ウルトラゼロファイト
ウルトラゼロファイト
概要
ウルトラマンダイナ、ウルトラマンコスモスの2人と共に、ウルトラマンや怪獣が存在しない平行世界、
「フューチャーアース」の地球の平和を触覚宇宙人バット星人の魔の手から、取り戻したウルトラマンゼロは、
その際に2人から得た新たな力について考えるために、かつてウルトラマンベリアルと最初の一騎打ちの舞台となった怪獣墓場を訪れていた。

そんなゼロの前に、フューチャーアースにて戦ったバット星人の同族である、
バット星人グラシエが怪獣墓場からさまざまな怪獣たちを蘇らせて襲い掛かって来た。
レビュー

平成24年、2012年3月24日に全国劇場公開された、劇場版作品「ウルトラマンサーガ」以降のウルトラマンゼロの活躍を描いた、
「ウルトラマンサーガ」の後日談、続編と呼べる、当時テレビ東京で毎週水曜日の午後6時に放送されていた再編集番組、
「ウルトラマン列伝」内にて1話に付き約3分で放送されていたアクションドラマです。

まずタイトル名にも在る通り当時だと約42年前、今現在、令和2年の2020年だと50年前の、
昭和45年から昭和46年、1970年から1971年まで放送された、「ウルトラマン」から「ウルトラセブン」の戦闘シーンを抜き取った、
プロレス風の実況ナレーションを加えたものと、保々もろ着ぐるみと言える、巨大感が無い野外での格闘戦を展開する物だった、
「ウルトラファイト」のオマージュです。ですが原典元とは違って、こちらは一貫したストーリーが存在するのが最大の違い、特徴です!

そしてこの「ウルトラゼロファイト」の放送以降、ウルトラマンゼロは主役格から後輩のウルトラマン達のサポートや援護役に徹するようになった為、
「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」から脈々と展開されてきた、ウルトラマンゼロを主役とした、主人公とした、所謂、
「ウルトラマンゼロシリーズ」の最終章、最終作品と言える物になっています。

今作の特徴は事実上のゼロシリーズの最終作とだけあって、様々な見所がありその1つが、今まではM78星雲外のウルトラマン達の専売特許と言える物だった、
タイプチェンジ能力をウルトラマンゼロが、M78星雲出身のウルトラマンとして初めて獲得し、赤色と銀色のカラーが特徴のストロングコロナ、
上半身と下半身で濃淡が異なる青一色のルナミラクル、そして金と銀を中心とした数あるゼロのフォームチェンジでも
後の「ウルトラマンジード」に登場するウルトラマンゼロビヨンド共に、ゼロの最強の形態、フォームの1つとして挙げられる、
シャイニングウルトラマンゼロ、と言う計3つの形態が登場するのが今作の最大の見所です。




執筆者:クロネコさん


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