二十四話 樹海の賢者

 

 

ヤマトは皆の視線がピノッキモンの屋敷から帰って来た良介に集中している間に皆から離れた。

そんなヤマトを心配し、ガブモンも一緒についてきた。

ほかの誰かがついてきていたら、すこし、落ち着けなかっただろうが、自身のパートナーならば、話は別だった。

(俺は、何がしたいんだろうな・・・・?タケルの兄貴だからって、アイツを守るって思っているけど、俺はちゃんとタケルの事を守っているのだろうか?)

(タケルは俺の知らぬ間に大きく成長していた・・・・。俺はちゃんとタケルを見ていなかったんだろうな・・・・弟だから、守ってやらないといけないと思っていた・・・・。でも、タケルはちゃんと強くなっていた・・・・俺が必要ないくらいに・・・・いや、タケルだけじゃない、ほかのみんなも強くなっている・・・・デジタルワールドに来て、厳しい戦いを乗り越えて、みんな強くなっている・・・・)

(それなのに俺はどうだ?)

ヤマトは森を歩きながら自問していた。

「ヤマト!ヤマトってば!どうしたんだよ?」

ガブモンは少し様子のおかしいヤマトに声をかける。

「昔のまま・・・・何も変わっていないじゃないか!?」

そして思わず今の自分を省みて声に出した。

「そんなこと無いよ! ヤマトだってちゃんと強くなっているよ!だからこそ、俺は究極体になれたんだよ!?」

「でも、このままじゃダメなんだ!!大きく変わらなくちゃダメなんだ!!・・・・もっと・・・・もっと強くならなくちゃダメなんだ!!」

ヤマトはただ強さを求めるため、皆と別れたのだ。

そんなヤマトとガブモンの姿をピノッキモンと大きな樹木の姿をしたデジモンがジッと見ていた。

 

ジュレイモン 完全体 植物型デジモン 属性 ウィルス

ウッドモンが長い時間をかけて完全体に進化した姿。

非常に高い知性とパワーを得て、樹海の主と呼ばれ、深く暗い森に迷い込んでしまったデジモンを更に深みに誘い込み、永遠にその森から抜け出せなくしてしまう恐ろしいデジモンでもある。

身体からは幻覚を見せる霧を発生させ、森の深みに誘い込み、枝のような触手やツタで敵を取りこんで自らの栄養としてしまう。

必殺技は頭部の茂みに生える禁断の木の実『チェリーボム』。

 

「自分から逸れるなんてバカな奴。これじゃあ『殺してくれ』って言っているようなもんじゃん」

「左様でございますな」

「どうせ、アイツも僕と遊んでくれないんだし、お望み通り殺してやるよ」

「お待ちください、ピノッキモン様。この私に考えがあります。ここは私、ジュレイモンにお任せください。フォッフォッフォッ・・・・」

ジュレイモンは不敵な笑みを浮かべながらピノッキモンに言った。

 

ヤマトとガブモンは湖の畔で座りながら、タケルの事、そして自分の事、そしてどうすれば今よりももっと強くなれるのか、思っていた。

気がついたら、辺りは霧がふかくなっていた。そして何処からともなく、不気味な笑い声が聞こえてきた。

「フォッフォッフォッ・・・・」

「誰だ!?」

「私、ジュレイモンと申します」

「ジュレイモン?」

「さては、お前もピノッキモンの仲間だな!?」

ガブモンが警戒しながらジュレイモンに問う。

「まぁ、お待ちなさい。私は戦いに来たのではありません。少し話し相手がほしかったのでございます。フォッフォッフォッ・・・・」

 

ヤマトとガブモンがジュレイモンと邂逅していたその頃、太一達は突然姿を消したヤマトとガブモンを探しまわっていた。

当初、突然姿を消したため、ピノッキモンに攫われたのかと思ったが、ヤマトとガブモンが人知れず皆の下を去っていくのを丈が目撃していたため、丈自身がピノッキモンに攫われたという説を否定した。

