雪原王国スノーフォートの王都『カノン』


一年の大半が雪で覆われたこの街は、外周を俺の数十倍もの高さを誇る外壁が取り囲んでいる。
町の中はどこも賑やかで、この寒い雪の中売り子の人々が声を上げ、自分の店を盛り上げようと必死だ。
産業の街だからこそ、その商売にかける情熱がこの街に活気を与えているのだろう。


そんな街に、俺はやってきた。



七年ぶりの帰郷となるはずの、この街に。



第五話 その男、ネコミミにつき注意。




「どーしてくれるんかねぇ。俺の服。高いんだぜぇ?」

この町に来ておよそ10分程度。
少し小腹の空いていた俺はこの街の名物らしい『あったかつぶつぶミカンそふと』なるものを、なけなしの金を使って購入し、歩きながら食べていた。
本当は間食するほど金に余裕は無いのだが…

…決して売り子のお姉さんが可愛かったからじゃないぞ?うん。

「ごめんなさいくらい言ったらどうだぁ?糞餓鬼が。」

そしたら持ったままぶつかったっちゃんです。ぶつかっちゃいけない人に。
また同じパターン?俺って絡まれ体質?
いや違う。これは作者の発想が貧相だからに違いない!(お
アラン・スミシーだってこんな脚本は書かん!(違

「おい、さっきから黙りこくりやがって!聞いてんのか?」

さっきまで俺の前に立ちふさがっているのは三人だった。
でもどんどん仲間が増えちゃって今は八人。
こんなか弱い俺にそんな大人数で迫らないで…
周りの野次馬ギャラリーさん達、助けてくれよう。
…仕方ない、ここは大人しく…

あの、ごめんな「とっとと謝罪しろっつてんだろ、このアマ!」ア"ァ?上等だコラ。テメーらまとめてかかって来いやぁ!
「…あ?ンだとてめぇ!」
「うげ、こいつ、野郎かよ!」


……し、しまったあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ぃやっちまったあぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!

つい、つい条件反射でっ!!
今俺は!自分の顔を猛烈に恨むっ!!

「いや、あのですね…俺が言ったわけじゃ…いや、その、」
「フカシこくんじゃねえ。てめえも腹、くくれや。」
「なあ〜俺にも楽しみ取っといてくれよぉ?」

ああ皆さん、そんな光り輝く物騒なモノしまいましょうよ。ただの喧嘩ですぜ?
それに町の中で喧嘩なんかしたら、俺旅人だからいろいろとヤバいんだよね。
世の中はラブ&ピースって、六百億$$のガンマンだって言ってたぞ?

「んじゃあ旅人さんよ。アンタも運が悪かったなぁ。」

…チッ!こいつら、入国したての旅人狙いか!



国から国、町から町を渡る旅人にはその国、その町の法律なんて殆ど知らない。
更に戸籍も存在しないので、現場を抑えられなければ多少強引でも言い訳は通る。
口封じなんて周りを脅せばどうにでもなるのだ。(By祐ちゃん何でも大百科)



と、自分の不幸を嘆いても仕方が無い。この状況じゃ下手に逃げるとまずいな。やりますか。
俺が戦闘態勢に入り、男達が俺に襲いかかろうとした

水流 散弾ウォーター バレット!!」

次の瞬間の事だった。上から女の子の声で呪文を唱えてきたのは。
水系中級、術者を中心に小さい水球を拡散させる魔術だ。
術者のコントロールが上手いのか、それは俺と男達のちょうど中間に着弾した。周りに被害は無い。

