StS After -Sibling Knot- Sister's High





























──5日間ブッ続けに雨が降った



だから僕のナイフは錆びてしまったんだ





6日間ブッ続けに雨が降った



だからこの肉は生焼けなんだ





7日間ブッ続けに雨が降った



運命は僕に背を向けたんだ










長い間ずっと雨が降った



日増しに寒くなってゆく──


































Justice to Believe

































フェイト ハラオウンが、その通信信号を受け取ったのは、ティアナ ランスターが彼の怪人、Ghostと対峙した直後であった。




──Ghostと遭遇、交戦開始




恐らくはクロスミラージュが通信したのだろう。

簡素であり、それでいて現状を表すのに、これ以上ないほど分かりやすく的確なメッセージであった。



フェイトは隣のデスクでうんうん唸りながら仕事に励む部下のシャリオ フィニーノに現状の説明をし、

後を託すと、バルディッシュを手に現場へと向かった。






コレ以上の被害が出ない事を祈りながら。


































RAIN BRAIN


































降り頻る雨を弾いて、弾丸は寸分の狂い無く目の前の怪人、──Ghostを目指す。



飛ばした弾は8発。上下左右から敵に襲いかかる。無論、全てヴァリアブルバレットである。

更に、クロスミラージュを二挺の状態にし、自身の周りに更に8発の弾丸を顕現させる。


この時点、つまり、初動においてティアナ ランスターは完璧にGhostを上回り、次に繋がる大きなアドバンテージを得ていた。




一見、激情に駆られたようにみられた彼女だったが、そこはさすが魔導士といったところだろうか、

マルチタスクによる思考分割を行い、上手く感情を制御していた。

いや、初発に限って言えば、感情の赴くままに引き金を引いていたのだが、

一度引き金を引いたら逆に頭の芯が冷えてきたのを彼女自身感じていたのだった。



自分自身の成すべきこと。


今、それを履き違えては、この先何も成せはしない。

今は''アレ''を叩きのめす事は後回しだ。

先ずは彼女の安否を確認する。


それだけを目指して、動け──!



走り出した彼女は、一直線にGhostを目指す。

真には、その足元に横たわる彼女に向かってだったが、両者は同じ軸線上にいるのだから、結果としては変わらない。



対するGhostは、自らに向かう「牙」を、あるいは叩いて、あるいは回避してみせた。

その動きに無駄はなく、また、その身体がその場を離れることもなかった。



ティアナは内心舌打ちをし、しかし、やはり予想の範囲内であるその行動を経て次手を構築、いや、''既に組んである''手の中から最善手を打とうとし──




「えっ……?」






予想外の事態に思考を止めてしまった。


































Justice to Believe


































フェイト ハラオウンは降り頻る雨の中を''飛行''していた。


一級の執務官たる彼女は、もちろん飛行魔法を有していたし、

何より、飛ぶ事自体なら10年以上も前から彼女にとっては何ということもない、基本的な魔法の一つだった。



だから、時速150kmオーバーでビル群すれすれを飛ぼうとも、彼女にとってはどうということもない。

そんな速度で雨粒にぶち当たれば、常人ならばかなりの痛みを伴うが、

彼女は魔導士であり、もちろんフィールド系の魔法で自身の身体を守っているので、ダメージなどあるはずもなかった。




「バルディッシュ、目的地までは?」



About 8km to go. you go as you are, you get to there within 4min.

(約8キロです。このまま行けば4分以内には到着します)



「ならもう少し急ごうか」



I deduce beeline.

(最短距離を出します)



「ん、お願い」




しかし、そんな身体の状態とは裏腹に、フェイトは内心、焦りを感じていた。


決して、自分の部下であるティアナの事を信頼していないわけではなかったし、負けるなどとも思っていたわけではないが、

それでも、あの敵性、Ghostの強さは抜きん出ている。

戦闘力の高さは元より、あの得体の知れなさがフェイトには恐ろしかった。



──ティアナと戦った時の力が全てではない。



漠然とではあるが、フェイトはそう感じていたし、その感覚を信じてもいた。


故にフェイトは、通信が入り、ティアナとGhostが戦闘していると知った時から、どこか暗鬱とした暗い感情を払拭できずにいたのだ。




だから、だろうか──




Sir!!



「えっ──」




──迫り来る、その濃密な死の気配を察知するのが遅r






──ぐしゃ


































RAIN BRAIN


































「えっ……?」




私は、予想外の事態に困惑していた。



魔力弾を弾かれた私は18通り以上考えていた次手の中から最善手を選択するために、

怪人──『Ghost』の一挙手一投足を見逃すまいとして、目を逸らさずに走り出した。

その次手の中には、反撃してきた場合はもちろんのこと、逃走した場合や、他に仲間がいた場合などの手段もあった。



が、今現在、Ghostが採った行動に対する手を、私は保有していなかった。



Ghostは、私が走り出すと同時に倒れ伏している彼女へと手を伸ばす。

そこまではよかった。人質という選択肢も無論考えていたのだから。

ただ、問題はそこからだ。



私はGhostを彼女から引き離すために魔力弾を飛ばそうとして、



──からん



Ghostがデバイスをこちらの足下へ投げ捨てるのを見て思わず止まってしまった。

それは紛れもない降伏宣言。言葉を並べるよりなお雄弁に怪人の意思を表していた。



そして、私が呆けている間に(それにしたって一瞬だが)彼女を抱き上げる。


そこに至って、私は自分の間抜けさを呪った。

やはり武器を投げ寄越したのは陽動だったのだと推察し、クロスミラージュを向ける。

しかし、Ghostは全く動じる様子もなく、彼女を抱き抱えたままこちらへと歩を進める。


私が撃てないとでも思っているのだろうか。いくら人質がいようとも私の腕を以てすれば──!



