九話 アンデッド王降臨

 

 

渋谷でヤマト達がパンプモンとゴツモンのハチャメチャに付き合わされている頃、お台場の八神家では、新たにテイマーとなったヒカリとパートナーデジモンとなったテイルモンは、最初の方こそぎこちなかったが、段々と話が弾んでいき時間が経つのも忘れて話し込んでいた。

そこへ、今日の捜索を取りやめた太一が帰ってきた。

「ただいま」

「あっ、お兄ちゃん」

「っ!?デジモン!?」

太一がヒカリの隣で話しているテイルモンに気がつく。

「ヒカリに何をする気だ!?」

テイルモンとはデジタルワールドにあったヴァンデモンの城でリアルワールドへの出口で妨害された事があり、太一の中ではテイルモンはヴァンデモンの仲間で敵という認識があった。

「待ってくれ、話を聞いてくれ」

太一の声を聞き、ウィザーモンが入ってきた。

「ヒカリ、そいつらから離れろ!そいつら敵なんだ!!」

「違うの、お兄ちゃん。テイルモン達はヒカリを探して・・・・」

ヒカリが危険だと判断したアグモンはヘビーレイムを吐き、テイルモン達に攻撃する。

「止めて!!」

ところが、ヒカリはテイルモン達が攻撃に晒されるのを防ごうと、両手を広げ、立ちはだかるが、迫る火の玉からヒカリを守るため、テイルモンはヒカリを突き飛ばし、火の玉の攻撃から守ると、テイルモンは火の玉の攻撃をくらい、壁に叩きつけられた。