「な、何だ!? 誰なんだ!?」
男が慌てた様に叫び、術が飛んできた方向を見た。
もちろん、俺も見た。そこには三人組の男女らしき影が。



「何だ誰なんだと聞かれたら!」

一人はロングヘアで全身白のいかにも魔女っ子風の女の子。先端にハートの飾りがついたステッキを持ち、後ろの大きなリボンが特徴的だ。顔は可愛い。

「答えてあげるが世の情け…」

もう一人は後ろを束ねた黒髪の女の子で、全身黒で軽めの鎧を着込んでいる。そして刀身が黒い剣を持っている。ちなみにこちらは美人だ。

「この街の平和を守るため!」

ちなみに彼女らは現在建物の屋根の上にいる。うんうん、解ってるじゃないか、登場シーンの美学を。

「この街の秩序を正すため…」

ところでこのネタ、大丈夫だろうか…色んな意味で。まあ、ここは暖かく見守ってあげよう。

「愛と真実の正義を貫く!」

「ラブリーキュートな救世主…」

「まじかるさゆりん。」

「黒剣士まいまい。」

「カノンを駆ける私達三人には!」

「ヴィクトリー、勝利の二文字が待っている…」

にゃ、にゃーんてな……ハァ

最後の一人は少年で、白の胴衣で特に目立った格好ではない。頭のネコミミを除けば。
顔はなかなかの美形だ。女顔、とも言う。年上の女性にはモテモテだろう。

「あはは〜駄目ですよ一弥。こういうのはちゃんと言わなきゃ。」
「私だって恥ずかしいの我慢した。」
「だって二人ともいつもの格好じゃないですか。何ですかこの頭飾りは!」
「一弥、可愛い。」
「似合ってますよ一弥。」
「ああもう!!とにかく、いきますよ!姉さんと舞さんはあっちの人達、僕はあの男の人を!」

ブラボー。最後以外はほぼ完璧。失敗した先輩として嬉しい限りだ。
あいつらもこの見事な登場シーンに呆然としているみたいだな。
俺としては『そー○んす』も欲しいところだが。

俺が心の中で賞賛していると、三人組のうち女の子二人は俺にからんだ男のほうへ、少年はこちらへ飛んで着地した。
俺とからんだ男達は少年と『まじかるさゆりん(仮)』『黒剣士まいまい(仮)』に挟まれた形になっている。
…あれ?何で俺まで挟まれてるの?しかもいつの間にか野次馬がみんないない。

「すみません。一応あなたから売った喧嘩と聞いてますから…」
と、ネコミミの男の子。いい加減ネコミミを取ったらどうだ?

「喧嘩両成敗ですよ〜。」
「覚悟…!」

「…え?マジで?」
「マジです。ちょっと痛いですけど、骨の一・二本、我慢して下さいね。」
「それはちょっとじゃない!」
「問答無用!」


とうとう少年はこちらに突っ込んできた。手には男の子の身長くらいある金属の棒が。
逃げてもいいが、後々面倒だ。相手をしてあげますか。ついでにこいつらに中央ギルドまで案内してもらおう。
「はぁっ!たぁっ!でやぁ!」
「…っと!問答くらいしてくれ、させてくれよ!」
なかなか鋭い突きを放った後、突いた方とは逆の先端で俺の顎を狙い、さらに回し蹴りで追撃。先ほどの雑魚山賊なんて軽く凌ぐスピードだ。
だが俺は最初の二発はきっちり避け、最後の蹴りだけ防御し、衝撃を利用して後退させてもらった。そのまま距離を取る。もちろん、男達とは別方向にさがった。
が、少年は更に俺を追撃、距離を詰め一度に何発も突きを仕掛けてくる。
「これで…どうだ! 棍技・百花!
その連続突きは速く、何本もの棒が一度に俺を襲い掛かってくるように見える。
しかし所詮武器である棒は一本。速い事は速いが、俺にとってはまだ遅い。
全部身を捻って避け、技が終わった瞬間に少年を宙返りで飛び越し再び距離をとる。
「まだまだ!疾風 爆撃ウィンド ボンバー!」
俺の着地を狙ったか。惜しい。もう少し発動が早かったら当たったけどな。
俺が着地すると同時に俺を中心に地面が爆発。しかし俺は直前に横に飛びのいて爆発から逃れる。ついでに少年と更に距離を開けておく。
少年は恐らく中〜近距離タイプ。距離を離しておけばすぐには攻めてこないはず。
俺と戦闘スタイルが似ているな。まあ俺は反撃タイプで、彼は突撃タイプなんだろうが。