そう思ったものの、それに反して、クロスミラージュを握る手は小刻みに震えていた。


警告を発する事すら忘れて、私はただただデバイスを構えるばかり。

そんな私へ一歩、また一歩と、怪人は近づいてくる。



引き金が引けない。

見る限り、彼女は息も絶え絶え、危険な状態であるのは明白だった。


──もし、私の放った弾が当たってしまったら。


そんな思いが頭にこびり付いて離れない。


そうしている間にも、怪人は歩を進める。

足音は雨音に消されて、聞こえるのは、身体を打つ雨と心臓の鼓動だけ。

平常時より、何倍も速く響くそれは、私の焦りをダイレクトに表していた。



そうして、怪人は遂に私へとたどり着き、私の目の前で立ち止まる。




自分の息を飲む音が聞こえる。


怪人──Ghostの顔はやはり深く被ったフードで見えなかったが、構えたクロスミラージュの矛先は、その奥にある眉間に向いていた。



引き金に掛けた人差し指が震える。




──撃て、撃て、撃て!



局員としての''''が叫ぶ。




──撃つな、撃つな、撃つな!



彼女の友人としての''''が叫ぶ。




どちらの言葉も、やはり''''



どちらを選ぼうとも、それはやはり私の意志であり、私自身の下した決定に他ならない。

その先に待つ結果も、やはり私が負うべきモノだ。

たとえ、どのような結末になろうとも。



私は、意志を固め、覚悟を決め、足に力を込め、手に意識を集め、指の感覚を確かめ、引き金を引こうとし──




…………




──無言で差し出される彼女の肢体に再び思考を停止した。




どういうことだ。罠?  いや、私をどうこうするつもりなら今までの間こそ付け入る隙だらけだったはず。

今、罠を張ってまでどうにかするほど切羽詰まっているわけでもないだろう。



──でも、もし……




You, if you help her, you'll go to hospital with her quickly.

(そこの貴女。もしこの人を助けたいなら早く病院へ連れてってあげなさい。)




そんな思考の堂々巡りを止めたのは、私の足下に放られたGhostのデバイスだった。


明らかに私を促している。そして、目の前には彼女を差し出す怪人の腕。


躊躇いは、あった。


しかし、それ以上に彼女を助けたかった。

これ以上、失いたくなかった。



私は、怪人の腕から彼女を受けとる。



──軽い



彼女の身体は、驚くほど軽かった。

服は雨を吸い、全身は脱力しているにも関わらず、まるで命が抜けてしまったかのような軽さだ。


私は、その感触に恐怖しつつも、足に力を込めて、自分と彼女の身体を支えた。



前を見据える。


Ghostは無言のまま、しばし立ち尽くしていたが、自分のデバイスを回収すると、瞬時に私から距離を取った。




…………



…………




さめざめと雨の音だけが響く。

心なしか、弱まったように感じるそれは、しかし、未だに私達を濡らす。


そんな雨の中、Ghostは踵を返し、




一瞬だけ、こちらを振り返った




目を離さなかった私と視線が交差する。


その刹那の永遠に、私は何かを感じていた。



この光景には、''覚えがある''



それが何か思い出そうとして、




──しかし、Ghostは再び踵を返すと、二度と振り返ることなく、雨の景色へと消えていった。



私は、しばしその後ろ姿を見送っていたが、我に帰り、通信を入れ、救急車の手配をした。


彼女の状態を見るに、危険ではあるが、間に合わないという事はなさそうだった。

気休め程度にしかならないが、私も治癒魔法を使っている。救急車が来る前に天からの迎えが来るということはないだろう。






私は、その場ではGhostについては特に言及する事はなかった。


何故かと問われれば、しかし、私はそれに対する答えを持ち合わせてはいない。



──彼女を引き渡して貰ったから?


──しかし、Ghostは彼女を襲撃した。


──なら何故、Ghostはあんな真似をしたのだろうか。


──それに、あのデバイスの物言いは、私に彼女を助けさせるのを良しとしたものだ。


──そもそも、Ghostが彼女を襲った理由はなんだ?


──彼女は局員ではあるが、ただの受付嬢。特別、襲撃するような理由も無い。




考えれば考えるほど分からなかった。



私は、その堂々巡りに陥りそうな思考を破棄して、彼女の治療に専念する事にした。












果たして、救急車は到着し、彼女を本格的に治療する準備は整った。

この分なら大丈夫だろうと踏んでいたが、やはり、心配ではあった。

Ghostは、もう今からでは追いようもない。

故に、私も私も同伴しようとして、




Buddy, Ms.Harlaown is armed conflicting to UNKNOWN.

