注意書き

あんまりお薦めしません
リョウスケ好きの方には不快になるかもしれません
こんなSS書きやがって、俺の次元連結砲食らわせて(ry
遊戯やめて、もうとっくに作者のライフはゼロよ!
作者、ちょっと頭冷やそうか?

視る際には「あー、そういう未来なのね、ふーん、あっそ、へー」と
寛大な心でお願いします















To a you side 三次創作

――踊る悪夢――ジョーカー・ダンスT――












「た、助けてくれ……頼む……」

「……」

白を基調とする制服を着た――管理局の人間が震えながら許しを請う。
ふん、そっちから仕掛けておいて、何を今更
三分前に自分たちが俺に浴びせた言葉をそのまま聞かせてやりたいものだ
だが、理解は出来る――俺が危険だという認識については

「妻と子が一人……娘は魔法訓練校を来年卒業の予定」

「な、何を……」

「理想的な父親だが、隠し事がある――同部隊の部下との不倫」

「……」

「新人教育という名の密会と逢引。ふん、神聖な管理局の隊長様が聞いて呆れ――」

「や、やめろぉぉっぉおおお!!」

覗き見る千里眼<イーヴル・ストーカー>で探った事実を淡々と述べる。
我ながら悪趣味だな、おい
立ち上がり杖型デバイスに魔力を付加させて――殺しにかかってくる
それで良い、俺に絶望させないでくれ
がむしゃらの攻撃を一重でかわしながら、胸に意識を集中――鍵にアクセスする
心の中で紡ぐ詠唱歌――残酷なる彼への手向け

(神の力、具現するは事象への分子連結破壊――願わくば腐った魂の消滅を――<壊放・ブレイク>)

杖を剣で押さえながら、確実に探り当てる
置き換えるべきは――ここか
意識をベルダンディーの鍵へと移し――局員の体内へと突き刺す

「あ嗚呼アアアああぁぁああ!?」

条件はそろった、さあ実行しようか
黒尽くめの男は鍵でゆっくりと"門"を閉じる
一分後、陸士104部隊の全滅が確認された。
同部隊の隊長と若き女性隊員が寄り添うように事切れていた。



「ち――しつこい連中だ」

全身黒ずくめの男は持っていた剣で、縋ってくる人間の首を飛ばす。
降りかかる返り血を気にすることなく、空いた左手で"筆"を取り出す。

(連続干渉は反動がひどいんだがな――)

愚痴りつつも、"ウルドの筆"と呼ばれる神級兵装に力を込める。
運命を作り変えるなどという触れ込みで手に入れたものだが――
使いにくさは半端ではない
事象変化の因子設定も上位関係になればシビアな制限がつくし
物質系ならともかく生命操作系に関しては軒並みアウトだ――当然か

考えながらも手はすらすらと術式展開の古代文字を書き上げていく。
急げ、おそらく増援が来ているはず
心に催促されながら口が僅かに早口で起動のための詠唱を紡ぐ。

「神の力、貸与するは運命を司る鍵――願わくば安らかなる死と再生ヲ――<創生・ジェネシス>」

空中の文字に色が灯る。青白く光りながら、俺に問いかけてくる。
さあ、何を望む――若人よ

(十分だけ俺は消える、十分後に俺は再生する――そういう"未来"だ)

どこかで答えが聞こえた――了解した、次の起動可能時間まで後……
瞬間、男の身体が薄くなっていき――視えなくなった。
いや、見えてはいるのだ――ただ、視えないだけ。
存在が限りなく薄い物へと変化したのだ、いわば背景と同一化したようなもの

「全面戦争なんて――する気はなかったんだがな」

苦笑しながら、忘却の転移魔法<ノーブル・デジョン>に単一歩行制限をかけ、
コンマ3秒間隔で切り離しながら、次元転移を繰り返す。
コピー&ペーストの繰り返しによる独特の移動法。

(俺は――おれは――アレが欲しいだけなんだ)

