第9話「はい、脱ぐと凄いんです」



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※ユー失踪。歩たちを思うがゆえに彼等の前から姿を消したユー。いい娘だよなぁ。
トモノリはアホの娘(今回テスト全教科マイナス二点)
だが歩に尽くそうとするいい嫁だよなぁ。
平松はさらにいい子。きっとこれゾンの世界で一番の癒し系。
吸血忍者については修行があり、それを終えるとユーの血を与えられ吸血忍者になるとのこと。
セラ曰く『最初から不老だったらずっと赤ん坊』、言われてみて納得。
最後にリョウさんに驚愕の事実を、平松ともう一人(三原)は織戸を嫌っていません。
平松はそんな娘じゃありませんし、
三原は寧ろ織戸が(おそらく)好きという事実。



織戸が好きだと!?
彼がいい奴で社交的なのは分かりますが、何故か納得できないジレンマ。
気づいてゾンビ様)ぇー!



今週はシリアス回だったので、分割はなく総合的な感想を。
比較的予想出来ていた展開ですが、中盤が意味不明すぎて感動的な場面なのに首を傾げていました。
主人公補正というか、実に都合の良すぎる展開かつ急転換過ぎて、ついていけませんでした。
ひとまず分かった事は一連の騒動がユーによるものであり、
彼女自身がかつての大切だった人に指摘されて、再認識した事。
優しい人達をこれ以上巻き込みたくはないと、黙って出て行った事。

ユーが悲しくも、優しい女の子であることが、痛いほど伝わってきました。

感情を少し揺らすだけで、現実まで大きく左右してしまう力――
皮肉なのはこの力のおかげで、今では大切な人となった歩が甦れた事。
肯定も否定も出来ず、結局彼女は心を殺すしか出来なかった。
大切な人達と別れる事になっても仕方が無い事だと諦めて、彼女は去りました。
最後の感情である、悲しみの涙を流して――


発覚と奮起が恐ろしく早かったですが、ユーを追う決意をした歩のこれからに期待します。
勿論彼を元気づけたハルナも、そしてユーの為に掟を破る決意をしたセラも。



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