(相棒、ハラオウン執務官が詳細不明の敵性と交戦中です)




その言葉に、自分の考えの甘さを思い知らされた。


































──雨はまだ止まない


































Justice to Believe


































その一撃を凌げたのは、ほとんど奇跡と言っていい。それほどまでに、彼女──フェイトの死は確定的だった。



上空より飛来する魔力の斬撃



それは、フェイトを覆っていたフィールド防御魔法など容易く喰い千切った後、彼女を漆度絶命させて尚余りある威力を誇る必殺の牙。

非殺傷云々なぞ、語るも馬鹿馬鹿しくなるほどに洗礼された究極の殺意。



繰り返すようだが、その一撃を凌げたのは奇跡と言ってなんら差し支えはない。

フェイトのデバイス、バルディッシュの察知が刹那でも遅れ、

また、フェイトとバルディッシュの魔法障壁同時展開が刹那の内のコンマ那由多に達するほどの内に行われていなければ、

彼女はピンクの臓物を撒き散らし、地へと堕ちていたことだろう。


さらに言うならば、あとほんの少し、障壁の強度が薄ければ──




──背面の高層ビルに刻まれた巨大な傷痕が、彼女自身に刻まれていたことだろう。




フェイトは戦慄した。

ただし、その威力にではない。



それほどの威力を込めた攻撃を放ちながら、直撃寸前までフェイトが気付かなかったその得体の知れなさにだ。



いくら強力な斬撃とはいえ、フェイトはあのレベルの攻撃を知らないわけではなかった。

それこそ、執務官になってからは強力な攻撃魔法を有する魔導士と交戦した事も一度や二度ではない。

それに、非殺傷設定とはいえ、今の斬撃に匹敵するほどの砲撃を彼女は一度、身を以て経験している。

それはいい。あのレベルなら、絶望するような戦力差ではない。



ただ、



──アレを直撃寸前まで気付かせないなどという相手には、ついぞ出会った事がない。



いくら自分がティアナの事を考えていたからと言って、あそこまで危険な状態になるまで気付かないなど、あり得ないのだ。


フェイトは自分の力を過小評価する事は決してない。

常に自分の行える範囲での最善を尽くし、そして勝利する。故に、現状が異常だという事を如実に理解していた。



自分の危機感知能力の及ばない敵性。

にわかには信じがたいが、しかし紛れもない事実。



そう、だからフェイトは正しく恐怖した。戦慄した。



──そして、今まで行ってきた戦闘の中でも五指に入ろうかというほどの集中を発揮した。




……ふぅ」




短く息を吐く。



たったそれだけ。たったそれだけで彼女の身体の細胞達が奮い起つ。

筋肉が躍動を始め、感覚が研ぎ澄まされる。




……すぅ」




短く息を吸う。



肺に新鮮な空気が送り込まれ、血が高速で駆け巡る。

汗は引き、しかし、身体の内側は燃えるように熱い。

リンカーコアが限界まで稼働する。


瞳を閉じて視覚以外の感覚を増幅する。


フィールド防御魔法を切って、雨にその身を晒す。




──鼓膜を震わす雨の音、



──鼻腔を擽る空気の匂い、



──肌を刺す、




僅かな、殺気──




瞬間、再び飛来する斬撃。

その数、3




「──!」




しかし、フェイトは今度こそ、それらを察知していた。



「バルディッシュ!」



Yes,sir. Zamber Form.




フェイトの思考を一言だけで理解し、一瞬の内に巨大な光の剣へと変化するバルディッシュ。


長年パートナーを組んできた二人だからこそできた連携。



そして──




「ふっ──!」




フェイトはバルディッシュを、正しく神速の如きスピードで振るう。


空気を切り裂き、衝撃波が生まれるが、それは余波に過ぎない。

この一振りにフェイトは己の命を賭けた。

先程の一撃は確かに脅威であった。

フェイトの命を奪うのにはなんの支障もない威力を誇る必殺の一撃である事に間違いはない。

しかし、今、新たに放たれた三発の斬撃は、一撃一撃が先程の斬撃のゆうに10倍はあろうかという程の魔力が込められていた。


無論、フェイトもそれを承知していたからこそのザンバーフォームだ。

フルドライブではないのは、ある種の意地もあったのかも知れないが、どちらかと言えば、保険よりかは、縛りの意味合いが強かったのだろう。


限定条件下での戦闘は戦闘力だけでなく精神力も強くなくてはならない。



──斬れなければ、死ぬ



実際、誇張でもなく、真実、この斬撃を切り裂けなければフェイトは死ぬ。




「──っぁぁあああ!!」




そね緊張感さえ力に変えて、フェイトは剣を振るう。




──びきっ




一つ目の斬撃が、嫌な音を響かせて切り裂かれ霧散する。




「次っ!」




──ぎちっ




二つ目の斬撃とザンバーの刀身が接触する。



「──っ!」




一つ目よりも威力を持ったその斬撃は雷光の速度で放たれたフェイトの一撃と拮抗して、接触面は光を放ち、膨大なエネルギーが発生する。




「っ、く、ああああ!」




フェイトは気合いと共に魔力を放出、バルディッシュはカートリッジをロードし、魔力を上乗せする──!