「テイルモン!!」

壁に叩きつけられたテイルモンに近づくヒカリ。

「大丈夫。これくらい何ともない」

テイルモンはムクッと起き上がり、無事であることをヒカリに言う。

「テイルモンがヒカリを庇った・・・・」

太一は先程のテイルモンの行動に戸惑った。

「お兄ちゃん、テイルモンはヒカリのデジモンなんだよ」

ヒカリはデジヴァイスの一件や先程までテイルモンと話をしていた内容から、テイルモンがヒカリのパートナーである事を兄である太一に教える。

「テイルモンがヒカリのデジモン?」

「そうです。ヒカリも貴方と同じ選ばれし子供なのです」

「そして私がヒカリのデジモン。ヒカリの事は必ず私が守ります」

「テイルモンお前の事はそうだとしても、コイツはどうなんだ?」

太一はテイルモンと一緒にいたウィザーモンを警戒するかのように睨む。

「ウィザーモンは私の仲間だ」

「そんな事簡単に信じられるか!!」

「信じてもらわなくてもいい。私はテイルモンに付いていくだけだ・・・・それじゃあ私達は行くとしよう・・・・」

そう言うと、ウィザーモンは踵を返しベランダへと出る。

「まて、何処に行く気だ?」

「ヒカリの紋章が必要だ・・・・本物の・・・・」

「本物?」

「これはヒカリとそのデジヴァイスを探すためのコピー・・・・」

テイルモンはタグにはまった紋章を太一の前に見せるが、これは精巧に作られた偽物(コピー)であると言う。

「本物はヴァンデモンが持っている。それを取り返さなければ・・・・」

「君たちはヒカリと共にここで待っていてくれ」

「待ってくれ、ヴァンデモンの居場所は何処なんだ?俺も一緒に行くよ」

「駄目だ、危険すぎる」

そう言ってウィザーモンはテイルモンを抱え、飛行魔法で空へと舞い上がる。

「行っちゃった・・・・」

アグモンが夜空に消えていったウィザーモン達を見ながら呟く。

「それにしてもヒカリが選ばれし子供だったなんてな・・・・そのデジヴァイス何処で見つけたんだ?」

ウィザーモン達を見送った後、太一はヒカリにデジヴァイスの出どころを聞く。

「この部屋に落ちていたんだって・・・・それを良介君が見つけたの」

「良介が!?」

「うん、それと良介君も選ばれし子供だよ」

「なぁにぃ〜!!」

ヒカリの口から意外な言葉が出て、思わず大声をあげる太一。

「ヒカリ、それ本当なのか!?」

「うん。良介君も光が丘でコロモンと大きな鳥が戦っているのを見たし、今もパートナーのデジモンと一緒に暮らして居るよ」

「良介のヤロォ〜!!」

太一はダッと玄関へと駆け出した。

「ちょっと、太一何処行くの!?」

アグモンが突然駆け出した太一に声をかける。

「良介の所だ!!」

太一はそう言うと、隣の宮本家に行った。

「あら?太一君?どうしたの?」

「あ、夜分すみません。良介居ます?」

「ええ、部屋にいると思うわよ」

「そうですか」

太一が良介の部屋に入ると、そこに良介は居なかった。

「あら?変ね・・・・さっきまで、部屋で寝ていたのに・・・・」

さくらもどうやら良介の不在に気がつかなかった様だ。

「それなら、良介が戻ったら、家に来るように伝えてくれませんか?」

「ええ、良いわよ」

「ありがとうございます。それじゃあ・・・・」

良介が不在ということで、ここは引き下がるしかなかった。

 

その頃、良介はと言うと、デジモンの気配がした夜の渋谷に居た。

ドラコモンから渋谷の方で無邪気なデジモンの気配と邪悪なデジモンの気配を感じたというので、態々来たのだが、特にデジモンが暴れまわった様子は見られず、強いて言うならば車道がやたらに渋滞していたり、パトカーがあちこちに停っているぐらいだった。

「何か事件でもあったのかな?」

込み合っている車の列、交通整理を行っている大勢の警官を見ながら夜の渋谷の街でデジモンを探しながら歩く良介とドラコモン。

そんな中、

「ん?」

ドラコモンが急に立ち止まった。

「どうした?」

「この公園からデジモンの気配がする・・・・」

「お前の言っていた無邪気な方かそれとも・・・・」

「ううん、そのどちらでもない・・・・」

「兎も角行ってみようぜ」

「うん」

俺とドラコモンはデジモンの気配がするという公園へと入っていった。

その公園にあるベンチの上には、耳の大きな一匹のデジモンが居た。

そう、タケルと喧嘩別れをしたパタモンだった。

「はぁ〜・・・・勢い余って出て来ちゃったけど、これからどうしよう・・・・」

パタモンはタケルと喧嘩をしてしまった事、

そしてこれからの事を考えていた。

タケルに謝りたくてもタケルは自分のことを放ってそのまま家に帰ってしまったかもしれない、

そうなればタケルの家の場所を知らないパタモンにとってタケルと会うのは困難である。しかも他の子供たちの家も知らない。

デジヴァイスも紋章も無いから進化も出来ない。

連絡手段が全く無い・・・・。

まさに八方塞がりな状態だった。

「このままタケルと会えなかったらどうしよう・・・・・」

そう、思うと何故あんなことを言ってしまったのだろうと、後悔するパタモン。

それと同時にもう二度とタケルに会えないかもしれないという恐怖と不安と寂しさで目からは涙が出始めた。

そこへ、

「どうした?何故泣いている?」

と、パタモンは声を掛けられた。

「だ、誰!?」

突然声をかけられ、パタモンは俯いていた顔をバッと上げる。

そこには年格好がタケルと同じくらいの男の子とフード付きのパーカーを着たデジモンが居た。

「子供!?それにデジモン!?」

パタモンは自分の知らない子供がデジモンを連れているのに驚いた。

「ドラコモン、アレはなんて言うデジモンだ?」

「あれはパタモン、今の僕と同じ成長期のデジモンだ」

そう言ってフードをとり、改めて自分がパタモンと同じデジモンであることを証明するドラコモン。

「もしかして、君たちが八人目か九人目の選ばれし子供?」

「まぁ、一応そうなるかな。それよりも何でパタモンは泣いていたんだ?」

良介がパタモンに涙ぐんでいる理由を聞くと、パタモンは、タケルと同じ選ばれし子供と出会った事で、緊張が緩んだのか、涙腺も序でに緩み、

「う、うわぁぁぁぁぁぁん」

泣き出してしまった。

「えっ!? お、俺が悪いのか?」

突然泣き出してしまったパタモンにオロオロする良介だった。

 

「成程、パートナーと喧嘩して思わず、逃げ出しちゃった訳か・・・・」

「う、うん・・・・」

パタモンは良介とドラコモンに事の次第を話した。

 

電車の中でパートナーであるタケルと喧嘩をした事

 

タケルの態度にイラっとして、知らない駅で途中下車をしてそのまま知らない夜の街を彷徨っていた事

 

一人になったら、段々と不安になり、もう二度とパートナーと会えないんじゃないかと思い怖くなってきて泣きそうになった事

 

