そこには、荒野が広がっていた――。

 どこまでも果てしなく広がる、荒れ果てた大地。地球上のどこにも存在しない、幻の大地。

 ここは現実ではない世界。

 現実以上に理想に満たされた世界。現実から隔離された世界。現実と相反する世界。

 ここは広大なネットワークから形成された擬似世界。

 一度は滅び、再誕した二つ目の“世界”。

 一つ目の“世界”の名を受け継ぎ、転生した“世界”。



 “世界”の名は――『The Worldザ・ワールド










 視界の果てまで延々と続く岩山と原野が織り成す壮大な光景。その荒野の丘の麓、三人のPCを取り囲むようにして十人以上のPCが円を象る。

 その丘のひとつに黒い"影"が落ちる。その影はどこまでも深くどこまでも鮮やかだった。影の色は赤黒。血と闇から生を得た忌わしき混血児。

 そして、その影の降り立った荒野は――処刑場と化した。










 三人の内、一人はすでに殺され、残る二人の命も風前の灯と化している。どうにか逃げようと試みるが、こう囲まれては逃げ場もない。更に一人が殺される。


「た、助けて下さい!」


 最後の一人が助けを乞うが、眼前ににじり寄った女は嘲笑を浮かべ剣をかざす。


「ハッ、バーカ」


 振り下ろし、一刀の元に斬殺。

 "影"はそれを見届けた後、丘を下って彼らの元に歩みを進める。その表情には最後に剣を振るった女と同じ笑み、すなわち――嘲笑が浮かんでいた。







――PK。この“二つ目の世界”で許された、人間同士による決闘にして殺戮。

ある者は快楽を、ある者は愉悦を、ある者は富を得る為、それを行う。

プレイヤーをキルする存在「Player Killer」すなわち――PK。








 女は自らが殺した者を足蹴にし、晒す。それは紛れも無い非道。それは紛れも無い殺戮。それは紛れも無い悪意であった。

 故に、"影"は大義名分を得る。PKK"という名の大義名分を―――






――PKK。この“再誕せし世界”で生まれるべくして生まれた者達。

ある者は復讐を、ある者は正義を、ある者は名声を掲げ、それを行う。

PKをキルする存在「Player Killer Killer」すなわち――PKK。








 ――"影"は、PKKであった。

 尚も嘲り、非道を行う集団に対し憤りもなくただ"影"は歩みを進める。そして当然の行為である様に、目前に迫った集団の内の一人の背中に無造作に蹴りを浴びせる。


「どぅわ!?」


 蹴りをくらった男は近場の仲間の肩に咄嗟にしがみつくが、巻き込んで無様に倒れ込む。


「あぁん?」


 集団の頭である女が視線を"影"へ向け、不可解な声をあげる。それはそうだろう、普通なら十人以上の集団相手に一人で喧嘩を売る馬鹿はいない。しかし――その"影"は例外だった。