丈自身も当初は用を足しに行ったのかと思い、声をかけなかったのだが、まさか失踪するとは思っていなかったのだ。

「ダメです。この森の中ではデジヴァイスが正しく機能しないようです」

光子郎が自身のデジヴァイスを見ながら呟く。

確かに光子郎の手の中のデジヴァイスの探査モードは作動しておらず、待機状態のまま・・・・。

まるで富士の樹海の様である。

「少し休んで様子を見た方がいい・・・・。誰だって一人になりたい時はある・・・・」

テイルモンが辺りを警戒しながら言う。

「早くヤマトを見つけなきゃ・・・・俺達は九人全員そろっていなきゃ、ダメなんだから・・・・」

「でも、みんな疲れているよ。この辺で一休みした方が・・・・」

太一は早くヤマトを見つけたいと言うが、丈は皆の体力を考え休止した方が良いと言う。

「九人揃ったからって・・・・戦ったって・・・・」

ミミが頷きながら低い声で呟く。

「ミミちゃん・・・・」

ミミにとってはデジタルワールドに来てからショッキングな事ばかり続き、しかも体力を著しく消耗しているため、ネガティブな考えになりやりやすかった。

その時、

「ヤッホー!!」

木の上にピノッキモンが姿を現した。

「やぁ、良介。また会えて嬉しいよ」

「俺としちゃあ、お前と会うのはお断りだったんだけどなぁ・・・・」

「ふん、もうお遊びは終わりだ!!やっちゃえ!!ガーべモン!!」

ピノッキモンが命令すると、突然木の陰からアルミ缶で出来たバズーカを手に持ち、ゴミバケツに乗ったデジモン達が姿を見せた。

 

ガーべモン 完全体 突然変異型デジモン 属性 ウィルス

デスクトップ上にあるゴミ箱自体が生命を得て進化したミュータントデジモン。

データのカスが突然変異をおこしたスカモンとは違い、ゴミ箱自体がこのデジモンである。

このゴミ箱はブラックホールのようになっており、このゴミ箱に吸い込まれたものは、デジタルワールドから跡形も無く消去されてしまう。

必殺技は空き缶を繋げて作ったバズーカから発射される最悪の攻撃『ウンチバズーカ』。

 

「ウンチバズーカ発射!!」

ガーべモンは空き缶のバズーカを構えると、バズーカから汚物を撃ってきた。

撃ち込まれる汚物から逃れるためにミミ以外の皆は急ぎその場から逃げる。

「ミミ」

ミミはただ一人、顔を俯かせ、その場から動かない。

そしてミミに汚物が迫る。

汚物がミミにあたってしまうのかと思われたその時、

ミミは俯かせていた顔をあげると、

「何よ!!こんなもん!!もう、いい加減にしてよぉ!!」

なんと、ミミは手袋ごしとはいえ、汚物をキャッチし投げ返した。

「「「・・・・」」」

その姿を見て、汚物を撃って来たガーべモンもピノッキモンも唖然とした。

「ミミちゃん、早く」

空がミミの手を引いて森の奥へ逃げ込んだ。

しかし、ガーべモンもピノッキモンもまだ唖然としたままであった。

 

その頃、ジュレイモンと対峙しているヤマトは、

「悪いが、あんたの話し相手になるつもりはない。いくぞ・・・・」

ジュレイモンの頼みを却下し、ガブモンと共に移動しようとした。

すると、ジュレイモンが腕を伸ばし、ヤマトの針路を塞ぐ。

「邪魔するな」

「まぁ、お待ちなさいと言っているじゃあありませんか。あまり年寄りを邪魔にするもんじゃありませんぞ」

そしてジュレイモンはヤマトが悩んでいる今の自分のままでいいのか?

どうすれば強くなれるのか?