そんな中、タケルと同じ選ばれし子供である良介と会うことが出来、その瞬間に今までの緊張が緩むのと同時に不安と恐怖の感情も爆発して泣いてしまった事

 

それらを聞いた良介は「どうしたものかな」と思いつつ、缶ジュースを口につけた。

ちなみにパタモンもドラコモンも手にはジュースを持っている。

泣いているパタモンを落ち着かせようと、良介がパタモンに買い与えたのだった。

「ねぇねぇ、パタモンのパートナーってどんな子?」

同じパートナーデジモンとしてパタモンのパートナーが気になるドラコモンはパタモンにパートナー(タケル)の事を聞いた。

「うーんとね、タケルはねぇ・・・・」

それからパタモンはタケルの事を話した。

 

タケルがどんな子なのか、

 

ファイル島であったデビモンとの戦いの事

 

再び、デジタマから孵りタケルと再会した時の事

 

パタモンはタケルのことを嬉しそうに話した。

 

でも、ピコデビモンの時も喧嘩をし、今回で二度目の喧嘩のため、今度こそタケルは自分を見捨てたかもしれないと思い、顔を俯かせた。

 

デビモン 成熟期 堕天使型デジモン 属性 ウィルス

ファイル島で太一達が戦った堕天使型デジモン。

黒い歯車を使い、島のデジモン達を操り、サーバー大陸への侵攻を画策していた。

元々は光り輝くエンジェモン系デジモンだったが、デジタルワールドの空間の歪に存在するダークエリアに堕ちたことにより堕天使となった。その証である悪のマークが胸に大きく浮かんでいる。狡猾で凶悪な性格だが、非常に優れた知性の持ち主でもある。

必殺技の『デスクロウ』は伸縮自在の両腕を伸ばし、相手の体を貫き通す。

 

「そこまで悩む事は無いんじゃないかな? 話を聞く限りじゃあ、君の事を想って大切にしてくれる子だと思うよ。 きっと今も君の事を心配しているんじゃないかな?」

ドラコモンがパタモンに尋ねると、

「・・・・う、うん」

パタモンは小さく頷く。

「それに喧嘩して本当に悪いと思っているならちゃんと謝れば許してくれるさ。たった二度の喧嘩ぐらいでそのタケルっていう子と君の絆は壊れてしまう程脆いものなのかい?」

「そんな筈はない!!」

ドラコモンの質問にパタモンは思わず、声をあげてしまった。

「あっ、ごめん・・・・」

「いやいや、気にしなくていいよ」

「そうそう、俺とドラコモンなんて年柄年中喧嘩しているぜ」

「それで、その後、さくらさんに二人とも絞られるけどね・・・・」

「あ、ああ。ま、若気の到りって奴だ」

「良介、十分若いけどね」

そんな下らない会話をしていくうちにパタモンもいつの間にか笑いながら良介とドラコモンの会話に参加した。

 

「さて、デジモンを探すついでに君のパートナーも探そう。もし、見つからなければ太一さんが知っているかもしれないし」

「えっ!?良介、太一の事を知っているの!?」

太一の名前を聞き、パタモンは良介に詰め寄る。

「あ、ああ。俺の家の隣に住んでいる」

「そうなの? 良かった〜」

パタモンは知り合いの太一が良介の隣に住んでいるということで、万が一この街で迷子になってもこの子に着いていけば太一に会える。太一に会えばまたタケルに会えるので、安心した。

「っ!?良介!!」

そんな安堵感があった場面で、ドラコモンは突然真剣な顔つきになる。

「この街に近づいている・・・・邪悪な気配が・・・・」

「それはきっとヴァンデモンだ!!」

パタモンには邪悪な気配の持ち主に心当たりがあるらしい。

「急ごう!ドラコモン!!」

「ああ。パタモンも一緒に来るか?」

「うん!」

良介はドラコモンを進化させてパタモンと共に夜の渋谷の空へ舞い上がった。

 

その頃、ヤマトとタケルの前にドラキュラの様な恰好のデジモン。ヴァンデモンが現れた。

 

ヴァンデモン 完全体 アンデッド型デジモン 属性 ウィルス

強大なパワーを持ったアンデッドデジモンの王。

八人目と九人目の選ばれし子供を亡き者にするために、デジタルワールドから現実世界へ自らの軍団を率いてやって来た。

非常に残忍かつ狡猾な性格の持ち主なのだが、そのパワーも夜間でないと発揮できず、昼間はパワーが半減してしまうといわれている。

必殺技は無数の蝙蝠を操り、奇襲をかける『ナイトレイド』。

 

