模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
概要
2009年、東京のお台場――
物語の主人公少年イレイ・ハルは父親に連れられ、実物大ガンダム立像の見学をする。

そこで誰も見たことのない謎のガンプラ『ビギニングガンダム』と運命的な出会いを果たす――

レビュー

全3部作で構成されたガンプラ30周年記念OVA
物語の舞台と成るのは自らガンプラを操縦して戦うゲームが流行しているという設定の2009年の限りなく現実に近い仮想世界

2009年の東京お台場で主人公の少年イレイ・ハルは父親に連れられ、実物大ガンダム立像の見学をする。
そこで誰も見たことのない謎のガンプラ ビギニングガンダムと運命的な出会いを果たす。
親友のサカザキ・ケンタに誘われ、組み立てたビギニングでガンプラバトルに参加する。
ビギニングのスペックの高さと相手のミスのお陰で初陣を勝利で飾るハルであったが、
突如乱入して来た究極のガンプラ製作者「ガンプラマイスター」の称号を持つ
ボリス・シャウアーの駆るガンプラ フォーエバーガンダムに大敗。
造りの荒さを指摘されたハルは、一度ビギニングをバラし丁寧に組み立てなおす。
その後、新たに手に入れた強化パーツに向上した技術の全てを費やし、ガンプラ選手権に備える。
ビギニング30ガンダムへと進化した愛機を伴い、
ケンタ、恋人(自称)のノヤマ・リナと組んだチームで、再びボリスのチームと相見える。
そして2010年の静岡ホビーフェア会場にはガンプラ初心者の子供たちにガンプラの楽しさを教える
ガンプラマイスターとなったハルの姿があった。



本作の魅力はビギニングを初めとするオリジナルガンプラ達や、
丁寧に描かれた主人公ハルのガンプラ製作者としての成長であろう。
ニッパーで只パーツを切っていたのが、ペンで色を塗ったり、墨入れをしたり、
筆を使うまでに進歩していく様は、同じようにガンプラが好きな私も観ていて胸が熱くなった。


戦闘シーンも飽くまでプラモ同士の戦いで有りながら迫力満点のモノとなっている。

執筆者:病み上がり決死隊さん



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