時として、未来というものはあるきっかけで全く異なる道を歩むこともある。



極端な例を挙げれば、誰かが道端の石に躓いただけでその人の人生が大きく変わることすらあるのだ。



しかし、変化した未来が全て良いものであるとは限らない。



むしろ、その多くがその者が多かれ少なかれ不幸になることの方が多い。



そして、これから語られる物語もその中の一つ。



運命に踊らされた少年の、悲劇という名の舞台が幕を開ける。











Sorrow Brade 第一話「White Brade from another dimension」












前に進んでいるのか後ろに下がっているのかもわからず、そもそも自分が寝ているのか立っているのかすら


わからなくなるような場所を彼は漂っていた。宇宙空間に放り出されたというなら、まだましだっただろう。


しかし彼の目に映るものは漆黒の闇と星の光ではなく、様々な色がマーブル状に混ざり捩じれた


見ているだけで気分が悪くなるような模様だけであった。


普通ならばそのような場所に放り込まれれば狂ってしまいそうなくらい異常だとわかる状況なのに、


彼は暴れ回るわけでもなくただ佇むだけだった。


こんな空間で呼吸が出来るということにも疑問はあったが、そんなことは今の彼にとっては些細なことだった。


彼は身動き一つしてこそいなかったが、その瞳だけは炎のように


燃え盛る感情を抑え切れないでそこからあふれ出しているかのように滾っていた。


もしかしたら、自分はとうに狂っているのかもしれない。今の自分にあるのは大切なものを奪われた悲しみと、


奴等に対する怒りと憎しみしかない。


そして、彼が望むのは自分達の運命を狂わせた奴等を滅ぼすことだけなのだから。


今は無駄に動いて消耗しないように、体を休めているに過ぎない。


そうしてもらわなければ確実に殺されていただろう状況ではあったが、このような場所に放り込まれたときに


感じたのは、最早二度と奴等に怯えることなく生きられることに対する安堵ではなかった。


あの世界で最後に見たのは、奴等の刃に貫かれた――の姿だった。


あの時に感じたのは、救えなかった自分の非力さと自らへの怒りだった。


このままでは終われないと、元の世界へ何としてでも戻ろうと足掻いたが全て徒労に終わった。


最早奴等に一太刀浴びせることも適わないまま終わるのかと、絶望すら感じた。


だが、如何な方法によるものかは知らないが憎むべき敵は自分を追ってきた。


現れたのは尖兵である虫だけであったが、こちらを見つけた以上必ず奴等も現れるはずだと


確信できた。彼にとっては憎むべき敵であるが、向こうにとっても自分は裏切り者であるはずなのだから。


思わず両の腕に力が入り、自然と拳を形作る。


とそのとき、ふと彼方から自分に近づいてくる複数の気配を感じた。


それが先ほどと同じ敵のものであることを確信し、彼は白き鎧をまとい刃を手に取った。
















夏休みを目前に控え、多くの学生が期待に胸を膨らませつつあるある日。


普通とは違う魔法という力を持つ彼女達も例外ではない。


他の人と違う生活を送っているとはいえ、その日もそれまでと変わらない、


いつもと同じはずの日常の一コマに過ぎないはずだった。


時空管理局に入局して2年が経ち、小学6年生に進級した彼女、高町なのはは


その芳醇な才能と弛まぬ努力によって、 幼いながらも着実にその実績を積み重ねつつあった。


彼女の友人であり戦友でもあるるフェイト・T・ハラウオンや八神はやても、


時空管理局局員として優秀な結果を出しており、3人とも多忙ながら充実した毎日を送っている。


一週間後から始まる夏休みに期待を膨らませつつ、彼女達はいつもと変わらない一日を過ごしていた。


「今日もお疲れ様、レイジングハート」


“Thank you,my master”