 集団の一人、剣を持った男が"影"の正体に気付き、震える手で"影"を指差す。


「死……『死の恐怖』――!?」


 そして怯えを滲ませた掠れた口調でその二つ名を紡ぎ、叫ぶ。"影"の名を――


「PKKのハセヲだー!!」

「なにぃ!?」


 ――PKにとっての文字通り『死の恐怖』の名を。

 その“ハセヲ”はそれに答えるように口を歪め、表情を象る。




 嘲笑を―――。




 ハセヲは両の手を己が背に回し、"光"の中へと差し込み手に取る。

 取り出されたのは対なる双剣。殺意が宿る双子の凶器。両手に殺意を携え疾風と化し突撃。眼前にせまった敵に刃を振い、双撃の元に倒す。


 ―――1人


 相手はまだ戸惑ったまま。混乱に乗じるつもりはないが、ただ剣を振るい数を減らす。


 ―――2人


 ようやく立ち直った近場の二人が武器を構えようとするが、一瞬でその彼我距離は零となり、三度双剣を一閃。更に二人を始末する。


 ―――これで4人


 次の狙いは嘲笑を浮かべていた、あの女。


「くっ!?」


 四度地面を蹴り、一気に詰め寄る。女は重剣を持って二撃、三撃と攻撃を受け止めるが、尚も攻撃を四撃五撃と叩き込む。この素早い連続攻撃こそが双剣使いの真骨頂である。
 
 攻撃で弾かれた事で出来た一瞬の間合いで、女は後ろに跳躍し六撃目をかわす。どうやらPK集団の頭を張るだけの実力は持ち合わせているようだ。

 女の着地と同時に、反撃に転ずる間を与えることなく溜めた一撃をぶつけ、双剣に仕込まれた爪が回転して削るように、女の剣との間に火花を散らす。

 剣はジグソーを短くしたような作りであり、溜めて攻撃を繰り出すことで削るような威力を引き出していた。

 火花を散らす中、太陽に照らされ鍔迫り合う二人に、二つの影が落ちる。

(ちっ!)


「イヤッホオォォォォォォァ!!」
 
                
 PKどもの内の二人が太陽を背に、文字通り降ってきた。

 後ろに弾けるように飛び退き、回避する。一瞬前までいた場所が轟音を立てて砂煙を上げた。着地したところへ素早くPKどもが包囲網を作り、四人に囲まれる形となる。

 双剣は一対一の場合には連続攻撃が有効だ。しかしその反面、正面のみに攻撃力が集中する為に周囲を囲まれると相性が悪い。





 故にハセヲは双剣を背中の"光"へと収める。返す動きで左脇から"光"へと手を差し込みそれを掴む。

 そして居合い抜きの要領で一気に引き抜き、力を振るう。

 力の名は大鎌。死を運ぶ為の暗き狂刃。





 ハセヲは複数の武器を扱う、錬装士マルチウェポンだった。他の職業に比べると特化した能力もなく、しかも熟練するのに多大な労力を必要とし、中途半端な強さになってしまうため弱小職業ジョブと言われる。

 しかし物事や常識には必ず例外が存在し、ハセヲはその例外だった。

 大鎌の一撃の下に、包囲網を敷いていた四人を一気に始末。続く動きで空へと跳躍し、空中攻撃を仕掛けようとした五人を舞うようにして迎撃、撃墜する。


 9人追加。これで13人―――


 着地の瞬間を狙って最初に『死の恐怖』と叫び、また空中から落下攻撃を仕掛けてきたやけに肌の白い男が、勢いのままに突っ込んできた。


「ウオウリィヤ! ッシッラアァァァァァ!!」


 大鎌が弾かれ、宙を舞う。大鎌は後方に落下し突き刺さる。


「ヒャッハァ……」


 相手の武器を弾き、無力化したと確信し、その"白い男"は満足げな声をもらす。

 男が勝利を確信した刹那。


「へっ?」


 ハセヲが"白い男"の眼前にかざした手から光が溢れる。

 続き耳に届く音は黒き精霊が集う凝縮音。

 光が、放たれた。


「あぶべぶらっぼらぁ!?」


 光は白い男の顔面を捉え、遥か彼方に吹き飛ばした後炸裂し、派手に土煙をあげる。

 武器を失ったとしても、この程度の相手ならば呪紋だけでも倒しきれる。


 残るは2人―――。


「てやあぁぁぁ!」


 間髪いれずに大剣を持った恰幅のよい男が上段から攻撃を仕掛けてくる。


「ほぅ! うりやぁ!」


 右に弾けるようにして跳躍し、回避する。

 続く攻撃もバックステップで回避し、十分な距離をとる。





 そして、肩越しに三度"光"に手を差し込み、三種目の武器をその手に取る。

 振り抜き現れるは巨大な重剣。死臭に満ちた巨大な鉄塊。

 その身に刃と狂気を孕む、敵を惨殺せしめる死の大刃。





「うぉおおおりやぁ!」


 敵が上段から大剣を振り下ろしてくるのに対し、カウンターの要領で大下段から天を突くかのごとく一気に振り上げる。

 刃が交わり、ハセヲの大剣は狂喜を鳴らす。 男の表情が驚の一字と染まる。その力の差は歴然で、恰幅のよい男の大剣は空へと弾かれていく。

 武器を失ったその男に、ハセヲは返す刀で大上段からその大剣を振り下ろした。そのまま孕んだ刃をけたたましく鳴らして刻む。


 残り―――1人!


