ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE

概要

地球に襲来したサンドロスを再会したコスモス、そしてもう1人のウルトラマンである、
ウルトラマンジャスティスと共に倒した３年後の２０１５年。
ムサシは宇宙開発センターの大型宇宙輸送宇宙ロケット・コスモ・ノアのパイロットとしてこれまで保護してきた地球の怪獣達と共に宇宙に行くことになった。
そんなムサシの前に新生ＴＥＡＭＥＹＥＳの隊長となったフブキが見送りに来た。

フブキと楽しく雑談しながらコスモ・ノアに向かう途中ムサシの前に謎の女性ジュリが現れる。
そしてジュリはなぜお前とコスモスは同化した？と問う。
その時、新生ＴＥＡＭＥＹＥＳ基地から謎のメッセージが届くと同時に空から謎の飛行物体が現れその中から謎のロボット、グローカーポーンが出てきた。
その脅威の前に駆け付けたコスモスと共に戦うムサシ、だがそのコスモスの前に３年前サンドロスを倒す際に共に戦い共闘した、
もう１人のウルトラマン、ウルトラマンジャスティスが敵として突如襲い掛かってきた。

かつて共闘したジャスティスの攻撃に困惑するコスモスは、
ジャスティスの攻撃に反撃できず圧倒され、その最中グローカーポーンの攻撃からコスモ・ノアを庇って消滅してしまう。
そしてグローカーポーンを送り込んできた、宇宙正義に基づいて行動するデラシオンが地球全ての生き物をリセットすると統合防衛軍の各国上層部及び首脳陣に宣言する。

果たして勝つのは、ジャスティスの宇宙正義か、それとも、コスモスの地球愛か。

レビュー

平成ウルトラシリーズ第二期シリーズの第１作目にして、シリーズ史上初、前例が無かった、
「怪獣は無闇に倒さず保護する」、「怪獣を傷つけず大人しくさせる」、「ラスボスを倒さずまさかの和解する」と言う昭和、
そして平成一期の当時までのウルトラシリーズでは、考えられなかった数々の常識を覆す展回とストーリー及びまた更にシリーズ史上初の、
ＴＶ本編の前日談、ＴＶ本編後と劇場版作品を２作も公開した、「ウルトラマンコスモス」のまさかの劇場版３作品目にして、
２００１年から２００３年の約３年間とこれもシリーズ史上例が無い展回をされてきた、
本作の世界観に置いての最終作品、完結編たる劇場版作品です。

本劇場版はタイトル名にも在るとおり、前作の「ウルトラマンコスモス２ＴＨＥＢＬＵＥＰＬＡＮＥＴ」に置いて、
共闘した本世界観に置いての２人目の、もう１人のウルトラマン、ウルトラマンジャスティスがまさかの敵、敵対と言う驚きの展回と、
そのジャスティスを事実上の主役としたストーリー展回なのが、本作の最大の見所であり、また前作、前回では解らなかった、
ジャスティスの人物像を掘り下げ、ジャスティスの地球人と係わりを得ての精神的な成長を描きます。

また本作の最大の注目すべき所はウルトラマンジャスティスの人間態・ジュリを、
現在では著名な女優として大変有名な吹石一恵さんが出演、演じているのが注目です！
本作が公開された２００３年当時「初の女性ウルトラマン」と大変話題になり、
また公開から１６年経った現在でもファンの間でも語られる程です。

そして本作に置いての見所はゲストだけではなく、
これまで「ウルトラマンコスモス」のＴＶ本編、劇場版に登場したキャラ、人物が多く登場すると言うまさに完結編に相応しい総決算的面と、
更なる見所として今現在ではその圧倒的な次元が違う強さから３大神トラマン、３大チートラマンとして名高い、
ウルトラマンレジェンドと言うウルトラマンが終盤にて登場するのが本作の最大の見所です。

執筆者：クロネコさん

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