廃棄都市でディエチとオットーを華麗な策略の下、撃退。
これで数の子はウーノ、トーレ、多分クアットロも、そしてここにギンガが来たことでディードも撃退されたことになる。
「セッテとノーヴェもやられたよ」
と、オットー。
誰に?
「高町な―」
もう良い、分かった。
アイツ今日全然遭遇しないと思ってたら何やってんだ?
「でも、本当に無事で何よりでした、宮本さん」
そう、心底心配していたのだろう、ほっと安堵の息を零す。
「ギン姉は何やってたの?」
「え?彼を逃がすのに囮になってたのよ。何せ宮本さんを逃がした後、シグナムさんたちに囲まれて…本当に死ぬかと思ったわ」
「うわぁ…」
「絶対にお断りしたいシチュエーションね…」
スバルとティアナがものすごい嫌な顔をした。
それを毎回やられる俺の立場になってみろ?
「それは先輩がいけないんでしょ?」
「そうですよ、宮本さんが悪いんです」
何でだよ!?
「「さっさと一人に決めないからです!」」
うるせぇ!俺は孤独がいいんだよ!
「そんな事よりここから移動しましょう?とりあえずあなた達は帰りなさい、いいわね?」
「分かった…」
「来年に向けて頑張ろう、オットー」
がんばるな。
で、ディエチとオットーはアジトへと帰っていった。
この分だと他のもきてそうだな。
俺達はギンガの提案で地下道に移動した。
えらく開けた場所で当座の行動を話し合う。
「何でアタシ達も頭数に入れてるのかしら?」
「まぁまぁ、そう言うなって。これでも食いながら話すとしようぜ?」
ぶーたれるティアナをよそに、俺は懐からクッキーを取り出してそれを広げる。
「おっおい、リョー!なに出してんだよ!!」
いいから黙って見てろ。
俺はルーテシアと目配せした。
言いたいことを察したようだ。流石だ。
「それじゃいただきま〜す!」
スバルが一枚目を放り込んだ。
「ウン、これおいしいですね」
そうか、そりゃよかった。
ところでギンガ、どうして何も言わなかったんだ?
お前も知ってるはずだろう、これが痺れ薬入りだって事を!!
「ブーーーーッ!」
その言葉にスバルが噴出した。
それは無視して。
あいつならこれを出した辞時に反応をしていたはずだ。
だが、このギンガはそれがなかった。
「お前…さてはドゥーエだな!!」
すいーとうぉーず りざると
現時刻 15:02
廃棄都市部 地下水道跡
ギンガ?と合流
取得アイテム
痺れ薬入りクッキー(10枚)
新しい服(着物風)
アギト
ライトニング移動中
夜天の王、鉄槌の騎士、盾の守護獣
金色の死神と遭遇
八神一家VS金色の死神
戦闘開始
白の魔王
剣の騎士を振り切れない
そのまま首都スルナカンに突入
湖の騎士
星の綺麗な丘で愛の語らい(夢)
ナゾの現地生物
湖の騎士のおかしな顔に興味津々
とりあえず乗っかる
シャマル復活フラグ
地上の法の守護者
ターゲットが宮本良介と聞き、戦慄
が、確保した小隊には中将じきじきの賞与ありと聞き、奮起
2/14終了まで
―8時間58分―
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