そして、




──ばきんっ




果たして、二つ目の斬撃が崩壊した。



しかし、息をつく暇はなく、既に眼前には三つ目の斬撃が迫っている。


刹那の内にフェイトを飲み込まんとするその牙は、さながら巨大な肉食生物の大顎を思わせた。



そう、客観的に見れば、肉食生物の牙が喉元に触れているような、銃口がこめかみに押し当てられているような、そんな状態だ。



既に確定的な「死」──




しかし、そんな状況にあっても、フェイトの目は死んでいなかった。



二発目を消滅させた、ザンバーを振り抜いた時の勢い──遠心力を利用して一回転しながら三発目を迎撃する──!



しかし足りない。それでは足りない。

まるで計算されたようなタイミングでの三発の連携は、三撃目でフェイトを斬殺するように組み上げられたロジックだ。

必ず仕止められるように、三発目に綺麗に収束するようになっている。



──間に合わない



しかし、フェイトの精神はまだ死んではいなかった。

魔力を身体の隅々、手足の指の先まで、まるで血液のように通わせるように行き渡らせる。


瞬間、フェイトの加速は爆発的に飛躍した。



──ブリッツアクション



身体全体をその魔法で限界まで、いや、限界以上に加速させ、バルディッシュを再び振り抜く!




──ばきんっ




再び拮抗するザンバーと斬撃。


だが、先程とは違い、フェイトの方が若干押されている。

三つ目の斬撃は、前二つを合わせた物よりはるかに強力な威力であり、

さらに、フェイトの加速が最高速に達する前にぶつかり合ってしまった事が重なり、僅かにだがフェイトとバルディッシュは押し負けてしまっている。


しかし、僅かだろうがなんだろうが、力に差があるのは事実。

そして、その結果は先の通り、力の無い方が消滅する。

フェイトが二つの斬撃を消し飛ばしたように、この斬撃はフェイトを雑作もなく殺す。




「────!!」




フェイトは声にならない叫びを上げる。



──まだだ、まだ終わってない!!



私がここで負けたら──




フェイトは後ろを見やる。いや、実際はそんな余裕は絶無であるから、イメージによる感覚だ。


その中で、フェイトは背後のビルを思う。既に一つ、大きな傷痕を刻んだそれは、そこに未だ立っているのが奇跡と言えた。


フェイトを喰い破った後、この斬撃が向かうのはあのビル。そして、この一撃を耐えきる耐久力は、あのビルには、無い。

両断され、崩れ落ち、中の人や、地上の人を巻き込み、大惨事へと発展するだろう。



そんなことは、断じて認められなかった。

何がなんでも止めなくてはならない。



本当のところを言えば、フェイトは放たれた三つの斬撃を回避する事はできたのだ。

彼女は高速戦闘でこそ真価を発揮する魔導士。安全圏まで離脱して再び戻ってくる事など雑作もない。

しかし、それをしなかったのは、背後のビルを守る為。敢えて危険域に踏み込み、迎撃する選択をした。



故に負けられない。負ける事は許されない。



この限定条件下、いや、極限状況下での戦闘で、しかしフェイトの精神力はあらゆる不条理を凌駕する──!




──ぎちぎちぎちっ!




バルディッシュを握る手に力が籠る。

腕の筋繊維は既に相当数が断裂していて、このままいけば内出血でフェイトの腕の色は瞬く間に紫色へと変色するのは明らかであり、

それはフェイト自身もよく理解していた。



しかし、それがなんだ。

いったいそれがこの場においてどれ程の意味を持つというのか。

この肩には、この背中には、背後にある何百、いや、あるいは何千という人間の命が乗っているのだ。命をとしてこの一撃を全力で打破する──!




その決意と共に爆発する魔力の奔流。あらゆる暗闇を照らすその金色の輝きは、真紅の血濡れの牙を切り裂く!




「うぉぉおおああ!!」




まさに烈火の気合い、いや、怒号とも言えるその叫びと共にフェイトはバルディッシュを全力全開で振り抜く!


