第9話「創られた想い」





※ラスト、そしてエンヴィーと邂逅しました。
闘うべき相手、彼女らは深い闇の中にいます。
………さてこのまま行くと第二クルーが始まる前に運命の日か。


言葉に出さなければ伝わらない気持ち――
愛の形はそれぞれあれど、想いは必ずしも相手に届いているとは限りません。
それは決して愛に限った事ではなく、人間関係そのものに言えます。
社会の中で生きている人たちなら、誰でも一度は歯噛みする問題でしょう。
言葉とは何の為に在るのか――
その本当の意味と価値を知っている人が、大成するのでしょうね。

エドとアルも、その意味を少しは知ったでしょう。
今回は本当に良い話でした。
アルは昔フラれたという事実は涙目でしたが! 泣けるぜ、アル。
エドは大佐の言うような行動派の人間、弟の為に文字通り命を懸けています。
たとえ生身の身体を持っていなくても、彼らが仲の良い兄弟である事に違いはありません。
周りの人間を信頼し、兄弟共に助け合う事が出来れば、どんな困難でも乗り越えられるでしょう。

次回は物語の転機――潜んでいた闇がいよいよ牙を向きます。



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