その悩みを言い当て、その解決策として『自分を磨くことだと』と言った。

「しかし、そう簡単にいくものではありません。それなりの覚悟が必要です」

「覚悟は・・・・出来ている・・・・教えてくれ!?俺はどうしたらいいんだ?」

(食いついてきましたね・・・・)

ジュレイモンは密かに口元をニヤリと緩めた。

「ライバルをたおすのです!!」

「ライバル?」

「あの湖に身を写すのです。そうすれば倒すべきライバルの姿が見えます」

(俺の倒すべきライバル・・・・)

そして、ヤマトが湖を見たとき、湖の水面に写ったのは・・・・

太一の姿だった・・・・・。

 

 

その頃、太一達は体勢を立て直したガーべモン達に追われていた。

やがて森の特性を生かし、木の陰に隠れると、ガーべモン達は森に向けて無差別に汚物を撃ちまくった。

すると、上空からはバードラモン、ガブテリモン、コアドラモン。

地上からはイッカクモン、トゲモン、グレイモンが姿を現し、それぞれの必殺技をガーべモン達にぶつけるが、そこにガーべモン達の姿はなかった。

「そんなへナチョコ攻撃でガーべモンがやられるとおもっていたのか?」

ピノッキモンの言うとおり、ガーベモン達は咄嗟に移動し、子供達の背後から襲ってきた。

そしてバズーカの照準をミミに向けた。

「いや・・・・イヤー!!」

ミミが叫ぶと、ミミのデジヴァイスと紋章が光った。

 

トゲモン超進化―――――

           リリモン―――――

 

リリモンはミミをガーベモンのバズーカの射線からミミを避難させると、ガーべモン達に向かっていく。

すると、正面のガーべモンの影から別のガーべモンが現れ、リリモンに汚物をぶつけようとするが、間一髪でリリモンは二つの汚物を回避する。

そこへ、

「まだまだ」

最後のガーべモンがリリモンをバズーカの照準に捉える。

すると、リリモンは最初、正面にいたガーべモンを踏みつけ、舞い上がる。

「俺を踏み台にしたぁ?」

そして最後のガーべモンと同じ高さまで跳ぶと、

「フラウンカノン」

至近距離から必殺技を放った。

「ぎゃぁぁぁぁあー!!」

リリモンの攻撃を受けたガーべモンは粒子となり消えた。

(ガ○ダムネタかよ!?)

ガーべモンとリリモンの戦闘を見て、以前見たロボットアニメで似たようなシーンを思い出した良介だった。

「よし、今だ!!」

 

グレイモン超進化―――――

           メタルグレイモン―――――

 

太一はグレイモンを完全体のメタルグレイモンに進化させた。

「ギガデストロイヤー」

「くそ!!」

メタルグレイモンのギガデストロイヤーに対し、ガーべモンも応戦するが、ガーべモンの放った汚物は意図も簡単に跳ね返された。

「えっ!?」

ギガデストロイヤーをまともにうけたガーべモンは一瞬の内に蒸発した。

そして跳ね返った汚物はピノッキモンの顔面に着弾し、

「ぎゃぁぁぁぁぁー!!」

ピノッキモンの悲鳴が辺りに響いた。

 

 

湖に写った太一の姿を震えながらヤマトは見ていた。

「太一が・・・・俺のライバルだと・・・・? ふっ・・・・・はっはっは!! 悪いが俺は一度もそんなことを考えたことはないぜ」

「はっはっはっ・・・・実は、その湖はのぞいた者の心の中を写すのでございますよ」

「なんだって!? ぐっ、そんな手に引っかかるもんか!」

ヤマトはサッと湖から視線を逸らした。

「目をそらしてはなりません。自分をちゃんと向き合いなさい。私は知っています。同じ選ばれし子供でもあなたとその太一という少年は何から何まで正反対だということを・・・・あなたが何から何まで太一のやること言うことに気になって仕方がない・・・・それだけ、太一があなたの心の中で大きな存在となっているのです。その思いを乗り越えない限り、あなたは今より大きくなることはできません・・・・太一と戦うのです・・・・心の迷いを振りきって新たに生まれ変わるのです」