まるで、ナイフでチーズを切るように、寸断させる斬撃。

真っ二つになったそれに、フェイトはさらに追撃をかけ、遂に細切れにした。


そうして、霧散した三つの斬撃と、




「はぁ、はぁ……




肩で息をするフェイトの姿がそこにあった。


しかし、フェイトは数秒で呼吸を元に戻すと、斬撃が飛んできた方向を睨み付ける。




「うっわぁ、ヤベェ。超睨んでんじゃんアイツ。アニキー、仕止め損なったじゃんか」



「それはお前が未熟だからだ。変に遊び心をだすからそうなる」



「だってよー、最初から全力でやってソッコーで死んだらツマンねぇじゃん」



「どーでもいいけど、私飽きた。早くアイツ殺して帰ろうよ、ヴェル兄ぃ」



「お前らな…………




そこには三つの人影。


一人は長身痩躯に青みがかった銀髪の男。


一人は燃えるような赤銅色の髪に密の詰まった体つきをしている少年。


一人はおさげにした柔らかな桃色の髪にしなやかな身体を惜し気もなく晒す少女。




フェイトは再びバルディッシュを握る手に力を籠める。


この三人が敵性であることは、最早火を見るより明らかだ。

今回の事件にどのように、どこまで関与しているかは分からないが、何にせよ危険分子であることに変わりはない。何としてでもここで捕らえなければ。


本来ならばここまでの危険行為を犯せば問題無用で即御用なのだが、

フェイトは一応の義務感から傾向を発しようとして、先に口を開いた長身痩躯の男に結果的に言葉を止められた。




「あーと、ウチの愚弟と愚妹が失礼を。テスタロッサ ハラオウン執務官とお見受けしますが」



「肯定します。貴方達は?」



「我々の事は、''コンキスタドール''とお呼び下さい。まぁ……




一瞬の間に辺りの温度が急激に下がる錯覚に襲われる。

殺気が鋭利な刃物のように鋭くなる。




「貴方にはここで、絶命していただきますが」




それが合図だった。




フェイトはバルディッシュをザンバーフォームからサイズフォームへと変化させ、より高速戦闘へと特化させる。

それと同時にソニックムーブを使用、三人の後ろを取る。



フェイトは油断なく躊躇いなく、バルディッシュを振るう。



──決まった



フェイトはそう思った。

三人はフェイトの速度に着いていくどころか、反応すらできていない。

誰の目から見ても、その死神の鎌に刈り取られるのはコンキスタドールと名乗った三人組だろう。



しかし




「なっ!?」




驚愕はフェイトの物だ。

しかし、それも無理からぬ事。

何故なら、振るった筈のバルディッシュの魔力で編まれた刃が、相手に触れる前に完全に消滅したからだ。



しかし、その一瞬の隙がが命取り。




──ごっ




気づけばフェイトは宙を舞って、いや、墜ちていた。


蹴り飛ばされた。それも、物凄い勢いで。


それを認識した時は既に背中から地面に突っ込む1秒前だ。





──ずどん




土煙を上げて鈍い音が辺りに響く。




「うっ……




短く漏れる呻き声。

バルディッシュが魔法を発動し、なんとか即死は免れたものの直ぐに動ける状態ではない。


そんな状況のなか、絶望が舞い降りる。




「さて……少々拍子抜けではありましたが、」




コンキタスドールの内の一人、長身痩躯の男が、デバイスだろうか、魔力で編まれた刃をフェイトに向ける。




「これで、終わりです」




男の言葉は真実だ。ヴォルケンリッター達程の回復力があれば話は別だが、今、満足に動けないフェイトに現状を打破する術はなかった。


未だ混濁している意識の中、思い出されるのは親友の顔、そして、いずれは自分に並び立つであろう、部下である少女の顔だった。




──ゴメンね、ティアナ



フェイトは胸の内で、独りごちた。




そして、男は刃を振りかぶり




Sir!!




彼女の相棒は叫ぶ。




スローモーションに見えるその刃はしかし、フェイトを両断しようとして──




──ばちっ




突如飛んできた魔力スフィアを弾き飛ばす。




…………




男は無言で、ついさっきフェイトがそうしたように、攻撃が飛んできた方向を睨み付ける。


フェイトもまた、何事が起きたのかと、半ば反射的に満足に動く首だけをその方向に向ける。




──そこには




真っ赤な足に、真っ赤な腕、真っ赤な胴体。




──まさしくこのタイミングで割って入ってくるような




肌色の顔と、金色の髪以外は全身真っ赤に染まった人形。




──腕を組んで仁王立ちをしている




全てを真っ赤に染めてなお、雄大ささえ感じさせるそのフォルム




正義のヒーローの姿が、あった──


































Justice to Believe(The white rain that tell the come of the end)


































