ULTRAMAN
概要 |
太平洋沖に墜落した未確認物体調査中の海上自衛隊の深海探査艇が破壊される事故が起きる。
探査艇操縦者の有働貴文は奇跡的に生還し、謎の青い発光体に破壊されたことを明かすが、
有働貴文はその青い発光体に憑依され身体を凶悪な謎の生命体「ビースト・ザ・ワン」へと変貌させ逃亡する。
ザ・ワンの逃亡から3か月後、航空自衛隊のイーグル・ドライバーの真木舜一は突如、
謎の飛行物体の調査に緊急発進し、謎の赤い発光体と激突し墜落する。
真木も奇跡的に生還し、かねての希望により除隊し、民間航空会社に勤め始めるが、
3か月前に逃亡した有働が残していた予言から、内偵監視を続けていた陸自内の対バイオテロ研究機関「BCST」によってある日拘束される。
機関の目的は真木を囮にして、貴文=ザ・ワンをおびき寄せ射殺すると言う作戦であった。
機関の思惑通りザ・ワンは誘い出されるが、BCSTの開発した毒殺弾はザ・ワンには効果が無く作戦は失敗する。
そしてザ・ワンは周辺のトカゲを吸収し巨大化する。
丁度その頃、囮として施設地下に監禁されていた真木は、眼を赤く発行させた真木は身体を眩い閃光に包まれ、
そして銀色の巨人「ウルトラマン・ザ・ネクスト」に変身し「ザ・ワン」と対峙する。
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レビュー |
Nプロジェクトの一環として製作された、ウルトラシリーズの記念すべき第1作目、「ウルトラマン」の第1話 、「ウルトラ作戦第一号」のエピソードでの出来事を、
21世紀の現代風に、現代社会=我々の住む現実世界にて起こった場合一体どうなるか?と言う事を想定して製作された、
同じく現代の社会でライダーと怪人がもし出現したら?、と言うコンセプトで製作された、平成仮面ライダーシリーズの記念すべき第1作目、
現在は大物俳優として有名なオダギリジョーさんが主役を演じた、「仮面ライダークウガ」のウルトラ版とも言える劇場版作品です!
本作には今までのウルトラシリーズでは見られなかった、主役ヒーローである、ウルトラマン・ザ・ネクストの初代ウルトラマンから80までの、
昭和ウルトラマンや当時のウルトラマンティガからコスモスと言った、平成ウルトラマンには無かった、それまでのイメージから大きく外れた生物感溢れるデザイン、
そしてその身長も当時までの歴代ウルトラマンでも類を見ない、10メートル級の身長と、
これまでのウルトラマンでも類を見ない意欲的な試みがされた、ウルトラマンなのが特徴です!
またその他にも、初代ウルトラマンが地球に来る切欠で在った、宇宙怪獣べムラーを元にデザインされた、ネクストと激闘を演じるビースト・ザ・ワンや、
ザ・ワンとの決戦でのクライマックスの空中戦シーンに、「イデオン」での立体的超高速戦闘アクションやその特徴を踏襲したアクションシーン
での演出でアニメ業界では大変に有名な、通称、板野サーカスで有名な板野一郎氏による、ドッグファイト、空中戦が最大の見所です。
またこの劇場版作品の特徴はそれだけではなく、この作品は今作の公開当時の2004年に放映されていたテレビシリーズ、
平成ウルトラシリーズ第二期シリーズの2作品目である、「ウルトラマンネクサス」と同じ世界観、同一世界であり、
そしてネクサスの物語の約5年前、前日談の作品、物語である事が最大の特徴です。
執筆者:クロネコさん
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