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まゆりを喪うα世界線か、クリスを死なせるβ世界線か――
一人、悩み続ける岡部。時には自暴自棄になり、命を投げ出してまで運命を変えようとします。
悩める彼を悲しげに見つめる、二人の少女。まゆりと、クリス。
今回の話で印象的だったのは、岡部一人の心理描写に留めていない点。
まゆりとクリス、実に上手い構成で当事者達のそれぞれの心を描いています。
悲しいのは彼らが救いたいのは大切な想い人であり、
その想い人は誰かを喪う選択をしなければなりません。
決して選べない選択、でも選ばなければ運命が勝手に決断してしまう。
一話で決断かと思いましたが、それぞれの選択は次週となりました。
時間に重きを置いたのは見事です。このアニメは本当に出来がいいですね。
次週――間違いなく、涙腺が崩壊します。