「パンプモン、ゴツモン」

「「は、はい!!」」

ヴァンデモンの冷たい声にパンプモンとゴツモンは体を震わせながら返事をする。

「何故、選ばれし子供達と共に行動している?」

「そ、それは・・・・」

「な、なんといいますか・・・・」

「八人目と九人目の子供はどうした?」

「「ま、まだ見つかっていません!!」」

「ならば何故その子供達から紋章を奪わんのだ?」

「「い、今奪おうと思っていたところです!!」」

そして、パンプモンとゴツモンはヤマトたちのほうを向き、追いかけ始めた。

「ふん・・・・」

ヴァンデモンは、一応はパンプモンとゴツモンの行動に満足がいったのかその場から去った。

「き、急に襲ってくるなんて・・・・」

「しかたがないだろ、元々ヴァンデモンの手下なんだから」

「でも、あいつらじゃ戦う気がしない。と、言うかやる気さえ感じない」

「「ガオー」」

ヤマト達は後ろから追ってくるパンプモンとゴツモンのベタな演技に疑問を感じつつ走り続けた。

そして、パンプモンに先回りされ、工事現場へと追い込まれたのだが、

「やーめた」

「おれも」

「「「えっ!?」」」

突然、パンプモンとゴツモンはヤマトたちを追いかけるのを止めた。

「選ばれし子供達と戦うより渋谷で遊んでいたほうが楽しそう」

「そうそう。俺達と一緒にあそぼー」

と、ヤマトたちを遊びに誘い出した。

「「「・・・・」」」

ヤマトたちはもうどんなリアクションをとって良いのか分からず、口をアングリと開けてパンプモンとゴツモンを見ている。

だが、そこへ、

空が光、雷がなると、コウモリの「キィーキィー」と言うコウモリの鳴き声が聞こえてきた。

「ヴァンデモンが来る!!」

「隠れて!!」

パンプモンとゴツモンはヤマトたちを建築資材の物影に隠す。

やがて、工事現場にヴァンデモンが現れた。

「選ばれし子供達はどうした?」

「残念ながら、取り逃がしてしまいました」

「もう少しのところだったんですが・・・・」

ヴァンデモンの問いにパンプモンとゴツモンは悔しそうに答えるが、

「ほぅ・・・・・この大嘘吐き共め!! もう、お前達には用は無い!!」

どうやらヴァンデモンは空の上からパンプモン達の行動を見ていたようで、わざとヤマトたちを取り逃がした事に腹を立てた。

「ナイトレイド!!」

ヴァンデモンはパンプモンたちをデリートするために無数のコウモリをパンプモンたちに飛ばした。

「トリックオアトリート!」

「アングリーロック!!」

パンプモンたちもただ黙ってやられる訳にはいかないので、果敢に反撃をする。

しかし、まったく効果が無かった。

「「あ、ああ・・・・」」

「ふん、雑魚共が・・・・死ね!!」

再びパンプモンとゴツモンにコウモリが襲いかかろうとしたとき、

「ブレイズソニックブレス!!」

空から、蒼い炎がヴァンデモンへと降り注いだ。

「ぬっ!?」

ヴァンデモンは咄嗟に後ろへと飛ぶと、パンプモンとゴツモンに襲いかかろうとしたコウモリは消滅した。

地面に降り、ヴァンデモンに向かって咆哮するウイングドラモン。

「竜の形をしたデジモン?」

ヤマトたちがウイングドラモンの姿を見て唖然としていると、

「タケル!!」

「パタモン!?」

パタモンがタケルの下に飛び込んできた。

「タケル・・・・その・・・さっきはごめん!!」

パタモンは頭を下げ、タケルに謝る。

「いいんだよ、別に・・・・それより僕の方こそごめん」

「タケル・・・・」

「それよりパタモン、あのデジモンは何?」

タケルはパタモンにウイングドラモンの事を尋ねる。

「あれは、ウイングドラモン。ドラコモンが完全体に進化した姿さ」

「ドラコモン?」

「僕らが探している選ばれし子供のパートナーだよ」

「何だって!!」

 