「クッ!速い!」
「ネコミミ少年よ、諦めろ。そんな腕、そんなスピードじゃ俺に当てるなんて無理。
これ以上やるならちょこっとだけ本気出すぞ?っていうかもうネコミミいいだろ?似合ってるけど。」
「取れたらとっくに取ってますよっ!…それなら、僕も本気で行きます…!」
「ああ、取れんのか。そいつは悪い事を言った。すまんな。」
…我……神也り………

せっかく謝ってんのに聞けよ。
…仕方ないなあ。
俺は刀を手にすると、抜刀の構えをする。いわゆる抜刀術ってやつだ。そして俺は

棍技奥伝!風神「はいストップ。」なっ!!」

少年に瞬時に詰め寄り、抜刀。一応スピードだけはそこそこ本気出して発動直前で少年を止めた。
もちろん、寸止めだ。
「あー、Mr.ネコミミ。大人しく投降しなさい。投降しないんなら『キャッ○』みたいに髭書くぞ。」
少年はまだ戦闘態勢をとっていたが、やがて棒を下ろした。それに習い俺も刀を納める。


「…完敗です。僕には貴方を抑えられません。」
「ああ、そうだなネコミミ。」
「好い加減ネコミミは止めて下さい。僕の名前は倉田一弥です。…ところで、逃げないんですか?」
「いや。後でお前達に用があるんだ。彼女達が終わるの…終わったな。」
「姉さん達はあの程度の輩ならすぐですよ。」
俺達が戦闘を止め振り返ると、そこには戦い終わった『まじかるさゆりん(仮)』と『黒剣士まいまい(仮)』、そして倒れた8人の男達の姿が。

「ちょっとしぶとかったね〜、舞。」
「はちみつくまさん。後は一弥だけ。」
彼女達は俺を見て一瞬固まり、その後一弥のほうに目を向けた。
「…………一弥?何してる?」
「…負けちゃいましたよ。この人に。」
「えっ!一弥がですか!?
はぇ〜、同じ位の年なのにですか…」
「…何で逃げない?」
黒髪の女性が尋ねてきた…確か舞って呼ばれてたな。
「ん、俺?中央ギルドに案内してもらおうと思ってさ。
俺ここ来たばっかだから道知らないんだ。」
「…最初からそういえばよかった。」
「いや、キミタチ問答無用だったじゃないかね?」
「あはは〜すみません。一応規則ですから〜。」
と、こちらは魔女っ子の格好の女性。
「とりあえず、この人達は処理班の方々が連行してくれますから、安心して下さいね。
あっ自己紹介がまだでしたね。私は」

「倉田佐祐理です。」
うむ、近くで見ると余計に可愛いですな。服も似合ってる。
ふぇ…

「川澄舞…」
こちらもやっぱ美人だ。黒が似合う美人は俺大歓迎。
……

「改めて、佐祐理姉さんの弟の、倉田一弥です。」
ネコミミだ。それ以上でもそれ以下でも無い。
「貴方もしつこいですね。」

「ん?何がだ?」
「声に出てますよ。」

作者め。そこまでして俺のプライバシーを奪う気か。
あまり乱用すると読者に嫌われるぞ。

「…ハァ。あの人に似てますね…」
「はぇ?誰の事ですか、一弥。」
「この癖…祐一と一緒…」
「あっ祐一さんですか〜。懐かしいですね〜。」

「あれ?何で俺の名前知ってるんだ?俺ってそんなに有名か?」

と言った瞬間、三人の顔が一瞬にして変わった。
三人とも驚きと喜びが入り混じった表情だ。

俺、何かやったっけ?
……ハハハ。心当たりが多すぎる自分がイヤになるぜ。

「もしかして、貴方の名前は、相沢祐一ですか?」
一弥が、その名前を確認するように、俺の名前を言った。

もしかしたら、『過去の俺』の関係者かもしれない。ここは素直に名乗っておこう。

「ああ。もしかしなくても、相沢祐一本人だぞ。」
次の瞬間だった。

舞が俺に抱きついたのは。



「おっ、おい、舞?」
「祐一……生きてた………嬉しい…」
恐らく泣いているのだろう、声がどもっている。
「なぁ佐祐理。これ」
「祐一さん…また会いたかった…」
佐祐理は俺の手を掴んで離さない。その瞳には涙が。
「一…」
「祐さん…」
やめてくれ一弥。ある意味お前が一番破壊力あるよ…
「あ〜、どーしよ。」
三人とも泣き止む気配は無い。その間にもいつの間にか集まっていた野次馬がこちらを見つめる。

