手裏剣戦隊ニンニンジャー
手裏剣戦隊ニンニンジャー
概要

忍びなれども忍ばない!


かつて史上最強の忍者とうたわれたラストニンジャこと伊賀崎好天。
彼らによって封印された牙鬼幻月率いる妖怪達が蘇ってしまった。

忍術道場で技を磨いた5人の孫達が、祖父の遺志を継ぎニンニンジャーとして戦う――

レビュー

不幸な事件で一週遅れで開始したこの作品も、いつの間にか一カ月が経ちました。
三度目となる忍者モチーフ。
「忍びなれども忍ばない」というフレーズは印象に残りますし、アクションも独特で面白いです。

しかし、ここまで見ての個人的な感想は「まだまだだな……」ですね。

ニチアサの特撮は若手の登竜門と言われるくらいですから当然若手が主役を担うわけです。
若手ですから経験が足りず、色々実力が低かったりします。
一番感じたのは表情の演技です。
正直、変身前の俳優さんの表情よりも、顔がマスクで覆われる変身後の方が表情豊かに見えます。
「顔」という一番感情を表しやすい表現方法より、
スーツアクターさんの全身の動きの方が表情がわかりやすいというのはなんとも。
スーツアクターさんは何年も「中の人」をやってるので、
それと比べるのは酷だとも思いますけど、どうしても違和感を感じます。
セリフもまだ「読んでる」感じですね。
しっかりとキャラクターを掴んでたら、台詞はちゃんと「出てくる」感じになるはずです。
まあ俳優さんの成長を楽しむってのもニチアサの楽しみ方って面もあります。
トッキュウジャーもしばらくしたら「らしく」なったし、
今じゃ売れっ子になったシンケンジャーの松坂桃李も、最初のうちは硬かったですからね。
……仮面ライダー電王、佐藤健みたいにしょっぱなからハンパない奴も時々いますけど。


とにかく今後の成長に期待です。


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