第22話「存在了解のメルト-Being Meltdown-」



***

まゆりか、クリスか――決断を下した岡部。

彼の背中を力強く、そして優しく押してくれたのはクリスだった。
彼女が居なければ、岡部は時空の狭間でもがき苦しんでいたでしょう。
苦渋の決断、という言葉がこれほどしっくり来るのを見たことがありません。

原作では心理描写がもう少し細かく描かれていて、涙が出るのが止まりませんでした。
アニメでは多少の割愛はありましたが、重要な部分はきちんと残しており、
その上でアニメならではの描写を加えて、より切なく悲しげに描かれています。
初めから選択肢は無かった、選ぶのを躊躇っていただけでも、なかなか選べなかった。

安易な希望にすがらず、絶望に飛び込んだ事で――新しい選択肢が、出たのです。

未来からの電話。
まゆりを救った岡部を呼ぶ、バイト戦士の声。
いよいよ終盤、真のエンディングの扉が開かれます。


だが、アプリだ)ぇー


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