓練はエリオのお願いから始まりました。

※リリカルの世界にも抑止力は働くんですかね?士郎からガイアやアラヤの概念を聞いて何を思うのでしょう。
抑止力かはわかりませんが、士郎が来てますからある意味それも抑止力(みたいなもん)と思ってもらえれば。後ろの二つの概念聞いて、なんと思うかは正直想像ができてませんね。

※本来の士郎が将来世界と契約することになることをリリカル勢は知るのでしょうか?
阻止しようと思います。好きな人がそんな報われないような契約に手を出させようとするとは思えませんから。

※士郎がアクセサリーを造る描写がありましたが、外伝とかで高町家の誰かのために刀を作ったりする話を見てみたいですね。高町家だけでなくシグナムも興味津々そうですし。
面白そうですが、刀を作る場所や設備という問題がありますからね。簡単なアクセサリーとは訳が違うかと。ミッドに行くことになったらという話になりそうです。

※ヴィータまで… もうエミヤはロリコン確定ですね。ところで士郎の髪は赤いままなんですか? もしそうなら、服装も赤だし、赤い彗星なんてあだ名になりそうですが。
うちの士郎はアイゼンが大のお気に入りなのです。関係ないですが、赤い彗星さんのことが私は大好きです。そんな風な渾名に・・・あ、ぴったりかも(待

※士郎の守備範囲をもうちょっと下げてくれ!!(って、今更無理なことか!)
今でもやばいと思うのですが(汗 これは幼女Verのヴィヴィオ対策だったりします? もしかして・・・

以上です。拍手ありがとうございました。







作者さんへの感想、指摘等ありましたらメ−ル投稿小説感想板
に下さると嬉しいです。