まるでヤマトを洗脳しているかのように太一と戦うように囁くジュレイモン。

「嘘だ!!そんなの出鱈目だ!!太一は仲間じゃないか!?騙されちゃダメだよ、ヤマト!!これはきっと罠だ!!」

ガブモンがヤマトの目を覚めさせるかのように必死に声をあげる。

「そ、そうさ・・・・俺達は仲間だ・・・・仲間同士で戦うことなんて出来るか!?」

ガブモンの言葉を聞き、ジュレイモンを睨むヤマト。しかし、ジュレイモンは余裕の笑みを浮かべてヤマトに問う。

「仲間ですと?・・・・本気で信じていないくせに・・・・自分を偽ってはなりませんぞ・・・・・」

ジュレイモンの問いにヤマトは思い当たる節があるようで、ハッとした表情をした。そこをジュレイモンは見逃さなかった。

「図星の様ですな?」

「ヤマト!!」

「仲間・・・・友達・・・・友情・・・・実に都合のいい言葉です。そんなものは幻想・・・・一時の感情に過ぎません。そんなもののために振り回されることはありません。違いますか?ヤマト君?」

ジュレイモンの言葉をすっかり信じ込んでしまったヤマト。

「そうなの?ヤマト?」

「もう一度言います。太一と戦うのです!!この試練を乗り越えない限り、あなたは変われない!!強くなることはできません!!」

ヤマトは両膝を地面に着け、自分の紋章を取り出す。

ヤマトの紋章は友情・・・・。

今のヤマトが最も苦しみ、最も矛盾していると感じる紋章・・・・。

「友情の紋章・・・・なんで・・・・なんでこんな俺の紋章が友情の紋章なんだ・・・・?何故・・・・」

「・・・・ヤマト」

苦しむヤマトにガブモンは何かを決意した目でヤマトに声をかける。

「ヤマトはヤマトの思うとおりにすればいいよ」

「ガブモン・・・・」

「なにも太一みたく突っ走るだけが正しい訳じゃない・・・・きっと、ヤマトはヤマトにしか出来ないことがある筈だよ」

「俺にしか出来ない事・・・・?」

「それを二人で見つけようよ・・・・そのためになら、俺はヤマトのために戦うよ!!」

「ガブモン・・・・」

「たとえみんなを敵に回しても俺はヤマトと一緒だよ!!」

「ガブモン・・・・」

ガブモンの言葉を聞き、ヤマトが涙を流す。

すると、紋章とデジヴァイスが光だした。

 

ガブモンワープ進化―――――

           メタルガルルモン―――――

 

「行こう!ヤマト」

「ああ・・・・」

ヤマトはメタルガルルモンの背に乗り、森を駆け抜けた。

(ヤマト・・・・俺にはわかっている・・・・本当は信じたいんだよね?・・・・仲間も友達も・・・・友情も・・・・)

目指すは太一の・・・・自身のライバルの下へ・・・・・

 

「上手くいったようですな・・・・それにしてもあの二人の心の絆がこれほどとは・・・・心を持たぬピノッキモン様では下手をしたら負けるかもしれませんな・・・・」

走り去ってくメタルガルルモンを見ながらジュレイモンはこの時、ピノッキモンの敗北をもしかしたら察したのかもしれない。

そのピノッキモンは川辺にて、顔を洗っていた。

先程、顔に着いた汚物を洗い流すためだ。

「くそっ、僕にウンチかけるなんて、アイツは死刑だ」

そこへヤマトを太一と戦うように焚きつけたジュレイモンがやって来た。

「ピノッキモン様。作戦は成功いたしましたぞ」

「ふぅ〜んどんな作戦?」

「ウォーグレイモンとメタルガルルモン、二体の究極体を戦わせるのでございます」

「へぇー面白そうじゃん!!」

「あの二匹が本気で戦えばどちらも無事に済むわけがございません。・・・・いや、上手くいけば二匹とも死ぬ。そうなれば後はスレイヤードラモン一匹ですが、数の上では此方が有利です。どうにでも処理できましょう」

