ウルトラマンネクサス
ウルトラマンネクサス
概要
山岳救助(レスキュー)隊員の孤門一輝はある日、
謎の非公然防衛組織TLTへの配属を突如命じられる。

そこへ向かう途中、彼は謎の怪物ペドレオンに襲われる。
それは最近頻発していた行方不明事件の真相である、宇宙からやって来た人々を襲って喰らう凶悪な宇宙生命体、スペースビーストと呼ばれる存在の襲撃だった。

諦めかけた弧門に「諦めるな!!」という言葉と共に、突如降臨した赤い光から銀色の巨人が現れ拳で怪物を叩き潰し、孤門を救った。
銀色の巨人によって事なきを得た弧門はその後、TLTの実働攻撃部隊ナイトレイダーへ入隊する。

がしかし非情とも思えるような組織の姿と事件に関わった人々の記憶を消すと言う、
やり方に困惑する弧門はビーストの脅威から人々を守るべく、
銀色の巨人、ウルトラマンネクサスを信じて戦っていく。
レビュー

2004年の放送から約15年経った現在では数あるシリーズ作品でも、名作中の名作とされる、しかし放映当時はまだ時代的に、社会情勢的に、
早すぎる名作、後の創作界で主流の1つとなる革新的な要素が試みられた、しかし当時は余りにも早すぎた、
怪獣は倒さず、傷つけず逆に保護する、と言うこれまで予想もできなったテーマをメインとした、「ウルトラマンコスモス」の後に続く、

がしかしその作風とテーマ、ストーリー構成はコスモスとは全く間逆な、平成二期ウルトラシリーズ第2作目のTVシリーズ、作品です!
本作は「ウルトラマンティガ」から始まった数ある平成ウルトラシリーズでも、異色中の異色かつ、今までのシリーズではまるで違う、全く異なる、
シリアスな設定とストーリー構成なのが特徴です。

またこの作品ではこれまで見られなかった数多くの様々な革新的な試み、「人知れず人間を襲い、捕食する怪獣」、
「助けた人々は怪獣や組織に関する記憶を消される」、と言った事やまた特に異色なのが「ウルトラマンに変身するのは主人公ではない」
と主役ヒーローであるウルトラマンネクサスに変身するのは、主人公の弧門一輝でなく主人公とは別の人物と言うのが特徴であり、
そして更に異色なのが、「ウルトラマンネクサスに変身する人間が1人ではなく複数人である」、
と言うこれまでのシリーズでは考えられなかった要素で更にこの要素から、
「ウルトラマンネクサスに変身する人物は回を得る事に変わる、代替わりする」とストーリーが進む度に、
変身者が交代、代替わりして行くと言うのが本作の最大の特徴です。


執筆者:クロネコさん


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