自分の相棒であるデバイスに労いの言葉をかけつつバリアジャケットを解除する。


いつものように管理局での仕事を終えていつものように家に帰る、それが2年前から続いている彼女の日常である。


代わり映えはしないが、充足した毎日であるとなのはは満足していた。誰かのために役に立つための仕事に


喜びはあっても不満はない。


「なのはちゃん、お疲れー」

ころころと笑いながら話しかけてくるこの女性との付き合いも短い様で結構長い。


自分がこちらの世界に関わるようになってからだから2年は経つだろうか。


「お疲れ様です、エイミィさん」


「いやあ、最近は大きな事件もないしロストロギアも見つかったって報告もないから楽なもんだよ。


そういえばなのはちゃん達もうすぐ夏休みなんだって?」


「はい、皆で旅行に行こうって考えてます」


そう、夏休みには休暇をとってフェイトやはやて、アリサやすずか達と旅行に行く計画を立てている。


せっかくの小学生最後の夏休みなのだからと、上層部の人たちが(半ば強制的に)お休みをくれたのだ。


「いいなあ、羨ましいわ。こっちは休みなんか関係ないお役所仕事でお姉さん泣けてきちゃう、よよよ」


「に、にゃはは」


「まあ、子供は遊ぶのも仕事だからね。それじゃあ、転送するから準備は」


いいとエイミィが聞こうとしたところで突然、管理局中に警報が鳴り響いた。


それもかなり大きい。


「警報!? しかもこれって」


「第一級警戒態勢、ですよね」


何が起きたのかよくわからないが、それは周囲の人々も同様らしく皆一様に慌てふためいていた。


最高級の警戒態勢をとらなければならない事態など滅多にあるものではない。


『二人ともすぐにアースラに来てくれ!!』


二人の頭に肉声でない声が響く。


声の主はこれまた長い付き合いであるクロノ・ハラウオンである。


話し方からして相当に切羽詰っている。眉間にも皺が寄っている。


一体、どれほどのことが起きたというのだろうか。


『クロノくん!? 何があったの?』


『第97管理外世界に存在する惑星地球近海の宙域に複数の次元転移反応が確認された。


その内の一固体と他の個体群間で戦闘が行われている。しかも徐々に地球に近づきなら、だ。


可能性は低いが、位置から考えて地球にも影響が出るかもしれない』


「ええっ!?」


第97管理害世界、それも地球といえばなのは達の住んでいる星である。


戦闘が行われているとなれば、地球にまで被害が及びかねない。


『とにかく早く来てくれ。フェイトやはやて達もこっちに向かってる』


それだけ告げられると、一方的に回線が閉じられる。


「どうやらほんとに大変な事態みたいね。行こう、なのはちゃん」


「はい!!」


何がどうなっているのか今一事情を飲み込めていない二人であったが、取りあえずアースラへと急ぐべく


走り出した。
















ブリッジに入ると、既に他のスタッフやクロノ、リンディ達が勢揃いしていた。


まだ到着していないのか、フェイトやはやて達の姿は見えないが。


「お待たせ!」


「二人とも来たか。フェイト達はまだだけど、とりあえずこれを見てくれ」


メインモニターに地球近海の映像が映し出される。その映像に二人とも言葉を失った。


「……何、これ……人…なの……?」


「それと……虫…? 映画じゃないよね、これ……」


かろうじて搾り出せた言葉がそれだった。目の前で繰り広げられている状況に頭がついていかない。


そう、モニターには上下両方に刃のついた槍を持ち、白い鎧を纏った騎士のようなものと


複数体いる巨大な異形の虫としか言いようのない化け物との戦いが映し出されているのだ。


彼女達の疑問に険しい表情でリンディが答える。


「これは映画の撮影です、と言えば大概の人が信じてしまいそうな光景ね。


けれど、残念ながら現実に起こっているものよ。


彼ら――――と言って正しいかはわからないけれど――――がさっきの時空転移反応の原因でもあるのよ」


