八話 渋谷系デジモン
「・・・・・」
彼(良介)のパートナーデジモンとデスメラモンとの戦いが始まった頃からテイルモンは一言何も話さない。
テイルモンは彼のパートナーデジモンとデスメラモンの戦いよりも別の何か気になることがあるらしい。
先程から戦いの行われている東京タワーではなく、別の方角をジッと見ている。
「どうしたんですか、テイルモン?」
私(ウィザーモン)はテイルモンに尋ねた。
テイルモンは、何かを思い詰めた顔をしながら私に答えてくれた。
「やはりアイツが八人目だということは確証を得た・・・・・・そして九人目は・・・・・」
「九人目は?」
「あのヒカリと言う子供の様な気がしてならない・・・・・私はあの子供を知っている様な気がするんだ・・・・今でもあの戦いに巻き込まれなくてどこかホッとしている自分がいる・・・・」
先程も似た様な事を言っていましたね・・・・?・・・・「気になる奴が居る」と・・・・
そう言えば昔、テイルモンと最初に会った時に・・・・
「テイルモン、貴女は昔、“待っている人が居る”と言っていませんでしたか?」
「私がかっ!?」
テイルモンが聞いてきたので、私は頷き肯定した。
テイルモンは少し驚いているような、焦っているような気がすますが・・・・・
「はい。貴女は私を救ってくれた時、貴女は『誰かを待っていた。ずっと、ずっと待っていた』と言っていました」
私の推測が正しければ、テイルモンが待っていたその“誰か”とは・・・・
そしてテイルモンは恐らく・・・・・
「待っていた・・・・私は・・・・私は・・・・ヒカリを・・・・・ヒカリを待っていた!?そうだ、私はヒカリを待っていたんだ!!」
やはりテイルモンは、九人目の選ばれし子供のパートナーデジモンでしたか・・・・。
「ならば早く行きましょう、ヒカリの所へ!!まだ日は落ちていない。ヴァンデモンに知られる前に!!」
私がテイルモンにそう提案すると、テイルモンは頷いた。
「ああ、急ごう!!」
私はテイルモンと共に、九人目の選ばれし子供である、宮本良介と一緒に避難している八神ヒカリの下へと急いだ。
デスメラモンを倒し、太一とメタルグレイモンの追跡をいとも簡単に振り切ったウイングドラモンは指定された待ち合わせ場所へ降り、そこで良介とヒカリに合流。
二人を乗せ、お台場へと戻った。
お台場へ着くと、ウイングドラモンは成長期のドラコモンへと退化した。
そして、ヒカリの家に着くと、
「ドラコモンって物凄く速く飛べるし、強いんだね」
ヒカリはデスメラモンとの戦いや先程、乗ったウイングドラモンの飛行能力に驚いた。
「ま、まぁ、それなりに修行しているからね
//////」照れながらもドラコモンはそう言った。
だが、褒められてまんざらでもない様子。
その後、ヒカリ、良介、ドラコモンはおやつを食べながら明日はどこを探そうかと話し合っていると、ベランダの方からデジモンの気配を感じた。
「良介・・・・」
「ああ・・・・ヒカリ、どうやらお客さんの様だ」
「えっ?・・あっ!貴方はさっきの・・・・」
ベランダにはテイルモンとウィザーモンが立っていた。
俺達は今、八神家のリビングで昨日会ったマジシャンこと、ウィザーモンと先程会った白猫・・テイルモンと向き合う形で話し合っている。
「それで今日は、二体仲良く此処へ来て、何の用かな?」
俺は余裕の喋り方をしているが、内心はかなり焦っている。
(まさか、ここでドンパチやるつもりじゃないだろうな・・・・今、此処にはヒカリがいる。巻き込まないとように戦うには余りにも不利な状況だ)
ドラコモンも俺の心情を理解しているらしく、警戒しながら何時でもヒカリを守れる体勢で向き合っている。
「今日は話したい事が有って来たんだ」
ウィザーモンは話があると言ってきたが、未だに俺もドラコモンも警戒を解いていない。