 最後に残った頭、女が剣を携え突っ込んでくる。


「シイィィィ、ハァッ!」


 女は威勢と共に軽く跳躍、その自重を持って上段から攻撃を仕掛ける。当然のようにハセヲは構えていた重剣で女の剣を防ぎ、そのまま吹き飛ばす。


「きぃやああぁぁぁぁ!?」


 ――通常。単独で多人数を相手に戦闘する時は真っ先に頭を潰し、統率を失わせる事が重要となる。しかし、ハセヲはただ近場の敵から片っ端に潰している。

 倒す順番など関係ない。ただ近場の人間へと刃を振るうだけの――作業。 

 故にこれは戦闘ではなく、ましてや決闘でも無い。

 そう、これは――処刑であった。




 女は体を捻り、なんとか着地するが堪えきれず片ひざを付く。

 ハセヲはゆっくりと吹き飛ばした女に歩みを進める。頭が残ったのは好都合だった。手下の知らない事も頭は知ってる。

 ――ハセヲは復讐の為、PKKを行っている。しかし、厳密には復讐そのものの為に行うのではなく、復讐を果たす上での手段としてPKKを選んだのだ。

 そう、PKには――――聞きたいことがある。




 女の手前まで歩みを進める。


「くっ・・・、そんなに強いなんて思わなかったよ」


 ぼやくように呟いている。


「百人のPKを斬ったって噂も、まんざら嘘じゃないみたいだねぇ……」


 構わずに女を睨みつける。


「ちょっ、そんな怖い顔すんなよぉ!」


 女はゆっくりと右手を武器の柄へと持っていき――


「ほら、謝るからさぁ あんたも大人しく…」


 ハセヲから死角となるように武器を握り、力を篭めて――


「死にやがれえぇぇぇぇ!」


 横一文字に一閃。

 しかし、そのような不意打ちなど絶対的な力の前には意味を持たず……


「うぁあ!?」


 大剣に攻撃を阻まれて吹き飛ばされ、地に膝をつく。ハセヲは瞬時に吹き飛ばした間合いを詰め、そのまま女の首元に狂気の大剣を突きつける。


「チッ……」


 女は舌打ちし、諦めたようにうなだれた。トドメをさされる覚悟をしたのだろう、抵抗の気配はもはや無い。しかしトドメは”まだ”だ。 PKには聞きたいことがある。聞かなければいけないことがあるのだ。

 そう、『死の恐怖』の"物語"はこの言葉から……始まった。








「―――三爪痕トライエッジを知っているか?」








 いつものように告げる。

 ハセヲは――俺はこれをPKに聞くためにPKKをやっているのだ。


「……何だって?」

「蒼炎を纏った伝説のPKの名だ……。奴に殺されたPCは、二度とゲームに復帰できないらしい。」


 刃を突きつけたまま答える。蛇の道は蛇。PKの事を聞くならPKに…、だ。


「はぁ? くっだらねぇ バッカじゃねえの?」


 その口調は女性のそれとは思えないものだ。むしろ反抗期の男子が扱うような口調だったが、PKをやっている人間にはこのような粗暴な口調は珍しくもない。よって、特に気にすることも無かった。

 その女は小馬鹿にしたように、質問に答えを寄越す。


「そんなの、BBSの怪談話だろーが! ンなモン信じてんじゃねえよ!」


 その答えは、今まで返ってきた数限りない答えとそう大差なかった。


(あぁ、なら……用済みだ)


