スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
概要 |
1973年――ショッカーの開発した仮面ライダー3号によって、仮面ライダー1号と2号が抹殺。
そして2015年、世界はショッカーの統治下にあった。進ノ介はショッカーの一員。
彼は身を挺して子どもたちを救う仮面ライダーBLACKの姿を見て、何かがおかしいと気付き始める。
そんな進ノ介の前に、仮面ライダー3号こと黒井響一郎が現れるが――
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レビュー |
…………私の個人的な、あくまで個人的な感想をですが、あえて言おう。ゴミであると。
なんといいますか、ライダーと戦隊がほどほどに好きで、お祭り作品として見るなら、一応面白かったです。
祭りだ祭りだワッショイワッショイ!と、何も考えずにテンションを上げるだけなら良いと思います。
予算が潤沢にあったのか、車一台作って、演出も派手で爆発も多かった。
過去作のライダーと今のライダーが並んで変身するのは心が躍るし、
及川さんは独特の雰囲気を持つベテランの俳優さんだし3号のキャラクター自体は良かった。
ただ、ライダーとか特撮とか抜きにして、一映像作品として見た時、シナリオの破綻具合が半端ないです。
詳しい話をするとネタバレになるので言えませんが、ひとり最終的に酷い扱いを受けて終わるキャラがいます。
そして、最悪なのは映画だけでは話がちゃんと終わらないこと。
続きが知りたければdビデオで来週から公開される仮面ライダー4号をみてね、ということらしい。
……dビデオって有料じゃね?
初回31日無料ってあるけど、解約するのって面倒だし、
一回それを既にしている人の場合は結局有料になるじゃん。
以前ディケイドのテレビ放送最終回に「真の最終回は劇場で!」って予告して、BPOに怒られたの忘れたのか。
テレビ放送は無料でみれるものだからまだいいけど、
お金払って映画見に行ってるのに「続きが見たきゃ更に金払え」ってのはどうなんだ。
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