「だけど、今日は君ではなく、用があるのはそっちの子供・・・・ヒカリの方さ」
その言葉を聞き、ドラコモンはヒカリの前に立ちふさがり、俺も袖に仕込んである術式を施したトランプを何時でも投げられる様な体勢をとった。
流石にブラッディダガーを唱えるのには時間がかかるため、俺はトランプに予め似た様な能力を施し、そのトランプを袖に護身用に忍ばせておいたのだ。
「そんなに警戒しないでくれ、話があるのは私ではなくテイルモンなんだ」
「テイルモンが?」
ウィザーモンがそう言うと、テイルモンが一歩前に出た。
「私はずっと、ずっと待っていた。だが、長い時間の経過と共に私は何時の間にか忘れてしまっていた。だが、今日、全てを思い出した。・・私は・・ヒカリ、お前をずっと待っていたんだ!」
「私を?」
「・・・・つまり、テイルモンはヒカリのパートナーデジモンだと言うことか?」
俺がウィザーモンに尋ねると、
「そういうことになるな」
ウィザーモンは俺の言葉を肯定した。
「・・・・ヒカリ・・・・デジヴァイスを・・・・」
俺がそう言うと、ヒカリはポケットからデジヴァイスを取り出した。
そしてヒカリがデジヴァイスを手の平の上に乗せ、テイルモンがそのデジヴァイスに触れると、デジヴァイスは光り出した。
「ヤガミ・ヒカリのパートナーヲ『テイルモン』と認識・・・・パートナーデジモンを『テイルモン』と登録シマス」
「・・・・やはり、貴女達はこうなる運命だった」
ウィザーモンはヒカリとテイルモンのやり取りを見てポツリと呟いた。
新しくパートナーになった者同士、互いに積もる話や親睦を深めるため、俺とドラコモンは席を外し、自分の家へと戻った。
ウィザーモンもベランダに出て、外を見張り警戒している。
家に戻ると、完全体に進化して疲れていたのだろう。ドラコモンは自分の寝床で横になりすぐに寝息をたて始めた。
ドラコモンの寝姿を見ている内に俺の方も眠くなり、いつの間にか眠ってしまった。
「・・・・すけ・・・・りょう・・・・・・りょうすけ・・・・・良介!!」
いつぞやと同じようにドラコモンが俺の耳元で怒鳴り、俺は飛び起きた。
辺りは既に日が落ちて真っ暗だった。
「なんだよ?ドラコモン?腹でも減ったのか?」
「違うよ!!またデジモンの気配がする・・・・無邪気な気配なんだけど、その近くで恐ろしい感情を秘めた奴も居る・・・・」
「なっ!?」
ドラコモンの話を聞き、俺はドラコモンと共にデジモンの気配がするという場所へと向かった。
その頃、東京のある路線を走る電車の車内では、ヤマトと弟のタケルの姿があった。
その日の捜索を終えたヤマトがタケルを母親の元へ送り届けるためにタケルと共に電車に乗っていた。
ヤマトのパートナーデジモンのツノモン(幼年期
U)とタケルのパートナーデジモン、パタモンは網棚の上から二人の様子を伺っていた。
ツノモン 幼年期
U レッサー型デジモンガブモンが幼年期
Uに退化した姿。頭部はオレンジ色の体毛に覆われ、そこから一本の角が生えている小型デジモン。必殺技は口から酸性の『泡』を吐く。
パタモン 成長期 哺乳類型デジモン 属性 データ
大きな耳が特徴的な哺乳類型デジモン。
この大きな耳の羽を使って空を飛ぶことができるが、時速1kmのスピードしか出ないため、歩いたほうが断然に早いと言われている。
とても素直な性格で教えたことは良く守る。またパタモンはホーリーリングを身に付けなくても、秘められた聖なる力を発揮することができる、古代種デジモンの遺伝子を受け継いでいるらしい。
必殺技は空気を吸い込んで一気に空気弾を吐き出す『エアショット』と大きな両耳で敵を叩く『ハネビンタ』。
「ヤマトとタケルの両親は
4年前に離婚したんだって」ツノモンが何故兄弟にも関わらず、ヤマトとタケルが別々に暮らしているのかをパタモンに教える。