「ンなくだらねぇことより、いいか? このボルドー様に手を出してただで済むとは思っ…!?」


 女の言葉は続かなかった。知らない以上、もう話を聞く意味がない。女の首に突きつけた大剣をけたたましく鳴らし、刻む。


「ガッ、アグッ、ウアアァァ!?」


 苦悶の声を女が漏らす。ためらいもなく、一閃。刃は無慈悲に女の体を蹂躙し、女はゆっくりと倒れ、動かなくなった。

 そうして物言わぬ死体と化した女を見据え、ハセヲは感想をもらす。


「……使えねぇな」


 吐き捨て、ハセヲは“ゲート”を開いて荒野を後にした。











          *****











 ――その様子を一部始終見ていた者がいた。

 PKを見下ろしていたハセヲよりも遥か高い位置で、その女は全てを見ていた。

 遥か高い天に立ち、眼下の光景を眼に焼き付けるかのように。



「審判日は、もうすぐそこまで来ている……」



 透明で、鈴のように澄んだ声が『世界』に響く。



「もう――待てない」



 風に靡く髪はどこまでも紅く、どこまでも美しい。



「悪いわね……無理矢理だけど、そろそろ起きてもらうわ」



 愁いを帯びた瞳は、それでいて強い意思を秘めていた。



「願わくば『世界』にとって……アナタにとって」



 その女性は、何かに焦がれるような……何かを想い帰すような表情を浮かべ――



「行き着く答えが誇れるものであらんことを――」



 未だ見ぬ何かへと、祈りを捧げた。










          *****










 ゲートを介し、ハセヲは都へと帰還する。

 転送された街の名は『マク・アム』。焼き払われた"最初の世界"で数少なく残った名残の一つであり、至るとこに水が流れ、町並みを彩る始まりの街。

 一つ目の『世界』の住人であった人間には『水の都』とも呼ばれる、美しい街だった。


(さて……とりあえず、アイテム補充しとくか)


 カオスゲートの安置されている神殿を出て、長い石畳の橋を渡る。

 橋から眺めることの出来る夕焼けは、この『世界』でも有数の美とされ、橋の所々でPC<プレイヤー・キャラクター>達が話し込んでいる。

 その何人かが視線をこちらに向ける。 PKKとしてそれなりに名を売っているハセヲだ、もうこの視線にも慣れた。

 幾人から向けられる視線を全て無視し、歩みを進める。と……


「……なるほど。死臭の漂うようなキャラだな。『死の恐怖』――PKKのハセヲ君?」


 一人の男が、すれ違いざまに声をかけてきた。


「―――」


 歩みを止め、声の主へチラリと視線を向ける。

 声をかけてきたのは緑の長髪を束ねた、どこか和をイメージさせる風貌のPCだった。その仕草には、妙に芝居がかっていた。


「PCをキルするPC、即ちPKが横行する昨今の『The World』は確かに嘆かわしい。しかし、それを力でねじ伏せるキミ達PKKのやり方に、理があるだろうか!?」


