あなたの探し物はなんですか?


普通では味わえないような非日常を


それは見つけにくいものですか?


普通では味わえないものですから


鞄の中も机の中も探したけれど見つからないのに?


そんなに簡単に見つかったら、探す方としても楽ですよ


それでも探す気ですか?


見つかるまで足掻いてみようと思います


......それは...あなたが諦めない限りいつか必ず見つかりますよ




そして目が覚めた






魔法少女リリカルなのは×オリジナル   The story of the differeot viewpoint  00 プロローグ




とある都市の上空

『フェイトちゃん、はやてちゃんに通じた?』

なのはは索敵魔法を使いながら自身の視界でも索敵していた

『だめ。多分この結界に協力な妨害魔法が織り込まれてるみたい。雑音ばかりでなにも聴こえないよ...』

念話で連絡をとったフェイトだが、結果はいいものではなかったようだ

なのはとフェイトの二人は、とある不法ロストロギア所持者を追っていた

「早く捕まえないと...」

既に5人ばかり別世界で負傷者が出ている

幸いこの世界ではまだ被害は確認されてないが...
早急に手を打たなければ新たな被害者が出るかもしれない

といっても...事態は悪い方に傾いているようだ

追い詰めたと思った瞬間...結界と言う名の檻に閉じ込められた
ロストロギアの力の恩恵か、結界破りがまったく効かない

切り札の最大チャージのSLBなら破壊出来そうだが...チャージに時間がかかるため良策とは言えない

迂濶に動けない
しかし早くしなければ相手に逃げる時間を与えてしまう

八方塞がりとは言ったものだった

魔法に関わる者なら一度は聞いたことがあるはずだ
この二人のことを...

管理局のエースオブエース、高町なのはの名を
あの執務官の義妹、フェイト・T・ハラオウンの名を

あの二人相手に一人で勝てるはずかない
どんなロストロギアを持ったとしても
事実幾度か交戦したが、相手は決定打を入れられないでいた

つまり力不足なのだ

だから...犯人は逃げる機会を窺っている

犯人にとっては、この場から逃げられれば勝利を意味する

ここまで追い詰めたのに...
見失えば捜査は振り出しに戻ってしまう
なんとしても逮捕しなくては

二人は焦っていた
その焦りが、結界内にいるはずのないソレに気付くのを遅らせた

『! フェイトちゃん!あそこ!』

突然気配とも似つかない違和感を感じる
フェイトも気付いたようだ
間違いない
あれはロストロギアの魔力だ

あれほど禍々しい気配を放っていると、そっちね気の者でなくても悪寒を覚える

なのははレイジングハートを構えると足下に魔方陣を形成した
不意の重い一撃に備えるために魔力を溜めているのだ
(カードリッジはなるべく温存しないと...)

離脱ができないため、カードリッジの補給はできない

この世界、第97管理外世界「地球」極東地区日本はなのはの生まれ故郷だ
たとえ県が違う程度のことでその地を踏み荒らされるのは決して快いものではない

それはフェイトにとっても同じだ
なにせフェイトの全てを変えるきっかけになったのが、この世界でのなのはとの遭遇なのだ
そんな自分のルーツとも呼べる場所を汚されて良いわけがない

フェイトは捜索を止めなのはと合流し、同じく防御魔法を唱える
お互いに背を預け、他方向からの奇襲に備える

「!」

来た

なのはを正面から狙うように真っ直ぐ、しかし高速で迫ってくる

「レイジングハート!お願い!」

『Rouod shield』

桜色の魔方陣が盾のように展開される

展開された魔方陣に吸い込まれるように相手が突っ込んできた

衝突

敵の動きが停まった瞬間、二人の目に飛び込んできたのは悪魔と人を足して2で割ったような容姿をした男...俗に言う吸血鬼だった
口元から覗く鋭い歯...キバ
背中に対の羽を持つ...蝙蝠のような翼

「じ、時空管理局の者です!あなたは包囲されています!抵抗せずに武装を解除して我々にーーー!?」

その姿に驚きつつも冷静に言葉をかけるが、吸血鬼に顔を見て凍りついてしまった

ラウンドシールドを無理矢理食い破ろうと、魔導師の証しである杖を突き出す
その表情は...狂喜そのものだった

二人は気付いた
この人は逃げようとしていたんじゃない
力を溜めていたんだ

内心で傷付けることを躊躇いつつ、フェイトは己の頼れる相棒を掲げた

「バルディシッュ!早く苦しみから解き放とう!」

『yes,sir.』

バルディシッュの先端に魔力刃が形成される
その形は鎌
死神の武器を天使が使う
犯罪者を刈り取るために

なのはのシールドを食い破るのに夢中になっている隙に斬り込む

「でやぁぁぁぁぁーーーっ!」

ソニックフォームでもないのに一瞬で距離を詰める

しかし、その一撃はかわされた

「えっ!?」

首筋を狙っての一撃は決してはずすような勢いではなかった
なのはでさえとったと思う攻撃だったのに...

「フェイトちゃん危ない!」
はっとした瞬間、背後に気配を感じる

『Accel shooter』

桜色の球体がフェイトの背後に回り込んだ吸血鬼にヒットする

 いいように鳩尾にはいり、吸血鬼はその威力を恐れたのか距離をとった

「報告にはあんな知能はなかったはずだけど...」

フェイトは先日送られてきた報告書の内容を思い出す
あのときはこんな吸血鬼のような容姿も確認されていない

「多分...それだけロストロギアが侵食してるってことなのかも...」

なのはの見立ては正しいとフェイトは思った

「早く...解き放ってあげないと...」

吸血鬼の足下に魔方陣が展開される
深緑色をしているその魔方陣は、三角形を現していた
近代ベルカ式か...

なのはとフェイトも魔方陣を展開する

「フェイトちゃんが接近戦で引き付けて...」

「なのはがとどめの砲撃ってところだね」

お互いに考えていることは同じだったようだ






吸血鬼と二人の魔法少女が向き合っている頃、地上では....

「おっ、なんだ?あの光は?」

一人の青年が自転車に乗って空を見上げていた





それはありえないはずの出会い

本来の時軸とは少しだけずれた、別の話



魔導青年ウィンドユウト
始まります



続く










後書き


初めまして
蒼天の狩人という者です

小説歴は一、二年程です
新参者です

うまく書けたかどうかは分かりませんが...ボロクソ言われるのは慣れていないのでお手柔らかにお願いします

オリジナルで本来の設定もロクにしらないので多少勘違いしているところがあるかもしれませんが、まあ仕様ということでお願いします

楽しんで読んでもらえると嬉しいです


主人公はなのはではなく、オリジナルの青年です
最後のwind(風)というのはもう少し先で明らかになることですので...追求しないでください

なのはフラグは立つかどうか分かりません
オリジナルヒロインでたてるか悩んでいます


次回は今の主人公を取り巻く環境を書きたいとおもいます


それでは、こんな未熟者ではありますが、最後までお付き合いください



作者さんへの感想、指摘等ありましたらメ−ル投稿小説感想板

に下さると嬉しいです。



蒼天の狩人でした