「ていうことは、どこかの世界からあの世界に跳んできたってことですよね? でもそれだけなら」


同じことが可能な魔導師は多数いる。身近な例を挙げれば、フェイトやヴォルケンリッター達がいる。


ある程度の知識と力さえ備わっていれば、時空転移は不可能なことではないのだ。


あの白い騎士や巨大な虫のような生物にも、知性があると仮定すればありえないことではない。


何がそこまで問題になることだというのだろうか。


「ああ、それだけなら別にたいしたことじゃない。問題なのはあの人型―――外見から白騎士と呼称する事にするが


―――に魔力とは異なるようだけど、ジュエルシード並の膨大なエネルギーが観測されたことだ」


苦虫を噛み潰したような表情でクロノが後を引き継ぐ。


「ジュエルシード!? それじゃあ」


ジュエルシード―――なのはが魔法と関わるようになった原因であり、一人の魔導師の狂気を暴走させる


原因にもなった膨大な魔力を秘めた前文明の遺産。


驚愕のあまり、目を見開き息を呑むなのはに頷いてクロノがその先を続ける。


「君達の考えているとおりだ。あれはロストロギアが関係している確率が高い」
















「てぇやぁああああ!!」


相手が捕捉出来ない程の速さで宇宙空間を駆け抜け、すれ違い様に敵を切り裂く。


これで残り九体。この程度の虫など相手にもならないが、ぐずぐずしていれば増援がくるに違いない。


逃げる気など毛頭ないが、戦闘を繰り返し疲弊した今の状態ではこの次はどうなるかわからない。


死ぬことに恐れがないといえば嘘になるが、奴等を倒すと決めたときに既に覚悟も済ませた。


最も恐れているのは、奴等を自分ではなく他の誰かに倒されてしまうことだ。それだけは許容することができない。


故に、この場は速やかにこいつらを排除してここを離れなければ。


「うぉおおおおお!」


自らを光で包み、亜光速にまで加速した体で虫に体当たりする。


衝突した瞬間、触れた箇所から虫の体が消滅していく。


一つ目。そのままの勢いで延長線上にいる二体に目標を定める。


一体はこちらの速さに対応できずに消滅したが、遠い位置にいたもう一体にはぎりぎりで回避された。


だが、それでも完全には回避しきれずに苦しみあがいている。あれではもう次は避けれまい。


そして他の虫たちはといえば、ばらばらでは勝てないと判断したのか


一つの塊となってこちらに向けて牙をむいている。


今の攻撃で負傷している一体も含めて、上手い具合に全て射程内に入った。


(あまりこれは使いたくなかったが……時間がない。これでけりをつける……!)


体を虫共の正面に向けて大きく胸をそらし、肩をいからせて構える。


「これで終わりだ!!」


叫ぶと同時に肩の装甲が展開され、そこに強大なエネルギーを持つ緑色の光が収束していく。


敵は眼前に迫っているが、かまわずにチャージを続ける。


後一息で敵の牙が襲いかかる位置にまで距離は縮まっているが、こちらもチャージは終了した。


間髪入れずにそれを解き放つ!



「ボォルテッカァァァァァァァァ!!」




流石に自らに向かってくる巨大な光を避ける事は出来ず、虫達は例外なく一瞬で消滅する。


「ハァ……ハァ……これで…っ…終わった、か。早くここを離れないと」


あの巨大な光、ボルテッカは最強の切り札であるが自身の体力をかなり消耗してしまう。この状態で追いつかれれば


再び逃げ切ることは出来ないし、迎え撃とうにももう一度あれを使うことが出来ない以上、


敗北する可能性のほうが高い。


如何にしてこの世界へたどり着いたか詳しいことはわからないが、恐らく自分は時空間移動を行ったのだろう。


植えつけられた知識の中に該当するものがある。


正確に目的地を定めたわけではなく無作為的にこの世界に来たため、奴等がここを突き止めるまでに


多少は時間があるだろうが、それでも速やかにここから移動してどこかに身を隠さなければいけない。


(それでも時間稼ぎくらいにしかならないけどな……っ!? 何だ? 奴等じゃない……何かが転移してくる?)