「それで、兄妹なのにヤマトはお父さんのウチに、タケルはお母さんのウチに別々に住んでいるか・・・・」
タケルはふと、デジヴァイスを取り出し、時計機能で時間を確認する。
時刻は既に夜の
7時を回っていた。「もうこんな時間だ・・・・おにいちゃん、次の駅で良いよ」
「いや、やっぱり三軒茶屋までいくよ」
「いいよ」
「タケル」
「何?」
「・・・・送らせろよ」
「・・・・分かった」
何となくではあるが、ギスギスしたような微妙な空気がこの兄弟の周りにはあった。
そこへ、性格上からか、パタモンが空気を読まないで、発言してしまう。
「別れるのがつらいの?」
「ウルサイ!!」
率直すぎるパタモンの言葉に無意識的に大声をあげてしまうタケル。
いや、これはもはや怒鳴ったと言った方がいいレベルだった。
「タケルッ!!」
大声をあげたタケルにヤマトも思わず、タケルの名を呼ぶ。
「そんな言い方しなくても良いじゃないか!!」
パタモンはただタケルに尋ねただけなのに、自分に対し「ウルサイ」と言ったタケルの態度が気に入らなかったらしく、パタモンも声をあげてタケルに怒鳴る。
「いくらパタモンでも兄弟の事には口を出すな!!」
パタモンの反論にタケルは更にイラつき、またもやパタモンに怒鳴り返す。
「ああ、もう分かった!! 口出さない!!」
「パタモン!!」
ツノモンはタケルの言葉に少し興奮気味のパタモンを落ち着かせようとするが、パタモンはタケルの言葉と態度に相当怒ったらしく、渋谷駅に電車が到着し、ドアが開くと、
「ココで降りる!!」といって、突然渋谷駅で降りてしまった。
「パタモン!!」
ヤマトとツノモンは慌ててパタモンを追いかけようとするが、タケルは着いてこない。
「タケル・・・・パタモンが降りちゃったぞ」
「あんな奴・・・・ッ」
タケルはヤマトたちに背を向けている。
「ドアしまっちゃうよ」
駅構内には発車のベルが鳴り響いている。
「タケル・・・・」
タケルはドアが閉まる直前に電車から降り、ヤマト達と共に夜の渋谷でパタモンを探すこととなった。
その頃、渋谷の町を走る一台のタクシーの天井に二体のデジモンが無銭乗車していた。
「ここが、デジモン世界でも有名な渋谷・・・・」
顔の形がハロウィンのカボチャのようなデジモンが目をキラキラさせて渋谷の街を見ている。
パンプモン 完全体 パペット型デジモン 属性 データ
カボチャの頭をもつヌイグルミのデジモン。悪質なウィルスではなかったので危害を加えることは一切ないが、見た目の姿とは裏腹に強力な攻撃力の持ち主でもある。とぼけた顔を見ても分かる通り、喜怒哀楽の表現にとぼしい所がパペット系デジモンの特徴である。
必殺技は巨大なカボチャを空中に出現させて、敵を押しつぶす『トリックオアトリート』。
「こいつらが渋谷系人間?」
パンプモンの隣には渋谷を行き交う人を見て、パンプモンに尋ねる体が岩で出来たデジモンがいた。
ゴツモン 成長期 鉱石型デジモン 属性 データ
鉱石データをまとい、強力な防御力を持つ鉱石型のデジモン。やんちゃで陽気な性格で、まるでガキ大将のように世代の低いデジモンを引き連れて、システム内を跳ね回る元気者。少々わがままなところもあり、一旦怒ると火山の噴火の様な激しさで暴れ回り、手がつけられなくなる。
必殺技は、超硬度の鉱石を頭頂より射出する『アングリーロック』。
「楽しいことが起こりそう!!」
「面白そう!!」
二体のデジモンはワクワク気分でタクシーから飛び降り、夜の渋谷の街に躍り出た。
その頃、パタモンを捜し、夜の渋谷の街を歩き回っているタケル達は、
「パタモンの奴何処にいっちゃったんだろう?」
ツノモンはヤマトの腕の中に抱かれながら辺りを見回しパタモンを探す。
「タケルが叱ったからだよ」