「よぉ〜し、そいつは急がないとスーパーバトルを見逃しちゃうよ」

ピノッキモンはルンルン気分で観戦に行こうとした。

だが、

「選ばれし子供達にはお気をつけください。ピノッキモン様といえど、負けるかもしれませんぞ」

ジュレイモンのこの言葉を聞き、ピタッとピノッキモンはその場で立ち止った。

「僕が・・・・負ける・・だって・・・・?」

ピノッキモンはいつもの明るい無邪気な声でなく、低い声でジュレイモンの言葉を復唱する。

「彼らはピノッキモン様に足りないモノを持っております」

「僕に足りないもの・・・・?この僕に足りないモノがあるって言うの?」

振り返ったピノッキモンの目には明確な殺意が宿っていた。

「さよう・・・・それは・・・・」

「僕に足りないものなんてないんだぁ!!ブリットハンマー!!」

「うわぁぁぁぁぁ」

ジュレイモンがピノッキモンの足りないモノの正体を言う前にピノッキモンはジュレイモンを殺した。

「ふん、僕をバカにする奴は誰だって許さないんだからね」

ピノッキモンはそう捨て台詞を吐き、再び走り出した。

 

ヤマトが自分に戦いを挑もうとしていることなど知る由もなく、太一は残ったガーべモンと対峙していた。

仲間を失ったガーべモンはバズーカを捨て降参すると言ってゴミバケツから出た。

しかし、それは嘘で、ゴミバケツの本当の力を発動させた。

「この中はブラックホールなんだ!!みんな吸いこんでやる!!」

「ちくしょう、まだそんな手が残っていたなんて・・・・」

太一とヒカリ、テイルモンはメタルグレイモンの足にしがみつき、他の皆は吸い込まれないように太い木の幹にしがみついていたが、ヒカリが手を滑らせ、バランスを崩すとゴミバケツに吸い寄せられていった。

「お兄ちゃん!!」

「ヒカリ!!」

ヒカリがゴミバケツに吸い込まれそうになった時、

「コキュートスブレス」

ガーべモンの背後を強烈な寒波攻撃が襲い、背後がまったくの無防備だったガーべモンはまともにこの攻撃をくらい、粒子となって消えた。

「メタルガルルモン・・・・」

ガーべモンの背後にはメタルガルルモンがおり、木の陰からヤマトが姿を現した。

「ヤマト!!」

「ヤマト、お前今までどこに行ってたんだよ?」

「サンキューほんと危ないところだったんだ。ありがとう」

太一とアグモンがヤマトとメタルガルルモンに近づこうとすると、メタルガルルモンはアグモンにレーザーを撃ち込んだ。

もちろん威嚇か警告のつもりだろう。メタルガルルモンはあえて外した。

成長期のアグモンを倒したところでヤマトはきっと満足しないだろう。倒すべきはヤマトのライバル、太一の究極体のウォーグレイモンだ。

「どうして?」

突然攻撃されたアグモンを戸惑う。

「アグモン、勝負だ!!究極体に進化しろ!!」

メタルガルルモンは突然アグモンに勝負を吹っ掛ける。

「嫌だよ!!どうして戦わなくちゃいけないんだよ?」

しかし、仲間であるはずのメタルガルルモンとの勝負にアグモンは拒否した。すると、メタルガルルモンは、今度は肩についているミサイルをアグモンに撃ち込んだ。

「ヤマトなにしてんのよ!?」

「おい、ヤマト。早くやめさせろよ!!」

空と太一がメタルガルルモンを止めるようにヤマトに言うが、ヤマトは・・・・。

「嫌だ・・・・断る・・・・」

拒否した。

「断るって・・・・お前・・・・」

太一はメタルガルルモンを睨む。

「次は外さないぞ・・・・さぁ、早くウォーグレイモンに進化しろ!!」

「本気なんだね・・・・?」

アグモンもメタルガルルモンを睨む。

今、仲間同士であるはずの・・・・選ばれし子供の究極体デジモン同士の戦いが始まろうとしていた・・・・。

 

 

あとがき

今回はヤマトとガブモンが主な主点だったのですが、良介君が活躍する場面をなかなか描けない・・・・。

ピノッキモン編はまだまだ続くので、何とか、良介君の活躍場面を描きたいと思っています。

 

 

 




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