皮肉にも奴等によって弄くられたこの体は、普通の人間とは比べ物にならないほど高性能なものだ。


高度に鋭敏化された五感がこの宙域への転移反応も事前に察知する。


まるで、レーダーでも備え付けられたかのような索敵能力だ。


(反応は一つ……大きさから考えて宇宙船、か? だとすればあちらがわと同じくらいの時代なのか?


だが、向こうでは人類には転移などという技術は存在しなかった。奴等の反応は感じられないが……)


奴等でないのならば、この世界の生命体が転移という技術を保有しているということになる。


それに、ここは月よりも地球に近い距離にある。その生命体がこの世界の人類である可能性は否定できない。


無論、奴等であるにせよそうでないにせよ、警戒しなければならないことに変わりはないが。


敵対する意思がなければそれでよし。そうでないのならば……


(その時は戦うまでだ。誰にも邪魔はさせない……!)


そう、自分はこんなところで立ち止まるわけにはいかない。死ぬなどもってのほかだ。


この身には己の全てをかけてでも成し遂げなければならないことがある。それが達成されるまで


自分は止まることはあってはならない。この身が燃え尽きるのは全てが終わってからだ。


槍を構えて臨戦態勢をとりつつ、転移してきた艦の出方を待つ。


(確かに宇宙船だが、俺の知るあちらがわのものより遥かに高度なもののようだな…さて、どう来る?)


実際のところ、戦う力も時間も殆ど残ってはいない。話が通じる相手であれば戦わないに越したことはない。


意識が朦朧としてきていて体もろくに動かない状態。


焦りを感じつつその場から動けずにいると、相手からの通信が入る。


『こちらは時空管理局だ。先ほど、この宙域に次元転移反応及び膨大な魔力を感知した。


そちらと謎の生命体との戦闘も確認している。どういうことなのか事情を説明してもらいたい』


(時空管理局……? そんな訳のわからないものまでここには存在してるのか?)


それに先程の転移、むこうでは奴等しか持ち得ない技術だったがこちらでは人類が保有しているということだろうか。


似ているようで違う世界、この世界に落ちてきた時から違和感はあったがこの世界と元の世界のズレは


自分が想像していた以上にかなり大きいものらしい。


「……嫌だといったら?」


『残念だが、武力を行使してでも拘束させてもらうしかない。こちらとしてはそれは出来うる限り避けたいんだが』


「…………」


とりあえず、今のところは戦うつもりはないらしい。が、こちらが拒否すれば戦闘も辞さないということか。


今の自分の状態から考えて、戦うという行為はリスクがあるだけでメリットがない。


不用意な接触は出来るならばしたくはないが、この状況ではそうも言っていられない。


それに真偽はともかく、向こうは管理『局』といった。ならば、ある程度の規模を持った組織ではあるはずだ。




相手は自分たちのことを知りたがっていて、こちらもこの世界の情報が欲しい。


(決定、だな)


遅かれ早かれ、誰かが自分に接触してくるだろうということは想像に難くはなかった。


偶然、それがこの世界にたどり着いてすぐだったというだけの話だ。


こちらの事情を話したところで到底信じられないだろう。元より、全てを教える気などさらさらないが。


もっとも、最低限の内容の説明であっても実際にあれを見た以上、向こうは納得するだろう。


「わかった。なら……ぐぅっ!」


『? どうした?』


先ほどから限界をとうに超えていた体を無理矢理気力で動かしていたが、どうやらその気力すらも限界になってしまったらしい。


「が……はぁ……!」


ひどい頭痛とともに、世界が急速に閉じていく。


(疲労した状態で変身と戦闘を繰り返したつけが回ってきたか……!)