「しょうがないよ!!」
「俺に当たるなよ・・・・」
「お兄ちゃん・・ゴメン・・・・」
「パタモンにも言い過ぎだぞ」
「つい・・・・本当の事、言われて・・・・」
「気持ちはわかるけどな・・・・」
ヤマトはタケルを注意しつつ、パタモンと仲直りをするように言うと、タケルも理解したらしく、パタモンを見つけたら謝ろうと思った。
「あっちの方を探してみよ」
そして再びパタモンの捜索を始めた。
渋谷の街に降り立ったパンプモンとゴツモンは最初、パチンコ店に入りパチンコを興じたが、店員に着ぐるみをきた子供だと思われ、店からつまみ出された。
次に渋谷系ギャルをナンパしたが、失敗して追いかけられる羽目になった。
そして、逃げている最中にパタモンを探していたタケル達と出くわした。
パンプモンとゴツモンを見て、ツノモンは
ツノモン進化
―――――ガブモン―――――
成長期のガブモンへ進化した。
そしてパンプモンとゴツモンの前に立ちふさがった。
「パンプモンにゴツモン!」
「知っているデジモンなの?」
「きっとヴァンデモンの手下だ!!」
「ヴァ、ヴァンデモン様より怖い渋谷系の女の子に追われているんだ!!」
「お前も早く隠れたほうがいい!!」
「「「えっ?」」」
そう言ってカブモンの両脇を掴んで路上に置いてある店の看板の影へとカブモンを引きずっていった。
そのすぐ後、一人の女の人が物凄い形相で走ってきた。
「コスプレヤロウはどこだ!?」
「あ、あっちに行きましたけど・・・・」
「ありがとう!!」
ヤマトがその場を何とかやり過ごし、パンプモン達は看板の影から出てきた。
「「ふぅ〜・・・・」」
「お前達もヴァンデモンの命令で八人目と九人目の選ばれし子供を捜しにきたのか?」
「そうなんだけど・・・・」
パンプモンの言葉を聞き、ヤマト達は警戒し始めたが・・・・
「渋谷のほうが楽しくなっちゃって♪〜」
パンプモンはニンマリとした笑顔でヤマト達に言う。
「「えっ?」」
「渋谷のほうが楽しい?」
タケルとガブモンは唖然とし、ヤマトはパンプモンの言葉の意味を尋ねる。
「オレ達すっかり渋谷系デジモンに・・・・」
「「なっちゃったぁー!!」」
ポージングしながら本来の目的を忘れ、渋谷で夜遊びをしている二体のデジモンを見てヤマトは思った。
「コイツらバカだ」・・・・と、
「渋谷系デジモン?」
タケルは渋谷系デジモンの意味がわからないようで頭の上に?マークを飛ばし、
「お前達一体何考えてんの?」
同じデジモンとしてガブモンは呆れながら尋ねる。
「「何にも考えてなーい!!」」
「「「・・・・」」
二体の発言と行動に呆れるヤマトたち、
「やっぱりバカだ!こいつら・・・・」と、改めてそう思うヤマトであった。
そしてふと、目を離した隙に二体のデジモンの姿は消えていた。
「あーっ、アイツら・・・・」
そこ後、パンプモンとゴツモンは信号機を弄り、渋谷の道路を混乱させる。
「お前達何やっているんだ!?」
信号機の上に上がっているパンプモン達を叱るカブモン
「パトカーだよ」
遠くの方からはパトカーのサイレンの音がする。
「このままだと捕まっちゃうぞ。逃げるんだ」
「逃げるんだって」
「逃げよう」
「「待って!!」」
ヤマトたちの後を追って、パンプモン達もヤマト達の後を追った。
「あれ?パンプモンとゴツモンは?」
滅茶苦茶に走り回り、ヤマトがふと後ろを振り返ると、さっきまで自分達の後ろを走っていたパンプモンとゴツモンの姿が見えない。
「さっきまで一緒に逃げていたのに・・・・」
「アイツら勝手な事ばっかりして・・・・」
そう言いながらガブモンがふと、ある服屋のショウウィンドウを見と、そこには飾ってあるマネキンの服を剥ぎ取り、自分達の体にその服を来ているパンプモン達の姿があった。
「あいつら・・・・」