  男は続けて、独白するかのように言葉を投げかけてくる。


「キミはなぜ、理もなければ利すらない無益な行為をつづける? 『月の樹』二番隊隊長―― 『七枝会』の榊! それを見過ごすことはできない相談だ!」

「『月の樹』?」


 聞きなれない名を頭の中で反芻する。榊に背中を向けたまま、視線だけを向けて言う。


「なんだそれ? ギルドの名前か?」


 ―――ギルド。『 The world 』における、PCによる集団、組織、組合を指す。

 レアアイテムの探索。イベントの攻略。PKの推奨やPKへの反対等、ほとんどのギルドは何らかの共通目的、共通価値を持った集団で形成されている。


「生憎だが、勧誘の話なら間に合ってるぜ」


 ハセヲほどの有名なPCとなると、度々ギルドからの勧誘がくる。

 昔はあるギルドに所属していたが、今はどこのギルドにも属していなかった。今の自分にはギルドに所属する意味が無いからだ。

 ハセヲは善意や信念などでPKKをやっているわけではない。“ある目的”の為の手段としてPKKをしているだけだ。そうしたギルドに属する義理もメリットもない。

 故に、視線を前に戻して再び歩みを進める。くだらないことに時間を使ってる暇はない。

 こっちに話をする気がないとわかれば、相手もこれ以上声をかけて来ることも……


「人の話は最後まで聞きましょ? 榊さんの話、まだ終わってないです」


 ……なかったはずなのだが。

 榊に寄り添うようにして立っていたPCが、後を追って声をかけてきた。


(ハァー……)


 溜息をこぼす。

 歩みを止め、振り向きざまに声を放とうとする。


「うるせーんだよ」


 そう紡ごうとした言葉は、驚愕に呑み込まれた。


(なっ!?)


 息をのんだ。その瞳は見開かれ、表情は驚きに染まる。追い掛けてきたそいつの姿を見て、声が出せなくなった。

 声をかけてきた相手のその姿は、頭に一際大きな帽子をかぶり、三対の羽のようなケープを纏い、薄い生地のワンピースを着た呪療士ハーヴェスト


「司乃…!?」


 思わず口から、その名が零れる。

 俺が……『死の恐怖』が三爪痕を探す、その理由。


「え?」


 目の前の呪療士ハーヴェストは疑問の声を漏らす。首を傾げながら、少し困ったような笑みを浮かべている。


「志乃じゃ……ないのか?」

「いいえ……? 私、アトリといいます」

「ア…トリ……?」


 思わず名を反芻し、呟く。


「何を驚いているのだ、『死の恐怖』よ。ネットゲームで同型のPCに会うのは、別段珍しいことではないだろう」


 男――榊がこちらに歩み寄りながら、呆れたかのような口調で言う。

 だが無論、そんなことは言われなくとも分かっている。

 この世界に生きる者達『The World』のプレイヤーの数は三百万人を超える。いくら自由度の高いPCのモデリングが可能でも、これだけの人数がいれば似たような人間というのは必然としてでてくる。

 しかし……それでも、あまりに似すぎていたのだ。 三爪痕にKILLされ、意識不明となった……『志乃』と。


「ふっ……とんだ人違いだな」


「テメェ、いちいち癇に障るような言い方してんじゃ――!」


 それに続く言葉はリーン、といった甲高い音で妨げられた。メールの着信音である。


(……ショートメールの着信か?)


 そのショートメールには簡潔に一行だけ書かれていた。


 『三爪痕トライエッジの情報を知りたくば『アルケノン大瀑布』まで来られたし』


(――! 送信者は!?)


 送信者名の欄は、何故か文字化けしていた。

 しかし、三爪痕トライエッジの情報は、ハセヲにとって何にも変え難いものだ。この半年間、追い続けていた、仇にして怨敵。

 送信者が誰であろうとも、行かねばならない。デマであれば、そいつを殺すだけだ。僅かでも可能性があるなら行く価値はある。


「相手してる暇が無くなった。どけよ」


 榊とアトリを跳ね除け、大瀑布へと転送するために“カオスゲート”へと向かう。榊は厳めしい表情で、非難の言をハセヲへと投げかける。


「イキがるのもたいがいにしろ! 君達PKKの行っている行為は、PKと変わりないという事を心しておけ!」


 背中で榊の言葉を聞く。しかし、そんな事には構っていられない。疾風のような速さで、ハセヲはカオスゲートへと駆けていった。

















To be Continue




作者蒼乃黄昏さんへの感想、指摘等ありましたらメ−ル投稿小説感想板に下さると嬉しいです。














.hack G.U 「.hack//G.U.Chronicle」

第一話 : 『死の恐怖』のハセヲ











問うべきは愚問


行なうは愚行


逝き尽くは何処か