「ナイトレイド!!」

「ブレイズソニックブレス!!」

ぶつかりあった二つの技の威力はほぼ互角。

完全体同士の技がぶつかりあった影響で爆風が広がり両者共に吹き飛ばされる。

「ぐっ」

「くっ・・・」

ヴァンデモンは吹き飛ばされたことにより顔を歪めながらウイングドラモンを睨みつける。

「あの、ヴァンデモンと互角だと!?」

「す、すごい・・・・」

「「ほえー」」

「な、何故だ? 何故闇の帝王たるこの私と互角なのだ!?」

「お前はこっちの世界にきたばっかりで、この世界の環境に適応できていない・・・・でも、僕は生まれた時からこっちの世界にいる。だからお前と違ってこの世界の環境に適応できているんだよ!!」

ウイングドラモンがその牙でヴァンデモンに襲いかかると、ヴァンデモンは空へと逃れる。

「パタモン!!」

「ガブモン!!」

「「うん!!」」

 

パタモン進化―――――

   エンジェモン―――――

 

ガブモン進化―――――

   ガルルモン―――――

 

エンジェモン 成熟期 天使型デジモン 属性 ワクチン

パタモンが成熟期へと進化した姿。

光り輝く6枚の翼と、神々しいまでの純白の衣を身に纏った天使デジモン。

完全なる善の存在であり、幸福をもたらすデジモンと呼ばれているが、悪に対しては非常に冷徹で完全に相手が消滅するまで、攻撃を止めることはない。

必殺技は黄金に輝く拳で相手を攻撃する『ヘブンズナックル』

 

ガルルモン 成熟期 獣型デジモン 属性 ワクチン

ガブモンが成熟期に進化した姿。

青白銀色の毛皮に体を覆われた、狼のような姿をした獣型デジモン。

その体毛は伝説のレアメタルと言われている「ミスリル」のように硬く、肩口から伸びているブレードは鋭い切れ味を持っており、触れるものを寸断してしまう。

鍛えられた筋肉と肉食獣のような敏捷性と標的を確実に仕留める正確さを持っている。

必殺技は口から吐き出す高熱の青い炎『フォックスファイアー』。

 

「くっ、少々貴様らを甘く見ていたようだな。今回の勝負は預けてやる!!」

成熟期とはいえ、自分と相性の悪いエンジェモンが居るうえに慣れない環境で本調子でないために、ヴァンデモンは急ぎ、この場から去って行った。

 

「あ、待て!!」

ヤマトが逃げるヴァンデモンを追撃しようとしたが、そこをウイングドラモンに止められる。

「待て、この場で戦いつづけて、仲間を呼ばれでもしたら、渋谷の街は廃墟になるぞ」

「くっ・・・・」

ヴァンデモンを逃がしたことには少しイラッときたが、ウイングドラモンの言うことも最もな意見であったため、ヤマトは何も言えず追撃を断念せざるを得なかった。

 

 

登場人物紹介

 

八神ヒカリ

お台場小学校二年生。

本当は太一たちと一緒にデジタルワールドに旅立つはずだったが、風邪による病欠で子供会のキャンプを休んでいた為、デジタルワールドへは行っていない。

自分が苦しくても他人の事を気にかけるなど、心優しくも危なっかしい性格をしている。
太一にはずっと守られて、大事にされてきたせいか、彼への愛着が強い。

パートナーデジモンはテイルモン

デジヴァイスの色 ピンク

紋章 光の紋章

CV 荒木香恵

 

テイルモン

八神ヒカリのパートナーデジモン。成熟期。

姉御肌で落ち着いた性格の持ち主。

当初はヴァンデモンの部下として、太一達の前に立ち塞がったが、現実世界でテイマーであるヒカリに会ってからは自分の本来の役割を思い出し、子供たちの仲間に加わる。

手袋の下には昔ヴァンデモンからの虐待を受けた傷跡がある。

CV徳光由香

 

進化順は以下の通り

幼年期 ユキミボタモン

幼年期U ニャロモン

成長期 プロットモン

成熟期 テイルモン

完全体 エンジェウーモン

 

 

あとがき

原作と違い、パンプモン、ゴツモンは生存しました。

しかし、今後の活躍の場は難しいかも・・・・。

作者の能力不足で・・・・。

次回から、良介君は太一達と合流し、一緒に戦います。

上手く描けるか心配ですが・・・・。

 

では、次回にまたお会いしましょう。




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