「女の子二人も泣かせるなんて…」
「若いっていいわね〜」
「ひでぇな。ああいう男は。」

とりあえず、ここは撤退だな。三十六計逃げるにしかずってね。
俺は三人を引きずってその場を離れた。

もう、何が何だか。




「なるほど。つまり要するに、だ。」

今俺たち、俺・舞・佐祐理・一弥がいるのは、とある飯店。
名前は確か『百花屋』だったな。
とりあえずあの場を離れ、俺達は三人の行き付けの店であるこの店に逃げるように入ったのだった。
中でなんとか三人を落ち着かせ、(ついでにネコミミは目立つからはずしてもらった。)その後俺と彼女達との関係を聞いていた。

詳しい事は話していないが、その話は彼女達には懐かしい話だったかもしれない。


だが俺にはやはりどれも新鮮な話だった。

「昔よく一緒に遊んだ友達同士だったんだな?俺と舞達とは。」
「そう…祐一。私の事、覚えてない?」
「………すまん。」
「ぐしゅぐしゅ…祐一に忘れられた…」
「うっ…泣くなって、舞。」
やっぱり誰かが泣くのは苦手だ。
と、そこへ佐祐理の助け舟が。
「舞。祐一さんはちゃんと戻ってきてくれたんだから、それだけでも嬉しいじゃないですか。」
「でも…忘れられたのは悲しい。」
「うん、そうだね。でも、祐一さんは、舞のことは嫌いじゃないですよね?」
「ああ。俺としては会ったばかりだが、舞は嫌いじゃないぞ。本当だ。」

「……本当?」
「本当に本当だ。」
「本当に本当?」
「本当に本当に本当だ。」
「本当に本当に本当?」
「本当に本当に本当に本当だ。」
「本当に本当に本当に本当?」
「本当に本当…今何回目だっけ?」
「…五回目です。」
「どうも。ほんと「そろそろ止めにしませんか。」そうだな。」
記念すべき第一回セリフループ現象のストッパーは一弥だった。舞の隣に座っている佐祐理はいきなり始まった応酬に着いてこれない様子だった。

「…と、とにかく舞、これからですよ。これから、祐一さんと会っていけばいいじゃないですか。」
「…はちみつくまさん。そうする。」
やれやれ。一件落着か。
多少強引だったが泣き止んでくれればそれに越した事は無い。
すると舞が落ち着くとすぐ、一弥が質問をしてきた。
まるで待っていたかのようなタイミングだった。

「そういえば…祐さん。祐さんって、昔と髪と目の色が違いますよね?祐さんの一族の相沢家って確かみんな銀髪で蒼い眼じゃありませんでしたか?」
「んーお前が言うんならそうじゃない?」
「? どういうことですか?染めたんじゃ…」
「いつの間にか黒髪黒目この色になってた。
まあ、今更言うのもなんだが、俺、」


「十歳ごろからの記憶しか無いんだよ。」


「……えっ?僕達の事だけじゃなくて…」
「家族のことも噂でしか知らんし、ここが俺の故郷だと思ったのは知り合いから聞いたからだ」

ちなみに、知り合いとは香里たちのことだ。彼女達も相沢家のことを知っていて…っていうか相沢家の人と友達らしい。

「ここが俺の故郷だって事はお前らで証明できたし、まあ俺としては胸のつかえがちょっと取れた…かな。」
そこで俺はコーヒーをすする。なかなか美味い。
が、雰囲気はまずい。三人ともいきなりで混乱してるか?話題を入れなくてはな。
「…なぁ。やっぱ俺って死んだことになってるのか?」
「あっ、はいそうです。七年前にご両親とモンスターを退治に行って、それきり…」
「行方不明、か。」
「でも…みんな祐一は生きてるって信じてた。今も信じてる。」
「そうですよ。祐一さんが生きてるって知ったら、みんな喜びますよ。」

みんな…ね。よし!