ヤマトとタケルが呆れながらその店に入り、パンプモン達を注意しようとしたら、ヤマトたちはパンプモン達の手によって強引に着替えさせられた。
その時、窓の外にパタモンの姿が映った。
「あっ!パタモン」
「いくぞ」
「俺たちも行こうか?」
「おう!!」
パタモンを追いかけ、ヤマトたちが店を出ると、パンプモン達も後を追った。
しかし、着替えに手間取り、タケル達が外に出た頃にはパタモンの姿はそこにも無かった。
「また見失っちゃったみたい・・・・」
「パタモンまだ、怒っているのかな?」
「そんなに執念深い奴じゃないんだけど・・・・」
「まぁまぁまぁまぁ、元気出して」
「そのうち見つかることを信じて」
励ますパンプモンとゴツモンの手にはアイスクリームがあった。
「そのアイスクリームどうしたんだ?」
ガブモンが睨みながらアイスクリームの出所を尋ねると、
「「盗んだ」」
あっさりとアイスクリームの出所を言うパンプモンとゴツモン。
すると、パンプモンとゴツモンの背後からは、
「コラー!!アイスクリームドロボー!!」
と、アイスクリーム屋の店員の怒鳴り声が聞こえた。
その怒鳴り声を聞いて、反射的にヤマト、タケル、ガブモンは逃げ出した。そしてその後をパンプモンとゴツモンが一緒に着いてくる。
「なんで俺たちも逃げなきゃならない?」
「まぁまぁアイスでも食べながら逃げない?」
「い、いらないよ〜!!」
なし崩し的に巻き込まれ必死にアイスクリーム屋の店員から逃げるヤマトたち。
彼らの受難はまだ続きそうだ・・・・。
登場人物紹介
高石タケル
河田小学校二年生。ヤマトの弟。
両親が離婚したので、ヤマトとは別々に暮らしている。デジタルワールドへ旅立った選ばれし子供の中では最年少で、他の子供たちからも大事にされていた。
性格は人懐っこい無邪気な性格であるが、泣き虫なところもある。しかし、周囲の優しさに甘えているばかりではない頑張り屋な一面も持ち合わせている。
両親の離婚の影響からか、好きな人同士がいがみ合うのを見るのが嫌い。
小さいながらも正義感が強いが、それが時として強情になってしまうこともある。
デジヴァイスの色 黄色
紋章 希望の紋章
CV
小西寛子
パタモン
タケルのパートナーデジモン。
翼のような大きな耳を羽ばたかせ飛ぶことができるが、その速度はピヨモンと同じくらいで、地面を歩いたほうが速い。
性格はタケルどうよう無邪気で人懐っこいが泣き虫な面もあり、頑固な所もタケルと同じでそれが原因でタケルと喧嘩になってしまうこともある。
しかしタケルを見捨てることは決してない。
進化順は以下のとおり
幼年期 ポヨモン
幼年期
U トコモン成長期 パタモン
成熟期 エンジェモン
完全体 ホーリーエンジェモン
CV
松本美和
石田ヤマト
お台場小学校五年生、タケルの兄。
両親が離婚したので、タケルとは別々に暮らしている。
五年のサマーキャンプには弟のタケルと共に参加し、タケル共にデジタルワールドへ迷い込んだ。
そしてそこでツノモンと出会った。
デジヴァイスの色 青
紋章 友情の紋章
CV
風間勇刀
ガブモン
ヤマトのパートナーデジモン。
ガルルモンの毛皮を来ているが、本当は爬虫類型デジモン。
優しく思いやりのある性格。
ヤマトの吹くハーモニカの音色が好き。
進化順は以下のとおり
幼年期 プニモン
幼年期
U ツノモン成長期 ガブモン
成熟期 ガルルモン
完全体 ワーガルルモン
究極体 メタルガルルモン
CV
山口眞弓
あとがき
後半は原作通りの流れなので、良介君がまったく登場しなかった・・・・。
パンプモンといゴツモンの話はまだ続きますが、原作とは違う形にしようと思います。
個人的にはやはり、パンプモンとゴツモンは好きだったので・・・・。
では、次回にまたお会いしましょう。