第11話「ああ、オレの所にいろ!」



***

※これゾンはラブコメです。メインヒロインはユー、歩は変態でゾンビ。
ヒロインたちの歩への好感度は概ね高め。
ユーは語る必要なし、ハルナは歩以外の人物の名前をまともに覚えていない
(と言うか名前をまともに覚えたのは歩が初めて)。トモノリは嫁。
そして、驚くべきことにセラの好感度は既に最大(のはず)。
重要なのでもう一度、セラの歩に対する好感度は既に最大です。



セラが既にマックスだと!? 全く態度がぶれないとは、さすが吸血忍者様)ぇー
見た目はハルナが一番変わっていますね。
最初はあんまり好きではなかったのに、今ではユーに並んで好きになりました。



〜前半〜



前回ユーに拒絶されて爆発、生死不明に陥った歩。
ゾンビなので死はないのですが、精神が生きようとしない状態。
ユーに拒絶されてまさか生死不明になるとは思わず、予想外の展開でした。

精神的に落ち込む彼を救い出したのは、大先生の力を借りたハルナでした。

自分の想いを不器用に伝えて、叱咤激励。眠る彼を叩き起して目を覚まさせました。
まだ彼女はこの世界に居る。ここで諦めたら、二度と取り戻せない。
歩はもう一度彼女と会う決意を固め、ハルナやセラも日常を取り戻すべく立ち向かいます。



〜後半〜



セラスやトモノリの援護もあり、夜の王とユーを見付け出した歩達。
ゾンビである彼は終わりのない身、ユーに自分を殺す事を強制します。
世界の誰よりも心優しいユーは、友を死なせる事を拒否。
だが、彼をゾンビにしたのも彼女。死を望む人間に、生を強制するのは罪なのか……?
ユーの気持ちを悟った歩は、同じゾンビである彼ともう一度戦います。
ハルナは歩の援護、セラはユーの援護として開きつつあった冥界の門を閉ざすべく奮闘。

懸命なる戦いの中で、歩は本気の想いを王にぶつけます。

永遠を生きる孤独、その辛さはまだ歩には分かりません。
でもユーが今苦しんでいるのは、確かな事実。
彼女を悲しませた事を怒り、世界の理不尽に憤慨し、必死で拳を振り上げます。
ハルナとのチームプレイで夜の王は撃破したものの、彼は結局これ以上の生は望みませんでした。
分かり合うことのない両者ですが、ユーへの想いだけは共通。

最後に一言、すまない――と呟き、夜の王は消滅しました。

夜の王の絶望は、歩にとっての宿命。けれど、歩はそれでもユーと生きる事を望みました。
今度は手を差し出さず、彼女を無理やり強く握りしめて。

歩の想いはユーに伝わり、彼女は己の想いを――"声"に出して、伝えました。



次週は、最終回。歩とユーが望んだ、日常が見られそうです。



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