「じゃあ、探そうかな。その、『皆』を。
の前に中央ギルドだけどな。」
「それじゃあ私達もお手伝いしますよ〜。」
「でも姉さん、まだ一応巡回の途中ですし、さすがにこれ以上ここにいたらまずいですよ。」
「ふぇ、でも…」
「佐祐理。気持ちは嬉しいけど、仕事をサボるのはあまりよくない。俺は自分で探すから…」
「だったら迎えに来てもらえばいい。」
そう言って舞は席を立って通信球(通信用の魔装具)の前に立った。何か連絡をするらしい。
「はぇ、舞? ……あっその手がありましたか〜。」
佐祐理が一人納得していると、程なくして舞が戻って俺にこう言った。
「祐一。今日の昼の一時に町の中心にある噴水広場に迎えを呼んでおいたから。」
「誰からの迎えだ?」
「中央ギルドの人ですよ、ねっ舞。」
「はちみつくまさん。その通り。」
それは用意がいいな。今度会った時は舞にごほうびを考えねばな。


程なくして俺達は解散。舞の話によると、噴水広場には恐らく女の子が来るらしい。
分かれる際、三人は寂しそうな顔でまた会えるか聞いてきたが、俺の答えはもちろんこうだった。



「当たり前だ。」







あとがけ。

bou  「また似たような展開を書いちゃった駄目作者、bouです。
今回のゲストは暫く出番の無い、クールビューティー香里さんです。」

香里 「ねぇ。暫く出番が無いってどういうことかしら?ヒロインは私じゃ無いの?」

bou  「言葉通りよ……って、ゴメンナサイ。お願いだから専用撲殺兵器メリケンサックはしまって…話進まなくなるから…」

香里 「…あとがけ終わったら覚悟しなさいよ。」

bou  「さてそんな香里はさておき。今回のお題は、『かおりんのなんでこうなっちゃったの?』です。
さあ香里!この本文にありったけの疑問と意見をぶつけたまえ。特別に許可してあげよう。」

香里 「珍しいわね。キャラがメインの企画は。じゃあお言葉に甘えて。
戦闘シーンが短すぎるわ。
一弥君のキャラが他のSSと大して変わらないわね。
展開が普通すぎるわ。
相沢君の倉田先輩の呼び方が違ってるじゃない。
一弥君が出そうとした技って結局何なの?
私を早く出しなさい。

bou  「…ふん。その程度か。そんなもの、幕○内○歩にデンプシーロールの直後にカエルアッパーとココナッツパンチのコンボ決められたくらいにしかならないね。

香里 「(滅茶苦茶効いてるわね)兎に角、とっとと答えなさい。」

bou  「はいです。答えますです。
バトルが短いのは、祐一視点かつ祐一があまりにも強いから。彼の戦闘スタイルも速攻型なのでなおさら短くなる。だからあまり戦わせたくないんだ。
次。別に個性を主張してるわけじゃないから、これでいいじゃないスか。
三つ目。言ったでしょ?王道だって。
四つ目。彼は見た目の年が近い、或いは下なら名前を呼び捨てにする設定です。
五つ目。魔術で自らの体を風と一体化させ、超スピードで敵に突進、強力な突きをする特技。一弥の特技の中で最速、最強の貫通力を誇り、マトモにくらえば相手は風穴が開き、掠っても纏った風で相手を切り刻む、一弥の奥の手の一つ。事前に魔術を唱える必要があるため、発動には時間がかかるのが欠点。
ラスト。いつ出せるか分かんないから約束は無理。」

香里 「それにしても一弥君…殺す気かしら…」

bou  「祐一は設定上まずダメージ無いけどね。」

香里 「えっ?今なんて」

bou  「じゃあ今日はこの辺で。それでは。(汗」

香里 「ちょっと!逃げるなぁ!待ちなさい!気になるじゃない!」

bou  「フハハハハ!そんな腕で私を捉える事などできんよ!あばよぅ!」





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