「そこまでだ!  いたいけな少女に狼藉を働く悪の手先め!  それ以上は聖王様が許しても……




不意に破られる緊張感を伴う静寂。上方より降り注ぐ自信と希望に満ちたその声。

そして溜めの後の決め台詞。




「この、俺が許さない!!」




その姿は正に正義のヒーローそのものだった。




…………一応訊いておこうか。なんだお前は」




しかし、どう考えても、この場に不釣り合いなそのヴィジュアルに長身痩躯の男も困惑を隠せないらしく、少し逡巡した後に訊いたのだった。



もちろん、フェイトもだいぶ困惑していた。



果たして彼は──




「悪漢に名乗る名など無い……と言いたいところだが……良いだろう、教えてやる。俺は……


ある時はミッドチルダ首都航空隊所属、レクサス・フレイトライナー空尉。


またある時は電話一本駆けつけます、便利屋フレイトライナー。


またある時はみんな大好き頼れるお兄さん、レクサスさん。


しかじてその実態は……


ミッドチルダ、いやさ、次元世界の平和を守る正義の使者……ジャスティス フレイトライナー!!」




「「「「…………………………」」」」


































…………そして、時は動き出す」




「「「「…………………………」」」」










…………ア、アレ?  何の反応も無し……?」




その場の空気は氷ついていた。


コンキスタドールが殺気を放つよりもはるかに温度が下がっていた。

氷河期突入、パーフェクトフリーズだった。




とはいえ、フェイトはようやくこの空気の読めない男の正体を思い出していた。

どこかで見たことがあると思ったが、それもそのはず。彼は管理局の局員である。


とはいえ、フェイトと、彼──レクサス フレイトライナーに直接的な面識はない。


しかし、お互いに有名過ぎる人物であるから、必然的にフェイトは彼を知る事となった。

いや、ことミッドチルダにおいての知名度であれば、レクサスの方があるいは上かもしれない。



しかし、レクサスは局員としての知名度が高いというわけではない。

ならばどのように彼の名は知られているのか。

それは、彼が所属する首都航空隊の他、もう一つの部署故のことである。



その名は、──広報部



厳密に言えば、地上部隊広報部ミッドチルダ支部。

その部署の働きにより、彼は''正義のヒーロー''としてミッドチルダのちびっこや、はたまた大きいお友達から絶大な名声を得ていた。



そう、管理局謹製の特撮。その主役が彼なのだ。




──ミッドの広報部にはイカれた人間が多いって聞いてたけど




フェイトは生のレクサスを見るのは初めてであったが、本当にテレビ映ってるままの姿で出てくるとは思わなかったらしく、さすがに面食らったらしい。

そして、呆れているのか、はたまた面食らっているのか、三人のコンキスタドール達も皆、無言を貫いていた。




「ああなるほど、どうやらこの俺の登場に恐れ戦き言葉も出ないらしいな。まぁ無理もない。

なにせジャスティス フレイトライナーと言えばこのミッドチルダで並ぶもののいない最強の正義のヒーローだからな!」




やはりどこまでも空気を読まない発言に、最初に復帰したのは、コンキスタドールの少女だった。




「あーもう、うっざい。死んで、オッサン」




その言葉と共に、身に纏っていた、長すぎるストールのような、あるいは羽衣と言うべきか、それをレクサスへ向けて振るう。



──これはレクサスはもちろん、初見の相手であると言って差し支えないフェイトは知りえない事だが、

彼女のその羽衣は、硬度を自在変化させられ、あらゆる物を切り裂く刃となる。

そして、彼女自身の能力と相まって、あらゆる防御を突破する死の羽となる──




「ふんっ、ジャスティス アイギス!」




──はずだった。




「はぁ!?  え、なんで……




よほど自分の攻撃に自身があったのだろう。

しかし実際には、レクサスの魔法により彼女の攻撃は完全に防がれていた。


彼女は信じがたいといった表情を浮かべる。




「何を驚いている。この程度の攻撃、俺のジャスティス アイギスの前ではなんの意味も為さん!!」



「なんでよ!  コイツは厚さ30センチの鋼鉄も貫く硬度があるし、私の''シュラウド''は魔法なんて簡単にかき消して──」



「なるほど。それがお前の能力か。だがしかし、そんなもんは気合いと正義でどうとでもなる!  ついでに俺はオッサンじゃない!  お兄さんだ!」



「──っ、殺してやる!」




彼女は激昂し、再びレクサスに向かう。が、しかし、




「そこまでだ、ヴェロニカ。退くぞ」




銀髪のコンキスタドールが彼女、──ヴェロニカを止めた。




「なんでよ、ヴェル兄ぃ!  コイツ!  コイツ絶対殺す!」



「アニキ、俺もこのわけわかんねぇのスゲー殺したいんだけど」




二人のコンキスタドールは銀髪に詰め寄る。

が、彼は全く動じた様子もなく告げる。




「ダメだ。今回の俺達の仕事はフェイト テスタロッサ ハラオウンの抹殺、その一点。

ここでこんなわけの分からない奴に戦力を削がれるわけにはいかない。」



「んだよ、アニキ。俺らが負けるってのか?」



「お前は見なかったのか?  アレはヴェロニカのシュラウドを無効化したんだぞ?  一度退く必要は十分にある」




その言葉に二人のコンキスタドールは押し黙る。すなわち、それは肯定の意だった。




「と、いうわけで、だ。俺達は退くが、そっちは?」



「愚問だな。ここで俺がお前達を逃がすと思うのか?  …………と、言いたいところだが、負傷者の救助が優先だ。だが次は無いぞ、覚悟しておけ。」




その言葉に頷き、コンキスタドール達は踵を返すとその場を去ろうとして、




「おい」




レクサスに呼び止められた。




「なんだ」



「俺は名乗ったんだ。お前達も名乗るのが筋だろう」




…………俺はヴェルサス。コイツは弟のヴェスヴィオス。こっちは妹のヴェロニカだ。あと一人いるが今日は来ていない。命拾いしたな、ヒーロー」




「ほざけ。次は纏めて爆散させてやる。」




その物言いにコンキスタドール──ヴェルサスは肩をすくめ、フェイトは眉間を押さえる。




──爆散させちゃダメだろ




そうして今度こそコンキスタドール達は雨の景色へと消えていった。




それを確認するとフェイトはここまで保ち続けた意識を遂に手放した──


































RAIN BRAIN(Waiter, Tea for one, please)


































