第582話 ルフィとエース





※エースの死。ルフィが初めて経験する完全敗北かつ挫折。
きっと一人では乗り越えられない試練、麦わら海賊団と再会した時、ルフィはどうなっているのか?
エースが求めたモノ、『自分の価値』、死の間際で自分の欲しかったモノに気付き、答えを出し、
そして弟の手の中で人生を終えたエースは満足だったはず。
ガープは誰よりも辛いだろう、自分の子供を殺すことを善しとせねばならず、
その死に自分が関わっている事実、それでもガープは海軍であり続けるのだろう。
父母に望まれ生まれ、家族に愛されたエース。
短い旅路で得たモノ、彼の最期の言葉は彼の全てが詰まっていたと思う。

※今回の騒動で言えることはただ一つ。
ーーーーー黒ヒゲウザイよ黒ひげ。
来月の1日ジャンプで白ひげにぐちゃぐちゃに潰されることを祈ります。



頂上決戦はシャンクスの介入で何とか終わったが、時代の暴走はもはや止まらない。
それはかつて彼自身が白ひげに忠告した事であるが、親は子を救う決断をした。
その想いは実らなかったが、エースは最後に笑って死ぬ事が出来た。


けれど、残されたものに笑顔はない――


命の危機に瀕したルフィは何とか意識を取り戻すまでに回復。
けれど心の傷は生々しく刻まれたままで、心の痛みに耐え切れず彼は暴れ回る。
ルフィはこれまで幾多の修羅場を潜り抜けた、不屈の男。
苦しい旅で培った強い精神が、皮肉にも現実逃避を許してくれなかった。
エースの死に泣き崩れるルフィ、彼らの出会いが苦々しく思い出される――

今週より回想。ダダンが女性であった事にビックリしました。
ルフィとエース、この二人が兄弟となったキッカケには興味があったので注目しています。



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