遠ざかる光に懸命に手を伸ばすが、無情にもその距離は開いていく。


(こん…な、とこ……で、たお…れる、わけには…いか……ない…のにっ……)


悔しさに悶えながら彼の意識は闇に落ちた。














「おい! どうした、返事をしろ!」


急に身悶えたかと思えば、それきり何の返答も返ってこなくなってしまった。


こちらを欺こうとしているのかとも考えられたが、先ほどのあの苦しみ方は演技とはとても思えない。


どうやら、本当に気を失ったようだ。


「『白騎士』活動停止。どうしよう……回収、する?」


エイミィが困惑気味に振り返って、後ろに立つクロノに尋ねる。まだ目の前で起きている現実に、


理解が追いついていないのだろう。


無理もない。こんな非常識をありのままに受け入れられるほうがどうかしている。


反応を追って、ここに着く直前に再び膨大なエネルギー反応が感知された。


魔力とは異なるようだが、そのエネルギー総量はロストロギアにも匹敵している。


しかも、その発生源があの白騎士なのだ。


最初のものといい先ほどのものといい、あれだけのエネルギーはもはや人間大の生物が制御できるものではない。


仮に可能だったとしても、開放した余波に肉体が耐えられずに自己崩壊を起こす。


だがあの白い騎士は、その常識を自分達の目の前で覆してしまっている。


彼女が懸念しているのは、そのような危険な存在を艦に収容していいものかということだろう。


他の局員も皆一様に同じ疑問と不安を表に出している。


「……とりあえず回収しよう。他に手がかりはないようだしな……それでいいですね、提督」


見ると、母でもあるこのアースラの艦長も自分と同様に厳しい顔をしている。


なのはやフェイト、はやて達は先ほどから驚愕の表情を浮かべたまま固まっている。


守護騎士の中でも冷静沈着な部類に入り、あまり表情を崩すことのないシグナムでさえも


少なからず動揺が表に出ている程だ。


「……そうするしかなさそうね。ひとまず、『白騎士』を回収します。


それから、医療班にも連絡を」


「りょ、了解」


そして、問題は『白騎士』だけではない。


あの巨大な『虫』のことも対策を講じなければならないだろう。


本当に、何がどうなっているのか。


執務官という立場と人の目があるからこそ表面上は冷静に対応しているが、


周りに人がいなければパニックを起こしているところだ。


(何にせよ、また厄介なことになりそうだな……それも、これまでにないくらいの)


この先に待ち受けているだろう困難のことを考えて、クロノは深いため息をついた。








後書き

ええと、どうもはじめまして。とりあえず作者かと思われるAREXです

本作をお読みいただき、本当にありがとうございます。M(__)M

いやもうこれは本当になのはなのかといった感じなんですけど、なのはです。多分。

一応、A'sから二年後くらいのなのはとテッカマンブレードとのクロスとなっています。

かなり昔の作品なんですけど、最近ではスパロボにも出ているので知っておられる方も

いらっしゃるのではないかと。

知らないという方に、稚拙ながら説明させていただきますと、一言で言って

あまりにも主人公に救いのない悲劇の物語です。

宇宙で遭遇した謎の生命体に体を改造され、徐々に肉体が組織崩壊を起こすという

時限爆弾を抱えながらも、その生命体の侵略を防ぐために戦うというのが

大筋なんですが、その敵として戦うのがなんと同じく侵略兵器として

改造されて、意識を支配された主人公の家族なんです。しかも対抗できるのは実質彼一人。

途中でパワーアップを果たし組織崩壊は止まりますが、今度は戦うたびに記憶を失っていくことに。

その上肉体の負担が爆発的に増えて残り二ヶ月というわずかな時間しか生きられない。

それでも戦い抜いて、勝利(といえるかは甚だ疑問ですが)を得るが彼はその時既に……

という感じです。本当に悲しい話ですが、それと同時に非常に熱い!

昔の作品なので、原画はしかたありませんがストーリーの出来が非常に良い良作です。

気になった方は調べてみてください。ニコニコでも見れたかと。

お読みいただく上での注意として、本作のテッカマンブレードは設定だけを借りた半オリジナルとなっています。

なので、原作とは人物や展開が異なりますがその点はご了承していただけると嬉しいです。

未熟ではありますが、精一杯書いていこうと思うのでよろしくお願いいたします。

感想や誤字脱字報告お待ちしています。それでは、また次回にお会いしましょう。






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