完全なる高次元存在への昇華。神へと生まれ変わるための零式神級兵装。
誰もが成りたいと願うだろう――絶対への存在

こいつらを体内へ取り込んだのは今から2年前
止むを得ない選択だった、だって愛しい――の命がかかっていたのだから
俺が少し我慢すればいいと思った
俺は腑抜けた自己犠牲の最小公倍数にすぎなかった

きっかけはささいなことだった
管理局などという気に入らない組織に出頭を命じられた
契約した3種類の神級兵装の即時放棄と100年の封印凍結刑が言い渡された
なのはやフェイト、はやて……
あいつらを信じていたのかもしれない――なんとかしてくれると

気づけば――こうして戦っていた

思考の渦から手を差し伸べたのは――

「っ!? まじか――!!」

俺を含む次元への無差別一斉砲撃
数は二十、は――消える前のデータから予測してきたか
だが、ランダムアクションはあくまで乱数値を目安に勘で飛ばしてきたもの
男は<ノーブル・デジョン>を同一次元限定値に即座に設定し、すべて軽く回避する
面白い――そうじゃなきゃ戦いなんてつまらない
そうだろう?

「やるな! なのは!」

「兄さん、もうやめて!」

目の前には栗色の髪を両端でテール状にしている美少女。
手にもつ大型の桃色と白を基調とする杖とのアンバランスさが滑稽ではある。

「お願い……投降してください!!」

「……」

「兄さん!!」

黙りこくる黒尽くめの男――宮本・リョウスケはしばし考える
どうする――殺すべきなのか?
そうだ、お前は神へと生まれ変わる、生贄は必要だ
やめろ!リョウスケ!取り返しがつかなくなるぞ!
聞くな、お前は次の存在へと進化できるんだ――さあ、殺せ

リョウスケはふぅと息を吐き――

「ありがとう」

感謝の意と共に血に塗れた"剣"を構える。

「う、嘘……兄さん! 優しい兄さんはどこに行ったの!?」

「優しいだろ? だから――存在ごと刈り取ってやるよ」

虚空の絶対防御壁<イージス・ベイン>を瞬時に周辺に展開させながら
手に持つ剣に解除キーを送る。
禁術の同時起動――くっ、少しきついか……

「神の力、行使するは断罪の剣――願わくば永劫の苦痛と戒めを――<消虚・クリア>」

"スクルドの剣"と呼ばれる神級兵装に魔力が走る。
無機質の塊から生殺与奪の絶対剣へと変化する

「なら――力づくでも話を聞いてもらいます!」

言い終わるや否や高速で起動させた魔法を収束――打ち出す。
桃色の高密度収束砲撃魔法<ディバイン・バスター>
だが、リョウスケは避けようともせず――剣を素早く振るう

(消し去れ――俺への攻撃を)

瞬間、魔法は塵へと還る。なのはが攻撃したという"事実"を消し去る。
あまり遠い過去、派生因子の強い出来事への干渉は難しいが
逆説的に考えれば秒単位での命の奪い合い――戦闘においては絶対的な能力

「くっ……強い……」

魔道師として幾多の困難を乗り越えてきた高町なのはは思う。
けれど、負けるわけにはいかない
たぶん、兄さんは勘違いしている――
取り返しの付くうちに、事実を教えないと
愛機――レイジングハート・エクセリオンを力強く構える。












新暦六十八年冬

神と悪魔――神級兵装と最凶の魔道杖が向かい合う



この悲しい戦いはまだ始まったばかりだった。
















独り言

ア「どうもー、後書き娘のアルフでーす」

ザ「既にただの犬と化しているザフィーラだ」

ア「出れるだけマシよ、アタシなんて"なかった"ことにされてるのよ?」

ザ「ガ○ダム的にいえばカイ・シデンを降板させたようなものか」

ア「アタシが一番うまくガンキャノンを使えるのにぃぃいい!!」

ア「ほんと、製作陣には240mm連装キャノン砲を零距離からぶちかまして(ry」

ザ「……そんなに出たいのか?」

ア「アタシもキャラソン歌いたいんだもん……」

ア&ザ「……」







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