「それが3日前の出来事、と」



「「はい」」



「まぁ、二人共無事でよかったよ」




今、私とフェイトさんは管理局の食堂、つまりはいつものヒメガミさんの所にいる。

そして、今しがた、3日前、あの雨の日の顛末を語り終わったところだ。


で、半ば恒例となってきている愚痴り大会というか謎の報告会になったのだった。



ちなみに、フェイトさんは倒れはしたものの、数時間で仕事に復帰したし、病院に運ばれた彼女も、一命は取り留めた。

今は簡単な会話ができるくらいに回復している。




「しっかし、レッちゃんもタイミングがいいと言うかなんと言うか……



「ヒメガミさん、レクサス空尉とお知り合いなんですか?」



「俺も昔は航空隊に籍持ってたましたからねー」




それは初耳だった。




「そう、なんですか……  じゃあ……



「ん、ああ。ティーダとは友達だったよ。俺とティーダとレッちゃん……レクサスは仲良くてね……

隠してるつもりじゃなかったんだけど……ゴメンな、ティア」



「あっ、いえ……



「ま、今回の件が片付いたら色々話してあげるよ。俺は狙われる事も無いだろうし、今回のアイツみたい死んだりしないさ。

まったく、妹遺して逝くなんて、ティーダもアイツもバチ当たりだよ。俺はできないね」




そう言ってヒメガミさん少し淋しそうに笑っていた。

訊けば、ヒメガミさんにも三人の弟妹がいるということだった。

私は、一人なるほど、だから歳だけでなく、なんとなく頼りたくなるような雰囲気があるのかと納得したのだった。



そして、話題は今回の核心へと迫る。




「ヒメガミさん、コンキスタドールって単語に覚えはありませんか?」




フェイトさんが尋ねる。



そう、一連の局員襲撃事件の首謀者と思われる者達が自ら名乗ったその総称。それが──




「コンキスタドールねぇ……ふーん、ずいぶんと御大層な名前を付けるもんですね」



「御大層?」



「うん。確かコンキスタドールってのは''征服者''って意味だ。だから御大層だな、と。

…………まぁ、結論を言っちゃえば、俺はそのコンキスタドールについての情報は持ってないね」



「そうですか……




若干期待していたのか、フェイトさんは少し肩を落とす。

しかし、ヒメガミさんはこう続けた。




「でもまぁ、そこに繋がりそうな情報は持ってますけどね」



「えっ!?」  「本当ですか!?」




てっきり何もないかと思っていたが、やはりそこはもと敏腕捜査官。どうやら有益な情報がありそうだ。




「ヒメガミさん、どんな小さな事でも良いので教えてくれませんか?  お願いします!」




フェイトさんは頭を下げる。

がしかし、ヒメガミさんの顔は冴えない。




「うーん……教えて上げたいのは山々なんだけど……



「ダメなんですか……?」



「いや、ダメっていうか……見てもらった方が早いか……




ヒメガミさんはそう言うと、突然口をパクパクさせ始めた。




…………  なにやってるんですか、ヒメガミさん」



「ん、今、答え言ったんだけどね」





は?  いや、なんか魚みたいに口パクパクさせてただけじゃ……


しかし、フェイトさんは何かに気づいたらしかった。




「まさか……



「そ、特秘事項に該当する情報だから、ロックかかってて直接的な情報は喋れないようになってるんです。

発言許可には中将以上の承認が必要になってくるから、おいそれと秘密を漏らせないようになっちゃってるんだ、ゴメンな……



「いえ、それなら仕方ないです……




機密保持のための措置か……中将以上の許可なんて、今のピリピリした状況でそう簡単に通る話じゃないし、

何より、申請から受理まで時間がかなりかかるはずだ。

これは未だに改善されてない管理局の悪い部分ではあるのだが、言ってすぐに変わるなら苦労はない。

今回は諦めるしかなさそうだ。




「とはいえ、期待させるだけ期待させといてぬか喜びは可哀想だからね、ヒントを上げよう」



「「ヒント?」」




ヒメガミさんの言葉に同時に顔を上げる私とフェイトさん。




「ヒントその1、ってか、1つしかないんだけどね……キーワードは''ジェイル スカリエッティ''




その言葉に、私とフェイトさんは驚愕に目を見開き、顔を見合わせる。

まさか、ここでその名前を聞くことになるとは……




「君達ならアレへの面会許可も下りるでしょ。アイツに訊いてみるといい。''コンキスタドール''ってなんだ、ってね。

俺の予想が正しければ、たぶん、それで今回の首謀者は割れるはずだ。」




まさかまさかの情報だった。



''コンキスタドール''



その単語でよもや今回の事件の首謀者が分かるとは、相手も思わなかっただろう。

いや、もしかしたら向こうの手の内なのかも知れないが、どの道進まなければ、これ以上の進展は無いのだ。

蛇の道は蛇、ということなのだろう。




「ありがとうございます、ヒメガミさん!」



「いえいえ。……とはいえ、気をつけてな。どうも最近地上はキナ臭い。今回の件、首謀者が分かったとしても一筋縄じゃいかないと思うよ」



「それってどういう──」




──ばたん




どういうこと、と、フェイトさんが言おうとしたところで、不意に食堂のドアが開く。


それ自体は別段珍しい事でもないのだが、いつもはこの時間帯、私達しかこの食堂を利用しないので、ふと、何の気なしにそちらを見やる。

最初は、今日の分の仕事を片付けてから来ると言っていたシャーリーさんが来たのかと思ったが、違った。



そこには女性、──査察部の制服を着込んだ女性と、数名の男の局員がいた。



私が、なんだろうと思っていると、その一群はこちらに向かってくる。




──かつ、かつ、かつ




ヒールの音が響く。


女性は私達の目の前まで来ると一礼して、言葉を放った。




「お食事中失礼します。ハラオウン執務官でいらっしゃいますか?」



「はい、そうですが……




未だに状況が分からないフェイトさんは少し間の抜けた返事を返す。

とはいえ、私もヒメガミさんもよく分かっていない表情は同じ様なものだった。



が、次にその女性が放った一言でこの場は空気は一変した。




「フェイト ハラオウン執務官殿、現在クロノ ハラオウン提督にかけられている、

トライアンフ バレクメーラー終身刑囚脱獄補助容疑の件でお話を伺いたいのですが、ご同行願えますか?」


































──僕の夜明けはもう終わりだ




僕は僕自身死んだと思ってるよ──
































あとがき




どうも、光速ベスパです。




前回から早何ヵ月……ダメですね、こんなんじゃ。もっと速くかけるようになりたいものです。




今回の話でかなり事態は動きました。

……好転はしてませんが。

たぶん、まだまだ墜ちていくと思います。鬱展開とはいかないとは思いますが……いや、分かんないな……

とはいえ、これで物語的には一つの山場を迎えました。次回はようやく出したかったクロノくんが登場します。



のっけから酷い事になる予定ですがw


それでも大丈夫って方は読んでやって下さいw










それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。































コメント返信










時空の彼方から!俺、参上!(←挨拶)


えー、ども。双月です。更新を心待ちにしておりました。

・・・・・・ちなみに私の108式まである(はず)の挨拶のバリエーションが残り少ないです。


スパイラル《いや、貴方の挨拶とか、ぶっちゃけどうでもいいですし。それに貴方の挨拶はその場の思いつき―――――――》


いや、何勝手にでてきてんの君も!?

ほら、帰った帰った。


スパイラル《・・・・・・・腐れ。ヘタレ》


うおおおおおおおい!?


・・・・・・・・・え、えーすみません。なんか変なのでてきました。

それでは、感想の方、描かせて頂きます。


えー、今回はあの方のお葬式から始まりましたね。 

やはり、ティアナにとって兄の友というのはかけがえないのでしょうね。

日記を読んで涙を流す辺りから読み取れます。はい。

それと、他人(ひと)に認められる嬉しさ―――――――ティアナの言動からとても深く、心に突き刺さりました。

アニメで言ったら、神回ですね。私的には。


そして、今回でてきた名も無き妹さん―――――――お亡くなりになられたのでしょうか?

私的には好きだったんですがね・・・・・・ティアナとはまた違った感じの『妹』だったので。

ティアナじゃありませんが、この怒りは私でさえもはっきりと分かります。


――――――――次回、怒り狂ったティアナの戦いが始まります。

――――――――ティアナは『亡霊』に勝てるのか?

ティアナは―――――――『憎しみ』の連鎖に気付くのか―――――――?

そしてその先にある事件の真実とは―――――――?


StS After -Sibling Knot -  Sister's High ・・・・・・お楽しみに。



レイ「―――――――――といった感じでどうでしょうかベスパ様?」


レイまで!?だーかーらー!人様んとこ来ちゃダメだって―の!


・・・・・・え、ええと、長くなってすみませんでした。










双月さん、毎回感想ありがとうございます。そして、遅くなってごめんなさい。

自分のサイトの方ばかりかまけてばっかりでダメですねw もう少し速筆になりたい……




神回ですかwありがとうございますw 前回は心理描写に力を入れた分、今回は戦闘描写や、三人称fに力を入れてみました。いかがだったでしょうか?

とはいえ、今回はティアナの戦闘と見せかけておいて、実はフェイトさんの戦闘回だったわけなんですがw

いや、そろそろきちんと書いておかないと本格的に空気になってしまうのでw


妹さんは生きてましたね。でも相変わらず名無しw そして、ゴーストは即撤退。何故かはまた本編で。


次回はクロノくんが出てきて早々酷い事になりますw お楽しみに。



P.S.

かわいいよレイたんかわいい


こわいよスパイラルこわい






















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リョウさんのためにも是非とも私宛に限らず拍手には宛名をお書きになるようお願いします。














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